その学者の名前は南方熊楠(みなかた くまぐす)という。
ワシゃこの学者のことは殆ど知らん。
専門書ではなく、大昔に誰かの気軽な本(確か日本酒の本)で読んだ限りのことしかわからんのじゃが、それによればこの人は確か細菌学者か何かで、酒飲みで、奇行家で、ゲロを吐くのが上手いという何だかとんでもない知識しかない。
まあ大分前に読んだ本じゃし、記憶違いかも知れんが。
なので、このような奇行好き酒好きの細菌学者が、一見お門違いの神社合祀令とセットになって検索に引っかかるのか不思議に思ったわけじゃ。
例えばシンプルに神社合祀令だけをキーワードに検索すると、あくまでワシの場合じゃがWikipediaの記事がトップヒットする。
で、それ以下は次のとおりじゃ。
- 神社合祀反対運動 – 南方熊楠記念館
- 神社合祀反対運動とエコロジー – 南方熊楠記念館
- 神社合祀(じんじゃごうし):熊野を知るためのキーワード
- 神社合祀令とは - Weblio辞書
- 神社合祀とムラ社会
- 神社合祀と南方熊楠 | 日本を安倍晋三から取り戻す!真の国益を ...
- 「八百万の神」を潰そうとした明治政府に立ち向かった男(真鍋 厚 ...
- 神社合祀に関する意見(口語訳)インデックス:南方熊楠の手紙
- 南方熊楠 神社合祀に関する意見 - 青空文庫
トップヒットしたWikipediaの神社合祀の中にも熊楠の記述があった故、実質的には5項目じゃなあ。
なので先ずワシは常套手段として南方熊楠の云う人そのものをWikipediaで見てみた。
わかったのは博学多才で言語堪能の天才的学者ということじゃ。
昔の日本にもこのような凄え人がおったんじゃなあ、いやあ寧ろ昔じゃったからこそ存在し得たのかのう、等と思いつつ記載を読みすすめると、
1907年(明治40年) - 前年末発布の神社合祀令に対し、神社合祀反対運動を起こす。という記載があった。
ははあ成程これじゃな。
さらに、
1909年(明治42年)9月 - 新聞『牟婁新報』に神社合祀反対の論陣を張る。とある。
Wikipediaではこの2項目があるだけじゃが、何らかの形でこの人が神社合祀令に歯向かっていた様子は伺える。
そこで気になるのは、上記検索結果のうちの最後の2項目。
一番下の青空文庫とは、相当の年月が経過し版権が切れた図書について無料若しくは安価で提供しとるもので、その上の「(口語訳)」というのはそれを誰かが頑張って口語訳してくれたものじゃと思われる。
当然、苦労して文語体のテキストは読みたくはないのでそっちをポチッとしてみたわけじゃ。
で、今読み始めた。
大分長い文章で、口語訳とは云ってもやはりわかりにくい。
兎に角一通りしっかり読んでみて、続きはその後としようと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。