2014年9月15日月曜日

湯屋 光林(1) *廃業*

今日本当は、田貫湖畔にある休暇村富士に行きたかったんだけど、そこがダメだった場合、あっち方面だとそれ以外の選択肢が極めて少なくなるため、今日は伊豆長岡にしときました。
近いうちに長岡南浴場に行きたんだけど、その浴場は主には(或いは元々)地元民の方が使われる場所のためなのか駐車場がなく、あの辺の駐車場事情を偵察する目的もあります。
目指したのは湯屋 光林(静岡県伊豆の国市長岡329-1:055-948-5550:休日¥900:平日¥700:11:00〜22:00:年中無休?)です。
私はこの手の大規模な温泉施設があまり好きではないんですが、先ほど書いた長岡南浴場に近いことと、伊豆であれば温泉的にはまあハズレは無いだろうと考えたためです。
富士から1時間一寸、御用邸のあたりから口野放水路の辺りが少しだけ混みますが先ずは順調。
前までは「伊豆の出入りはアホみたいに渋滞して辟易する」というイメージがあったんですが、それはハイシーズン限定のようで、ここ何回か行った時にはいずれも渋滞にハマったことはありません。

現地到着。
で、建物の外観見ましたが、これなんて表現したらいいんだろう?
掟破りに写真を載せますが、御覧ください。
湯屋 光林
© ill-health(ruephas) 2014
あくまでオレが思うにだけど、
「大規模旅館とお城のコラボレーション」
「ヘタすると、昭和時代によくあった漢字名称のラブホ」
「日本のことよく知らない米国人がイメージだけで作った日本家屋」
みたいな感じで、正直一寸引きました。

うわあ、どうしようかな。

でもせっかくここまで来たんだし、すげえのは外見だけで中は至って普通かもしれないし。
ままよとばかり自動ドアを抜けて、切符を購入し、フロント係にお渡しして中を見回したけど至って普通でした、ははは。
まあ和風を前面に強めに押し出すコンセプトなんでしょうね。
いっぱい部屋があって、広い休憩室では何人かの人たちがごろ寝してます。
昨日行ったつむぎの湯と同じく、弁当箱をつつきながらビールとか飲んでる人が多く、ここも持ち込み可のようです。
公設の施設ではそんなに珍しくないんですが、私設の施設(わはははは)では持ち込み可なんて珍しいよねえ。
今度は電車か誰かの車に便乗して食い物持ち込んで酒でもかっ食らうか、と思いつつ浴室に行きましたが、脱衣室にはだ〜れもいない。
鍵付きロッカーは殆どあいていて、浴室内にもあまり先客は居ないようです。
浴室ドアを開けてなかに入ると、それでも3人の先客が居ました。
内風呂の浴槽はとても大きいため殆どがら空きに見えます。
シャワーでかかり湯をしてから、内風呂ではなく先に露天風呂へ。
わあ、いい感じです。
まずは「ぬる湯」と掲示された一番上にある岩風呂。
確かにぬるく、私には超きもちいいです。
伊豆半島の温泉の多くは「熱い以外にそれといった特徴がないのが特徴」と自分では思っていますが、ここも矢張り同じでMTMM。
だた温度は低い。
40℃はない感じかな。
脱衣室の掲示には、泉源での湯温が60℃とあったので多分可成り多めに加水しているのかもしれません。
ぬるいのはありがたいけど、熱いのを我慢して無加水の状態で入りたい気持ちも否定出来ないねえ。
どっちもあればいいのにと思いました。
その後、ラドンサウナ含めてすべての浴槽を試しましたが、伊豆らしく無くどの浴槽もぬるめで、どの浴槽も大きく、お客さんが殆ど居ないこともあって極めて落ち着けました。
でも最後は、最初に入った一番上にある露天浴槽に30分ほど浸かって満足して帰りました。
泉質はどうということは無いけれど、入館料900円なりの半分くらいはこの「ゆったり出来る」状態へのペイなのかもしれません。

既述の通り、ここは持ち込み可で時間制限もなく大きな休憩室が使えますから、午前中から行ってお風呂に出たり入ったりして、その合間にご飯食べたり一寸お酒飲んだり、疲れたらごろ寝したりって感じで一日使い倒すのがいい場所だと思います。

あと、副次的目的である「長岡南浴場の駐車場探し」に関してはここには書けないけど幾つか実行可能なプランを見いだせました。
正攻法である「市役所の駐車場を利用する」以外の選択肢が2つです。
次回実行してみようと思います。

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