2020年8月9日日曜日

やぎさんが好き!(32) やぎさん住むところに美味いものあり

何故かわからんが、カフェやレストラン、パン屋さんとかにはやぎさんが住んどることが多い気がする。
かつ、やぎさんがおる店はおらん店より美味いと思えるのが不思議じゃ。
ワシが行ったことがあるそのような場所としては次がある。
Cafe de Clark(静岡県浜松市天竜区谷山45)
お好み焼き さわ田(静岡県浜松市北区引佐町渋川4131-1)
ブロートリーベン 都田店(静岡県浜松市北区都田町3522-1)
Chevre(静岡県浜松市西区古人見町1475-1)
石窯パン工房 ちゃっと(愛知県新城市中宇利三社五所33-3)
宮内うどん(静岡県御前崎市宮内377-3)
行ったことは無いが存在を確認しておる場所はこれ以外にそうさな、10箇所以上はあると思う。
やぎさんと食べ物屋さんは何故かあうというか、そんな印象があるが何でそう思うかはワシにもわからん。

そんな中、本日ワシは飽きもせず2ヶ所の「やぎさん+美味いもの」ポイントにでかけてきた。
まず行ったのは宮内うどん(みやうちうどん:静岡県御前崎市宮内377-3:080-5823-8070:水〜金10:30〜14:00:土日8:00〜14:00:定休月火:駐車場は店の横に6台程度)。



つくしちゃんとなずなちゃんという可愛い姉妹やぎさんがおって、ねこさんのみやちゃんもおって、美味いうどんを出してくれる名店じゃ。
うどん蕎麦系の美味い店と云うと、どうしても海原雄山みたいなおっさんが店主をやっとって、食うタイミングや食い方を少しでも誤るならば、
「貴様!オマエのような下衆にこの店で出すものを食う能力はない。カネはいらんすぐ帰れ」
とか怒鳴られてどんぶり投げつけられてしまいにゃあ塩撒かれるようなイメージがあるが、当然ここはそんなことは全くない。
明るい奥さんと寡黙で職人気質な旦那さん(勿論、非海原雄山系の感じの方に見受けられるよ)が店を切り回しておられて、とても明るくて柔らかい雰囲気のある店じゃ。
美味しいガパオうどんに舌鼓を打ち、つくしちゃんとなずなちゃんとひとしきり遊んでから次の場所に向かった。

この暖簾は玄関ではなく中庭にあるもの
玄関のはこれとは違うだいぶ渋いデザイン
© ill-health(ruephas) 2020

これがガパオうどん
赤いのはとんがらしでマジメにちゃんと辛い
辛旨い
© ill-health(ruephas) 2020

日除け固定用の紐を食いちぎらんと
試みるいたずら好きなつくしちゃん
© ill-health(ruephas) 2020

黙々と除草作業をするおとなしめななずなちゃん
© ill-health(ruephas) 2020

次に行ったのは、㈱樹(いつき:静岡県磐田市新貝1401:0538-84-9993)じゃ。



ここについては既に数回か書いとるが、主な事業内容は造園・ガーデニング関連グッズ販売などで、本業の他にその時期時期に相応しいちょっとした文化的イベントなども開催しておる。

おしゃれじゃけどとても馴染める中庭
多分一つの生活提案としての造作じゃろう
© ill-health(ruephas) 2020
そのような会社が何故「やぎさん+美味いもの」なるカテゴリーになり得るのか。
それはこれじゃ。

ワシはかき氷、好きでも嫌いでもないが
これならば毎日食いたい
もしかして冬も食いたいかもしれん
© ill-health(ruephas) 2020
かき氷。
見ての通りの本格的かき氷を期間限定ながら出しておる。
かき氷の内部にも抜かりなく蜜とミルクがかかっており、てっぺんには四角いアイスクリームが乗っており、その上ブルーベリーの実が数粒乗っておる。
「食いもん食った感想が『美味い』だけか〜い!」との誹りをよく受けるわけじゃが構わん。
美味いかき氷じゃ。
場所や店などによれば、ガリガリに削られた荒っぽい氷に、食えば舌がまっかっかになったりまっきっきになったりするようなやっすい蜜をかけたかき氷が700円とか800円する時もあるが、ここのはなんとこれで550円。
売り切れ御免じゃから早めに行くが吉じゃよ。

かき氷の前後は当然やぎさんとの戯れになるのは当然じゃろう。
ここには「まんさく」さん、「ざくろ」さん、「そてつ」さんがおって、仲良く暮らしておるところじゃ。
樹の駐車場は丁度やぎさんスペースの横にあるのでクルマを降りると直ぐにやぎさんたちとの交流を開始できるので好都合じゃ。
まんさくさんはちっちゃ〜い小屋の中で座り込んで遠くをにこやかに見ながら反芻を続けておる。
前回最も激しい食欲をワシに見せつけておったざくろさんは本日ややお疲れのようで、広くて涼しそうな母屋の中で静かに座っておる。
残るはそてつさんじゃけど、小さく低く「べへへへへい」と鳴いて暑い中ワシの方に歩み寄ってくるではないか。
ワシも小さく低い「べへへへへい」をもってそれに応え近づいていった。
路傍の草を少量引きちぎってそてつさんの口元に差し出すと、バリバリ食い始める。
更に差し出すと、更にバリバリ食ってくれる。
そしてついでにワシの指をハムハムし始め、その延長線でワシの腕をもなめ始めたわけじゃ。
やあ、本日は大変に暑くヒトだけではなくやぎさんも水分や塩分が失われがちじゃが、おそらくその塩分を補給するためにワシが書いた汗をなめたのじゃと思われる。
それが証拠に、腕全体を水で洗った後にそてつさんに差し出しても、殆どなめてはくれなんだ。

ところでそのそてつさんじゃが、ワシがざくろさんやまんさくさんと触れ合おうとして移動すると「べへへい」と鳴いてワシについてくる。
逆方向に動いても矢張り「べへへい」と鳴いてワシについてくる。
柵から離れると藪から棒にドンと柵に対して頭突いてくる。
戻ると口をこっちに向けてきて大人しくしとる。
四角くなった瞳孔でワシの方をじーっと見とる。
もしやそてつさん、ワシに馴染んでくれたんかなあと思っとったら、親子連れと思われる女性2人組がやぎさんのところに近づいてきた。
二人がそてつさんに手を差し出しても殆ど何の反応もせんが、脇からワシが近づくとワシの方に寄ってきて矢張り小さく低く「べへへい」と鳴いてくれる。
ううむ、これは。
実際どうかはわからんが、もしかしてそてつさん、ワシになついてくれたんじゃろうか。
じゃとしたらこれは大変に嬉しいことじゃ。

軽く頭付き合って交流を深める
ざくろさんとそてつさん
© ill-health(ruephas) 2020

ニヤリとしながら草をもぐもぐする
大人しいまんさくさん
穏やかなやぎさんじゃよ
© ill-health(ruephas) 2020

最近とみにワシと仲良くなりつつ
そてつさんのご近影じゃよ
© ill-health(ruephas) 2020
ということで、「やぎさん+美味いもの」を一日のうちに2ヶ所も訪れることが出来てワシは大変に幸せじゃ。
このような場所をもっとたくさん見つけたいものじゃ。

■Cafe de Clark

© ill-health(ruephas) 2020

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■お好み焼き さわ田

© ill-health(ruephas) 2020

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■ブロートリーベン 都田店

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■Chevre

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■石窯パン工房 ちゃっと(愛知県新城市中宇利三社五所33-3)

© ill-health(ruephas) 2020

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■宮内うどん

© ill-health(ruephas) 2020

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