2020年12月26日土曜日

磐田グランドホテル 天神の湯(3)

この1年の投稿を見てもらえれば分かる通り、武漢ウイルスが世に蔓延り始めてから殆ど温泉銭湯には行けておらん。
無論、混んだ飲み屋などと比べればその安全度は多少高いと思われるし、浴室に入ってしまえばほぼ大丈夫じゃろうが更衣室がやはり怖い。
また、ここ1年ほどの間に「入院もしくはホテル療養中の人間がそれらを抜け出して勝手に風呂屋に行ってバレた」という報道をワシは少なくとも2つほど目にした。
そのものたちの温泉銭湯愛だけは認めるが、それ以前に莫迦である。
そのような莫迦がいつどこの温泉銭湯に湧くか全く予測もつかんため、ワシは基本的には温泉銭湯にあまり行っていない。
行くのはほぼ掛川にある倉真赤石温泉で、更衣室浴室まるごと貸し切りじゃから他人と交錯することがないからじゃ。
とは云え、たまにはそれ以外のところに行きたいと思うこともあり、本日は磐田グランドホテル(静岡県磐田市岩井2280:0538-34-1211)にある天神の湯(¥1500:10:00~23:00)に行ってきた。
実はこのホテルは、武漢ウイルスの野郎のせいで今年6月くらいまでの長きに渡り、ホテル全体が臨時休業しておったそうじゃ。
先日営業状況を確認するために公式サイトを見てみたら、何とか営業を再開しておったため早速出向いたわけじゃ。
ここは1500円とまあまあ高額な利用料が必要じゃけども、毎月26日は800円で入浴が可能じゃ。
更には、6枚綴り5000円(すなわち1回あたり833円)という激安チケットも公式に販売しておる。
これならばそこら辺にあるスー銭とあまり変わらないし、ホテルならではの接客とサービスも受けられるし、それにホテルで日帰り温泉を楽しむということがあまり一般的ではないから混んでいることもないし、いい事ずくめと云って差し支えありません。

本日も(ホテルにとっては苦しいところじゃろうが)入浴客は6人程度、湯船に使っておるのは最大で3人という感じの利用状況であり、混雑という表現は全く必要ない。
そしてどの客もおとなしかったため、落ち着いた気持ちで黒湯を楽しめたのは幸いじゃった。
時間制限もないため長湯を楽しむもよし、ロビーは広々としてオットマンが何脚も用意されているので出たり入ったりするもよしじゃ。
お湯の中に手を20cm程も差し入れればもう見えなくなるほどの濃さの黒湯は相変わらずじゃし、温度は42℃とワシにとってはやや高めじゃが、寒い冬にはこのくらいの温度がよく温まってよいじゃろうし、ここのお湯は湯冷めしにくいので更に良い。

また、たまにはゆっくりした時間を過ごしたいというのであらば、入浴と客室利用がセットになった★1日2組様限定!★日帰り湯ったりステイプラン(¥4000〜)や★日帰り★湯~ったり温泉ランチ(¥3200)などを利用してみてはどうかと思う。
特に後者は、なかなかコスパがよろしいのではと思う。
通常の入浴料を基準にしてランチのコストを計算すると1700円。
ランチそのものの価格と、ホテルという場所を買うと考えれば大変に安い。
云うまでもなく、ここ磐田グランドホテルでは武漢ウイルス対策について出来ることは全てやっておる(「磐田グランドホテル【新しい生活様式】への取り組みのご案内」の部分参照)から安心じゃと思う。
観光業及び観光関連業界は現在非常なる苦境に立たされておる。
しかし、あの天下の愚策「GoToトラベル」なんぞ使わずとも出来ることはある。
このようなプランを使って、いつもより少し豊かな入浴時間を過ごせば僅かではあるが、結果としては支援の端くれにもなるかもしれぬ。
地元の施設にこそ応援の気持ちを表すのが大事じゃろうと思えるんじゃが、どうじゃろうか。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
3.5
風情ポイント
2.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
800
温泉コスパ
0.7

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