2014年9月2日火曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(8) ママチャ並み性能の折り畳み自転車で海岸線を走ってみる

8月は全く毎日が鬱陶しい天気が続いたので、歩きたくてもなかなか歩けなかった感じでした。
それに加え、それと同時期は仕事上でも実に辛い毎日でして、今日はちょっと耐え切れずスタッフに謝って午後3時に早退しました。
スタッフ達だってオレ以上に毎日しんどい仕事に当たってるのに申し訳ない気持ちでしたけど、気持ちをリセットする必要を強く感じたので、甘えさせてもらいました。
ここ数週間ロクにウォーキングしてないツケを払って、尚且つ気持ちを晴れさせるには、歩くよりはサイクリングのほうが良さげに感じたので、帰宅したらすぐに「しまむらトレーニングウェア」に着替え、玄関の下駄箱に入っている自転車用の空気入れを引っ張り出して以前親友に貰い受けた折り畳み自転車のタイヤに空気を一杯に充填し、早速出かけました。
目的地は、駿河湾です。

ギアの設定が軽めになっているため、6段に入れてもママチャリ程度のスピードしか出ない自転車をこきこきしてどんどん南に向かい、流石に腐っても自転車、10分一寸で海の堤防の下に到達。
うーん。
自転車って早いなあ。
と、実感。
地道を少し田子方面に少し走ると、堤防に上がれる道を見つけたので駆けるようにして突端道路に上がりました。

わあ、気持ちいい。

今日は久しぶりに晴れていて、少し雲は多いけど大空からは昨日までの鬱陶しさは完全に消え去っています。
先ずは前田新田の山神社がある方に走ってみました。
前田新田の山神社なんて書いてもわかんないよね。
みなと公園の方向、東に走ってみました。
車重15㎏というのに折り畳み自転車は「快走」と云って差し支え無い走りで、自分で漕いたと思う以上に前に前に、軽く進んでいきます。
この感じ、伝えづらいんだけどわかりますかねぇ。
途中、散歩の爺さんやジョギングのお姉さんを追い越して、逆にオレのよりもっとスポーティーな感じの自転車に乗った人に追い抜かれ、しかしそういう事は全くどうでもよく、気持良くペダルを踏み続けるだけ。
歩いたり走ったりするのとは全然別の気持ちよさが凄く感じられる。
自転車に乗ってこんな感じになるのは、50代目前にして初めてかもしれない。
まさにあっという間にみなと公園まで到着。
今度は折り返して、富士川の運動公園目指して西に向かいます。

…ん?
重い、重いぞペダルが。
そうか、風がアゲインストなんだ。
そうか、だから今までは「爽快」だったんだ。
風力で走っていた訳か。
自転車を降りてみて、どのくらいの風なのか感じてみたんですけど、はっきり云って「そよ風」程度。
こんな程度の風でもえらく走りに影響するんだなあと実感。
今までとは逆に「漕いだ分の8割くらいしか進まない」感じと闘いながら、でもひたすら西へ走ります。
不思議なもんで暫く走るとその感じにもすぐに慣れてきて、心には爽快感が復活してきます。
何も考えず、ひたすらペダルをこきこきこきこき。
兎に角まじめにペダルをこきこきこきこき。
途中、道路のど真ん中でやたらとうねうねうねうねし続けているネコを見つけたので、そのうねうねを手伝うために自転車を降りた時以外は、兎に角走り続けました。

自転車、気持ちいいなあ。
1時間。
15㎞。
少し沈んでいた気持ちが、素直になった気がしました。
野良猫なんで、多分おせなが痒かったんだろうねえ
でもこいつのうねうねっぷりは可愛かった
また会えるかな?
© ill-health(ruephas) 2014

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貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。