2019年9月27日金曜日

温泉に行かない日(395) コンピュータは案外莫迦である

仕事では毎日コンピュータを使っとる。
大抵の日は1日当たり10時間程度仕事しとるが、そのうち少なくとも8時間はコンピュータに向かって仕事しとる。
はっきり云ってもう飽き飽きしとるがこれをせぬとおまんまの食い上げだし好きな酒も飲めんから仕方ない。
コンピュータを使っての仕事は、文章を書いたり連絡事項を先方に伝えたり計算したり、あとは現在事務所で導入予定の大規模ソフトの設定を泣きながらやっとると云うのが主なものだが、その他にコンピュータで個人的にこれは便利だと思っとるのが、書類をPDFにして保存しとくという機能。
ワシは、来た書類のうち保存が必要だけども原本は必要がない類はすべてPDFにして保管するようにしとる。
机は溢れ返らんし探すのも簡単になり誠に便利な機能だと思う。

さて既にいくつか書いとる通り、ワシは現在五十肩と戦っとる。
ワシの周囲の者たちもそれを重々知っておって、そのうちの1人が、五十肩に関する記事が書かれた新聞の現物をくれた。
因みにその人も暗く悲しい五十肩の世界から努力の末抜け出したという人じゃ。
さてその紙面じゃけど、ちいとイリーガルっぽいが転載する。
これじゃ。

よく見れば分かるが、裏側の字とか透けて見える
更に良く見れば新聞の折り目も見えるはずじゃ
印刷された現物をスキャンしたからじゃ
Copyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.
事務所で購読しとる日本経済新聞の2019年9月14日土曜版に掲載されとった「四十肩・五十肩の対処法」という記事で、大変上手いことまとまっとると思ったんで、どこでも読めるようにPDF化してiCloud上に保存した。
保存したPDFをAcrobat Reader Xで開いて、記事を読むためにマウスをスクロールさせとったら何と、記事の文字部分だけが綺麗に選択されとるではないか。
意図せずドラッグ操作をしてしまったらしい。
繰り返しになるが、これはExcelやWordで編集したファイルを直接PDFに吐き出したものではなく、印刷された新聞をスキャナで取り込んだものじゃ。

右上から左下に向けて普通にドラッグしたら
文字だけがキレイに選択された
左の方にある図解中の文字も選択されとる
Copyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.
お、これはどうしたことじゃろうかと思いその状態でCtrl+Cでコピーし、テキストエディタに貼り付けてみたらこりゃ吃驚、綺麗に貼り付けることが出来た。

可成りの識字率
改行は仕方ないじゃろう

現物はこちらじゃ。
こりゃ便利かもしれん。
現在やっとる次期システムの開発に伴い、ユーザ向けのマニュアルを作りたいとき等、受信したPDFの一部だけを使って文章を作りたい時は結構ある。
これは使える、偶然ながらもよい機能を発見したと悦に入りながらまたふと思った。

ワシの場合、会議打ち合わせなどではまだまだペンでメモをとることが多い。
コンピュータだと絵や表を素早く書くことが出来んからじゃ。
ただワシは大変に字が下手糞で、自ら記した文字を自らが読めんということが非常にしばしば発生しており大変に危惧しておる。
これに対してこのほど新発見したこの驚きの機能をば駆使するならば「自分の字が読めん問題」から解放されるのではなかろうか。
ワシはワクワクしながら昨日メモした打合せメモをスキャナでPDF化した。
これじゃ。

下手すぎてもう、日ペンの美子ちゃんかまん!
© ill-health(ruephas) 2019

まさに金釘流、蚯蚓がのたくったような字とはこのこと。
保存したPDFファイルをコンピュータで開き、先ほどの要領でドラッグしてみた。

ううむ、微妙に斑な選択状況
© ill-health(ruephas) 2019

なんだかムラっ気のある選択状況じゃけども、実際やってみるまではまだまだわからん。
諦めたら試合終了ですよという銘言もあるし。
この状態でCtrl+C ⇨ Ctrl+VでWordに貼り付けてみた。
もう敢えてjpegを貼ることはせん。
現物を直接すべて見るがよい。
これじゃ。

改めてここに貼り付けてみよう。

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彩欄


f
藁ル





も繕ぽ承壌麹滋雫膿赫タ溺つかr. 醗#.嫌塗券輔濃老
像・ぶり総麦瑳幸
f

l
ト3 紬着鰐噂喜象菟鴇も、蜜豆辱・溺,峰盤〆おも4堪

ばわずき霧稔〔ラ. 『各・鳶飼お

H

‐師崎

ラコラーヂ蛭-

-・
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意味が通りそうなのは、
  • ぶり
  • 師崎
の2単語のみ。
当然いずれも元のメモには存在しない単語じゃ。
やはり衝撃的なのは、特大フォントで記された「H」。
これはもしやワシのことなのじゃろうか。
今日日のコンピュータは、ワシの隠された本質まで暴くほどに高性能化しとるのじゃろうか?
そしてあとはやはり何と云っても「ラコラーヂ蛭-」にとどめを刺すじゃろう。

ラコラーヂ蛭-。

なんか学術名としていかにもありそうな感じじゃ「ラコラーヂ蛭-」
どのような蛭なのであろうか?
沢山血を吸うのであろうか?
何故「ジ」ではなく「ヂ」なのであろうか。
何語なのであろうか?
スペルとしてはやはり「ヂ」を考えると「La-colardi」なのであろうか?
疑問はいや増すばかりじゃ。

ラコラーヂ蛭-

コンピュータは案外莫迦である。
では今日はこれにてさようなら。
皆様ごきげんよう。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。