2019年9月17日火曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(5)

先週末はいろいろ(遊ぶのに)忙しく、会社のスポーツイベントに出たり、静岡松坂屋に行ってMiffy Zakka Festa(9月16日で終わったよん)を覗いたり、Cafe de Clarkに行ってマサオくんの様子を見たりした。
マサオくんとの会見を終えたワシはその足でかんぽの宿 浜名湖三ヶ日(静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑2977-2:053-526-1201:¥600)に向かった。
今年12月20日で営業を終える予定のここじゃけど、案外上質な泉質である事は余り知られておらん。
また館内掲示では「循環」を標榜しとって実際循環装置の存在も確認しとるが、温泉はほぼ常時浴槽縁ギリギリまで満たされており、誰か一人でも浴槽に入ったならばザバザバ掛け流れる「実質源泉半掛け流し」である事もワシが気に入っとるポイントじゃ。
じゃから廃業は誠に残念じゃけどもこれも昨今のご時世という事で、その流れには逆らえん。
せめて廃業閉館する迄のこの3ヶ月の間に出来るだけ沢山通うしかあるまいと思っとる。
ちなみにワシ個人としては、何らかの形でホワイトナイト的な事業者が名乗り出て存続してくれんかなと思っとるが、昨日時点ではそのような様子は見受けられんかった。

昨日はまあまあ程々の混み具合というか空き具合というか、適度な数の入浴客で五月蝿くもなく静まり返ってもおらず丁度良い具合じゃった。
ただ、元気なお子さんが1人若干走しくり回っとったが、そのガキの爺さんが「これ、迷惑だから走ったり飛び込んだりしたらいかん」と静かにしっかり注意をしとったせいで余り気にならんかった。
子供が騒ぐのは仕方ない事で、親なりなんなりがそれをきちんと嗜めればそれだけでだいぶんにこっちの気分も違う事を改めて実感した次第じゃ。

ところで変わった入浴客が2人おった。
どちらも「変な体勢で寛ぐジジイ」と云う概念で括れる。
少し歳が行った人ならばわかるじゃろうけど、ひと昔ふた昔前のご家庭には、鮭を銜えてどんと踏ん張っとるくまさんの彫り物が大抵あったと思う。
若年層のために特別公開するじゃ
総務省の調査によれば、昭和50年の時点で
全国世帯の約99.8%の玄関に
これが設置されとったとの報告じゃ、ウソじゃ
Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd.
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この体勢のままそのままひっくり返った格好、即ち仰向けになって両手両足を天高く突き出した格好で寛ぐジジイがおった。
基本その格好でただじっとしとるんじゃけど、たまさか手や足を伸ばしたり縮めたり痙攣させたりしとる。
いっかな浴槽には入る事はなく、とにかくずっとひっくり返っとる。
そういう人がおった。

もう一人はうつ伏せたままじっとしとるジジイじゃ。
男性ならばわかると思うが、布団であればまだしも、下が岩とかで硬い場合、うつ伏せは辛いし危険じゃ。
要するに痛いし潰れる恐れがある
局所的に耐え難いほどに痛い。
どの局所がどう痛いか、或いはどこが潰れるは読者諸賢の想像に任せるが、つまり頗る痛い。
普通の人類であらば痛くてそのような体勢を長時間保持することはなかなかむつかしいと思うのじゃけど、そのジジイは数十分突っ伏したままいっかな動かん。
彼の局部には神経がないのであろうか?
或いは宇宙人ジョーンズの化身なんじゃろうか?

その2人が露天風呂の脇でそろってそのような体勢をとっとるんじゃ。
君たち、その風景をぜひ想像してみてくれ給えよ。
もうその時点でかんぽの宿 浜名湖三ヶ日は既に異次元じゃよ。
また見たいと切に願うばかりじゃ。
本日こちらからの報告は以上じゃ。

温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
2.0
風情ポイント
4.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
600
温泉コスパ
1.0

風情ポイントについては、普通であればまあ2.0といった感じじゃろうが、今回は面妖なふたり組により特別ポイントを加算して4.0とした。
今回も客観的なよい評価が出来たと自負しとる。

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貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。