2021年5月29日土曜日

温泉に行かない日(485) 続・君はラバーダムを知っているか?

昨年の11月、三嶋神社(みしまじんじゃ:静岡県浜松市北区細江町中川347)への参拝のついでに、都田川のラバーダム(正式名称は瀬戸堰:せとせき:静岡県浜松市北区細江町中川)を見た。
その件についてはここに書いとるが、その時は萎んだ状態であり、いつか膨らんだところを見たい、出来れば膨らみつつあるとことか萎みつつあるところを見たいと強く思った。

本日は天気が良かったので、天竜にある熊野神社(くまのじんじゃ:境内社で山之神社あり:静岡県浜松市天竜区西藤平157−2)に行って大山くん参りをし、次に少し脚を伸ばしてくんま遊楽亭たべや(くんまゆうらくていたべや:静岡県浜松市天竜区熊1664)のやぎさんの存在を確認したりしたんじゃが、更にその後渋川にあるお好み焼き さわ田(静岡県浜松市北区引佐町渋川4131-1)でラーメンを食した後に帰宅することにした。
渋川から帰宅するにはR362で金指を抜けて行くのが都合がいいんじゃが、走っとるうちに道沿いにある都田川のラバーダムのことを思い出した。
もしかしたら、今の時期じゃったら膨らんどる状態で見れるかも知れん。

因みにラバーダムをググっても虫歯治療関係の情報しか引っかからんが、ゴム引布製起伏堰で調べれば目的の情報を得られる。
簡単に書けば、分厚いラバーで出来たデカくて長い袋を萎ませたものを普段は川底に沈めておき、必要に応じて空気や水を袋に送り込んで膨らませ水を貯めるというものじゃ。
なんでそんな事をするかというと、灌漑・防潮・リクリエーションのためらしい。
この瀬戸堰は場所的には防潮・リクリエーション目的は考えられず、可能性が高いのは灌漑。
今はちょうど田植えの時期で、たくさんのお水が必要になるから膨らんどるかも知れんと思ったわけじゃ。

早速行ってみると、遠くからでも膨らんでおるのが見て取れた。
こんな感じじゃ。

おお!
雄々しく膨らんどる!膨らんどるぞ!
© ill-health(ruephas) 2021

昨年撮影した萎んどる状態はこれじゃ。

いやあ…
しょぼんとしとる…
© ill-health(ruephas) 2021 / 2020

普段はこのように穏やかな流れの都田川じゃが、本日はラバー製の堰から水が流れ落ちるどうどうとした大きな音が立っておる。
真横から見るとこのような状態じゃ。

結構高さがあります
© ill-health(ruephas) 2021

人に云わせりゃ「これの何が面白いんじゃ」と云う事になろうが、ワシにとっては面白い。
「危険ですから せき(ラバーダム)で遊ばないで下さい 浜松市」なる掲示を横目にしながらワシは土手の下まで降りて近くで見てみた。
そうすると、ラバーダム本体の脇がこのような構造になっておる。

ここを鮎がぴょんぴょん越えていくことは
まあないじゃろうけど
© ill-health(ruephas) 2021

これはラバーダムの上流側から撮った写真で、川の水は手前から奥側に流れとる。
階段状になっておって、どんどんどんと云う感じで水が向こうに流れとるが、無論これは所謂「魚道」じゃろう。
ラバーの袋が膨らむと結構高くなり魚が遡上できん。
従って魚が通れるようにこのようなものをこさえておるんじゃろう。

以上の通り、昨年来の願望であった「膨らんだラバーダム」を見ることが出来てワシは一先ず満足したが、まだ「膨らみつつある」もしくは「萎みつつある」状態を見るのを諦めてはおらん。
前回のポストでは、
更に欲を云えば、今まさに雄々しく立ち上がりつつあるラバーダム及び、役目を終えて今まさにしょぼんとなりつつある、そういった現在進行形のラバーダムを是非みたい。
我が阪神タイガースが日本一になるよりは、見ることができる可能性は高そうじゃから、何とか情報を集めて見てみたいものじゃ。
なんてことを書いておるが、我が阪神タイガースはもしかしてリーグ優勝、ひいては日本一になる可能性がここ数10年で最も高いため、現在進行形のラバーダムのほうが見るのは難しいかも知れん。
現場近辺の方でもしこのブログを目にした人が居れば、是非ワシに情報をお寄せいただければ大変にありがたい。
麦とホップ1本程度の謝礼しか差し上げられんが、スンマセンが宜しくお願いします。


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