2014年9月27日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(10) R3リストア:どこから手を付ければ…?

本日は朝自宅に帰り、車検と同時に、
  • 割れたウィンドシールド
  • 泣きまくるファンベルト
  • 点滅を繰り返すエンジン警告灯
  • 濁りきってシャバシャバになったエンジンオイル
  • 深刻な白内障に羅患したヘッドライトレンズ
  • 異音を発生するフロントホイール
  • カスだらけになったエンジンプラグ
  • 目詰りしきったエアコンフィルタ
  • 指が折れる程スイッチを押しまくってもドアの解錠が出来ないキーレス
等々を交換・修理して一応警察に捕まらない程度の整備状態になったスイフトを富士まで連れ帰りました。
で、そのスイフトのせま〜いリアシートに前後のホイールを外して無理やり載せたのが、先週貰い受けたGiant Escape R3であります。





フロントホイールの外しはこれは流石に難なくやれたんですが、なんせド素人の事ですのでスプロケットやディレイラやそれに通されたチェーンが複雑に組まれたリアホイールを外すには少し度胸が必要で、何故かと言うと元通りに組めない恐れがあるからであります。
富士に帰着し、前後のホイールとフレームを車から引きずり出し、何でもいいから兎に角ホイールをつけないと取り敢えず自立してくれないので適当に取り付けました。
100㎞以上も離れた異郷の地に連れ去られ、不安げな感じのR3
しかも新しいオーナは素人なのでチェーンさえ元通りに出来ない
君も不安だろうがオレも不安だ
© ill-health(ruephas) 2014
そして外していた時の悪い予感は的中し、スプロケットからディレイラのあたりのチェーンをどうしても復元できず、ぶらーんとさせたままであります。
どんだけド素人だって事ですよね。

でも、実はそれはそれで構わない。
即ちこのGiant Escape R3は可成り手を入れないと自走するには危険だからですね。
というか、今の状態では危険安全以前に自走は不可能なのです。

で、私としてはこのR3を素材にして、基本自分の力でリストアして行こうと考えているのであります。
その作業を通して自転車の知識を身に付けようという算段です。
自分でも無謀な考えだとは思いますが、少し時間を、というか期間をかければやってやれんことは無いだろうと。
こういうのを蛮勇って云うんだろうね。

で、改めて各部をちょっと細かめに見てみたんですけど、どこからどうやって手をいれるべきかがさっぱりわからない。
素人なりに考えるに、多分先ずはブレーキだろうと思われます。
一体何をどうすればいいのだろう
そして僕は途方に暮れる
© ill-health(ruephas) 2014
走る道具は車にせよバイクにせよ、走る・曲がる・止まる、が正常に出来ることが基本で、その中でも特に「止まる」というのは生死に関わると思うんで。
大学時代、友人のスクータを借りたらこれが全くブレーキが効かなくて死にかけた事があります。
後でその友人A井君に問いただした所、
「ああ、オレはいつも足を道路にこすりつけて停まってるよ」
などとふざけた事を云ってましたが、自転車とはいえあんな怖い目に二度と会いたくない。

試しにブレーキレバーを引いてみるとブランブランで全く機能していない。
ホイール側のブレーキ本体(名称がわかんないけど、ホイールを挟み込んで制動かける部分)も真っ白くなってて、何かが外れているような感じ。
ブレーキ・パッドも経年劣化で傷んでいる様子。
ブレーキをフレームに固定しているネジも赤錆が出ていて大丈夫なのかなあと思う。
まあ多分大丈夫ではないのでしょう。
レバーとブレーキ本体をつないでいるケーブルも傷んでいてこれは当然交換だとしても、白く錆の吹いたレバーや本体は清掃すればこのまま使えるのか、それとも交換が必要なのかもオレにはわからないわけです。
レバーを交換するとなると何だかややこしそうなハンドルまわりの改修も必要なんだろうけど、グリップとか変速レバー(折りたたみチャリによく付いているぐるぐる回すタイプ)を一旦外してまた組み直さないといけない感じで、オレの腕でそんなややこしい事が出来るとは到底思えない。

変速レバーと云えば、フロント3段・リア8段のスプロケットと前後ディレイラ、そしてチェーンはどうしたものか。
その辺の部品は日本のShimanoしか作ってないと思っていたんですけど、ディレイラに書いてあるのは何かSRAMっていう知らない会社(或いはブランド?商品名?)の名前。
併記してある「3.0」という文字も何の事だかよくわからない。
この業界では有名で高品質なメーカなのかも知れないし、逆にパチもんなのかも知れないけど、どっちにしても全体に白く或いは茶色く錆びていて、もしかしたら交換しなければいけないのかな。
交換が必要にしろ不要にせよ取り外しが伴うに決まっているんですが、その作業を想像しただけで既に失神しそうであります。

あとはタイヤだ。
見たところパンクはしてない様子ですが、経年劣化で側面に罅が入っているように見えます。
パンクしちゃあ走れないので恐らくこれは交換するのが吉なんでしょう。
ママチャリのパンク修理した子供の頃、チューブを上手く入れ直せずタイヤをボコボコさせながら走った苦い思い出が頭をよぎりますが、でも今回は前後ともホイールを外して作業できるのでママチャよりは少しマシかもしれない。

取り敢えずこの辺まで何とかなれば、最低限は走っても大丈夫だろうと思うのですが、もっと大きな要因を忘れているかも知れない。
きっと手を入れるべきポイントがもっとあるに違いない。
どんな工具が必要なのかもよくわからないし。

そう。
オレは素人です。
素人は素人なりに謙虚にならないと後で酷い目に会うこと確実なため、昔の友人であるO君(九州某所在住)の意見に従い、改修に先立って本で勉強することにしました。
Amazonでそれっぽい本を探し、比較的評価が高かった新版 自転車トラブル解決ブック(丹羽隆志著:山と渓谷社:¥1260)という本を購入しました。
実際の作業に掛かる前というか、それ以前に全体のレストア計画を立てるのに先ずはこの本を読んでみようと思います。
暫し待っててくれ給え、Giant Escape R3。

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