2021年1月11日月曜日

温泉に行かない日(469) 人混みを避けてプチ歴史紀行①

我が国の政府が場当たり的迷走的な武漢ウイルス対策を繰り出す中、兎に角人との触れ合いを可能な限り避けつつ何か楽しめることはないかと探しておった。
普段ならばやぎさんや温泉銭湯方や大山くん方面を探るんじゃけど、静岡県中部以東と西側の愛知県には足を踏み入れたくはない。
そうなると、いずれも行ったことがある場所ばかりであまりおもしろくない。
そうこうしておると、以前市報に載っておった「実際に中まで入れる古墳」に行ってみようと思いついた。
その古墳とは、浜松市北区にある都田総合公園の北側にある見徳古墳(けんとくこふん:静岡県浜松市北区新都田1-4-10-6)じゃ。

綺麗に整った円墳
© ill-health(ruephas) 2021

写真の通り周辺は墓地公園のような感じになっておって、墓地内墓地と云うかそんな風情じゃ。
やや小さめの円墳で、南側に確かに入口のようなものがぽっかり空いておるのがわかる。
その入口のところに案内看板が立っておったので例により頑張って書き写してみようと思う。

© ill-health(ruephas) 2021
© 浜松市教育委員会

浜松市指定史跡「見徳古墳」
平成4年3月10日指定 浜松市教育委員会
この古墳は7世紀(約1400年前)に造られた直径12m、高さ2mほどの円墳です。周りに周溝が巡らされ、塚の内部には南に出入り口のある死者を納めた棺を安置した横穴式石室(全長8.3m、高さ2m)があります。この古墳に葬られた人は、都田地区で最も有力な家族(ママ。華族?豪族?)の一員と思われます。
都田地区では、郷ヶ平4号墳(中津、6世紀の前方後円墳)、恩塚山古墳(一色、7世紀の円墳)も市指定史跡として保存されています。
まあワシには詳しいことが全くわからんし、これを読んでもよくわからん。
ワシがやりたいのはガキと一緒で、ただ単に「古墳の中に入ること」だけじゃ。
ワシは早速入ってみた。

アクセスフリーっぷりがあからさまじゃ
© ill-health(ruephas) 2021

案内図だけ見ると、入り口から玄室までは結構長そうに感じたし、当然中に入れば真っ暗じゃろうと思ったんで、iPhoneのランプを点けて中に入ったが意外にも中はほんのり明るい。
入り口の高さは屈まないと進めないくらいじゃが、中に入ってしまえは立つのに問題ない高さじゃ(ワシの背は低いよ)。
通路の長さは思ったほどはない。
中にはいってそうじゃなあ、10歩程度で行き止まりになってしもうた。
もう少し奥があると思ったんじゃけども、もしかしてこの行き止まりは玄室を保護するために塞いだ壁かも知れんがよくわからん。

わかりにくい写真じゃなあ
すまんのう謝るワイ
© ill-health(ruephas) 2021

振り返った風景はこのような感じじゃ。

遠近法の効果だけではなく
実際に入り口のほうが狭い
© ill-health(ruephas) 2021

奥のどん突き行き止まりから撮った写真じゃが、なんとなくの距離感はわかるじゃろうか。
通路はあまり長くないことがわかるじゃろうか。
「ふうん」と思ってすぐにワシは表に出た。
そんなにすごい体験とは思わんかったが、それでもしかし今生きとる日本人の中で「古墳の中に入ったことがある」という人はそう何人もいないじゃろうから、それはそれで自慢にはなるじゃろう。

 

 古墳から出た後、ワシは古墳の直ぐ側にあるわんぱくゲレンデ(静岡県浜松市北区新都田1-3)でソリ滑りをしたかったんじゃが、折悪しく訪問時はお昼休憩中じゃったのでそれはかなわんかった。
しかし初老がわんぱくたちに混じってそりすべりに興じる姿は第三者が見れは奇異に見えるじゃろうから、これはこれで良かったのかも知れんな。

浜松市子育て情報サイト ぴっぴ より転載
© 認定NPOはままつ子育てネットワーク ぴっぴ

ワシはクルマに乗り込み、次なる目標値に向けて出発した。

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