2011年10月10日月曜日

禁煙不定期記(4) 煙草値上げは果たして「オヤジ狩り」か?

野田とかいう、全体的形状が限りなく葬式饅頭に良く似たオッサンが昔財務大臣やってた時、
「煙草値上げなんてオヤジ狩りみたいな事ヤメロ」
とかいったんだよね。

バカだな。

「オヤジ」というコドバは、二つの要素で構成されているよね。
(1)性別と(2)年齢の二つだ。
その二つの要素をそれぞれに分けて、煙草の値上げが果たして「オヤジ狩り」かどうかを考えてみよう。
当のJTが発表している資料を検討のソースにする。


(1)性別
平成21年度の男女別喫煙率(<>内は昭和40年度の数値)は、
  男性:38.9% <82.3%>
  女性:11.9% <15.7%>
流石に昭和40年(私の生まれた翌年だ)に比べれば男女とも喫煙率は落ちている。
良い事だ。
私事だが、わたくしが小学生の頃には両親とも確かに喫煙していた。
その後いつからか、母親はプツリを煙草をやめてしまい、父親は今も元気に煙草を吸っている。
まあ、今も昔も喫煙率は確かに男性の方が高いが、以前に比べれば喫煙に関する性差は猛烈に縮小している。
最近じゃ煙草は男性のものだけではなくなっているわけだ。
男性の喫煙率が激減しているから、相対的には女性の喫煙率が上昇していることになる。

この状況は、今日日若くして煙草を吸い始める強気でバカで可哀想な女が増え、逆に妙に弱気になってこそこそ禁煙する(わたしのよーな情けない)男が増えてきた事も影響しているかもしれない。

(2)年齢
「オヤジ」というと、そうだなあ、50歳以上になるのかねえ。
人によって感じ方は違うだろうがね。
ちなみに私は現在46歳で、既にオヤジ領域に入っていると自分では思う。
まあとにかく年代別の喫煙率はどうなっているんだろうね。

年代別喫煙率を見ると、20歳代から50歳代までで言えば男性で概ね40%から45%、女性で15%前後。
で、最大はどうかというと男性では30歳代の46.9%、女性もやっぱり30歳代の16.8%。
30歳代ってのはまだ「オヤジ年齢」ではないよな?

逆に最も割合の少ないの意外にも男女同じく60歳代で、男性27.8% 女性6.2%だ。
60歳代っていやあ、オヤジ世代の代表的年齢層だよね。
そのオヤジ達の喫煙率が一番低い訳だ。

わかるかな?
従って煙草値上げは「オヤジ狩り」ではあり得ない。
オヤジだけでなく、年齢性別に関係なく「狩る」ことになる。
なにより可処分所得の一番高い30歳代(今日日の30代は結婚しないし、結婚してもガキを生まないから他の年代に比べて可処分所得は高いのだ)から狩る事に関しては、税務的には非常に効率がいい。
また、このJTの統計には未成年者の喫煙について1μも触れていないが、年齢性別に関係なく狩るという事になれば、未成年者からも狩る事になり、それは未成年者喫煙を防止する観点からすると、多分凄くいい事だろ? 

要するに、この野田とか言う煙草大好きな葬式饅頭オヤジが言っていた「オヤジ狩り発言」は、M下政経塾を第一期生として卒業し、かつて野党時代に弁士でならした理論派オッサンとも思えない程に根拠が無く、稚拙であり、有り体に言って間違っており、喫煙者たる自己を保守するための単なる感情論である
このオッサンは何だか何かが間違って、現在非常に偉い立場になっていると風の噂で聞いたのだが、万が一それが本当であれば今後はEBP(根拠に基づいた政治行動。今わたしがてきとーに作った造語)に徹してほしい。
葬式饅頭にはまあ無理だろうがね。

(2011年10月13日 追記)
「野田」という名前の政治屋は本当に間抜け揃いでつくづく感心するぜ。
見ん腫党のノダなる男と同様に、これまた消費期限が完全に切れた葬式饅頭に非常に良く似た痔民党のノダという男が「煙草値上げはまかりならん」と言ったため、今回は煙草値上げは回避された様だ。
票田である煙草農家の票が逃げて行くのがヤなんだってよ。
バカで単細胞で低能で残念で早漏でケツの穴の小さく浅はかな男だ。
多分だが、足は猛烈に臭いんだろうな。
口も凄いんだろうな。
次は落選させなければ。
とにかくまあ、最近は本当に大局観ある政治家が本当にいなくなりましたなあ、わはははのは。
わらいごとじゃないけどね。

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