2021年1月10日日曜日

プロジェクト "山神社"(67) 三社山神社

三社山神社と云う名前の神社は、浜松市西区入野町にあって2014年11月に参拝しとる。
鳥居が社殿に組み込まれたような奇妙な構造(文末写真参照)をしとって今でも覚えとる神社の一つじゃ。

 
こちらは2014年に参拝した方の三社山神社の地図

ところが本日、同じ西区入野町に同じ社名の別の神社(静岡県浜松市西区入野町4990-2)があるのを偶然見つけた。
ワシは最近こそGoogle Mapsで大山くん物件を探しておるが、基本は昭和16年に発行された静岡県神社志という本を情報源にしておる。
かなり詳しく書かれた本じゃけども残念なことにはその本にはある程度の社格(基本村社以上)のものしか書かれておらず、極少数のものを除き無格社は書かれておらん。
今回見つけた三社山神社は静岡県神社志には記載がなかったため存在も知らんかった。
見つけた以上行くしかない。
場所的にはイオン浜松西のすぐ近くて住宅街の中にある。
住宅地の場合、クルマの停めどころに苦慮するケースがあるが、近隣にはイオンの他に入野古墳公園があるし、目的地である三社三神社には西彦尾公民館があるのでなんとかなるじゃろう。
いざ行ってみると予想通り小さい公民館には数台分の駐車スペースがあった。
駐車場の掲示には「利用者が困るから用のないものはここに停めるな」と書かれておったが、なにか云われても「この奥の神社に参拝しに来ました」と答えれば大丈夫じゃろう。

駐車場から行くと、神社の裏手から入ることになる。
じゃから一旦境内を通り抜けて正面まで出て、そこから正式な参拝を行うことにした。
一部の神社には教育委員会辺りが作っておる由緒書が立っておることもあるが、ここにはその類はなく、神社独自の云われ書きのようなものも見られない。
短い参道を歩いて簡素な作りの本殿にお参りした。

小さな本殿
右には境内社が見える
© ill-health(ruephas) 2021

通例通りの参拝をして周囲を探してみるも、御祭神がわかるようなものはない。

こっちも鳥居ビルドインタイプじゃな
© ill-health(ruephas) 2021

本殿の中に何かあるかと格子戸の隙間から伺ってみたがよくわからない。

簡素ながらも綺麗に清掃された社内
© ill-health(ruephas) 2021

本殿内には祠が2つあって、外には境内社が1つあるので社名に三社が付いとるのかも知れん。
次にその境内社にもお参りした。

軒の赤い布は頭をぶつけんように
注意喚起をする意味じゃと思われる
© ill-health(ruephas) 2021

きちんと榊が供えられており、更にはお神酒代わりの小さなカップ酒さえ置かれておる。
近隣の方によるものじゃと思う。
しかし、境内社によくあるような表札はなく、残念ながらこの祠の中の人もこともわからんかった。

なにせ社名に「山神社」とあるので、本殿内部左側にあるデカい方の祠に大山くんが住んでおると信じたいところじゃが、境内社のほうが大山くんっぽいような気もする。
そんなこんなでワシは根拠もなく勝手にこの神社を大山くん物件と認定し、帰ったのじゃった。

しかしあれじゃなあ。
冒頭書いたとおり、最近ワシはGoogle Mapsで大山くん物件を地味に探しておるが、その対象地区は静岡県西部以外のところじゃった。
しかしこのような未知な神社も地元にあるかも知れん。
静岡県神社志に載っておらん神社がまだありそうだし、小さい神社になればなるほど大山くん物件の可能性も高いというものじゃ。
検索対象エリアをワシの近隣にしてやり直す必要があると痛感した次第じゃ。
しかし因果な趣味を持ってしまったものじゃ。


ちなみにこちらが7年前の2014年11月に参拝した方の三社山神社。
鳥居が軒を支えているという、本殿鳥居が合体した構造が面白い。

© ill-health(ruephas) 2014 / 2021

PS)
このブログは現段階(2020年1月10日18時)で非公開も含め全1036ポストありますが、このポストは公開されている範囲では1000ポスト目になります。
何らかの理由で非公開が増えたり減ったりすると変わってしまう変数的指標ですので、ラベルを貼ったりはしませんけど、まあまあ感慨深いです。

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