左側の建物、水色っぽい方が菊乃湯の後に立った家 © ill-health/YT 2016 |
仕方ないといえば仕方ないけど、残念なことには変わりません。
テルマエ・ロマエの影響で銭湯ブームが一時期盛り上がったりしてましたけど、あれはあくまで一過性であり、私のような門外漢な一見さんがたまに行っても経営的には何の影響もなく、結局地元の人達が普段使いするかどうかで銭湯の存続が左右されるのだけど、たぶん今日日の住宅(賃貸含む)の内湯装備率は限りなく100%に近いと思うので、普段遣い率はどんどん減ってきているんでしょう。
過日見たニュースでは、あれは関東の方の話だったような気がしますが、ある銭湯はマラソンやバイク(自転車)ブームに目をつけ、それらの基地として銭湯のスペースを提供するというサービスで売上を伸ばしているとのこと。
つまり、銭湯の板場を改修して大きめのロッカーを設置。
利用者は荷物をそこに預けて走りに出かけるというわけですね。
ひとっ走りしたら当然銭湯に戻ってひとっ風呂。
さっぱりして家路につけるということであります。
バイクなどの場合、1台数十万、ヘタすると100万とかする場合があって、普通の風呂屋なんかだと盗難が怖くておちおち湯船に使ってられないということも有ると思いますが、そのへんの対応もきちんとしてくれるのであれば安心して汗を流せるというものです。
普段の生活の中での銭湯の存在意義が薄れてきているのであれば、それを逆手に取って「非日常での存在感」を追求するのも一つの手かもしれません。
兎にも角にも私の知っている限りでは、豊橋の銭湯は残り2湯で、石巻湯と人参湯のみとなってしまいました。
あの激熱風呂にもう入れないと思うと残念であります。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。