2018年6月30日土曜日

温泉に行かない日(342) ニコチンフリーな生活は果たして取り戻せるか(1)

今を去ること約7年前の2011年8月10日、高校2年から吸い続けていた煙草を止めた
チャンピックス(略称チャンピとも云うじゃ)という保険対応しとる薬を使って医者の指導の元なんとか止めるのに成功したんじゃ。
それまで、はっきり云って煙草はワシにとって無くてはならんものであり、つまりニコチンを体内(脳内?)に吸入するということそのものと(つまりニコチン中毒の状態)、煙を漂わせながら煙草を嗜む時間とか会話が大事だったことの両方が煙草をなかなか止められなかった原因だと思う。
チャンピ使って煙草止めたあとも実は「吸いたい」という気持ちはずっとあって、従って煙草吸いが集まる場所とかは出来るだけ避けとった。

正直に告白するよ。

それでも何とかかんとか禁煙は続けてたんじゃが、人事異動で富士に赴いた時(一応ワシもちいとは責任ある会社人じゃから守秘義務ある故詳しいことは書けんが)業務上極めて強くてなかなか消えてくれんプレッシャーを感じることになり(人間関係とかパワハラとかそういうたぐいじゃなくて、純粋に業務上の話じゃよ)、そのプレッシャーの中でなんとなくあっさり煙草を再開してしもうた。
久しぶりの一服は、大変に美味かったことを明確に覚えとる。
その後も結局だらだらと吸い続けとった。
なんとなく「このまま死ぬまで吸い続けるんじゃろうなあ」と感じとった。

煙草、美味いからね。

そのうちひょんなことからロードバイクに乗り始め、長らく鍛えとらんかった膝が悲鳴を上げて、ワシもそれによる激痛に悲鳴を上げとったんじゃが、それと同時に感じたのは呼吸の苦しさじゃった。
まあクルマに例えて云えば、膝(脚)はエンジンで呼吸器は給排気系ということになるんじゃろうが、つまりワシ自身の場合エンジンも駄目なら給排気もイカれとるという散々な状態なわけで、膝の方はメルくん各部の調整と漕ぎ方をいろいろ調整しながら克服しつつあるものの、一方の給排気系つまり呼吸器、肺の方は長年に亘る喫煙によるススがたまりきって如何ともし難い状態であり、ソリューションは禁煙しかないと思われた。
しかし、さっきも書いた。

煙草、美味いからね。

煙草を吸う時間、ゆっくりと煙を揺蕩えさせながら過ごす時間。
これも手放せん。
しかし一方で、煙草やめて自転車を楽に漕ぎたい。
いやいやそれ以前に、本当は煙草そのものを今度こそ止めたい。
自転車漕ぐためじゃなく、そもそも止めたい。
ワシの周囲におる喫煙者共も実際聞くと、そもそもやめたいというワシと同じような軟弱者が結構多い現実もあるじゃよ。
うーむ、ということで、今回は一足飛びではなく段階踏んで止めていこうと思っとる。
薬は使わん。
これはごく個人的な感想で、それにより全くもってある特定の薬品を誹謗する気は更々ないと明確に表明した上で敢えて書くんじゃが、チャンピなんて結局プラセボじゃろうと思っとる。
第一相、二相、三相の厳しい治験を経て市販され、実際に何万人もの人に禁煙という福音を与えた薬が「ワシに効かないはずがない」と思い込むことによって無理やり禁煙に持ち込んだという感じじゃ。
根っから「止めれた」という感じははっきり云ってまったくなくてじゃな、常に煙草に哀愁を感じながら何とか止めとったというイメージじゃ。

煙草、美味いからね。

そんでもって更にはじゃ、前回薬を使って止めたときのことを今更ながらつらつら振り返ると、ワシの場合正直言って煙草をやめることそのもの(ニコチンを断つこと)の苦しさ5割、煙草を嗜む時間や紫煙を楽しむ雰囲気が失われる寂しさ5割という感じじゃった。
あと、ニコチンは中毒性のある毒物なのでなかなか止めれんのじゃろうが、給排気系に多大なダメージを与えとるタールとは即座にサヨナラしたい。
ならば、とりあえずは今流行りの加熱式煙草に移行するのがステップ1じゃろうと思った。

2018年6月17日日曜日

Ride before you look!(32) 自転車部で浜名湖一周

勤め先で昨年できた自転車部に所属しておることはすでに書いたとおり。
ワシが勤務しとるのはこれは初めて明かすわけじゃけど医療福祉関係の法人であり、その関係で自転車部には医者やコメディカルが多い。
すなわちみんなたっかい自転車に乗っておる。
まあそれは別によろしい。
それぞれがそれぞれの所得と欲望にあった自転車に乗ればよろしいわけじゃから。
あと、お医者さんとかコメディカルが多いということは即ち、土日を束縛されとる者が多いということで、今回も自転車部のマネジャーを持って任じておられるコメディカル女子が「自転車部で走行会をやりましょう!」と部員の皆様方に声をかけて下すったんですけど、多くの者が「すみません、学会で」「すみません、病棟で」などという理由でなかなか参加者が集まらず、結局走行会はワシ含めて僅か3人というスモールなものとなりました。
殆ど初めて面を合わせる3人なんでお互いの実力は未知数。
という事で無難な線を選択し、本日浜名湖一周することになりました。
改めてメンバーは、コメディカル女子(若い!)、コメディカル男子(若い!)、ワシ(爺!)。
コメディカル女子(以後「女子」)はかなりのツワモノらしく、先日も地元から日帰りでビワイチ(160km)をこなしたとのこと。
つえ〜!
コメディカル男子(以後「男子」)は最近こそあまり走っとらんが高校時代は自転車部に所属しガンガン走っとったとのこと。
最近走っとらんせいか、男子は若干ぽっちゃり気味でありますな。

7時30分、村櫛海水浴場を出立。
女子には事前にワシから「膝に爆弾抱えとる。長距離はムリ、5%超える坂は禁忌」というような予防線を張っといたためか、始終20km/h程度のママチャリ速度で巡航してくれて大変に助かりました。
如何にジジイなワシであっても、大抵の場合の巡航速度は平均25〜30km/hなのでだいぶんに楽じゃった。
まったくもってゆっくりゆるゆると、浜名湖の景色とおしゃべりを楽しみつつのまさにポタリング。
3人共まあまあガチな格好をしているんですが、このようなパーティ状態で走ると「がちだけど遅い」状態でも別に恥ずかしくないのが不思議であります。
一人だと大変に恥ずかしいものなんじゃがなあ。
舘山寺を抜けて気賀方面に入ると自転車専用道ではなくて一般道を走るため、それこそ「ガチに早いにいさん姉さん方」がガンガンじゃんじゃん走ってきてワシらを抜いていきます。
しかしワシらは頑として速度を早めずユルユルを維持。
ゆるゆると走ってゆるゆるとはまなこ みんなのカフェ(静岡県湖西市利木226-1:053-578-3888:月〜金は10:00〜17:00:土日は9:00〜17:00)に到着。
ここは今回のコースのちょうど中間点でありまして、自転車のヒトやバイク(エンジン付きの方)のヒトが結構多く集まるカフェ。
ワシも以前1回来たことあり。
でね、ここにいる犬がどっちも可愛くてね。

凛々しいが麿タイプ眉毛が可愛いぞ
© ill-health(ruephas) 2018
こいつは新しい客が来店すると足を滑らせながら駆け寄っていく、まあ云えば看板犬かな。
もうひとりはこいつでね。

こいつもなかなかどうして凛々しいよ
© ill-health(ruephas) 2018
こいつもなかなか凛々しく映っとるけど、実際には日がな一日ソファに寝そべってウトウトしとる。
まるで日曜日におけるワシのごとし。
店内に入ってコーヒーを飲みモーニングのうで卵を食っとった男子が迂闊にも手を滑らせてうで卵を床に落とすやいなや、麿タイプ眉毛のほうがやはり床に足を取られつつ一目散に馳せ参じ、床に転がっとる卵を口にして少し離れたところに移動し、持ち主に取り返されないよう警戒しつつ殻ごと瞬時に喰らいおったのは誠に見事な技であった。
麿タイプの早業に笑いつつ感服しつつ店を出て、後半戦に突入。
っていってもやはり依然としてママチャリ速度を維持して走るは変わりなし。
そのまま鷲津、新居、渚園と走り無事ゴールの村櫛に戻ってまいりました。
いやいや楽しかったなあ。
ワシ、性格的に複数人でつるんで走るのニガテなタイプなんじゃけど、今日は楽しかった。
次回はもうちいとガチ方向に振れた走行会するか、という話にもなりました。
最近ワシが気に入っとる春野方面、ふたりとも行ったことないということじゃったから、北区役所に集合して春野から秋葉神社の下社、秋葉ダム、船明という感じのコースはどうじゃろうと提案してみるつもりじゃよ。

で、今回わかったこと。
途中若干のアップダウンはあるもののこの速度の場合はほんとに楽で、今回のハマイチでははっきり云いますが、ダンシングは一切なし。
着座のまま走ると、ワシの場合は膝の負担が増大するので軽い勾配の坂でも寧ろ積極的に踊りながら走るのが通例であるんじゃけど、今回はずっと着座のままでも膝の痛みどころか違和感も発生しなかった。
これは一つのことを示唆しとる。
当たり前だのクラッカーな話じゃろうが要するに「無理して負荷かけて走るな」ということじゃなあ。
無理したら距離を走れんが、無理しないならばもしかしてある程度の勾配がある長距離、それこそビワイチも夢ではないかもしれんということ。

ワシはもうどっちみち若くないんじゃし、カッコつけて速く力強く走っても仕方なかろう。
平地ではまあ風に乗ってそこそこのスピードで走ってもよかろうけども、やっぱり無理しないことが肝要じゃなあ。
それと同時に、今回はゆっくり走った分、いつもよりペダリングに注意してみたよ。
脚の母指球につまみが付いとってそれがペダルを捕まえとって、そのつまみできゅーっと引き上げるようなイメージ。
加えてワシの師匠がいつも云う「かかとを下げるな」を守って、ひと漕ぎひと漕ぎ丁寧にやってみた。
これをやり続ければなんとかなるんじゃないかという結構強い自信が生まれてきた。

よ〜し、精進しましょうよ。
今回は以上であるよ。

2018年6月16日土曜日

湯の島温泉(5)

12年ほど乗り続けてきた愛車スイフトを今年9月までには手放すことになってしまったので、それまでの数ヶ月出来るだけたくさん乗ってあげたいと思うワシであった。
ここ暫く温泉銭湯に全く行けとらんこともあるので、ちょっと遠目の温泉にスイフトで行こうと決めて、湯の島温泉に入りに行った。
いつもだと天竜川沿いの国道を通って佐久間に出るコースで行くんじゃけど今回はふと思いついて今のところまだ無料措置が継続している三遠南信自動車道を使ってみた。
距離的には遠くなるんじゃけど非常に快適なルートで、2015年1月、土砂崩れの影響で崩壊した原田橋に代わる仮設橋を通るというルートで佐久間まで。
その後は静岡県道1号線で佐久間ダムまで。
少しだけ寄り道して険道ファンの間では知らぬものが居ない静岡県道288号線の佐久間側通行止め地点を見てからダムを渡り愛知県道1号線に入り約20km、うねうね道を走って豊根村(旧富山村)に入ります。
アラジンの魔法のランプが赤くチラチラ点灯しとるが構わずガシガシ進むよ。
ちいと少し早く着きすぎたため、愛知県道1号線と長野県道1号線が繋がるポイントまで行こうと思い進んでみたけど、大嵐駅と旧富山村を繋ぐ鷹巣橋から長野県側4km地点でがけ崩れがありそこで通行止め。
残念。
戻って鷹巣橋を渡り、これまた定番訪問地である大嵐駅の先にある静岡県道288号線夏焼側通行止めポイントを見にいった。
廃道ファンなのか釣りの人なのかはわからんじゃけど、今までで見た中で一番たくさんクルマが停まっていて驚いた。
変人が多いなあ。
ちなみに前回紹介した「とみチャリ」(大嵐駅前から無料で利用できるレンタサイクル)はまだ継続しておりました。
Fujiのランドナーも生きながらえておりましたが、ダブルレバーのフロント変速用側が破損しており、つまりフロントが変速できません。
坂の多い旧富山村内を行き来するにはちいと難渋するのが予想されますのでご利用の方は充分に警戒してくれろ。
さて、湯の島温泉が開くまでまだ時間がある。
ならば昼飯にしようということでとみやま来富館(とみやまらいふかん:愛知県北設楽郡豊根村富山字湯之島25-4:0536-89-2170:宿泊もできます)に行ってお店おすすめのゆず味噌のチキンカツ定食を注文。
非常に空腹であったため軽い気持ちでご飯大盛りを頼んだら、どうじゃろうか普通の茶碗の3杯分以上の白飯をよそおったどんぶりが出てきて魂消た。
味はもちろんよし。
前段がながくなったんじゃけど、これでやっと湯の島温泉に入れる時間と相成った。

少し早めであるけれどお願いすればフライングで入れてくれるのは毎度の事で、当然その日の一番湯で当然暫くは貸切状態。
夏に行くと外には虻がブンブン飛んでいるんですけど、まだ早いのか全く飛んでおらず安心して外湯に浸かれます。
ただ、理由は我ながらさっぱりわからんちんなんじゃけど、この湯の島温泉って外湯より内湯のほうがいいんですよね。
なんでだろうか?
なので、今回もほとんどの時間を内湯にはいってほとんどの時間うとうとしとりました。
暫く浸かっとると他の入浴客が数人入ってきよったけど、前回のような馬鹿な人は1人もおらずウトウト継続できたのは誠に喜ばしい限り。
ただ少し気になったのが、外湯のオーバーフロー量が以前よりちいっとばかし少なくなったような気がすることじゃなあ。
以前ははっきり水流という感じで流れ出とったが今回は滲み出るような感じに見受けられた。
まあもともと半掛け流しなんで大勢に影響はなかろうけど、気分としてはもう少しあったほうが盛り上がるのは確か。
とは云っても、貴重な温泉資源を少しでも有効に使うという事もあるので無理してオーバーフロー増やせとは云いはしませんけどね。

2018年6月15日金曜日

温泉に行かない日(347) クルマを買いに

一昨年の2月に「ロードスターはあと1年待つことにした」んですが、その理由は当時まだ発売されていなかったRHT(現行モデル名で云うとRF)がもうすぐ発売になるという話を聞いたからで、その後実際同年12月に発売されました。
ところが、電動ハードトップで重量が重くなったためなどを理由にエンジンが2リッター(欧米仕様エンジン)化、価格もNDより高くなり、いずれも私の手にあまることが判明。
軽くて小さくてひらひら走れる方が好きなのでRFは買う気が全く起こらず、しかしその時点でNDロードスター発売から1年経過していて、もうそろそろボディカラーとかソフトトップのカラーバリエーションが増えるんじゃないかとかいろんな勝手な思惑が溢れてきて、NDももう少し待とうかなと。

で、さらに2年位経って今やもう2018年度になってしもうた。
当然相も変わらず2005年モデルのスイフトに乗り続けていて、走行距離は13万kmを超えてきたよ。
ボディは黒板の如くざらざらしており、特に何故か左側のAピラーだけはもう真っ白になるまで塗料が剥げきってます。
エンジン警告灯も元気よく輝いとるし、最近ではアラジンの魔法のランプのような警告灯、つまりオイル警告灯もたまさかぴかりと点灯するようになったしなあ。
運転席シートの右側は度重なる乗降により破れており、はらわた(つまりウレタン)がはみ出てきております。
先日は冬場をなんとか乗り切ったバッテリーが遂に神に召され、知り合いの自販店の人に泣きついて中古バッテリーをタダで入手して凌いでます。
あとこれは言葉では表現しにくいんですけど、エンジンの問題なのかトルクコンバーターがいかれてきたのかミッションが阿呆化したのか理由はわからんのですけど、走行中停車アイドリング中関係なく何かの発作のように、しゃっくりするかのようにビクンビクンするようになってきた。
更にこれは実に腹の立つ話ではあるんですが、初年度登録後13年経過すると有無を言わさず自動車税が上がるという、明らかに関係業界からの圧力・ロビイング・賄☓などを想起させる税制があるですが、我がスイフトは次回よりまさにそれに該当してくる。
大変可愛いくこれまで大活躍してくれたスイフトですけど、こうなると今年9月に迎える車検を通すのは厳しい感じであるです。

これは徳俵に片足がかかっとる状況じゃなあと思い極めたワシは、いよいよ腹を決めて中古バッテリーをタダで調達してくれた自販店に行き、
「すまぬがロードスターの幌のやつを一丁くれるか。色はこの間出たマシンなんとかシルバーな」
とお願いしにいったのが先日5月末くらいじゃったか。
その後すぐ店から電話があり、
「知り合いのマツダ販売店のやつから情報あって(ワシが出入りしとるショップはスズキのサブディーラー)、ロードスターがNDもRFもマイナーチェンジしとるらしく、そうなると納期9月間に合わんかもしれんよ」
ということじゃった。
なんでもエンジンが改良され、安全装備が充実するらしい。
うーむ。
マイナーチェンジ前のモデルじゃったら納期は大丈夫なんじゃろうが、マイナーチェンジ(マツダ特有の年次改良ではない)するんじゃったらそっちの方が欲しいのが人情じゃろう。
安全装備なんて欲しくもないが、ついていれば保険が安くなる。
何よりエンジンが良くなると云うんであれば、買うならばそっちが欲しい。
欲しいがしかし、確かに納期は厳しかろうことが充分に予想される。
そのようなワシの葛藤を見透かし付け入るようにショップの親父は薄笑いを浮かべつつ、
「まあいいじゃん。今回はロードスターは見送るのが賢明だぞ。あんたよく『次のクルマが最後のクルマ』なんて言ってるがそんなわけねえだろ。まあロードスターでも良いとは思うけど、ほれうちも一応スズキのディーラーだし、この間出たスイフトスポーツ試乗してみない?」

ふうむ。
まあ試乗するくらいはタダだし、ちいと乗ってみるか。
個人的にはスイフト、いい車だと、思うし。
ただ、同じ車を2台続けて乗るというのも芸のない話。
スイフトスポーツ買うことはまずなかろうが、最近のクルマの動向を知るためにも試乗してみてもいいかもしれない。
それも悪くなかろうてと云いつつ、6月上旬実に軽い気持ちで試乗してみた。

(中略)

数日後の6月7日、スズキの販売店でスイフトスポーツの注文書にハンコを押すワシがおった。

いや決してロードスターを諦めたわけでないんじゃ。
ただ、正直ロードスターはやはり高い。
払えんことはないが余裕を持って払えるという状況でもない。
一方スイフトスポーツならば、まあ余裕を持って買える。
走りもいいらしいし、少しの時間であったが試乗でその良さの片鱗に触れとる。
車重が970kg台と軽いのもワシの好みにあっとる。
6MTがロードスターに比べて精密感に欠けとるのが気にはなるが決定的な問題ではまったくない(むしろロードスターの6MTが「出来過ぎ」だと思う)。
確かに良いと言える仕上がりじゃった。
あの内容で車体200万円しないというのははっきり云ってバーゲンセールじゃろう。
要するに、なかなかいい車だったということじゃ。
で、1年半から2年位はスイフトスポーツを楽しんで売却、その間貯金したお金と合わせて次なるクルマとしてロードスターに乗り換えるという作戦にしたんじゃよ。

2015年、NDロードスター発売されてからいろいろあったんじゃが、兎に角しばらくはスイフトスポーツを操って生活していこうかと思うよ。