2014年9月28日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(11) R3リストア:取り敢えずブレーキから検討してみよう

どこから手を入れればいいのかわからず全く暗中模索状態なのですが、前回書いたように先ずはブレーキだろうということで、そっち方面の情報を集めることにしました。





云われりゃ確かにVの字をしておるな
© ill-health(ruephas) 2014
同じブレーキと言っても色々種類があるはずだと思い、個人的にはあまり好きではないWikipediaで調べてみると、現車に付いているのものはVブレーキと呼ばれる種類のようで、もし交換となった場合には多分同じVブレーキじゃないとダメだろうと思いました。
ブレーキ本体は薄い錆に覆われており、フレームを本体に取り付けているネジやワッシャーはもっと錆がひどい。
本体は磨けば使えそうだけど、ネジ類は多分使えないので交換は確実。
同じ規格のネジ売っているのだろうか?

しかしブレーキシステムは矢張り命を預かるものです。
もし安いのであれば出来ればレバーも含めたシステム一式で交換してしまいたいですよね。
現車に付いているものと同じメーカ同じ型番製品をそっくりそのまま新品に入れ替えれば確実だし安心だろうと思い、Vブレーキ本体を老眼な眼でじっくり見ましたがメーカ名などは確認できませんでした。
ならばレバーはどうかと見てみると、お、書いてあったぞ。
達筆というべきか、金釘流というべきか…
© ill-health(ruephas) 2014
書いてはあるが、読めん笑

FEKTRO?
TEKTRO?

上部の小さい文字はこのどちらかだ。
下の方は更に読みにくく、書道の達人が書く文字並みに難読。

Teuera?

ググってみます。
FEKTROはこんな感じで、こういう名前の会社名はどうやら存在しているらしい。
検索結果にも自転車用部品や完成車の画像が出てくるし。
それだっらと思い「FEKTRO Vブレーキ」で検索しようとすると…、
この機能便利だけど、うざったいと思うこともままあり
© Google
ふうん。
こうなる。
どーやら、FEKTROは違ってて、TEKTROが正解らしい。
しからばと、TEKTROをキーにして更にちょっと調べた結果、同社のVブレーキにはいくつか種類があるのですが、安いものだと1セット2000円前後で売っている模様。
でも、そのTEKTROって会社は台湾のメーカらしくて日本語のサイトはなく、例えば今付いているレバーをそのまま使えるのかとかそういうシステム的な情報を仕入れるのが難しそうだなと思いました。

一方、当方日本人ですので出来れば日本のパーツを購入したい(じゃあ、フレームもGiant使うのやめたら、ってツッコミは無しよ。これは譲り受けたんですから)。
となるとやっぱりShimanoで同じようなものは無いかって事になります。
オレの折り畳みもShimanoだし、同社にはなんか堅実確実安心というイメージあるしね。
早速調べてみましたら同社のサイトの、

 製品案内 ⇒ ロードバイク コンポーネント ⇒ ロード用V-BRAKE

に同じような製品を発見。
105・Tiagra・SORAという3つの製品グレードがあるようで、価格を見るとその順番通りの順列になるみたい。
メーカ希望価格で云うと、105グレードは約6000円(!)、Tiagraは2500円、SORAは1800円。
105とやらはきっと超上級者が使うものだ(嘘です。正直言うと「ブレーキ1セットでこんなには出せない」)と判断し、もし買うとしたらTEKTROよりはShimanoのSORAグレードであるBR-R353にしようと思う。
一番安いし、大きさも今ついてるのと同じくらいだし、安いし、日本製だし。
メーカ価格税抜1837円でこの高級感は何だ?
© 2014 SHIMANO INC.ALL RIGHT RESERVED
でも果たして装着可能かが不安だったのでこれまた少し調べると、Web上には結構な事例があったので多分大丈夫。

で、次はレバー。
現車に付いているものは黒い樹脂製でその部分は使えそうな雰囲気濃厚なんですが、金属部分がやはり傷んでいて使用するにはちと心配。
交換するなら同じShimanoにそろえておくのが吉だろうと思いまたもやShimanoのサイト内をうろちょろして探し回っていると、

 製品案内 ⇒ ロードバイク コンポーネント

の中にSORAというセクションがあった。
Vブレーキ本体がSORAグレードというものらしいので、レバーも同じシリーズのものにしとけばまず問題ないでしょう。
そのセクションの中にあるであろうと目星をつけ見てみると成る程ありました。
BL-3500という型番のもの。
同じSORAなのにVブレーキにはその印字はないのは何故だろう?
© 2014 SHIMANO INC.ALL RIGHT RESERVED
同じグレードなんだから問題はなかろうとは思うが、やはりR3に装着できるかどうかが問題ですな。
再度グーグル教授に調べてもらいましたがよくわからん。
要するに、レバーをハンドルに取り付ける穴の口径がハンドルバーの口径に一致していれば問題ない[1]はずなんですけどね、
質問系のサイトを色々探していると、年式こそ違うもののこの両者の組み合わせ例が記載されていましたのでなんとかなると思われます。

ということで、ブレーキシステムについては次の3つの方法のうち、安全性とコストパフォーマンスのバランスがとれたやり方を選択することにします。
なお、価格はメーカのサイトに出ている希望価格ではなく、Amazonなどでの実勢価格を参考にしています。

  1. 基本すべて現品利用
    今付いているものを清掃し、そのまま利用する。
    ただし、ケーブルとブレーキ・パッドは要交換。

     ・ブレーキ・パッド2セット 2000円
     ・ケーブル 1000円
      計3000円
      (+αブレーキレバー及びVブレーキのネジ代)

    最も安上がりだけど難点としては、錆びた取り付け用ネジの同等代替品が入手できるかどうかが心配な事と、システム全体として経年劣化による性能低下が不安。
     
  2. Vブレーキ本体のみ交換
    やはりブレーキの肝は本体でしょうから、それのみShimano製に交換。
    レバーを既存品利用して一定の安心感を確保しながらコストを抑える方向。

     ・BR-R353 2セット 3600円
     ・S70T(ブレーキ・パッド)2セット 2000円
     ・ケーブル 1000円
      計6600円
      (+αブレーキレバーネジ代)

    1.よりかは安全性は増すのだけれども、価格は倍以上。
    しかし言い方変えれば、絶対額で言うと3000円上がるだけとも言えます。
     
  3. 全とっかえ
    安全性で云えばこれが一番でしょう。
    それだけではなく、多分ですけど現品より操作性とかメンテ性はきっと上がるに違いないと思うし。
    しかし流石に「安全」にはカネがかかります。

     ・BR-R353 2セット 3600円
     ・S70T(ブレーキ・パッド)2セット 2000円
     ・BL-3500 2セット 2200円
      計7800円
      (ケーブルはBL-3500に付属)
     
ん?
一寸待て。
2.と3.の価格差って、たったこんだけ?
1200円だけ?
え〜?!

なんだ。
考えるまでもないじゃん。
もう決まり。
ブレーキはシステムごと全とっかえ。
これで行きましょう。

[1]
これを書いた後、フレームからハンドルバーを取り外して外径を測ってみたところ、大体22㎜でした。
100均のメジャーなのでもしかしたら多少は違うかもしれません。
で、改めてShimano BL-3500 口径で調べてみたら、群馬県にあるサイクルショップのサイトに行き着き、その中に取付バンド径:22.2㎜なる記述を発見。
大丈夫そうですね。
もしかしたらクロスバイクとかロードバイクのハンドルの口径は22.2㎜と決まっているのかなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。