父親の入院に伴ってここ数週間で1000キロ以上の距離をクルマで走ってややお疲れ気味ですけど、予てからの予定通り本日4月2日、浜松に戻ってEMX-3の納車を受けることになりました。
開店時間の10時丁度にミソノイサイクルに行くと、先日お会いできなかった店長さんが本日はいらっしゃっていてご挨拶しました。
そうこうするうちに、今やすっかり私のロードバイク師匠となってしまった感のあるOさん(以後は「師匠」と呼称します)も来店。
来客多数で多忙の中、購入した物を確認しながら自転車本体と周辺グッズを受け取り、こうなるとやはり緊張が高まってきます。
ハンドルにはCat EyeのLEDヘッドライトの他、師匠から暫くお借りするGarminのEdge 800Jがど贅沢にも取り付けられており、もう本当にオーバースペック極まれり、って感じです。
まあこれはすぐにお返しする予定なんですが(欲しいけど)。
ショップ2階のフィッティングルームで、ネット購入で何とか今日に間に合った中華製パチもんジャージと、このショップで買ったビブのレーパンを身につけ、これまた昨日何とか滑り込みで購入したPumaのフットサル用シューズを履いて、クルマで天竜川まで移動していよいよ師匠によるライディングクリニックです。
河川敷に着き、クルマに載せるときに外していたフロントホイールと車体を取り出し、慣れぬ手つきでそれを組み立て、ヘルメットとグローブを嵌めていよいよ開始。
遂に乗ります © ill-health(ruephas) 2016 |
最初に乗り方(跨がり方)とスタートの仕方を教わって遂に走り出しました。
人生初ロードバイク。
走りだしての感想。
走り始めた瞬間は、感激したとかその手の感情よりは、
「俺みたいなへっぽこな奴が今こんなのに乗ってる。なんかの間違いではないか」
という戸惑い系の気分でした。
しかしいざ走り始めると、当然の事ながら普段遣いの折りたたみ自転車とは全く異なった爽快感というか、クランクに与えた力が全く無駄なくチェーンに伝わり、スプロケットに伝わり、ホイールとタイヤに伝わって、漕いだ分だけ前に進み、スピードが上がっていく感動。
その感覚が身体に伝わってくるに連れて、
「わあ、こりゃ気持ちいいわ」
というのに変化してきました。
走りながら師匠から、ハンドルの持ち方、ペダルに載せる足の位置、姿勢、シフティングの方法、視線などなどを教えてもらいました。
暫く走ると停止し、今度はブレーキングについて可成りしつこく詳しく丁寧にレクチャーを受けました。
バイク(エンジン付きのほうね)でもクルマでもそうですけど、安全にしっかり停めれるのは重要というか大事なことで、これはたぶんロードバイクも同じだと思います。
私は昔オンロードバイクに乗っていたのですが、基本はフロントブレーキが主でリアブレーキは使わないか補助的に使う程度だったのでロードバイクも同じと思っていたのですが、実際には違うんですね。
停止するときには体を少し後ろにずらして荷重をリアに持って行き、ブレーキはフロントリアを同じ割合で使う。
停止する前にはペダルの上に立ち上がり、右脚を下に伸ばしきって左脚をついて止まる。
というのが基本。
右脚を伸ばして左脚で着地するのは、逆だと右側に転ぶ可能性があり、その場合はクルマにアタマを轢かれて死ぬからだそうです。
納得。
パニックブレーキの時も基本は同じなんですが、リアへの荷重移動をもっと強くして、ペダルに立つときは「飛び上がるような感じ」にして、ブレーキを強くかける、ということでした。
何回もそれを練習し、アタマでは理解できたので今後練習を繰り返してカラダで覚えるようにしようと思いました。
こういう感じで師匠のクリニックは続き、非常に勉強になったというかラッキーだったというか。
最初にきちんとした知識を持っている先輩にその知識を授かるというのは本当に素晴らしいなあと思いました。
我流は良くないですよね。
基本を直に教えてもらえるなんて本当にラッキーでした。
「じゃ、そろそろ戻ろうか」といって師匠は走りだし、「じゃあ、今先に誰も走ってないから一度限界まで飛ばしてみて」といいます。
ならばやってやると決意し、やってみました。
だめ。
3分と持たない。
死にそう。
限界を覚えて停まると、後から追いかけてきた師匠、
「じゃあ、クルマのトコまで走るか」
と云って師匠はまた走りだし、今度はあろうことか私をちぎり始めました。
師匠が乗っているロードバイクはかなり高性能ではありますけれども、とはいっても御年○○歳。
私より可成り年上である師匠が瞬く間に私をぶっちぎって行きます。
くう。
全く追いつけない。
途中でスローダウンして私を待ち受けていた師匠がニヤニヤしながら私を見てます。
「流してる時は気持ちよさだけしか感じないけど、こういう側面もロードバイクにはあるということを知ってもらいたかったんだ」
とのこと。
人生初ロードバイク。
走りだしての感想。
走り始めた瞬間は、感激したとかその手の感情よりは、
「俺みたいなへっぽこな奴が今こんなのに乗ってる。なんかの間違いではないか」
という戸惑い系の気分でした。
しかしいざ走り始めると、当然の事ながら普段遣いの折りたたみ自転車とは全く異なった爽快感というか、クランクに与えた力が全く無駄なくチェーンに伝わり、スプロケットに伝わり、ホイールとタイヤに伝わって、漕いだ分だけ前に進み、スピードが上がっていく感動。
その感覚が身体に伝わってくるに連れて、
「わあ、こりゃ気持ちいいわ」
というのに変化してきました。
走りながら師匠から、ハンドルの持ち方、ペダルに載せる足の位置、姿勢、シフティングの方法、視線などなどを教えてもらいました。
暫く走ると停止し、今度はブレーキングについて可成りしつこく詳しく丁寧にレクチャーを受けました。
バイク(エンジン付きのほうね)でもクルマでもそうですけど、安全にしっかり停めれるのは重要というか大事なことで、これはたぶんロードバイクも同じだと思います。
私は昔オンロードバイクに乗っていたのですが、基本はフロントブレーキが主でリアブレーキは使わないか補助的に使う程度だったのでロードバイクも同じと思っていたのですが、実際には違うんですね。
停止するときには体を少し後ろにずらして荷重をリアに持って行き、ブレーキはフロントリアを同じ割合で使う。
停止する前にはペダルの上に立ち上がり、右脚を下に伸ばしきって左脚をついて止まる。
というのが基本。
右脚を伸ばして左脚で着地するのは、逆だと右側に転ぶ可能性があり、その場合はクルマにアタマを轢かれて死ぬからだそうです。
納得。
パニックブレーキの時も基本は同じなんですが、リアへの荷重移動をもっと強くして、ペダルに立つときは「飛び上がるような感じ」にして、ブレーキを強くかける、ということでした。
何回もそれを練習し、アタマでは理解できたので今後練習を繰り返してカラダで覚えるようにしようと思いました。
こういう感じで師匠のクリニックは続き、非常に勉強になったというかラッキーだったというか。
最初にきちんとした知識を持っている先輩にその知識を授かるというのは本当に素晴らしいなあと思いました。
我流は良くないですよね。
基本を直に教えてもらえるなんて本当にラッキーでした。
「じゃ、そろそろ戻ろうか」といって師匠は走りだし、「じゃあ、今先に誰も走ってないから一度限界まで飛ばしてみて」といいます。
ならばやってやると決意し、やってみました。
だめ。
3分と持たない。
死にそう。
限界を覚えて停まると、後から追いかけてきた師匠、
「じゃあ、クルマのトコまで走るか」
と云って師匠はまた走りだし、今度はあろうことか私をちぎり始めました。
師匠が乗っているロードバイクはかなり高性能ではありますけれども、とはいっても御年○○歳。
私より可成り年上である師匠が瞬く間に私をぶっちぎって行きます。
くう。
全く追いつけない。
途中でスローダウンして私を待ち受けていた師匠がニヤニヤしながら私を見てます。
「流してる時は気持ちよさだけしか感じないけど、こういう側面もロードバイクにはあるということを知ってもらいたかったんだ」
とのこと。
クルマまで戻り、ヘロヘロになってEMX-3から降り、最後は苦しかったけど「気持ちいい」という方が上回ってました。
フロントホイールを外して車体をクルマに仕舞い、最後に師匠にお礼を申し述べてから帰路に着きました。
その後師匠からは何通かのメールを頂き、走りながらでは教えきれなかった事について幾つかフォローしていただきました。
本当に恵まれたロードバイクのスタートでした。
ロードバイクを手に入れ走り始めましたんで「ロードバイクを手に入れたい日記」はこれにて終了。
以後は、Ride before you look!(見る前に乗れ!)という日記(週記?月記?)に変えます。
ロードバイクを手に入れ走り始めましたんで「ロードバイクを手に入れたい日記」はこれにて終了。
以後は、Ride before you look!(見る前に乗れ!)という日記(週記?月記?)に変えます。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。