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2019年11月30日土曜日

ひがきホテル(1)

三谷温泉のひがきホテル(メディアによっては「ひがき」のみの表記あり:愛知県蒲郡市三谷町南山1-59:0533-69-4111:通常料金¥1500:11:00〜20:00)に行ってきた。
先日購入した三谷温泉 日帰り温泉入浴パスポートを活用する予定で、今回で2ヶ所目じゃ。

最初に入った三谷温泉はサンヒルズ三河湾(愛知県蒲郡市三谷町南山1-76:0533-68-4696:¥600:11:00〜15:00:ポイントカードあり)じゃったがその際、今回行ったひがきホテルの敷地内に迷い込んだという体験をしておったものじゃから場所的にはバッチリわかる。
迷うことなく現地に到着、フロントでパスポートを提示してはんこを押してもらい代わりに半券をもぎられた。

パスポートはこんな感じじゃよ
© ill-health(ruephas) 2019
「パスポートご利用の場合は露天風呂だけになりますが宜しいでしょうか」
全然宜しいです。
内湯だけですと云われるよりは全然いいです。
貴重品をフロントに預け、その脇にある格子戸を潜って風情のある通路を進むと小さな和風の建物があり、そこが露天風呂じゃ。
温泉施設名は「曙光の湯」というらしい。

名前の通り左右から光がさしとるヨ
© ill-health(ruephas) 2019
中々優雅な名前じゃ。
やや小振りな脱衣室に入って服を脱ぎ外に出ると、下の方に続く階段があり行き行く先に露天岩風呂があった。
最大何人ベスト何人などと表記する必要は全く無い。
かなりデカい。
どんな様子なのかはホテルの公式サイトを御覧いただきたいが、その写真でさえここの外湯のスケール感は100%伝えきっておらん。
本当に広々としとる。
そしてじゃ、そして借景。
これが素晴らしい。
これまで入った三谷温泉は冒頭書いたサンヒルズ三河湾というところと松風園というところじゃが、何れも眺められる風景はまあ正直云ってイマイチじゃった(ごめんなさいホテルの中の人すみません)。
しかしここの露天風呂からの眺めは、これは本当に素晴らしい風景でありまさに「実際に行って自分の目で確かめなされ」というしかない。

浴槽はやや深めで浴槽の底にお尻をつけることはできない程度じゃが、浴槽周辺には腰掛けられるように設えがある。
しかしやはり、お風呂の真ん中でお尻をベッタリと底に据えてグダッと出来たらいいのになあと思う。
泉質は基本MTMMで特徴はないじゃ。
ほんの僅かな塩分が感じられたように思ったがもしかしてワシの汗じゃったかも知れん(包丁人味平のエピソードを想起せよ!)。

とにかくここの醍醐味は広大な露天風呂とそこから眺める三河湾の素晴らしい風景じゃろうと思う。
三谷温泉郷にある温泉宿でまだ入っとらんのは3箇所じゃけども、借景では恐らくトップクラスと思われる。
写真を撮っとらんから見せられんが繰り返して云うが、ここひがきホテルの露天風呂「曙光の湯」に浸かりながら眺める太平洋は誠に素晴らしい。
ぜひ行きなされ。

ただし。
ただしじゃ、貧乏人のワシが老婆心を持って云うならば、通常料金1500円払ってここに単発入浴するよりは、それに700円追加してここひがきホテルに加えてあと4箇所入れるパスポートを買うのが吉じゃヨ。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.5
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
440
温泉コスパ
1.1
通常価格の場合は0.3じゃよ

2019年10月14日月曜日

松風園(1)

台風一過。
快晴。
ワシは温泉に行くことに決めた。[1]
ターゲットは当然三谷温泉。
三谷温泉日帰り温泉パスポートを購入し活用するつもりじゃ。

温泉に行く前に、まず黄くるみに付いた塩水を洗い流しにセルフ洗車場に向かった。
ワシの住処は海から遠く離れた内陸部にあるが、台風特有の現象として「海水を吸い上げ案外遠くまで降らせる」というものがある。
塩気はクルマにとって大敵なのは云うまでもない。
それが心配じゃったから、起床後はまずクルマに行ってボディを舐めてみた。
文字通り、比喩でもなんでもなく、まさにボディを直接舐めてみた。
普通に塩辛かったので迷わず洗車場に向かった。
ガソリンスタンドの洗車機だとブラシで傷が付くのでセルフの洗車場に行き、細長い棒からぶしゅうと水を噴出させ、ボディや足回りに付いた塩分を洗い落とした。
これで安心。

そこから直接クルマで約1時間と少し、目的地である松風園(愛知県蒲郡市三谷町鳶欠14-4:0533-68-6611:11:30~17:00:通常料金¥1,500:三谷温泉 日帰り温泉入浴パスポート料金¥440)に到着した。
パスポート対象施設は全部で5ヶ所あるが、何故ここを選択したかと云うと「高張性ナトリウムカルシウム塩化物泉」だからじゃ。
何の事かよくわからんという人もおるじゃろう。
実はワシも詳しくは知らん。
微かな知識としては、泉質(塩分かなぁ)が濃くて温泉成分が染み渡りやすいとこじゃ。
表面的にわかりやすく云うと、入浴後に手のひらがしわしわになっとらん温泉があったらそれ即ち高張性温泉。
クルマに塩分は大敵じゃが、温泉成分である塩分は人にとって誠に有益。
皮肉なものじゃ。

ワシが入った事があるハイパートニックな温泉というと、裾野にあるヘルシーパーク裾野、川根温泉ふれあいの湯(何回か入ったことあるけどブログには未記載)と、あとは焼津黒潮温泉 なかむら館くらいかなあ。

現地に到着すると、はっきり申せばその建物はまあまあ老朽化が進みつつあった。
玄関先の駐車スペースにクルマを停めて、フロントで三谷温泉日帰り温泉パスポートを購入した。
三谷温泉観光協会のウェブサイトではその大きさはわからんかったが、実際に手にすると案外小振りなサイズ感じゃった。

有効期限1年
1年掛けて三谷温泉5ヶ所に入れる
1ヶ所440円
素晴らしい!
© ill-health(ruephas) 2019
失くしそうでちょいと怖いので、コヤツの定位置としては温泉に行く時にいつも背負っとる黄色いリュックの外ポケットと決めた。
中を開くとかまわぬの手拭のデザインがあしらわれておってなかなかおしゃれ。
訪れるたびにはんこが押され、その代わり1枚ずつ半券(っていうのかなあ)が切り取られて行くという具合になっとる。
裏表紙を見ると協賛企業としてアサヒビールの名が印刷されとる。

階下にある浴室に行くと何人か先客がおった。
残念ながら今回は貸切状態は体験できんが、まあだだっ広い浴室に1人だけというのも何だが寂しいものじゃからこれはこれでよし。
掛り湯をしてまず誰もいない外湯に入った。
結構広くてのびのび出来る感じじゃが本日は大変に暑く、直射日光が非常に強くて落ち着けん。
更に、外湯浴槽は結構深くて普通に座ると口元まで温泉が達してしまうためそんなに長い時間は過ごせんかったのは残念ポイント。
外湯以上に広い内湯でぼーっと温泉を楽しんどった。
あ、そうだと思い少し温泉を口に含んでみたら少し驚いた。
可成りしょっぱくて苦い。
まるで海水をそのまま沸かしたような感じじゃ。
海も近いしなあ。
しかし、当然の事ながら海水とは可成り異なる味で、多分海水よりもしょっぱさが強いように思える。
中々濃厚で良い泉質と感じた。

泉質についてはこれをご覧有りたい
ワシ、温泉好きなんじゃがこのような
財団法人があるの初めて知った
© ill-health(ruephas) 2019
ホテル旅館の大浴場という場合、浴槽に変なギミックが施されているケースがままあるが、ここ松風園の浴槽にはそのような小賢しい仕組みは一切ないので静かに温泉を楽しめるのがいいところじゃと思う。
まあ、設備の老朽化が進んでおるから幾つかのシャワーブースが塞がれておったり、嘗てはお湯が出ていたと思われる白いビーナス像が使われずにそのまま放置されておったがまあそれはそれじゃ。
泉質もいいし落ち着けるので、次に行くときは暑い盛りは避けて外湯にゆっくり入ることが出来る頃合いを見図ろうと思う。

なおここには、館内足湯という珍しいものがある。

全身浴のあとじゃから試しはせんかった
ホテルの玄関先に設置すればいいのにと思う
© ill-health(ruephas) 2019
更にどうでもいい情報じゃけども、こんなものが掲示してあった。

挑戦状がメラメラと燃えておる
熱き挑戦じゃ、受けて立とう
© ill-health(ruephas) 2019
アツいぜ!支配人!
さっきワシにパスポートを売ってくれた人が多分支配人じゃと思うんじゃが、こんな感じで燃えておることはなかったが、実際には内なる焔を秘めたる人なのであろう。
因みに中を見ると、

クイズじゃった
© ill-health(ruephas) 2019
問題が容易すぎてここに答えを書く気も起こらんが、気になったのは「問題2」という表記じゃ。
これを見てワシは館内を少し回って問題1を探したが見つけられんかった。
問題1の中身が気になる。
とても気になる。
また行こう。

[1]
行ったのは2019年10月13日じゃけども、前のポストで書いた通り東日本を中心に甚大な被害が発生した台風19号が抜けた直後なので、浮かれた文章を書くのに気が引けたため、このポストは14日付とさせていただいとる。

温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
3.5
風情ポイント
2.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
440
温泉コスパ
1.3
※通常料金(¥1,500)だと0.4じゃ。


2019年10月10日木曜日

温泉に行かない日(398) 三谷温泉がアツくて安い

こないだの土曜日にサンヒルズ三河湾に行った。
泉質は(スマンな正直に書くと)まあ特筆すべきものはなかったが、それはそれとしてなんじゃろう、やはり歴史のある温泉街に立地する宿が持つ特有の重みと云うかなんと云うか、それを感じられた体験じゃった。
また来ようかな、中々雰囲気の良い温泉じゃったな。
他の旅館ホテルにも入りたいな。
と云う感覚じゃ。

しかし、じゃ。
三谷温泉は高い。
ここに事実を列記しようぞ。
因みに()内の時間表示は日帰り可能時間じゃ。
  • 松風園:¥1,500(11:30~17:00)
  • ホテル明山荘:¥1,100(11:00~20:00)
  • ひがきホテル:¥1,500(11:00~20:00)
  • 平野屋:¥1,100(14:30~18:00)
  • ホテル三河海陽閣:¥1,080(15:00~20:00)⇨消費税大丈夫か!
少し前にもちいと書いたが、ワシ内の基準では日帰り温泉の料金が4桁を越えた場合、入浴を躊躇する。
温泉銭湯コスパ算出表的に云えば、4桁であらば確実に1.0以上を期待できる温泉以外には入りたくない。
前回サンヒルズ三河湾に入ったのは単純に入浴料が600円だったからであって、それが上記のような4桁オーバーじゃったらわざわざ入りに行ったかどうか。

しかしじゃ。
ワシは見つけた。
これじゃ。

©三谷温泉観光協会 2019
三谷温泉 日帰り温泉入浴パスポートじゃ。
1冊2,200円(2019年10月10日現在の税込料金)で、使用期限は発行日から何と1年。
上記5ヶ所の各温泉宿の日帰り温泉に1回ずつ入浴可能ということで、計算してみたところ1ヶ所あたり440円。
これはもう激安といってよろしかろう。
これは活用しない手はない。
しかもじゃ、各施設においては早くて17時、遅いと20時までの入浴が可能であり、これ即ち「日帰り温泉からの海の夜景」という中々体験し得ない体験を体験できる(スマン日本語おかしい)という素晴らしさじゃ。
更にじゃ。
ここ三谷温泉郷は泉質が違う4つの温泉が楽しめる全国的にも珍しい温泉地との事じゃ。
上に記載した5つのホテル旅館リストに書き足すならば、
  • 松風園:高張性ナトリウムカルシウム塩化物泉:¥1,500(11:30~17:00)
  • ホテル明山荘:単純弱放射能泉:¥1,100(11:00~20:00)
  • ひがきホテル:低張性ナトリウムカルシウム塩化物泉:¥1,500(11:00~20:00)
  • 平野屋:アルカリ性単純泉:¥1,100(14:30~18:00)
  • ホテル三河海陽閣:アルカリ性単純泉:¥1,080(15:00~20:00)
下の地図を見ていただければ分かる通りこの5つの施設は非常に至近な距離感であり、何故このように多彩な泉源がこの狭い範囲で存在しているのか、これは誠に不思議な事じゃ。

まあそれはそれとして、これはいいぞ。
なかなかいい。
今週末は凶暴な台風が到来するため行くのは叶わんが、近いうちに再訪するつもりじゃ。
因みにこのパスポートは上記5ホテルで販売しておる。
皆さんも是非訪れて見るべきかも知れんのう。
ワシはゆくよ。

2019年10月5日土曜日

サンヒルズ三河湾(1)

琵琶湖南岸や京都方面の銭湯巡りには、ふと思い立って「さあ行くぞ」という訳には参らん。
しかしまあ隣県の東側辺りであらば、まあふと思い立って「さあ行くぞ」という衝動的行動の範囲内であろう。
という事で本日、初三谷温泉を体験した。
体験場所はサンヒルズ三河湾(愛知県蒲郡市三谷町南山1-76:0533-68-4696:¥600:11:00〜15:00:ポイントカードあり)というホテルで、何となくじゃけど学校関係と云うか公務員関係のような感じがする。
当然クルマで行ったんじゃけど、カーナビ頼りに現場近くまで行ったんじゃが、最後のところでは隣に立っとる「ひがき」に強引に案内されてしばし困却した。
初めて行く人のために一応下の地図で説明しとこう。



黄色い道はR23じゃが、これを下つまり南側から向かう場合、勢河という料理屋のところをぐいっと鋭角に右に曲がれと指示される可能性がある。
ここからでも行って行けんことはないが、恐らくは隣りにある「ひがき」の敷地内を抜ける形になって余り都合が宜しくない。
正確にはその先にある三谷温泉交差点を右に曲がるが正解じゃ。
しかと覚えておくように。

さて現地に到着し、フロントで600円払うとポイントカードが貰える。
入るたびにはんこを押してもらえ、それが6個貯れば1回無料で入浴できるという仕組みになっとる。

脱衣室に入ると、壁にこのような貼り紙がしてある。

堂々たる宣言
© ill-health(ruephas) 2019
「本来、無味・無臭・無色の天然温泉」なるMTMM宣言というのは初めて見た。
まあ、MTMMがいいか悪いかの価値判断は色々あるとは思うが、まあ一般的に云ってMTMMよりかは色が付いとったりとろみがあったり硫黄の香りがしとったほうが喜ばれる可能性が高いと思うので、ややびっくりしたという次第じゃ。
あと、カルキ臭いとの自白も同時に初めてじゃ。
この辺、このような事実を変な感じで隠匿しようとするよりは遥かに好感が持てるのは確かじゃろう。
ま、実際ややカルキ臭かったですが(笑)。

先日入った「THE」もそうじゃったし、更に少し前に入った浜名湖グランドホテルさざなみ館でもそうじゃったように、一般的にホテル旅館の日帰り入浴では高い確率で貸切体験が味わえるが、今回も殆ど貸切状態であった。
ワシが入るのと同時に一人の爺様がすれ違うように出ていったが、それ以降は完璧な貸切じゃった。
有り難いような少し寂しいような感じじゃ。
このホテルは少し高台に建っとるので露天風呂から望む風景のことを少し期待しとった。

眼下に広がる三河湾の素晴らしい景色
© ill-health(ruephas) 2019
このような感じじゃった、とお伝えしたいところじゃがこの写真は実はホテルのロビーから撮影したもので、残念ながら露天風呂の借景では殆ど下界を望むことは出来なんだ。
露天風呂はそもそも三河湾側にないし。
しかし、夕方以降に入るならば100万ドルの値がつくかどうかは別として、街の明かりが楽しめるじゃろう。
ただ日帰り入浴客は15時迄じゃからこれを体験することは出来ないのは残念じゃ。

とは云っても、ワシが気に入ったのはやはり外湯であり、湯温はだいぶんに低く、即ちワシにとってはこの上ない適温であり、そよそよ吹く爽やかな風も相まってどんだけでも入っておられる。
浴槽の深さもやや浅めで、小人たるワシに取っては好都合。
やや浅めのほうが落ち着いて入ることが出来る。
聞こえるのは湯口から注がれる温泉の音だけで、ワシは暫く寝てしまった程じゃ。
お湯がMTMMなのは仕方がないが、それでもなかなかいい温泉じゃと思う。

シャワーブースは完全に間仕切られておるから隣客を気にすることなく体を洗えるし、これとは別に立って浴びることが出来るボディシャワーも用意されとる。
冷水機もちゃんとある。
脱衣室がやや狭いのが玉に瑕じゃけど、そこに用意されとるマッサージ機は無料で使える。
これで600円ならば充分にお得じゃと云えるじゃろうと思う。
(恐らく)ぎゅうぎゅう詰めの芋洗い状態なラグーナの湯に高いカネ払って入るより、こちらを選ぶが正解じゃと思われる。
ぜひお試しあれ。

温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.5
風情ポイント
2.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
600
温泉コスパ
0.6