2021年5月30日日曜日

やぎさんが好き!(48) くんま遊楽亭たべや

非常に古いWEB系の情報でやぎさんの存在を掴むことがある。
くんま遊楽亭たべや(リンク先はhttpサイト:くんまゆうがくていたべや:静岡県浜松市天竜区熊1664:053-929-0168)もその一つじゃ。
ここについては相当前にやぎさんがおるという情報を得ておった。
正にストレス80%OFFな写真じゃ。
しかしこれは実に6年も前の2015年の情報であり、それだけではなくその書き込みの中で「前回の更新からほぼ10ヶ月ぶりの更新です」とある。
ワシも時期と状況に寄っては数ヶ月開けることもあるが、流石に10ヶ月というのはないなあ。
この方、家業が忙しいのかデジタル系モノグサなのか。
どっちにしてもここについては相当前から気になっておって、一度は行ってみたいもんじゃとは思ってはおったが、本日大山くん来訪のついでに確認がてら行ってみることにした。

途中道の駅 くんま水車の里(静岡県浜松市天竜区熊1976-1:053-929-0636)に寄って美味しいソフトクリームと当たり籤付き五平餅(外れた)を食って、そのついでに道の駅に人にくんま遊楽亭たべやの営業状況について伺うと、今もちゃんとやっておるという返事じゃった。
水車の里から更にぐ〜っと上がったところに目的地はあるんじゃが、なんだろ、目的地に着いた感が希薄というかなんというか。
「農民兄弟民宿 くんま遊楽亭」「あそびや」「たべや」と書かれた看板はあるが、それがどこにあるかがパッと見わからん。
山側お茶畑の上の方に民家があるがそれが「あそびや」「たべや」かわからん。
下の方に降りていく道もあるが、当然出ていていい筈の案内看板も見当たらん。[1]
取り敢えず道端の空いたスペースに真っ黃っ黄のスイスポくんを停めてクルマを降りて周辺を脚で探索してみることにした。
クルマを停めた道を挟んでの北側は茶畑や民家を挟んで山、逆の南側も勿論山じゃが大きく云えば太平洋に向かって下っておる。
先ずは山側をうろうろしてみたが、直接的なやぎさんっぽい感じは周辺にはない。
ただし、世間的にはよく見受けられるやぎさんスペースっぽいものは確かにある。
金属製の柵に囲まれたスペース。
ただ、その中には花とかが植えられておって、やぎさんなんてそう云った類のものは食ってしまうので長らく使われていない可能性もある。

次に逆の太平洋側(南側)を見てみると、2本の小道が下っておる。
一つは人しか通れない歩道であり、もう一つは軽トラなら何とか行けるかなという道。
最初に軽トラならOKという道を少し歩き下ってみたが、やぎさんっぽい雰囲気は皆無。
戻って残った歩道の方を歩こうとすると、こっちには道に沿うようにして如何にもやぎさんスペースっぽい金属製の柵が設えられておる。
こっちは可能性があるかもしれん。
暫く降りていくと、小道の左手にいきなり白やぎさんが登場した。
首をワシの方に向けてこっちを見ておる。
藪から棒に見慣れぬ初老がやってきたので少し吃驚したという風情じゃ。
しかしワシを観察した結果「こいつはまあまあ無害なヤツ」と判断したようで、ワシを無視して草をもぐもぐし始めた。

真ん中の白っぽいのがやぎさん
いやあ、遠いし頭を草むらに向けて食べとるので
何だかよくわからん写真になってしもうとる
© ill-health(ruephas)/YT 2021

更に良く見ると、もう一段向こうにも立派なあごひげをはやした別のしろやぎさんもおって、矢張り無心に雑草を食らっておる。
ただ、両方とも柵からかなり遠くおるため姿形顔つきをしかと確認することができん。
そんな時に通常可成り有効なのは、
「そこらの草を引きちぎって差し出しながら『べへへい』と呼ばわっておびき寄せる」
という荒業じゃ。
やぎさんの多くは、周りが草に囲まれておってもその草を引きちぎり差し出すと、何故かわざわざこっちに寄ってきて食べる、という不思議な習性を持っておる(私見じゃ)。
わざわざこっちまで来んでも同じ草が周りに生えとるからそれを食べりゃあいいのに、と思うが、とにかく寄ってきて食べてくれることが多い。
今回もその作戦を発動してみたが、残念ながらそれは通用せんかった。
ワシを一顧だにせず、ただひたすらに草をもぐもぐし続けておるのみじゃ。
その結果が上の写真ということになる。

というわけで、今回はやぎさんとのふれあいはおろか、これら2匹のやぎさんたちが2015年1月28日に産まれたこやぎさんたちなのか、それともその父母なのかもわからぬままじゃったが、とにかくここにやぎさんがおって、広い敷地で自由に生きとるということがわかって、ワシはそれだけでも満足じゃ。



[1]
改めて2012年撮影のGoogle Street Viewを見ると、実際には軽トラが通れる道を下ると「たべや」に至るという案内がありました。
今日は草むしていたので見つけることができんかったのでしょう。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。