前回に引き続き大した内容ではないよ。
午前中、いつも通り嫌々ながら仕事をしとると、向かいに座っとる同僚が切なそうな顔をしてうんうん唸っとる。
少しく苦しそうじゃ。
ちなみにその同僚は今年の3月に太陽光発電所に住まうやぎさん情報をもたらしてくれた人じゃ。
ワシは彼の唸り声を聞いて、もしや便秘で苦しいんじゃろかと訝ったがそうではなかった。
「去年作ったPowerPoint(Windows用)を下敷きにして今年度用の資料に作り替えようとしているんですけど、テキストボックスの編集はおろか移動や削除さえも出来ないんです」
ふうむ。
これはいけません。
一応念の為ワシもやってみたが確かに出来ん。
「編集できないとイチから作んなきゃなので間に合わないんです」
と泣きそうな顔になっとる。
同僚が作ろうと思っとる資料は、今週末に開かれるお偉いさん方の会議で使用する模様じゃ。
一般的には失敗は許されん(のじゃろうが、お偉い方々は大抵バカなので資料なんてどうでもいいとも思うがまあ)正念場じゃ(ろうけどね、脳足りんにかける時間があれば早めに帰ってうどん食って寝たほうが良いとは思う。ふふ)。
まあ落ち着こう。
この手のトラブルは大抵ネットを探せば解決策が見つかるんじゃが、適切な内容のものがなぜか見つからん。
「パワポ テキストボックス 編集できない」
とかじゃね。
Webの世界で回答を得ることを諦め、万策尽きて仕方なく情報部門に教えを乞うたところ(わかると思うんじゃが、会社員のジジイがPCアプリケーション操作関係で情報部門に電話をするのは個人的には恥だと思っとる)、
「原因はよくわかんないんですけど、前のファイルで挿入したテキストボックスがテキストボックスじゃなくてじゃなくてオブジェクトになっちゃって、もうどうしようもないみたいです」
なる残酷な答えが返ってきた。
よくわからんのじゃが、もしかしてヴァージョン違い、つまり古いPowerPointで昨年作ったファイルが、今会社のPCで使っとる最新ヴァージョンとの親和性に問題があるのやも知れぬ。
他の原因があるやも知れぬ。
全然よくわからん。
しかしわからんなりにワシらは諦め悪く暫くの間いろいろ試してみたんじゃけども矢張り埒が明かん。
やけくそ気味になったワシらはもう破れかぶれで、
「ほれ、ワシらはAppleユーザじゃ。Appleのプレゼンテーションソフトと言えばKey Note。このファイルをそれで開いてみるならばなんとかなるやもしれん」
と考えた。
確かKeyNoteはPowerPointと互換性があったはずじゃ。
今は当然ワシらは会社におるから手元にMac Bookは当然ないので、会社PCのブラウザ(当然これもWindowsのChrome最新版)を開いてiCloudにあるKey Noteにアップロードするとちゃんと開くことはできた。
レイアウトに若干の崩れは見受けられるが、とにかく開いた。
その状態で問題となっておったテキストボックスをいじってみると、なんと、ちゃんと編集できる。
移動も削除もできる。
お、これはうまくいくかもしれんと思い、そのままローカルディスクに保存し、改めてWindowsのPowerPointで開きなおしてみると、目論見通り編集可能な状態になっておった。
というわけで、PowerPointでテキストボックスが編集できないとお嘆きのあなた。
上記の通りファイルを一旦AppleのKey Noteを通してみるならば問題は解決できると思う。
ご参考になさってくだされ。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。