2013年8月17日土曜日

奥山温泉(1)

最近、山梨の温泉は侮れんのうと思うようになってきました。
先週は南部町にある佐野川温泉に行って余りの泉質の素晴らしさに叩きのめされ、今日は同じ南部町にある奥山温泉(山梨県南巨摩郡南部町福士26842:0556-66-3366:¥800<南部町外の人>:10:00〜17:00:公式ウェブサイトなし?)というところに行って、別の意味で叩きのめされました。




浜松の人間にとって奥山といえば例の、パラダイスとしてちょっとだけ有名になった奥山高原が連想されるわけですが当然そこではありません(当たり前か)。
富士川沿いを走る静岡県道10号線を北上し、南部町役場の辺りを西に入ってさらに走ると奥山温泉はあります。
南部町役場から現地までの道は少し細くなりますが舗装路ですし、充分離合も可能ですので気軽に行けると思います。
現地に着くとまさに名前の通り「奥山」です。
そこそこ山の中。
その割には駐車場は結構満車です。
でもこういうタイプの温泉って、温泉に入っている人の数倍は広間とかで飯食ってたり惰眠を貪ってたりするので、芋洗い状態ではないだろうと思いました。
フロントのところには「入浴のみ500円」と掲示してあって、あれ、事前の情報と違うぞ。
町内者¥400、町外者¥800というのが入浴料で、実際フロント前の券売機はその価格で販売してる。
でも、私は休憩室を使うことはあまりないし、要するに温泉だけ味わえれば良いのでフロントの人に¥500払って浴室に行きました。
現地に行かないとわからないことは色々あるもんですね。

脱衣場は昔ながらと云うか銭湯っぽいって云うか、ロッカーはなくカゴだけ。
ふうん。
勿論、無料の貴重品ロッカーは整備されているのでそこに軽い財布(笑)を保管し浴室に入りますと、内湯は結構でかい浴槽で、案の定浴槽に入ってるのは数人だけ。
縁を見るとそこそこのオーバーフローがありますが、ジャクジーもありますので掛け流しと循環の併用らしいです。
まあまあいいじゃないか。
と思いましたがしかし、私はその内湯を軽やかに通りすぎて露天風呂へ真っ直ぐに向かいました。
露天は岩風呂で、これまた結構なデカさ。
そのデカい露天岩風呂にはやはり数人のみ。
ゆっくり足を差し入れると、うーん、ぬるい!
こりゃいいぞ。
浴槽に設置されている温度計では37℃。
いいではないか、実に私好みではないか。
先客は3人いて、全員爺さん。
奴らもぬるい湯が好きなようで、みんな死んだように眠りこけている。
私は、外見的にはすっかり生体反応を失っているように見える爺さんたちに、生体反応が出来るだけ戻らないように、静かに静かにお湯に身を浸していきました。

最初、僅かにぬるつる感がありましたがやがてそれは消え、でもなんか、あくまで私の感覚ですけどとろみ感があるような気がしました。
あと、これも私だけかもしれませんが、お湯からは何か石鹸のような香りもしましたが、これも私の気のせいかもしれません。
浴槽の深さは私のような小柄な人が腰をおろしても水面が顎につかない程度ですが、浴槽の中には岩が椅子状になった部分がいくつかあるので、それに腰掛ければさらにラクちん楽ちん。
で、暫くお湯に入ってたら、他の爺さんどもと同様、いつの間にか寝てしまったようです…

寝ててだんだん体が傾いてきて、がくっとしてはっと目を覚ましたんですが、浴槽に入ってから何と30分も経過してました。
露天風呂に入ってるジジイどもは皆押し黙っていて、聞こえてくるのは蝉の声と湯口から浴槽に注ぎ込まれている温泉の音だけ。
浴槽の作りが秀逸で、少し上手く体勢を整えれば殆ど横になった状態でお湯に浸かれる。
そりゃ寝るでしょ、だれでも。
こんないい感じのぬるま湯に浸かって横になってりゃね。

もうケツに根っ子が生えちゃったです状態に陥り、更に1時間以上露天風呂に入り続け、寝こむまでには至りませんでしたが、ずーっとうとうとしてました。
侮れんな、山梨の温泉。

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