2019年6月29日土曜日

湯〜らんどパルとよね(2)

前回のポストに自ら刺激されたわけでもないんじゃろうが、久し振りに湯〜らんどパルとよね(愛知県北設楽郡豊根村上黒川長野田20:0536-85-1180:¥600:10:00〜21:00)に発作的に行ってきた。
ここについては何故か今まで1回も書いておらんが(と云うか、1回書き掛けて上手く書けずにお蔵入りになっとるやつが1本実はあるのはあるんじゃが…。このポストの枝番が2になっとるのもそれが理由)実際には何回も行っとって、前回のポストでの「やぎさんが3匹もおる」と云うのは実際に見たことを書いておる訳じゃ。
自宅からはだいぶんに遠い所にあるんじゃけども、何時もガランガランな三遠南信自動車道(今んとこまだ無料じゃよ)が開通して、いなさ北から名号まで一気に走れるようになり時間的には随分近くなったのは良い事じゃ。
マンセー無料。
最近は結構プレーンな感じな泉質の温泉に行くことが多かったんで偶にはちょっと特徴のあるお湯に入りたかったのと、矢張りやぎさんたちに会いたいと云うのも大きな目的じゃ。

雨の中真っ黄っ黄のスイフトくんで現地に着き、前回やぎさんがおった所を見ると何と、やぎさんを囲っとった柵は撤去されており、肝心要のやぎさんが見当たらん。

奥のスロープと平面駐車場の間の
草が生えとる辺りがかつてのやぎさんの
スペースじゃった
© ill-health(ruephas) 2019
別の所に移されとるかと思って敷地のぐるりを探してみたけどもおらん。
うむこれはいかんと思い、館内に入り職員と思しき人に、
「こないだまで駐車場の端っこにおったやぎさんたちはどうなったんですか」
と訊ねてみると、
「ああ、茶臼山に引っ越しました」
「茶臼山?茶臼山高原ですか?」
「そうです。茶臼山高原」
ううむ…そうかあ…
しかしまああれじゃ。
茶臼山高原には行った事はないんじゃが名前の通りきっと広々したところじゃろう。
やぎさんたちにしてみれば、駐車場の脇の狭い柵の中に閉じ込められとるよりはずっといい生活環境じゃろう。
それならばそれがよしとせねばなるまいと考えを改めた。

2017年5月当時の写真
86のリアスポイラーに溜まった水を飲もうと
身を乗り出す3匹
かわいい
© ill-health(ruephas) 2019/2017
さて、館内の券売機で切符を買って久し振りに浴室に入った。
ここの泉質はヌルツル美人の湯系で、浴室入口すぐにある掛け湯にもそれを使っとる。
従いましてその時点からヌルツルの感触を味わえるのは誠に素晴らしい。
ヌルツル度は流石に、旧赤石温泉白樺荘には負けるんじゃがそれでも充分にヌルツル。
1回掛け湯をしただけで尻っぺた辺りを触ればヌルツル感満載じゃ。
浴室は大変明るく内湯は広くて最大何人ベスト何人とか書く必要は全くない。
お湯の温度も普通の人にとってもワシの如き熱がりの人でもカバーできる絶妙なバランスじゃ。
個人的な好みを書けば、バイブラとかジェットの機能は要らんとは思うが、まあ気にしなければ良いだけじゃ。

露天もまたヨシ。
露天はやや狭くて最大7人ベスト3人と言う感じじゃけども、贅沢にも湯口が2つもあって、完全な源泉掛け流しではないけれども半分くらいは掛け流れておる感じじゃ。
更には東屋のようなものもあってベンチが設えられており、そこに座って火照った体を外気で冷ますことも意のまま。
その他にドライサウナと水風呂、それとほれあれは何という名前じゃか、壁の高い所からお湯が流れてくる、うむ思い出した打たせ湯じゃ、打たせ湯もあって万人が愉しめる。
かと言って騒々しい雰囲気は(客筋の影響かも知れんが)殆どない。
静かにお湯を愉しみたいと思えば露天にいけば宜しい。
このように温泉とスーパー銭湯の良いどころ取りしたような施設じゃから、皆さんが行っても半日一日おっても飽きんと思う。
良い温泉じゃと思う。

泉質ポイント
3.5
風情ポイント
2.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
600
温泉コスパ
1.0

「や。藪から棒に変な小さな表が出たな」と訝る人も居るかも知れんし、そも誰も読んどらんからそんな事思う人はおらんとも云えるかもしれん。
どちらにしてもこの小さな表に関しての詳細はこちらをご覧あれ。
極めて客観的学術的なエビデンスに満ちた「温泉コスパ」に関する論文を堪能できるじゃろう。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。