2016年3月31日木曜日

温泉に行かない日(323) 父親の再入院

EMX-3が手に入るということで浮かれているそんな中、実家の母親から電話があって父親が入院してオペするという連絡がありました。
心臓のオペをするとのこと。
両親はもう79歳で、心臓に何かする=手術という理解をしてしまったようですが、病院にいってよく聞くと入院したのは心臓血管外科ではなく循環器内科で、やるのはカテ。
まあ切った貼ったをするよりは侵襲性は低いので少し安心しました。
私が病室に着いたのと入れ替わるように、病衣を着た父親がカテ室に運ばれていき、私と母親は病室で待つことになりました。
待つこと3時間と少し、カテを終えた父親が病室に戻ってきました。
この病院のカテは手ではなく鼠径部からガイドワイヤを入れる方針のようで、足の付け根辺りがしきりに痛痛い痛いと言うので、結果については本人からすぐには聞けませんでしたが、暫くして病室まで来てくれた医師から、
血管の状態がよろしくなく、ステントを入れることが出来なかった。カテではちょっと難しく、無理やり入れてもリスクが高いし、抑ステントを入れられない。
むしろ外科的な処置をしたほうが安全だ。
というような説明をきちんとしてくれました。
その日は一旦実家に帰り、翌日、つまり今日に心臓血管外科の医師と話をすることになり、結局今度こそ「オペ」することになりました。
心臓の状態こそ放っておいたらそれこそいつ死んでもおかしくない感じですが、それ以外はまあまあ元気な父親です。
とは云ってもトシもトシですので、胸を開くとなると息子としてはそれなりに心配であります。
しかし先生によると、今の開胸手術は昔と違って侵襲性はそんなに高くなく、何でも人工心肺は使わないとのこと。
リスクは(つまり失敗して死んでしまうと意味だと思うんですが、それは)今のオヤジの身体状況を鑑みた上でも1%くらいじゃないかなあ、ということでした。

兎に角、放っておいたら突然死するわけだし、ここは先生を信頼してやっていただくしかありません。
実家の近くに高機能病院があって本当に良かったと思います。

久し振りに見た父親は僅かに腰が曲がっていて、かつて運送会社で関西までの長い距離を毎日のように往復していた壮年期の力強くカッコいい姿とはやはり違います。
最近運動できないためか、下半身もか弱い感じで少し痛々しい感じ。
それを見ながら、井上陽水の「人生が二度あれば」を思い出してしまいました。

オペは来月中旬とのことで、その際には勿論行きたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。