2021年7月4日日曜日

温泉に行かない日(501) 恐れていたことが現実になってしまった

恐れていたことが現実になってしまった。
危惧していた莫迦が湧いてきた。

今を遡ること8年前の2013年6月頃、わしはどさくさに紛れてホテルの風呂に入ることは果たして可能か?というポストを書いた。
当時は静岡県富士市に単身赴任する直前で、その近辺の温泉銭湯事情を事前に調べておったんじゃが、そんなにはなくてがっかりしておった。
ただJR東海道線富士駅前にあるビジネスホテル(全国展開しとる例の黄色いホテルじゃ)ではどっかから温泉をローリーしているらしいと云うことがわかった。
しかしビジホなもんじゃから、当然日帰りなんてものはやっておらん。
従ってこの温泉に入るためには宿泊が必須になるが、ローリー温泉に入ることだけを目的にしてアパートから歩いていけるホテルに5000円も払うのは流石に高すぎるため、そのようなタイトルのポストをした。
無論100%冗談であり、ワシとてまあまあ常識的な社会人じゃから、実際にはそのような犯罪行為はしておらん。
むしろその投稿では容易く無銭入湯可能な施設が実在することの危惧について書いておる。
その後1年位経過した2014年8月、ブログの統計情報を見ておったら「無銭+入浴+ホテル[1]という驚愕すべき検索キーワードで上記のポストに辿り着いたケシカラン奴がいることが判明。
これはいかんと思い「無銭 入浴 ホテル」等と云うとんでもない検索ワードでこのブログに来た者に告ぐというポストをすぐさま書いて、微力ながら犯罪行為の未然防止に努めたものじゃ。

嗚呼、あれからもう8年9年経つのか。
随分と遠くに来てしもうたものじゃが、今回は昔を思い起こして感傷的になるのが目的の投稿ではない。
今朝起きて血圧を測ってから(くそう、今朝は高めじゃった)PCでニュースを見ておったら、こんなものが載っておった。
やあ、ほんとに出てきたな。
実際出てきたとなると、それはそれで軽い衝撃じゃ。
このレベルの埋草記事なんて、早晩リンク切れになること必定じゃからすまんが東海テレビのニュースソースをキャプチャして貼らせていただくとともに、本文もテキスト引用しておく。

© 2021 TOKAI TELEVISION BROADCASTING
CO., LTD.

本文はこうじゃ。

 岐阜県下呂市の温泉旅館に3日午後、正当な理由なく侵入したとして72歳の無職の男が現行犯逮捕されました。男は入泉料を払わないまま浴場に入ろうとしたところを、支配人に確保されたということです。
 警察によりますと3日午後3時ごろ、下呂市湯之島の温泉旅館で、入館してきた男が入口付近の券売機で入泉料を支払わないまま客室などを回っているのを、支配人の男性が発見しました。
 不審に思った支配(人)があとを追うと、男が浴場に入ろうとしたため、声をかけて建造物侵入の現行犯で逮捕し、駆け付けた警察に引き渡しました(私人による現行犯逮捕)。 逮捕されたのは、大垣市の72歳の無職の男です。警察は旅館に侵入した理由などについて調べていますが、男は取り調べに応じず、黙秘しているということです。

※改行は削除。不審に思った支配が…⇨不審に思った支配(人)が…に修正

全くおかしなジジイじゃ。
大垣からわざわざ下呂まで行く金があるなら(東海道線・高山本線を使って大垣⇨下呂の片道運賃は1980円。鈍行じゃと大体2時間、下手すると3時間以上かかるため通常であれば特急ワイドビューひだを使うが、その場合は自由席で3180円)その金で地元の温泉銭湯に入れば良い。
わざわざ来たならきちんと金を払って温泉を愉しめば良い。
とっ捕まったんじゃったら、素直にゲロって詫びれば良い。
72歳にもなってこの程度の事で「黙秘」。
結果、建造物侵入罪現行犯で逮捕され前科者。
本来の入泉料がいくらかはわからんが、精々数百円から千円前後をケチって前科者。
実にダサい。
ということで、ほんとにこんなダサい奴が銀河系内に実存すると知ったワシは新鮮な驚きを覚えたものじゃ。
上記の事件は下呂という有名温泉地での出来事じゃが、もっと日常に近いところでも同様の事件は発生しておる。
このニュースについては各社から出ておったから触れた人がもしかしておるかも知れん。
こちらもすまぬがABEMAのものをキャプチャして本文テキストを引用をさせていただく。

© 2021 ABEMA TIMES

 先月29日、東京・大田区の銭湯で無銭入浴する男の姿を防犯カメラが捉えた。
 正午すぎ、受付前に2人の客が並んだその直後、白いTシャツにハーフパンツの男が現れた。男は470円の入浴券を買うそぶりも見せず、受付の脇を素通りし、入店していく。

【映像】平然と受付を素通りする“無銭入浴男”(4分20秒ごろ~) 

 受付のスタッフは「いま人が通った気がするなと思って、防犯カメラの映像を見たら、男性が一人お金を払わずに男湯の方へ入っていった」といい、警察に電話で通報。
 男が再び映像に現れたのはおよそ14分後、2階の休憩室だった。すでに入浴を済ませたのか、しばらくテレビを見ていたかと思うと、その後、男は1階に下りていく。そして受付の横を通り、平然と店の外に出て行った。
 まだ警察は到着していなかったため、店のスタッフが男を追いかける。しかし、道路まで追いかけて「ちょっと待って下さい」と言ったスタッフに、男は「忘れ物をしただけ」と叫び、自転車で走り去ってしまった。銭湯では被害届を提出し、警視庁が詐欺の疑いで捜査している。

ワシも動画を見たが、いい年こいたおっさんじゃった。
なんで僅か470円払うのが惜しいのか。
それがバレたらなんで咄嗟に「忘れ物をしただけ」(最初はこの発言の意味がわからんかったが、想像するに「(風呂場に)忘れ物をした(んで取りに来た)だけ」という意味じゃろう)などというどっかの隣国の人のような笑える嘘がつけるのか。
さっぱりわからん。

温泉旅館も街場の銭湯も、少なからず武漢ウイルスの影響を受けて客足も伸びとらんじゃろうし、しかし一方で温泉銭湯を営業すれば客の数に関わらず燃料代は必ずかかる。
そのようなことを考えたら、無銭入湯などという恥ずべきことをやろうとは思えんはずじゃ。
彼奴らめの脳味噌はアイロンをかけたようにシワが伸びとるか、若しくは脳味噌自体がないのかも知れん。

世の初老ジジイどもめ。
恥ずかしいことはやめてくれ。

[1]
2021年7月4日現在でも、ワシのブラウザでは検索結果第2位につけている。

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貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。