2013年5月5日日曜日

みよし湯(11)

実に約1週間ぶりのポスト。
今年は例年と違い、仕事が連休まで食い込んでくることはなかったのですが。何時もの如く連休中は出来るだけ外に出ないように心がけようと思ってました。
とは言っても、近所の公園で昼酒しちゃったし、灯台に登りに御前崎に行ったりはしましたが。
でもまあその程度であり、その他は暫く読んでなかった鬼平ものをまとめ読みしたり、友人が貸してくれた小田和正の八景島ライブDVDを鑑賞したりと、云えば「ごろ寝タイプ」の休日でした。
で、今日はみよし湯に行って来ました。
街中に基地外及び彼らの特殊車両が溢れかえって前進すら儘ならぬのではという恐怖があったのですが、想定外にも普段の日曜日よりも道が空いており、14時30分過ぎに家を出たのですが、みよし湯が開く15時だいぶ前についてしまって拍子抜け。
基地外及び彼らの特殊車両は、主戦場たる駅前方面に集結してバカ基地外パワーを蟻の如く蝟集した地元民に見せつけている模様です。





みよし湯に行こうと思った時、先日立ち呑み屋で知り合いになったヤクザ上がりの妙に生真面目な人ともしかしたら再会できるのではという期待を持っていたのですが、残念なことに本日は来ていなかったようで残念でした。
今日もみよし湯は結構な繁盛ぶりで、男湯浴室内には8人、脱衣場には2人とここのベスト入浴人数をやや超えた人口密度、しかしこれは嬉しい限りです。
頭を洗うために浴槽のお湯を汲もうとしたら、丁度浴室に入ってきた若いお兄さんと腕が打つかり、
「これは失敬」
と謝ると、その短い茶髪のお兄さんも、
「いやいや」
と笑って返して来ました。

頭も体も綺麗に洗い湯船に浸かって上を見上げると、午後3時の透明な日光が天井のトップライトから差し込んでキラキラしていて誠に良い具合です。
まあしかし、そのキラキラした光を浴びているのは私くらいのオッサンと萎びた爺さんばっかりなんですがね^^;
その中でもさっきの若いお兄さんだけはは流石にキラキラした光に映えてますけどね、はは。
いいなあ、銭湯。
今日は残念ながらいつものようなおもろい感じの人はあまりいなくて、いつもよりは早めに浴室を後にしました。

可成り熱くてふらふらしていたのですぐには帰らず表に出て涼んでいると、少し後から出てきたさっきの若いお兄さんがこっちに来て、
「すんません(今日日の若いヤツっぽく「さーせん」と聞こえた)。ライターとかって持ってますか」
と尋ねられました。
カバンに中に何個か常備している非常用のライターを探しだして、
「あげるよ、これ。ライターいつも幾つか持ってるんだ」
と差し出すと、
「ありがとうございます。ここにはいつも来るんですか?」
「うん。月に数回くらいは来てるね」
「そうですか!僕もそんな感じです。いいですよね、ここの銭湯」
「うん。僕もここ好きだよ」
それだけの会話を交わすと、彼はチャリに乗ってどっかに出かけて行きました。
火照った体がようやく冷めた私も、車に乗って帰りました。

本当はこのままどっかの呑み屋に行って、ビールを2〜3杯さっと引っ掛けてから帰ることが出来れば、本当にこの世の極楽なんだけどなあ…


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