2021年4月3日土曜日

倉真赤石温泉(20) 祝再開!

武漢ウイルスが手を変え品を変え姿を変え悪逆を尽くしており、噂では今第4波に入ったと云われておる。
ただ幸いにしてワシの住んどるエリアは感染者数的に云うと1日当り数人というレベルであり、勿論羽目を外すのはいかんが、充分に注意しながらであれば日帰り温泉に入るのはまあ問題なかろう。
そんな事を思っておったら、倉真赤石温泉(くらみあかいしおんせん:静岡県掛川市倉真赤石5986:0537-28-1126:電話番号いいふろじゃヨ:¥1100:完全予約制:10:00〜17:00:途中の道及び駐車場がややシビア)が遂に再開したとの情報がInstagramによりワシにもたらされた。
これは早速行かねばならんじゃろう。

散り始めて道路に落ちた桜の花びらを見ながら国1バイパスを東に走り倉真赤石温泉に到着。
中に入ると何だか掲示物が増えとる。
その中にこのようなものがあった。

© 純温泉協会
Photo © ill-health(ruephas) 2021

純温泉って、いいね。
うむ。
確かにここは素晴らしい源泉を最低限の加熱のみで掛け流しておる。
確かにいい温泉じゃ。
掲示物をよく見てみると純温泉協会とある。

© 純温泉協会
Photo © ill-health(ruephas) 2021

帰宅後(つまり今じゃな)サイトを見てみると、山口貴史という人物が主宰している協会で、その目的は、

人間には決して作ることが出来ない温泉本来の自然のままの温泉に浸かるという尊い行為を一般の方々に改めて認知して頂き、本来の温泉の価値が高まり、純温泉該当施設が永続的に運営できるようになって頂く流れを作ります。

というものらしい。
その中でここ倉真赤石温泉が選ばれておってカテゴリー的には「純温泉C」(加水なし、加温あり、循環ろ過なし、消毒なし、入浴剤なし)となっておる。
成程。
最近は小山薫堂氏の連載で月刊PENに取り上げられたり、その関連で小山氏の湯道百選というサイトで紹介されたり、その筋ではなかなか注目され始めておるようじゃ。
ま、ワシとしてはこういったこととはあまり関係なく2011年位から通っておって、静岡県西部ではほぼ一番泉質の良い温泉だと思っとる。

順番を待ち、早速入った。
既に書いておるとおり、ここは1時間枠の完全予約制で他のお客と一緒に入浴することはないし、客の入れ替えごとに更衣室や浴室入り口などをしっかりと消毒してくれとるから安心じゃ。
普段より湯の花が少ない様子じゃ。
どうしたんじゃろと思って出てから聞いてみたら、お休み期間中温泉のタンクを清掃したのが原因じゃということで、それならばそのうち元に戻るじゃろうと思い一安心した。
温泉に含まれる炭酸成分をできるだけ飛ばさないようだいぶぬるめの温度設定なので、暑がりのワシでも長く入っておられるのがいい。
やや浅めの浴槽じゃから、寝湯っぽい体勢をとってちょっとしたうたた寝もできる。
この温泉は山の中にあって、いつも大きな窓を全開にしてお湯に浸かるんじゃが、そうすると温泉入浴に加えて森林浴、そして今日は大変暖かな日が差しておるから日光浴も同時に楽しめるなかなか他では味わえない醍醐味もある。
再開してくれて本当に良かった。
是非皆様も行ってみれば良いと思う。
人によっては1時間枠1100円は高いと思うかも知れんが、そんなことはない。
行って入ってみれば解るはずじゃ。

© ill-health(ruephas) 2021

さてこれは温泉の全景じゃが、建屋の屋上にあるドーム状のものは嘗てまでは使えておった完全源泉非加熱の温泉を味わえておった。
残念ながら今は使えないんじゃが、また入りたいものじゃなあ。
夏に入ると最高なんじゃよなあ。
復活してくれんかなあ。

 

温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
4.4
風情ポイント
4.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
1100
温泉コスパ
0.9

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たぶん。