2013年5月17日金曜日

温泉に行かない日(205) 散髪に失敗

この5月は、な~んにも書いていないなあ。
身辺に雑事多くと言い訳。

昨夜、散髪に行きました。
自宅近くにある散髪屋さんで、土日は980円、平日昼間なら690円(いずれも税込)という感謝すべき料金です。
私は貧乏なのでここ数年この散髪屋さんにお世話になってます。
ところで私の頭髪は、生え方が特殊というかクセがあるというか、こめかみ辺りの部分が下ではなく横に伸びる傾向があって、それを誤魔化すには髪の毛を物凄く伸ばすか、逆に短くするしかないのです。
若い頃なら兎も角、この年でロン毛にしても内田裕也のようにかっこよくはなれないので、たいていの場合は短い方を選択してます。
そのくせ私の毛髪はヒトより早く伸びるという性癖もあるため(相当エッチなのか?)、今回は思い切っていつもよりも更に少し短めに刈ることにしました。

私は格安理髪店で、時間をかけて細々した注文をつける事は、客の回転が落ちる(=その店の売上が落ちる)原因になると思えて嫌い[1]なので簡単明瞭に、
「後ろと横は上の方まで刈り上げて貰って、てっぺんも全体に短めにして下さい」
とだけ注文し、
「後はお任せします」
とお願いしました。
髪を切ってもらう時に眼鏡をかけていると当然邪魔なので眼鏡を外します。
眼鏡を外すと超ド近の私には何も見えなくなりますが、散髪するときはいつもこうなので別に気にはなりません。

「Aコース入りま~す」
との声がかかり、すぐにバリカンの音がなり始めそれは暫く続き、そのあとにシャキシャキという軽快なハサミの音が頭の周りをくるくる回ります。
バリカンの音はいつもより長く続いた感じがしましたが、基本的にお任せですので、それについては何も言いませんでした。
そして約10分後、
「は~い出来ました」
との声が掛かりました。




鏡を見ましたが、まだ裸眼のままなのでぼやけていてしっかりとは見えません。
ただまあその限りではいつもくらいな髪の感じ。
しかし眼鏡を着けて鏡を改めて眺めるとこりゃ吃驚、そこには痩せて貧乏くさい笑福亭鶴瓶、もしくは桂小枝に酷似した男が映っていました。

なんというか、社会人としては限りなくクロに近いグレイというか、見ようによってはやや反社会性を感じる髪型。
こういうのってソフトモヒカンっていうんですかね。
こめかみ辺りは殆どスキンヘッド状態。
頭頂部には少し盛り上がった頭髪。
もし私が深夜道を歩いてて、こういう髪型の中年男が向こうからやってきたら、迷わず110するだろうな。

私は事務職ですが、接客業的な要素の仕事も一部しているので、顧客が見たらやばいかもと小心な私は怯えていますが、まあ私の毛髪伸張速度は通常のヒトよりも早い(相当スケベか?)事をよすがに、ここ一ヶ月は過ごすことにいたしましょう。
しかしこの頭髪、ヤバイよなあ。

© ill-health(ruephas) 2013
[1]
顧客の「安くサービスを受ける」ということと理髪店の「短時間で仕上げて回転を上げて収益性を向上する」ということの取引だと思うので。
もしいろいろ注文付けたいのであれば、別の場所でそれなりの料金を支払ってやってもらえばいいですね。
「安く」「時間をかけ」「細かい注文をつける」というのは顧客側のイイトコどりの我が儘放題ってやつだよね。


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たぶん。