2020年2月24日月曜日

温泉に行かない日(430) 自宅警備員は素晴らしい

3連休最終日、本日は終日自宅に引き籠もってMac相手に仕事をしておる。
外出する気力はなく、例えあったとしてもシステムの仕事に押し込められとるのでそちらが優先じゃ。
現在関わっとるシステムの仕事はまだ開発段階であり、幸か不幸かよくわからんがその開発環境には自宅のMacからでもアクセスできる。
じゃからわざわざ会社の事務所に行かずとも仕事ができる。
このご時世、事務所がある市街地に行かなくても仕事が出来るというのはありがたい。
今、変な意味で注目を集めとるテレワークとやらを図らずも実体験できとるわけじゃ。
なかなか不思議じゃ。

ところで自宅警備員という職業がある。
詳しくはこちらをご参照いただきたいんじゃが、自宅警備員の主な要素を抜き出すならば次のとおりとなる。
  • 自宅警備員(じたくけいびいん、通称引き○○り)とは、自宅の警備に生涯を捧げる漢の事である。近年増加傾向にある花形産業であり、就業者は主に若年~中年の男性。現在日本の人口のうち最も従業員が多い職業である。
  • 主な仕事はその名の通り自分の住まう邸宅を警備することである。基本的に高性能のPCを主武装とし、情報戦を得意とする。
どうじゃろうか。
完璧とは云えまいが、まあまあこの数日のワシの姿と重なる要素が多い。
自宅警備に生涯を捧げるのは難しいし、高性能のPCを装備しておるわけでも無いが、要素としては揃っとる。
まあワシの場合一応は正式な職業を持ち、かつ身分的には何とか正職員であるため正式な自宅警備員とは云い難いが、少なくともこの3連休に関しては可成り自宅警備に寄り添った生活じゃった。

自宅警備員的生活のいいとこは何と云っても自分のペースで仕事が出来ることじゃ。
休みたいと思えば上司の目を盗むことなく休憩出来るし、ガアっとやりたいと思えばその通りに出来る。
歩いて数分のところにある近所のコンビニに行って、100円のコーヒーを買ってタバコ吸いながら気分転換できるのもなかなかいい。
更に云えば、例えば酒飲みたいと感じたらその欲望に任せて飲酒しながらの業務が可能というのが何と云っても素晴らしい。
今は仕事でシワが伸び切った脳味噌を復元させるためこれを書いておるんじゃが、実際問題昼過ぎくらいからビールを舐めつつMacに向かっておる。
もしこれを事務所でやったならば、上の階から偉い人がゆっくり降りてきてワシの後ろに静かに立ち、
「君。この会社で長いことご苦労だった。明日からはゆっくり永久に自宅を警備してくれ」
と云われるのがオチじゃ。
流石にそれは困る。
まだ払い終わらぬローンがある。

斯くの如く自宅警備業務は大変に素晴らしいのじゃが、残念なことに明日朝6時を以てこの素晴らしい職業はクビになることがほぼ確定しとる。
なぜ「ほぼ」かと云うと、明日(木偶の坊揃いの)政治屋から何らかの声明が発表される予定であり、その内容によってはもしかしたら国家権力により多くのリーマンが自宅警備員への転職を強要される可能性がほんの僅かながらあるからじゃ。
ワシは内心それを色んな意味で心待ちにしとるわけじゃが、これはまあアレじゃ、出来の悪い小学生が「今夜学校が火事になったら明日のテストを受けずに済む」と思うレベルと全く同じじゃ。
情けないのう、全く。

因みにこのポストをモバイルではなくPC(ウェブバージョン)で閲覧すると、一番下のところに「場所」という項目がある。
そこには「自宅」と書かれておってそれをクリックするならば、日本国内に実存するとある場所が示されると思う。
これは当然ワシの自宅ではない。
Google Mapで「自宅」を検索すると何故かここが指し示される。
一体どういうことじゃろうかと思う。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。