2021年4月5日月曜日

湯風景しおり(1)

本日ワシは人間ドックじゃった。
良く「人間ドッグ」と間違える人が居るから気をつけなされ。
人間犬ではない、人間ドックじゃ。
それがだいたい14時に終わったんで、ワシはニガテな胃カメラを何とかやってのけた自分へのご褒美として日帰り風呂に行くことにした。
本日は月曜であり、しかもこの時間じゃから週末には混むような施設も多少は空いとるじゃろうと予想し、以前確か1〜2回行ったことがある湯風景しおり(静岡県浜松市中区高林1-13-13:053-478-2626:¥750:電話番号ふろふろじゃよ:10:00〜0:00:年中無休)に行くことにした。
この施設は何年か前に大規模な改装をしておるが、ワシが行ったのはその改装の何年も前じゃ。
相当に久しぶりの再訪じゃ。
以前行った時の感想は、街中にある大規模施設なのに元々あったと思われる緑(樹木)や地形を巧みに生かして、街中感をまったく感じさせない素晴らしい設計の施設じゃなということじゃ。
すぐ横に片側2車線と3車線の大きな道路に挟まれた立地なのに、それを全く感じさせない。
これは素晴らしいことじゃと思う。

若干の所要を済ませた後、しおりには15時位に着いたんじゃが驚くべきことに施設前にあるかなり広い第1駐車場が満車。
少し距離のある第2駐車場も殆ど半分以上埋まっておる。
ワシはげんなりした。
人混みが大嫌いなんじゃ。
しかし折角来たんじゃからそのまま帰るのも癪に障る。
意を決して中に入っていった。
街中にある大きな入浴施設らしく、複合的なサービスを提供しておるのがわかった。
レストランは勿論、マッサージ・アカスリ・散髪屋などなどいろんなサービスをしとるからお客はそれぞれに分散しておる。
これだったら大丈夫かと思う。
また記憶では浴槽もたくさんあるから、そんなに混雑感は無いじゃろうと思い中に入ると、まさにそのとおりじゃった。
確かに沢山の入浴客がおるんじゃが、混雑感は殆ど感じられん。
まずワシは変わり湯(「替湯」と書いてあった)に入った。
今の季節らしく桜湯。
お湯の色はピンクではなくどっちかっていうと紫に近かったが、まあよいじゃろう。
41℃でワシにとってはやや熱いが、こういった変わり湯は楽しめる。
次に外に出て高濃度炭酸泉に入った。
お湯だけ見ると「これのどこが炭酸泉?」と思うくらい何の特徴もなさそうなただのお湯なんじゃが、一旦湯に身を沈めるならば直ぐに身体中に泡々がまとわりつく。
温度は低めで、ワシにとってはありがたい。
また浴槽も大きいため、他の人に遠慮すること無く長い時間楽しめるのもよい。
その強烈さは天然の炭酸泉である姫路市休養センター・香寺荘 竹取の湯(兵庫県にあります)並かそれ以上で、名前を出すのは申し訳ないが和合の湯(浜松市中区)を遥かに上回る。
炭酸泉ならばここに来るのが一番と思う。
あと、ワシ的に大変好ましいのは「ぬる湯」。
ただの白湯なんじゃが、温度が38℃。
これ、ワシ的にはベスト。
どんだけでも入っておられる温度。
あと、バーデンバーデンを模した人工温泉あり、シルキー湯ありと多様な浴槽が用意されており、客が多少多くてもゆったり入れる。
あと、ここは交通の便が大変良い(浜松で云えば、の話じゃが)。
近くにバス停があり、多くのバスが停まる。
それ即ち、時間があるときはクルマではなくバスで来て、お酒を飲んだり飯を食べたりお風呂に入ったり長い時間楽しむことが出来る。
都会では普通なことじゃが、浜松のような地方都市ではこのような施設は殆どない。
そういった意味で貴重な日帰り施設じゃと思う。

 

温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
2.0
風情ポイント
1.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
750
温泉コスパ
0.5

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たぶん。