2013年8月11日日曜日

佐野川温泉(1)

昨日に引き続き本日も朝から狂ったような暑さであり、午前中コンビニに行く用事があったので車に乗ったんですが車外温度計はもう既に39℃を指しておりそれだけで気分はぐったり。
コンビニ近くの片側2車線道路は富士山方面を目指す観光客と帰省者でぎっしりとうめつくされており激しく渋滞。
この状態もまた暑苦しさ感が増す一因となってます。
うわあ、今日は山梨の方の温泉に行こうかと思ってたんですが、この暑さの中を外出するのは何かどうなのかなぁと思い始め、仕方ない今日は家でゴロゴロしてるかと決めました。
アパートに帰るとリビングの床がはっきりと熱く感じされ、僅か20分ほどの外出だったのに室内温は完全に上昇してます。
これはいかん。
寧ろ部屋でゴロゴロの方が危険が危ない。
これだったらエアコンの効いた車で少し遠出をしたほうが体の負担が少なかろう。
ということで結局は当初の予定通り温泉に行くことにしました。
行ったのは佐野川温泉(さのがわおんせん:山梨県南巨摩郡南部町井出3482-1:0556-67-3216:¥650:8:30~19:30)です。
車に乗り込むと温度計は何と41℃。
狂ってる…




ここは、先日行った瓜島温泉旅館 翠紅苑よりもさらに北へ向かって10分程走った所にある温泉で、自宅からだと30分か40分。
時間的距離が極めて好適だし、山の中とまでは行かないけどまあ少し奥に入った立地なので、こっちに引っ越してきたら行きたいなと思ってた温泉の一つです。
13時にアパートを出発し下道使って35分ほどで現地に到着。

山梨県であります。
山梨。

ううむ山梨なんて、仮に凄く行きたい場所があったとしても自宅暮らしの時なら「遠い、面倒」という理由で行くことはなかっただろうなと思いますが、アパートからだと半時間です。
スゲエな。

で、現地に着くと、駐車場には結構な台数の車が既に止まってます。
ふうん、意外に人気のある温泉なのかねえ。
スー銭何かだと、いくらたくさん車が止まってても湯船に浸かってる客はそれほどでもなく、飯食ってたり休憩室で寝てたりする人の方が多かったりしますけどここは温泉宿なので、浴室内での混雑が予想されました。
しかし、場所柄もしかしたらバカキャムパーがわんさか大量に押し寄せてて風情をぶち壊しにするような言動を繰り返しているのではとの危惧を結構強く持ってたんですけど、そういうバカはいませんでした。
一安心。
フロントで650円払って浴室に入ると、入浴客は15人前後で内湯の浴槽は2つ。
いずれも結構な大きさがあって、これだけ大きいと15人という客数は寧ろ少ないと感じられます。
やや大きめの方は源泉加熱浴槽。
やや小さい方は源泉そのまんまの浴槽。
何と、非加熱無加工無消毒の源泉が完全に掛け流し。
更には湯口には何と、コップが2つ置いてある。
飲めるんですね。
湧出温度は37℃ちょっととのことですので、ぬる湯好きな私は当然の如く非加熱無加工源泉完全掛け流し浴槽をまず選択しました。
何故かこの浴槽よりは加熱浴槽のほうが人気でしたので、余裕を持って入れました。
浴室に入った時にはもう気づいてましたが、浴槽に入るとこれはもうはっきりしっかりと硫黄の香りが感じられます。
うーん、いいぞ。
硫黄泉は山王橋温泉しらかば荘以来、久しぶりだ。
やや深めの浴槽にドップリと腰を降ろし、口までお湯に浸かります。
というかお湯と言うよりも、水とぬるま湯の中間くらいの温度かな。
この温度は私にとってはホントに天国。
最初の30分くらいは硫黄の香りを深く味わいながらその浴槽から離れることが出来なかったぞ。
もっと入っていたかったけど他の浴槽も入ってみなけりゃつまらないと思い、次は隣の加熱源泉浴槽に移動。
最初は結構熱く感じだけど、数秒経つと全く普通の温度になりました。
寧ろ少しぬるいくらいかもしれません。
そしてこちらの浴槽の温泉は何が凄いかというと、もう強烈な泡付き。
まあ私は人より脛毛が濃いので余計にそうなのかもしれないんですが、入ったらすぐに泡がつき始め、大きくなって浮かんできます。
わぁすげえ、と思いながら脛を撫でて泡を除去しても、もう次から次へと泡が付く。
殆ど炭酸泉と呼ばせてください状態です。
それで体を適当に温めて隣の浴槽に移ると、体全体が爽やかさに包まれるわけ。
以後、10分おきくらいに2つの浴槽を行ったり来たり。
非常に気持ちのいい温泉です。
内湯の他に、露天風呂がやはりふたつあり、それらも含めてここの温泉は完全源泉かけ流し。
そりゃ客も集まるってもんですよねえ。

わたし、結構ここ気に入っちゃったかもです。
こっちに引っ越してきて何箇所か入浴施設に行きましたけど、いまんとこここが温泉そのものだけじゃなくて、色んな意味でベストですね。
ここを上回る温泉が果たして見つかるのか、今後に期待です。

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