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2022年7月16日土曜日

KAReN HaMaNaKo かんざんじ荘(1)

やあ、今年の2月から半年近くも書いとらなんだなあ。
いろいろ理由はあるけど、基本は単なるぐうたらしとるからじゃ。

さて今日は久しぶりに風呂に行ってきた。
KAReN HaMaNaKo かんざんじ荘(かれんはまなこかんざんじそう:当ブログでは英数は半角を原則としていますが、この表記は公式サイトに合わせてます:静岡県浜松市西区呉松町1768-1:053-569-6433:¥800:9:00~16:00:駐車場は潤沢)ってとこです。

ここは以前は国民宿舎かんざんじ荘という名前で、その名前のときに行ったのは2012年が最後だった気がする。
その後遠州鉄道が経営を引き継いで廃業。
しばらく営業しとらなんだけど、何年か前にRe・lationという会社が引き継ぎ、リゾート系のホテルとして改装され、浴室関係では貸切風呂が先行オープンし、最近3Fにある展望風呂がオープンしたわけじゃ。

今日はだいぶ荒れ気味な天候で、こんな時はあまり人は動かない。
covid19は現在所謂、第7波到来とされておるので、あまり人と交差しない環境でお風呂に入るのにはむしろこの悪天候が有利じゃろうと思って行ったんじゃけど、思惑通り最初から最後までずっと貸切状態じゃった。
大雨の中、真っ黃っ黃のスイスポくんから降り立って館内に入ると、出迎えてくれたのは紳士然とした初老のフロントマンさんでなかなか好ましい。
プレオープンの時期は若いお姉さんやお兄さんばかりでそれはそれでいいんじゃけど、やはりこのような方がおると同じ初老のワシとしてはホッとする。
玄関口で検温アルコール消毒を済ませてからそのフロントマンさんに、
「上の展望風呂が始まったと聞いて伺って来たんですがやってますか」
と訊ねると、
「はいやっております」
との返事。
良かった。
ちなみに展望浴槽には「湖海」という名称が与えられとる。
入浴するには玄関脇にある券売機で入浴券を購入する必要がある。
気分的にはフロントで買いたいところじゃけど、このご時世可能な範囲で人との交差を避ける意味もあるんじゃろう。
券売機には展望風呂の他、貸切風呂(朝焼けの湯/夕焼けの湯:¥3300)の他、タオル(フェイスタオル¥110・タオルセット¥330)や缶ビール¥350のボタンもある。
ワシはその缶ビールのボタンをみて思わずゴクリと喉を鳴らしたが、本日はクルマじゃから我慢じゃ。

フロントマンさんの案内で券を購入すると、その方はそのままワシをエレベータにアテンドし、そのままともにかごに乗り込み、浴室入り口まで連れて行ってくれた。
たまたま他に客がいなかったからじゃろうけど、ご丁寧に対応していただき痛みいった次第じゃ。
早速脱衣して浴室に入る。
フロントマンさんは「展望浴場はほとんど何も手を入れてなくて前のままです」とおっしゃっておったが、確かにそのような感じじゃった。
築後何十年も経過しているはずじゃけど内装や設備のヘタレ感はほとんどなくて、金属を使っとる天井部分がほんの一部錆びとるくらいで大変綺麗な状態。
浴槽構成はギミックは一切ない大きな浴槽と10基のシャワー、それとは別にボディシャワーもある。
10基のシャワーのうち椅子と桶は5箇所に置かれておるが、まあこのご時世じゃからじゃろう。
そしてなんといっても国民宿舎時代にあった素晴らしい特徴はそのまま引き継がれとる。
一つは湯口周辺の意匠じゃ。
音楽の街らしく、ピアノをモチーフにしたデザインになっとる。

キーボードの部分に腰を掛けることができる
ご丁寧に譜面台もあるよ
鍵盤の下の半円のところからお湯が流れ落ちる仕組み
© ill-health(ruephas) 2022

そしてもう一つが浜名湖に面した大きな窓。

床材は砂岩調の(多分)人工のやつ
人工と云っても滑りにくい材質じゃ
© ill-health(ruephas) 2022

遊園地のパルパルから東名高速道路のS字橋の範囲を大きく見渡せ、なかなかの眺望じゃ。
舘山寺温泉や足湯の水神の森も見える。

浴室から見た舘山寺温泉方面の眺めじゃよ
天候が悪くて見栄えが悪くてすまんのう
謝るワイ
© ill-health(ruephas) 2022

こういった眺望を楽しみながらお風呂に入れるわけじゃ。
言い忘れたがこの風呂は水道局源泉で温泉ではない。
塩素の香りもやや感じるが、それは仕方ないじゃろう。
もし天気が良ければ素晴らしい浜名湖の風景を味わうことができるはずじゃ。
浴槽のベストポイントはキーボード型浴槽内腰掛けの一番窓側。
窓際じゃから展望がいいし、腰湯になりたければキーボードに腰掛け、肩まで浸かりたければ浴槽に直接お尻をつければいいし、暑くなったけど浴槽から出たくないとなれば窓際の浴槽縁に座れば良い。
色んな所が素晴らしいこの風呂じゃが、若干の残念ポイントを無理やりあげるとすれば、
  • 通気があまり良くなくてワシのような暑がりじゃと汗がドバドバ湧いてきてやや辛い
  • ボディシャワーの水勢があまりよろしくない
    頭上と左右からお湯が出てくるがそれらを同時に使うと勢いは弱々しい
  • 脱衣室はエアコンが効いておるが、できれば扇風機はほしい
    普通の扇風機だとデザイン的に興ざめと言うなら、ダイソンのかっこいいやつにすればよろしい
くらいかなあ。
上記3点はいずれもワシが暑がりだということに起因する弱点じゃから、普通の人類であれば全く問題ないじゃろう。
あとは、
  • 営業時間が16時まで
かなあ。
国民宿舎時代にワシが思ったのは、この浴室から眺める浜名湖の夕景は間違いなく素晴らしいじゃろうなあということじゃった。
しかし当時の営業時間は土日祝の11時~14時という「時間的秘湯」であり、夕景は望むべくもなかった。
今はそれより長くなったが、春夏じゃと夕景は望むべくもない。
冬になればもしかしてラストまで粘ればなんとかなるかもしれんが、できればもう一声か二声、17時か18時まで延ばしてくれれば嬉しいんじゃがなあ。

あと、女子にとって嬉しい点として、アメニティに少しええやつを使っとることがある。
浴室内のシャンプー系はクラシエのボタニカルとかいうのが置いてあって、普通のスー銭とかに置いてあるやつよりはずいぶんと品質が良いように思えた。
また脱衣室の洗面にはコーセーの雪肌精とかいうのが置いてあった。
今改めて公式サイトで見てみたが、えらくたっかいやつやん。
タオルの販売/バスタオルのレンタルもあるし、この辺、女子でも手ぶらで行けるのはいいことかもしれん。


玄関わきにある券売機
お風呂関係は全部ここで購入できます
© ill-health(ruephas) 2022


脱衣室を出たところにあるウォーターサーバー
脱衣室内にあると嬉しいけどなあ…
しかしあるだけありがたいのじゃ
© ill-health(ruephas) 2022




温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.0
風情ポイント
2.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
800
温泉コスパ
0.4

2022年2月12日土曜日

古橋廣之進記念浜松市総合水泳場(2) 風呂に入ってみた編

ワシは風呂に行くときにはハンドタオルか手拭いしか持って行かない。
普段はそれでいいんじゃが、今回はそうも行かん。
腰回りをぐるっとタオルで巻いたほうが良さそうな感じがしたためじゃけど、ハンドタオルだと何とかなるかならんかという感じで、辛うじて腰から落下せんギリギリでしか結べん。
落下しないように手で抑えなから浴室に入ってみた。
結構広い浴室じゃ。
スポーツ施設に併設された風呂として類似のものは湖西市にある湖西アメニティプラザ(静岡県湖西市吉美3294-48:053-573-0777:10:00〜21:00:¥210)があるが、確かそこも広い浴室じゃった。
スポーツ施設併設じゃから若くて結構鍛えた体のやつが多いかと勝手に想像しとったが、実際は全くそうではなく年寄(ワシも含む)が殆どで、若かったのは小さなお子さんを連れたお父さんだけ。
浴槽の構成としては最大何人ベスト何人とか云う表現があまり意味がないくらいの大きさの内湯、水風呂、サウナ。
窓の外には丸い外湯も見える。
シャワーも全部で10基以上あって充分。
かけ湯があったかどうか記憶にないが、かけ湯の代わりにシャワーを使ったので多分なかったんじゃろう。
充分にシャワーを使ってからまず四角い内湯に入ってみた。
壁を見ると「トゴールの湯」と書いてある。
トゴールの詳しい事はワシにはわからんが、まあ何らかの効能がある石を使った人工温泉みたいなものじゃろうと思う。
富士市で単身赴任しとった時に行った鷹の湯(静岡県富士市久沢788-1:0545-73-1526:¥400:平日10:00~23:00:休日8:00~23:00:年中無休)で体験しとるが、逆に云うとその程度じゃ。
体感的には「やあ成程、こりゃいいや。流石トゴール凄えなあ」というのは正直まったくない。
でもそんなこと言えば他の人工温泉だってそうじゃし、下手したら天然を標榜しとる一部温泉でも「なんじゃいこりゃあ、水道局源泉か」てなところもある。
当然塩素添加の循環システムを入れておるんじゃが、気に入ったのは循環の結果溢れる湯を、浴槽壁側の溝に全量流し込んどるところじゃ。
これだとお湯の上部にプカプカ浮いとる毛髪や垢をキレイに流せるし、疑似とはわかっておっても「掛け流し」感を味わえるのがいい。
ちなみにこれと同じ仕組みを入れとる銭湯に千人風呂(愛知県豊橋市新栄町南小向93:0532-32-1126:電話番号いいふろじゃよ:¥440:12:00〜23:00)があるな。
あそこもなかなか良かったな。
浴槽の深さはまさにベスト。
ワシは池乃めだか程ではないが、まあまあコビト族。
小柄なワシが浴槽に尻をつけて座ってお湯が顎に来る程度。
浴槽は深すぎても浅すぎてもくつろげんのじゃがここはまあまあベストじゃと思う。
なかなかいい浴槽じゃが、強いて難点を指摘するなら隣りにある水風呂(温浴槽より上にある)から時折水が降ってくることくらいか。
まあこれは強いて云うならの話であり、実用上の問題はないじゃろう。
汗を掻く程度に温まってからワシは外湯に切り替えることにした。
外湯は大きめの真円型で、大きさ的には最大8人ベスト3人程度。
露天と云っても当然眺望はなく、見えるのは砂岩煉瓦で装飾された壁面と、真上に見える四角く切り取られた青空だけ。
でもこれはこれでなかなか良い風情じゃと思った。
浴槽も含めて外湯スペースは可成り清潔に保たれとって気持ちがいいし、湯温も浴槽深さも結構いい感じなのに何故かあまり他の客が入ってこない。
殆ど独り占め、たまにもうひとり入って来るけど5分も立たずに内湯に戻る。
なんでそうなのかはわからんが、ワシにとっては好都合なことであり、結構長時間出たり入ったりをして楽しんだ。

堪能して浴室を出たのじゃが入る時と同様、前室でタオルを腰に巻いて脱衣室に戻ったほうがいいのかマッパのママで入っても問題ないのかさっぱりわからんかったので、タオル巻にしておいた。
着衣して脱衣室を出て帰ろうとしたのじゃが、例のプラスティックカードをどうすればいいのかわからん。
ワシは改札機近くのベンチで長い時間をかけて靴紐を結び直すフリをしながら別の人が来るのを待った。
暫くすると若者が来て、カードを機械のポケットにストンと落とすと棒だか板だかがふわっと開いた。
ワシは「ああ、漸く靴紐が結べた」という体というか雰囲気を周囲に流しながらさも慣れた風体でカードをポケットに落とし込み、板を開けて外に出た。
しかしやはり緊張しとったんじゃろう。
赤い毛糸の帽子を先程座っとったベンチに忘れてしもうた。
受付の人に声をかけて横にある関係者専用の隙間から入って事なきを得た次第じゃ。

さて最後に、ここ同様に人工温泉・外湯・サウナ+水風呂、施設内レストランがある日帰り施設としては竜洋にあるしおさい竜洋(静岡県磐田市駒場6866-10:¥360:割引回数券有り:10時~21時:最終入場20時30分:定休毎週木曜日:7/21~8/31と年末年始は営業)がある。
自宅からじゃとたまたまどちらも同じ位の距離感なんで、どっちに行くか悩むかもしれん。
どっちを選べばいいじゃろうか。
こんな場合はワシが考案の「温泉銭湯コスパ」が便利じゃろう。
下にもあるが、今回のコスパ指数は0.4。
一方のしおさい竜洋は2021年6月19日のときのコスパ指数は0.8。
価格差がそのまま出とるという結果じゃな。
この指数は高ければ高い程良いのじゃが、結果としてはしおさい竜洋の圧勝じゃ。
しかし、それぞれにメリデメがある。
しおさい竜洋は安くて気軽じゃが、季節によっては凄く鬱陶しくて常識が極端に欠落したオートキャンパーが乱入してくることと、リピーターの質が最近やや落ちてきたことじゃろう。
そして時間にもよるが混み合うことが多い。
方や古橋廣之進記念浜松市総合水泳場じゃが、価格がちいと高いのと、脱衣室から浴室inまでの正式なルーティンが不明なので不安を覚えるのが難点じゃが、しおさい竜洋よりは高級感があり比較的空いておることが魅力じゃ。
そんなことを基準にして、その日の気分と財布の中身で決めればいいじゃろう。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.5
風情ポイント
1.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
770
温泉コスパ
0.4

2022年2月11日金曜日

古橋廣之進記念浜松市総合水泳場(1) 風呂に行き着くまで編

水泳するか、それともしないかと云われたら絶対しない。
だけど本日ワシは古橋廣之進記念浜松市総合水泳場(愛称ToBiO:静岡県浜松市西区篠原町23982-1:¥770:9:00〜21:00:053-489-5463)に行ってきた。
なんでかと云うと、そこに風呂があるからじゃ。
ひょんとしたことからここに風呂があると知った以上は行くしかない。
たたっとる(静岡の方言で「建っている」の意)場所はタマネギで有名な篠原というあたりじゃが現場にタマネギ感は一切ない。
料金は770円というちいと強気な設定じゃけども、これはプール若しくはジムとのワンセット価格であるからじゃ。
というか寧ろ、プールやジムがメインであって風呂が付属品と考えた場合、決して高くはないかもしれん。
ちなみにこの風呂を沸かすために使っとるのは、近隣にたたっとる浜松市西部清掃のゴミ焼却を熱源としとると聞いたことがある。

現場について駐車場に入ろうとすると警備員が立っており(この場合は「たたっとる」は使わん)、ぴかりぴかりと赤く光る棒を振り下ろしてワシの進入を阻んだ。
窓を開けて何だと訊くと「どのようなご用向きですか」。
ワシは狼狽えた。
さて、どう答えるか。
「ああ、いつものように体を鍛えるためにジムに行くんです」

ありえん。

「ああ、いつものようにひと泳ぎするためにプールに行くんです」

ありえん。

結果としてワシは、
「ちょっとジムでやってからから風呂に入ろうと思って来ました」
と答えた(何をやるんだ?)。
すると警備員のおっさんはワシに、
「ああ、風呂ですね。どうぞ」
その時おっさんはうっすらと笑ったようにみえた。
やあ、見透かされたようじゃ。
駐車場は結構一杯でそれなりに繁盛しておる様子。
ご時世がご時世だけに混んどるのは嫌じゃなあと思いながら立派な建屋に入ったが、中は案外閑散としとる。
皆すでにプールやジムに行って体を鍛えとるんじゃろう。
若しくは風呂に行っとるのか。
券売機に770円を投入してボタンを押そうとすると、ジムとプールのボタンがある。
どっちかを選ばねばならん。

むう…

しかしワシは先程警備員のおっさんに「ワシはジムに行く」と宣言しておる。
それとの一貫性及び整合性を担保するためには、ここは一発「ジム」のボタンを押さねばならん。
間違えて押してはならんと思うとワシは少しく緊張した。
ボタンを押すとプラスティック製のカードがカランと出てきた。
そこには「プール」と書いてある。

むう…

どうやら緊張のあまり押すボタンを間違えたようじゃ。
が、まあどっちにも用はないので別に構わぬ。
しかしプラスティックのカード?

むう…

ワシはこのプラスティックのカードをどうすればいいかわからず立ち尽くした。
このような場合、先に行く人の真似をすればいいのじゃが、不幸にして誰もおらん。
ワシはさもこの場所に慣れた人のような雰囲気を無理矢理醸し出しつつ、併設されとる「日本水泳の歴史資料館」の辺りをぶらりとしたり(中に入らないのが常連っぽい挙動のように思えた)、入口近くにあるレストランのメニュー看板を常連っぽい雰囲気で眺めたりしとると(案外安くて美味そうじゃった)、1人のジジイが券売機に金を投入すべく近づくのが見えた。
ワシは素早くレストランの看板から離れ、そのジジイの挙動を密かに観察した。
ジジイは券売機から出てきたカードを新幹線改札機のような機械に翳した。
するとその改札機の棒のような板のようなモノがカパッと開き、ジジイは中に入っていった。
ワシもジジイに倣い、カードを翳してぱかりと開け中に入った。
そのままズカズカ中に入ろうとしたが、先行するジジイを見ると改札機先に引かれた警戒色の線で靴を脱ぎ靴下の状態で歩いていく。
危なかった。
ジジイがおらんかったら土足で踏み入る所じゃった。
ワシはさも慣れた雰囲気でサクッと靴を脱ぎ、下駄箱に入れた。
しかしその僅かな間にジジイは姿を消しており、ワシは一人残された。
なんてことだ!
おいジジイ!ワシはこの先どうすればいい?

© Hamamatsu Green Wave Co.,Ltd.
All Rights Reserved.

ワシは今この絵ののあたりに立っとるが(この場合は「たたっとる」は使わん)、そこにはなんていうんじゃろ、入口が2つある。
場所が場所だけに写真を撮るのは叶わなんかったから説明がむつかしいんじゃが何じゃろ、選手専用口とパンピー口というか、そんな感じで分かれとる。
風呂はとにかくその先にあるように思えるが自信はない。
もしかしてプールしかないかもしれん。
わからん。
よくわからん。
ワシは選手ではないのでパンピーの方と思われる方に不安を抱きながら進むと、脱衣室というよりはロッカールームと表現するのがふさわしい場所に出た。
そして残念な事に誰もおらん。
先達がおらん。
あかん。
とても不安な気持ちになった。
この先プールがあるかもしれんと考えると、この部屋で全裸となっていいのかどうなのかがわからず本当に不安じゃ。
奥にある引き戸を見ると「風呂から出るときにはよく体を拭いてください」というようなことが書いてある。
まあこの先に風呂があるのは確実じゃろう。
脱衣前にその引き戸を開けてみると、そこは風呂場の前室のようなスペースになっており、正面は風呂場に入れるようになっておって右手に行くとどうやらプールに行ける様子じゃ。
で、その前室には全裸のデブジジイが体を拭いており、その横には水着をつけた鍛えた体の若い衆がおる。

むう…

カオスじゃ。
本当にどうすればいいんじゃここは。
脱衣室で脱ぐのか前室で脱ぐのか。
脱衣室ではパンツまでに留めておいて前室で本格的に全裸になればよいのか。
はたまた前室には着衣のままで入ればよいのか。
どうすればいいんじゃい。
ワシは可成り悩んだ末にロッカールーム風脱衣室で全裸にはなったが、腰にタオルを巻いて前室に入った。

今回はここで一旦終わるよ。

2021年7月23日金曜日

やぎさんが好き!(52) みかん狩りとくら園東 太陽光発電所

ここについては先日やぎさんが好き!(43) 名称不明の太陽光発電所というポストをしたんじゃが、「名称不明の太陽光発電所」ではなんだかしまらんなあと思ったんで、Google Mapsにみかん狩りとくら園東 太陽光発電所(静岡県浜松市西区深萩町304−435:やぎさんたちと直接触れ合えるのは概ね11時位まで)という名前で勝手に登録申請して承認されとる。


初めて行った日以来、すぐに行けてたくさんのやぎさんと直接触れ合うことが出来るもんじゃから愉しくて結構何回も訪れていて、オーナーのおっちゃんおばちゃんとは既に顔なじみになってしもうとるほどじゃ。
おっちゃんおばちゃんに話を聞くと、ほぼ毎日午前中にやってきて普段は発電所の柵の中に居るやぎさんを表の空き地に出して草を食べさせとるとのこと。
「生き物相手だから毎日来ないとねえ」
とおっちゃんは云っとった。
中々できんことじゃ。

本日も午前中、ちょいと時間があったのでワシはやぎさんに会いに行ってきた。
今週に入り大変に暑い日が続いておるが、やぎさんにも暑さに対して強い弱いの個別性があるようで、木陰に入ってぐんなりしとるのもおれば、おひさまのもとわしわしと草を食い込んどる元気なやつもおる。
発電所の出入り口付近にもやぎさんが長い紐で繋がれとるので、其奴を驚かせぬようゆ〜っくり静かに真っ黃っ黄のスイフトを進入させた。
以前普通な感じでさ〜っと入っていったら、それに驚いたやぎさんが全力で走り出し、その勢いで首輪が外れて逃げ出したことがあった。

今回はくだくだしき文章はやめにして、今日撮ってきた写真を主に構成しようと思っとる。

普段はこのように発電所の中に放し飼いにされておって
パネル周辺の除草作業に勤しんどる
© ill-health(ruephas) 2021

写真ではあまり伝わらんが、結構な規模の発電所じゃと思う。
この発電所の西にあるやつよりは小さいが、それでも結構デカい。

白いこやぎさん
結構ビビり
頻りに小さくべへへへへいと鳴いとる
© ill-health(ruephas) 2021


暑さにぐんなりしてへたり込んどる
カフェオレやぎさん
首の範囲にある草をはみ
あとは反芻でなんとか凌いどった
© ill-health(ruephas) 2021


広い空き地を独り占め状態のしろやぎさん
どこの高原ですかという感じじゃが
実際には浜松市西区です
© ill-health(ruephas) 2021


小型のやぎさんながらこいつは全く物怖じしない
© ill-health(ruephas) 2021


木陰に入って草をもぐもぐしとるしろやぎさん
ややニヤリとしとるな
© ill-health(ruephas) 2021


上のしろやぎさんの隣におった
カフェオレやぎさん
普通の草を差し出しても無視するが
キク科と思われる花をあげるとうまそうに食う
© ill-health(ruephas) 2021


このやぎさんはかなりの小心者で
近づくと逃げ回る
© ill-health(ruephas) 2021


何かを見つけそれをじっと見つめる
しろやぎさん
哲学なことを考えているようにも見えるな
© ill-health(ruephas) 2021


入口近くにつながれとった
小さなしろやぎさん
こいつもビビりじゃが草を上げれば寄ってくるよ
© ill-health(ruephas) 2021


皆より先に柵内に戻された大きめのしろやぎさん
文句も云わず口で草を引きちぎっては
むしゃむしゃ食べておった
© ill-health(ruephas) 2021


ニヒルな表情をワシに見せつけるしろやぎさん
ニヒルなのにビビりじゃ
© ill-health(ruephas) 2021

こうしてみると、ここのやぎさんたちはキリリ系であまりニヤリとしとる者がおらんなあ。
その割にはみんな結構ビビリで、何も持たずに近づくと、
「あらやだあらやだ、変な人が近づいてきたわ。いけないわ、少し逃げましょうべへへへへい」
と云った感じで後じさりし、更に近づくとさ〜っと逃げていく。
一方流石は草が大好きなやぎさんだけあって現金なもので、うまそうな草を手に持っとると、小さくべへへえと鳴きながらあっちから近づいてくる。
こんな奴らながらやぎさんには変わりないので頭突き位するじゃろうと思い、おでこあたりを少しぐっと押してみても(ワシの用語で云うところの「頭押し」じゃ)、皆さん平和主義者、ケンカが嫌いなようで手からするりと逃げ出してしまう。
この辺、マサオ諭吉辺りにも見倣ってほしいものじゃ。
因みに触っても平気の平左でおるのは写真5枚めの白黒のやぎさんだけで、こいつは手で口をきゅっとやっても平然としとる。
お腹の辺りを優しく掴むと、草を食べる口の動きも含めてピタリと静止し、手を離すともぐもぐを再開するのが大変に可愛い。

このように大変に可愛いやぎさんと気軽に触れ合えるのがここのいいところじゃろう。
おっちゃん(一見ちょっと怖そうな顔つきをしとる)とおばちゃんは優しくていい人じゃしねえ。
とは云っても、太陽光発電所もその敷地も勿論やぎさんたちも、おっちゃんおばちゃんの所有物、所有やぎさんじゃ。
じゃから、もしここに来てやぎさんと触れ合おうと思うのならば、常識と節度を持って出掛けてほしいと思う。
当然、おっちゃんとおばちゃんにご挨拶してからでないとダメじゃし、やぎさんを濫りに驚かせたり、草以外の食べ物、例えば紙とかじゃね、そういったものを食べさすのはご法度じゃ。




2021年5月5日水曜日

プロジェクト "山神社"(71) 山住さま

Google Mapsで新規大山くん物件を探索するというのは、ヒマつぶしとしてはかなり上級なものじゃとワシは勝手に思っておるが、本日は雨の中そのように見つけた神社(だと思う)に行ってきた。
それは山住さま(やまずみさま:静岡県浜松市中区富塚町1660-8:駐車場はないです。神社に隣接した駐車場は月極)という何だかまんが日本昔ばなしに出てきそうな名前の神社じゃ。
地図を確認した範囲ではクルマの停めどころが皆無で、Google Mapsの航空写真では神社の隣接地に駐車スペースのような物があるが、住宅地という地域柄貸駐車場である可能性が非常に高い。
まあクルマの停めどころは現場で悩むことにして、ええいままよとばかりワシは真っ黃っ黄のスイスポくんで飛び出した。
記述の通り、富塚という地域は市街地に近い住宅密集地で、大東亜戦争当時に食らった浜松の大空襲の被害がなかったらしく道も狭い。
神社には直ぐに到着したんじゃが事前の予測通り駐車スペースは皆無。
隣接地の駐車スペースは月極じゃった。
ワシは一案を講じ、山住さまから直線距離で300m程のところにある富塚協働センターの駐車場にクルマを停めさせてもらって歩いてアプローチすることにした。
雨の中歩いて、予想より大分に早く山住さまに到着した。

© ill-health(ruephas) 2021

石垣に囲まれて周りの道より一段高いところに、神社と民家の中間という感じの社殿が建っておる。
手前の階段をとんとんとんと登り、手狭な境内敷地と社殿とその周辺をよく観察してみたんじゃが、御祭神や由緒がわかるようなものは掲示されておらん。

© ill-health(ruephas) 2021

まあ先ずは参拝じゃろうと、10円玉を取り出して参拝した。
その後、社殿の扉の格子の隙間から中を覗いてみた(ワシこれ、どの神社でもやっとる行為なんじゃけど傍から見たら賽銭泥棒と間違えられかねないとは思っておる。実際一回だけじゃがサツの兄さんに職質されたことあり)。
すると興味深いものを見つけた。

おをっ!
なんじゃ、あの木箱に書かれた文字は?!
© ill-health(ruephas) 2021

神棚が収められた引き戸の右側に長テーブルが置かれておって、その上に木箱が乗っておる。
その木箱には毛筆文字で「山之神」と書かれておる。
何の目的で使われておる木箱かはわからぬが、想像するにここで神事が行われる際に、榊とかお供え物を運んだりする箱かもしれん。
そういった箱に「山之神」の文字。

ピンぼけの理由はiPhone6sのデジタルズームではない
単に撮影者の腕によるものじゃ
参ったか
© ill-health(ruephas) 2021

これは偶然の一致とはとても思えん。
これはかなり大山くん臭いぞ。
一方で、社名と木箱に書かれた「山之神」の文字だけでこの神社を大山くん関連物件と断じるのは、一般的には流石に憚られるところでもある。
しかしワシは歴とした山神社評論家。
更には大山祇命サポートチームリーダー。
つまり、蜘蛛の糸のようなほっそい証拠でも構わぬ。
ワシは堂々と胸を張って、ここ「山住さま」を大山くんの神社と認定する。
勝手にじゃけど。
よし、頑張れ大山くん。
応援しとるぞ。



2021年4月29日木曜日

温泉に行かない日(482) KAReN HAMANAKOかんざんじ荘・続報

KAReN HAMANAKOかんざんじ荘(かれん はまなこ かんざんじそう:静岡県浜松市西区舘山寺呉松町1768-1:053−569−6433:定休火水:2021年4月29日現在、何故かGoogle Mapsから地点情報が消失しとる)については、2月時点での状況を報告したところじゃ。
公式ウェブサイトを見てみたが、イメージ写真中心の構成に変わっておってオシャレ度が更に高まっとる。
しかし、特に気になる風呂情報(風呂というと下町感が溢れてくるがワシはこの用語が好きじゃ)については何も明確に書かれておらん。
従ってその後何か進展はないか、特に風呂関係で嬉しい進展が無いか現場に行って見てきた。
当然、状況が許せば風呂に入る気満々なのは云うまでもない。

雨の中大草山のてっぺんまで登って(勿論真っ黃っ黄のスイスポくんでじゃよ)検温手指消毒を済ませて中に入っていった。
「本日はカフェは営業しておりませんが、もうすぐレストランが始まります。館内はご自由に見学していただいて構いません」
とのお言葉に甘えて早速館内を彷徨き始めた。
昼時に着いたため、懐具合が許せばここで飯を食うかとも思ったが、品書きの値段を見てワシはそっとレストラン前から歩み去った。
まあレストランは良いとして、やはり気になるのは新しくこさえられた半露天貸切風呂じゃ。
この建物はフロントがあるレベルが2階の3階建てじゃが、2つある半露天貸切風呂(朝焼けの湯・夕焼けの湯)は何れも一番下の1階にある。
前回は半露天風呂への入り口は封鎖されておって覗き見ることができんかったが、今回は扉が開け放たれており浴室内に入ることが出来る。
いいぞお。
まず「夕焼けの湯」はこんな感じじゃ。

夕焼けの湯 更衣室
© ill-health(ruephas) 2021

広い更衣室があり、奥にはガラス戸に仕切られた浴室がある。

夕焼けの湯 浴室
© ill-health(ruephas) 2021

浴槽奥の大きなガラス窓は浜名湖に面しており素晴らしい風景が眺められそうじゃ。
一番下のフロアにあるので眺望が心配じゃったが、これならばよしじゃろう。
浴槽自体も大変に大きく3〜4人だったら楽々入れそうじゃ。
雰囲気もシックな感じで、ワシのような下衆初老には似合わん感じじゃが、構わぬ。
入りたいものじゃ。

もう一つの「朝焼けの湯」はこんな感じじゃ。

朝焼けの湯 更衣室
© ill-health(ruephas) 2021

浴室の写真を取り忘れたのが残念じゃが、矢張りガラス戸の向こうに矢張り広い浴室があり、更にその先は出入りが出来るバルコニーになっておる。
バルコニーには、良く庭園に置いてあるようなテーブルと椅子が置かれておるので、夏などはそこに座って浜名湖を直接眺められるじゃろう。
その方向には人が居るような家や施設は無いので(強いて云えば舘山展望台があるが、まず大丈夫じゃろう)、人目を気にせず素っ裸のままで素晴らしい眺望を楽しめることじゃろう。

更衣室はリゾート施設だけあって色々と充実しとる。

朝焼けの湯 アメニティ
© ill-health(ruephas) 2021

この広さを見ると、基本は宿泊客を優先しての利用を想定しとると思われる。
宿泊客の予約が入っておらん枠があったら、一般客にも是非門戸を開いてほしいものじゃ。
しかしこれだけアメニティが充実しとると(無論、本営業開始時に同じかどうかはわからんが)、もし一般客が利用可能だとしてもお値段が心配なところじゃが、そんな事今から心配しても仕方ないことじゃろう。

一通り見学を終えて、2階のフロントに行って半露天貸切風呂の営業具合について訊ねてみた。
「それがですね、矢張りコロナの影響で開けないんですよね」
まあそれはそうかもしれん。
まだしっかりとは予定が立っとらんとの事じゃったが、
「夏頃には何とか始めたいんですけど」
夏かあ。
うーん、まだ暫く先じゃなあと思ったが、今はもう4月下旬。
夏と云うと7月スタートというように法律で定められておるので(嘘じゃよ)、もしかしたらあと2ヶ月程も待てば入れるかもしれんなあ。
「成程。そうすると上の展望風呂もおんなじ感じですかね」
「そうなると思います」
半露天貸切風呂は一般客に開放しておるのかは訊かんかったが、先程の質問の際にはその辺の事は何も云っておらんかったし、もしかしてまだ方針が決まっておらんかもしれんし。
ただ恐らく、3階の展望風呂(湖海)は問題なく日帰り利用できるじゃろうし、そうなればもしかしてワシの長年の夢であった「あの大きな窓から浜名湖に沈む夕陽を見ながら入浴」という贅沢な時間を過ごせるかもしれん。
ああ、楽しみなことじゃ。
夏まで頑張って待つよ。

2021年3月28日日曜日

やぎさんが好き!(43) みかん狩りとくら園東 太陽光発電所

またもややぎさん情報が飛び込んできた。
飛び込み元はInstagramで、shin.yasai.toというアカウントさんの投稿じゃ。
この方、浜松市西区のイオンタウン志都呂の近くでたくさんのやぎさんを飼っておる人じゃと思うんじゃが、まだその場所を見つけきれておらん。
その中には「浜松市西区の北端のメガソーラーで飼われている」と書かれていて、場所を指し示す情報はこれだけじゃ。
これだけではわからんなあと思いつつも、ワシはGoogle Mapsを開いて西区の衛星写真を表示してみた。

 

改めて見てみると、西区広いなあ。
このエリアの北端のメガソーラーか。
このエリアの北側と云うと、舘山寺とか呉松とか、若しくは花川か和光の辺りになるんじゃが、太陽光発電に有利な南側に開けた斜面地があるのは呉松の辺りじゃろう。
それが証拠に呉松の辺りの山の緩やかな傾斜地には幾つかみかん園があり、みかん狩りをやっとるところもある。
まあまずこのへんじゃろうとアタリを付け、呉松周辺を探してみたら直ぐにあった。


ちょっと前に新設された東名舘山寺スマートICのすぐ北側にかなり大規模な太陽光発電所がある。
浜松市西太陽光発電所と、浜松東太陽光発電所という名前のようじゃ。
メガソーラーと云うからにはここに違いないと思ったワシは、曇天の下すぐさま真っ黃っ黄のスイスポくんに乗り込み、自宅からはそう遠くないそのメガソーラーに向かった。
Google Street Viewで確認したところでは、来客用の駐車スペースも整備されておる様子じゃからその点安心じゃ。
で、そこに辿り着く少し前にも小規模な(とは云っても結構大きい)太陽光発電所があり、最近は本当に太陽光発電所が増えたなあと思いつつ、発電パネルの下の辺りをなにげに見てみると何と、そこに何匹かのやぎさんがおるのを見つけた。
現場を確認したり帰宅後Google Mapsを確認してみたもののこの発電所の固有名詞を特定できる情報が全く見つからなかったため、以後「名称不明の太陽光発電所」(静岡県浜松市西区深萩町304−435:Google Mapsのプラスコードは「QJFX+JX 浜松市、静岡県」:発電所東側の空き地に停めても多分大丈夫)と呼ぶことにする。
やあ、さてはここか!と思い素早く後ろを確認し前も確認し他のクルマが走っておらんと解るやいなや、ワシはステアリング捌きも巧みにUターンをカマし、上手いこと駐車スペースを見つけて上手いこと駐車して素早く車から降り、迅速にやぎさん方面に向かった。
いやあ、かなりたくさんのやぎさんじゃなあ。
数えたら17匹のやぎさんがおってこの広々とした発電所の敷地内に住まわっておるようじゃ。
大きなやぎさんもおれば、まだ小さいこやぎさんもおって、こりゃあいいなあ。

いやあ、こりゃあたくさんおるなあ
© ill-health(ruephas) 2021

この写真じゃと、やぎさんの大量っぷりがなかなか伝わらん恨みがあるが、兎に角たくさんじゃ。
これほどたくさんのやぎさんを見たのは、豊橋にあるMaui(愛知県豊橋市大村町黒下77:地図から住所検索による地番)以来じゃろう。
そしてやぎさんを囲っとる柵の脇には半分枯れかかっておるものの、大量のみかんの葉っぱが山積みされておりいい香りがしておる。
周りを見渡してもこの発電所のオーナーとかやぎさんの飼い主と思しき人が見当たらんかったが、ワシは積まれたみかんの木から小振りな枝をもぎ取り、「ほーいほーい、べへへいいやぎさん、みかんの葉っぱじゃよう」と声を掛けながら柵越しに与えようとした。
すると直ぐにその大量のやぎさんたちがわ〜っと寄ってきて盛んにむしゃむしゃ食べ始めた。
どのやぎさんも、大きいのも小さいのも白いのも茶色いのも全員食欲旺盛でバリバリ葉っぱを食べ、あまり太くない枝であればそれもバリバリ食い込む。
誠にいい食いっぷりじゃ。
ただ、このやぎさんたちはあくまで人様が飼っておられるものじゃ。
もしかしてその人の餌やり方針とかあるかも知れんのであまりたくさん食わせるわけにもいかん。
じゃからワシは「へーい、べへへ〜い。少しずつ食べなされい」と云いながらちょっとずつ上げておった。
しかし皆、あまりに元気に食べるもんじゃから嬉しくなってジャカジャカ食べさせておったら、1台のクルマが敷地内に入ってきた。
中には年配のご夫婦が乗っておられて、クルマを停めるとワシの方に近づいてきた。
「あ、すみません。通りがかったらやぎさんが居るのが見えて、私やぎさん好きなもんですから餌あげちゃいましたごめんなさい」
「いやいいよ。どんどん上げていいよ」
どうもこの人が飼い主さんじゃろう。
「このみかんの葉っぱはあげてもいいんですか」
「いいよ。どんどん食べるから」
というと飼い主さんが藪から棒に大量のみかんの枝を抱えて、それをそのまま柵内に投入した。
結果がこれじゃ。

我も我もと…
© ill-health(ruephas) 2021

四方八方から老若男女大小関係なくやぎさんたちがわっと集まってきてばりぼりばりぼりじゃんじゃん食べとる。
奥に居る茶色いめすやぎさんなどは興奮したのかまだ生まれて間もないと思われるこやぎさんに頭突きをカマしたりして食べとる。
カマされたこやぎさんもそれが日常なのか如才なくスウェイで軽やかに逃れ、別方向から頭を入れてじゃかじゃか食べる。

小さいのも大きいのも関係なし
食ったもん勝ち
© ill-health(ruephas) 2021

「いやあ、可愛いですねえ」
「うん、こやぎはみんな今年の1月に生まれたばっかりでねえ。あの白黒の小さいやつがワシには一番かわいい」
まあ人のことは決して云えんが、結構恰幅体格が良く、強面な感じのその飼主のおっちゃんの表情が緩んでその口から「かわいい」などという単語を迷わず吐かせるのも、やぎさんの力じゃと思う。
ワシとて正直かわいいとしか思えん。
誰が見ても人種年齢性別政治的志向年収など一切関係なく、このやぎさんたちを見れば100%全員確実に「かわいい」と口を揃えるじゃろう。

いやあ、可愛いですねえ
© ill-health(ruephas) 2021

いやあ、もうくっそ可愛いですねえ
© ill-health(ruephas) 2021

そのうち近所のお子さんが3人やってきて、これまた脇に積んである大根の葉っぱとかをポンポン柵の中に投げ込み始め、それをやぎさんは美味そうに食べる。
そうこうしとると、飼い主さんが柵の中に入って奥の方に歩いていった。
するとそれに気づいたやぎさんたちは一斉にそちらの方に駆けていくではないか。
たくさんのやぎさんたちが一斉に駆ける姿はこれはなかなか壮観じゃ。
皆がぱ〜っと元気よく走っていくなあ。
残念なことに柵内は発電所じゃから危険であり、ワシは立ち入ることが出来ん。
しかし発電所敷地の外側を柵伝いに回っていって駆けていった方に行くことは出来る。
見ると駆けていった方には立派なやぎさんタワーが設えられており、早速何匹かのやぎさんがそのタワーに登ったり、やぎさん座りの体制のまま滑り台を滑り降りていく様子が見える。
柵からはやや遠くに位置しておるため間近に見ることは出来んが、なかなか楽しそうにしとるのは解る。

やぎさんは高いところが好きなんじゃ
© ill-health(ruephas) 2021


高所で戯れるやぎさんたち
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その姿を見て満足してワシは帰ったのじゃった。
しかし、菊川市の吉沢第3発電所(静岡県菊川市吉沢624−1)と云い、TOKAI 富士山静岡空港太陽光発電所(静岡県島田市湯日397:現場には行ったがやぎさんにはまだ会えておらず)と云い、太陽光発電所とやぎさんは、案外相性がいいのかも知れぬなあ。


2021年7月23日 追記)
このポストは元々は「やぎさんが好き!(43) 名称不明の太陽光発電所」でしたが、Google Mapsに「みかん狩りとくら園東 太陽光発電所」の名称を(勝手に)申請し証印されたため、タイトルを変更しています。

2021年2月23日火曜日

温泉に行かない日(475) KAReN HaMaNaKo KANZANJI-SOU プレオープンしてます

2018年1月に閉館し、その後、浜松地元企業であるRe・lationの手により長らくオープン準備中じゃったKAReN HaMaNaKo KANZANJI-SOU(かれん はまなこ かんざんじそう:旧浜名湖かんざんじ荘:静岡県浜松市西区呉松町1768-1:053-569-6433)じゃが、本日どうなっておるか見に行ったところ、目出度くプレオープンしておった。

施設名も書体もかっこよくなったなあ
© ill-health(ruephas) 2021

前はこんな感じじゃった
和風一点張り
© ill-health(ruephas) 2021 /2018

以前にも書いたが、旧浜名湖かんざんじ荘とはコンセプトが全く異なっておって、
  1. Resort Telework
  2. Family Vacation
  3. Kids Camp
を目的として運営がなされるとのことじゃ。

手指消毒と検温を済ませて早速中に入ってみた。
記憶にある旧かんざんじ荘とはもうすっかり変わっておって、可成り洗練された空間になっておって、ワシごとき初老が入るのには気がひけるほどじゃ。
しかし平気の平左で入っていったけども。

いやあ、おしゃれじゃなあ
© ill-health(ruephas) 2021

これは正面玄関入ってすぐのホールじゃけれども、左手にはカフェと売店があり、それぞれ地元のものを中心にした商品構成となっとる。
ワシは早速ここでマインシュロスのクラフトビールを購入して、Cafe de Clarkのおねえさん向けの開店プレゼントとすることにした。
下階におりる階段があり、前は確かに絨毯が敷き詰められておったはずじゃが、今はそれを剥がしてコンクリートがむき出しになっとる。
これはこれで仲々おしゃれじゃと思う。
階段途中にはYAMAHAの電動ロードバイクも展示されておる。

持って帰ろうかとの悪い思いがチラと…
© ill-health(ruephas) 2021

なかなか渋い。
本論とは関係ないが(というか、特に本論はない駄文じゃった)コンポを見ると何と、Campagnoloではないですか。

実用品ではなく芸術品
© ill-health(ruephas) 2021

いかん!
このコンポは実用品では全く無い。
床の間に飾っておくやつじゃ。
自転車とかにつけてはいかん。
YAMAHAは直ぐにSHIMANOのアルテぐらいに変更しておくが宜しい。
予算が許せばデュラでもいいじゃよ。

こんなことはどうでも宜しい。
下に行くと、レストラン予定のスペースが有り窓からは浜名湖が一望できる。
まだオープンしとらん為、どのような価格構成をかけてくるか全く想像も出来んが、多分ワシの懐では厳しいものがあることは想像できる。
あと写真は撮っておらんが、室内にパオのようなものがあって、これはおじょうちゃまおぼっちゃま方にはたまらんスペースかも知れん。
当日見学できたのはこの辺りのみで、他のエリアはまだ工事中で見れんとのことじゃった。
最終的に各階がどのような構成になるのかは、これを見られたい。

全体にカタカナローマ字率が高い
© ill-health(ruephas) 2021

さて本題じゃ(おや、本題があったんじゃな。我ながら意外じゃ)。
実際の所、ワシはリゾートテレワークにもファミリーバケーションにもキッズキャンプにも余り興味はない。
あるのは風呂のみじゃ。
上に掲載した案内図を見ると、3階にあった展望風呂は以前のまま継続してくれているようじゃ。
館内におった担当者にお伺いすると、こちらは2021年2月〜3月にオープン予定で、日帰りもやるとのことじゃった。
また注目すべきは1階に新しく出来るらしい2つの半露天貸切風呂じゃ。
こちらは宿泊者専用なのか、日帰り的利用も可能なのかはわからんが、可能であれば是非はいってみたい。
しかし入れなくても別段構わない。
ワシが入りたいのは夕刻の展望風呂じゃから。

ワシは旧浜名湖かんざんじ荘時代に2〜3回ここの展望風呂に入ったことがあるが、所謂「時間的秘湯」であり、日帰り入浴可能なのは土日祝の11時~14時のみ。
浴室の西側には大きな窓があり浜名湖を一望できる。
西側じゃから、夕刻には浜名湖に沈む夕日を眺めながらお湯に浸かれるはずなんじゃけども、何せ締切が14時じゃから、叶うことはなかった。
多分見事な借景となると想像しておる。
もしかして、今月か来月にもそれが体験できるかも知れん。
これは楽しみじゃ。
最新情報をサイトで確認しつつ、入れるようになったら飛んでいって入ることにしよう。

さて外に出ると浜名湖側にはオープンテラスがあって、テーブルなども備えられており自由に使えるようになっておる。
ここから大変に素晴らしい景色を望むことが出来る。

風さえなければもう少し居たかった
© ill-health(ruephas) 2021

こんな素晴らしい景色を望めるとこがフリースペースなんて、なんて太っ腹なんじゃろうと感心した次第じゃ。
生憎本日は可成りの強風で、この写真を撮る際にも脚を踏ん張って腰を落とさないと吹き飛ばされそうじゃった(本当にそうじゃった)ので長居は出来んかったが、穏やかな午後とかに、ここでコーヒーやビールを片手にひとときを過ごすには素晴らしい場所じゃろう。
また自転車乗りには嬉しいことに、ここには一通りの整備用具が備えられており多分無料で(多分じゃけど)使えるし、サイクルラックも当然備えておる。
坂が大好きな変態自転車乗りじゃったら、ハマイチついでにここに寄られるのも一興じゃろう。
ワシは遠慮しておく。
クルマでくる。

ところで、このKAReN HaMaNaKo KANZANJI-SOUを含め、Re・lationグループが運営する3施設を回ってはんこを貰うと、もれなくマインシュロスのビールがタダで貰えるというこれまた太っ腹なキャンペーンをやっておったため、ワシは当然制覇に向かい、無事入手できた。

© ill-health(ruephas) 2021

今夜はまずこれからじゃろう
© ill-health(ruephas) 2021

また立ち寄り先の舘山寺温泉街にあるHAMANAKO ENGINE(静岡県浜松市西区舘山寺町2251-3)には何と、Rothmans HONDAで大活躍したあのワイン・ガードナー(Wayne Michael Gardner)が実際に身に付けたレーシングスーツが展示されており、すげえなと思った。
誰も見とらんことを確認して、ワシは思わずなでなでしてしもうた次第じゃ。

スゲ~、モノホンだ…
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これがモノホンの証!
© ill-health(ruephas) 2021

まあまあ楽しい1日じゃった。
しかしとにかく、とにかく、夕日を眺めての風呂が楽しみじゃ。

2021年1月10日日曜日

プロジェクト "山神社"(67) 三社山神社

三社山神社と云う名前の神社は、浜松市西区入野町にあって2014年11月に参拝しとる。
鳥居が社殿に組み込まれたような奇妙な構造(文末写真参照)をしとって今でも覚えとる神社の一つじゃ。

 
こちらは2014年に参拝した方の三社山神社の地図

ところが本日、同じ西区入野町に同じ社名の別の神社(静岡県浜松市西区入野町4990-2)があるのを偶然見つけた。
ワシは最近こそGoogle Mapsで大山くん物件を探しておるが、基本は昭和16年に発行された静岡県神社志という本を情報源にしておる。
かなり詳しく書かれた本じゃけども残念なことにはその本にはある程度の社格(基本村社以上)のものしか書かれておらず、極少数のものを除き無格社は書かれておらん。
今回見つけた三社山神社は静岡県神社志には記載がなかったため存在も知らんかった。
見つけた以上行くしかない。
場所的にはイオン浜松西のすぐ近くて住宅街の中にある。
住宅地の場合、クルマの停めどころに苦慮するケースがあるが、近隣にはイオンの他に入野古墳公園があるし、目的地である三社三神社には西彦尾公民館があるのでなんとかなるじゃろう。
いざ行ってみると予想通り小さい公民館には数台分の駐車スペースがあった。
駐車場の掲示には「利用者が困るから用のないものはここに停めるな」と書かれておったが、なにか云われても「この奥の神社に参拝しに来ました」と答えれば大丈夫じゃろう。

駐車場から行くと、神社の裏手から入ることになる。
じゃから一旦境内を通り抜けて正面まで出て、そこから正式な参拝を行うことにした。
一部の神社には教育委員会辺りが作っておる由緒書が立っておることもあるが、ここにはその類はなく、神社独自の云われ書きのようなものも見られない。
短い参道を歩いて簡素な作りの本殿にお参りした。

小さな本殿
右には境内社が見える
© ill-health(ruephas) 2021

通例通りの参拝をして周囲を探してみるも、御祭神がわかるようなものはない。

こっちも鳥居ビルドインタイプじゃな
© ill-health(ruephas) 2021

本殿の中に何かあるかと格子戸の隙間から伺ってみたがよくわからない。

簡素ながらも綺麗に清掃された社内
© ill-health(ruephas) 2021

本殿内には祠が2つあって、外には境内社が1つあるので社名に三社が付いとるのかも知れん。
次にその境内社にもお参りした。

軒の赤い布は頭をぶつけんように
注意喚起をする意味じゃと思われる
© ill-health(ruephas) 2021

きちんと榊が供えられており、更にはお神酒代わりの小さなカップ酒さえ置かれておる。
近隣の方によるものじゃと思う。
しかし、境内社によくあるような表札はなく、残念ながらこの祠の中の人もこともわからんかった。

なにせ社名に「山神社」とあるので、本殿内部左側にあるデカい方の祠に大山くんが住んでおると信じたいところじゃが、境内社のほうが大山くんっぽいような気もする。
そんなこんなでワシは根拠もなく勝手にこの神社を大山くん物件と認定し、帰ったのじゃった。

しかしあれじゃなあ。
冒頭書いたとおり、最近ワシはGoogle Mapsで大山くん物件を地味に探しておるが、その対象地区は静岡県西部以外のところじゃった。
しかしこのような未知な神社も地元にあるかも知れん。
静岡県神社志に載っておらん神社がまだありそうだし、小さい神社になればなるほど大山くん物件の可能性も高いというものじゃ。
検索対象エリアをワシの近隣にしてやり直す必要があると痛感した次第じゃ。
しかし因果な趣味を持ってしまったものじゃ。


ちなみにこちらが7年前の2014年11月に参拝した方の三社山神社。
鳥居が軒を支えているという、本殿鳥居が合体した構造が面白い。

© ill-health(ruephas) 2014 / 2021

PS)
このブログは現段階(2020年1月10日18時)で非公開も含め全1036ポストありますが、このポストは公開されている範囲では1000ポスト目になります。
何らかの理由で非公開が増えたり減ったりすると変わってしまう変数的指標ですので、ラベルを貼ったりはしませんけど、まあまあ感慨深いです。

2019年9月28日土曜日

THE HAMANAKO(1)

THE、じゃよ。
THE HAMANAKO(静岡県浜松市西区雄踏町山崎4396-1:053-592-2222)じゃ。
名前が凄い。
そういう凄い名前のところの日帰り温泉に遂に足を踏み入れたワシじゃ。

「THE」感が溢れかえっとる外観
館内に入った際には一瞬緊張が走った
© ill-health(ruephas) 2019
ここは日帰り利用可能じゃが、その料金は1177円(2019年9月末現在の税込料金)でワシがスタンダードとしとるいろんな温泉銭湯の料金とは当にヒトケタ違う。
まあ「ワシ相場」のほぼ倍じゃ。
従って貧乏なワシが通常であれば決して訪れることはない高嶺の花ならぬ高嶺の湯であるここTHE HAMANAKO(なにせ「THE」じゃからねえ)。
なのに今回訪れたのは即ち「通常ではない」状況があったから。
まあご想像どおり、割引券を入手したからじゃ。

フロントで券を切り取られる寸前に
急いで撮影したためボケボケになっとる
悪いな謝るワイ
Copyright DAIWARESORT CO., LTD.
All rights reserved.
© ill-health(ruephas) 2019

800円じゃったらまあ許容範囲じゃろう。
このホテルは確か以前「浜名湖ロイヤルホテル」という名前で営業しており、その後大和リゾートに買収されて「THE」になった模様じゃが、実はその「浜名湖ロイヤルホテル」時代に1回ここの風呂に入っとる。
当時は温泉とか全く興味がなかったのでどんな風呂だったかの記憶も全く消失しとるが、入浴料は1000円しんかったような気がする。
記憶がないのでまあ、実質的には初めて入ると云っても差し支えないじゃろう。

緊張しつつ館内に入ると、何やら緑色の服を着た人がわらわらしとる。
いずれも欧米人に見受けられる。
それら緑色の欧米の人は奥のカフェのような所で飯を食っとったり、ロビーで歓談しとったり、土産屋で品物を物色しとる
なんじゃろうと思ったが、ああそうかわかった。
本日は袋井でラグビーワールドカップの日本アイルランドの大一番が行われる。
そのサポーターの方々であろう。
彼らにとってラグビーにおいては日本は格下であって、試合前から最早アイルランドの勝利を確信しとるようで[1]、その所作や表情には余裕が見える。
いずれも穏やかで日本を楽しんでおる様子が見て取れる。
まあ是非ラグビーの試合とともに日本も沢山楽しんでくだされと思いつつ、フロントにいた日本語ベラベラの外国人係員に割引券を提示し、料金800円也を支払って浴室方面に行ってみた。
歩いていくと途中、このような掲示がされとる。

スリッパに履き替えなされ、か
いちいち凄い
© ill-health(ruephas) 2019
ホテルの日帰り温泉で、浴室というか脱衣室に行くためにスリッパに履き替え指示されたのは多分初めての体験。
流石「THE」じゃと思う。
ここは素直にボロンボロンの靴をきれいなスリッパに履き替え、更に奥に進む。
すると左手にこのような空間が現れた。

緊張して休憩できそうもない休憩コーナー
© ill-health(ruephas) 2019
最初は何かの展示スペースか舞台かと思ったがそうではない。
れっきとした休憩コーナーじゃ。
こんなところでは緊張してとても休憩にならないじゃろう。
流石「THE」じゃと思う。
休憩コーナーについては見て見ぬ振りをして、早速脱衣室に入った。
流石リゾートホテルじゃ。
脱衣室は広々しとるし空調は完璧に調整されとる。
アメニティは充実しとるし、雰囲気も非常にシックな感じに仕上がっとる。
品が良い内装じゃ。
脱衣して浴室に入ると、これまた広い。
掛り湯用の設備が2ヶ所(これはわかった人しか出来ない設計)。
数え切れないほどのシャワーブース。
最大何人ベスト何人などと表現するのはヤボの骨頂である広〜い浴槽が2つ。
ドライサウナと水風呂。
表に目を向けるならば、中国風の丸い浴槽、2つのつぼ湯には本日「お茶湯」が満たされておる。
寝湯が3つにゴロンと転がってくつろげるベッド、濡れた体のままで利用できる冷水機(直接飲むやつではなくて紙コップ方式)などなど。
もうこれでもかというくらいの充実ぶりじゃ。
掛り湯をして浴槽に入ると、柱の影におった人が「こんにちは」と挨拶してくれた。
これは珍しいとこんにちはと返して声をした方を見てみると何と、外国の人が気持ちよさそうに湯船に浸かっとる。
おそらくアイルランドの人であろう。
ワシとしてはちょっとは話をせにゃあいかんじゃろうと思い、下手糞な英語で少し話をしてみた。
"Hi,how are you?"
"Thanks,I'm fine"
"Are you from Ireland?"
"Yes"
"Welcome to hamamatsu Japan.Please enjoy Here"
"Thanks"
"Of course,I'm supporting Rugby Japan team,but I like your country team,too,Good luck!"
くらいの中学英語じゃけども、先方には何とかわかったようで、好意を伝えるには充分じゃったらしい。
笑って聞いてくれていた。
袋井へ向かうバスの出発時刻が迫っているらしく、彼は”Bye,Arigato"とワシに一声残して浴室を後にした。

その後1時間ほどおったんじゃが、驚くべきことにその間完全なる貸切状態。
様々な浴槽をとっかえひっかえしながら贅沢に時間を過ごした。

充分に堪能して浴室を出て売店を覗いとると特設ワゴンがおいてあって、その中にはGUINNESSが冷やされておった。

Irelandと日本の国旗、ラグビーボール
そしてGUINNESS
直接観戦はしないものの
そこそこ雰囲気に浸れた感じ
© ill-health(ruephas) 2019

Irelandと日本にかんぱ〜い!
とその場で行きたいとこじゃが
帰宅まで我慢
© ill-health(ruephas) 2019
本来は十分に冷やして専用のビールサーバーでグラスに注いで飲むようじゃけどもそんなものは持ち合わせておらん為、プルタブを引っ張って開いてそのままんぐんぐんぐと飲み干した。
うまかったです。

温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.5
風情ポイント
3.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
800
温泉コスパ
0.6



[1]
と、試合前にはこのように日本人もアイルランド人もその全てが思っとった筈じゃしワシも勿論「勝ちは別として兎も角、今回は是非善戦して次に繋げる何かを掴んで欲しい」と思っとった。
が、終わってみれば素晴らしい結果が待っておった。
相まみえたアイルランド選手の素晴らしさも凄かった。[2]
この国は尊敬に値する国じゃと思う。

[2]
2019年9月30日追記)
今、サモアとスコットランド戦を見ておるが、ラグビーの観戦のコツは、自国若しくは好きなチームの応援をしつつ、相手チームの良かった所、ナイスプレイなど相手のことを見ながら記憶にとどめながら楽しむことじゃろうと思った。
さすれば、自国が勝ったとしても負けたとしても、相手チームに対するリスペクトを失うことなく、素晴らしい戦いをお互いに称え合うことが出来るからじゃ。
この方式をワシ自身、野球にも導入しようと思う。