本日は(私も含め)右翼の方々にとって大事な休日なのに、その対象となるご当人が東大病院に検査入院するという大変に心配な日でしたが、日本の循環器・心臓外科の知識・技術は大変にレヴェルが高いので何の心配も必要ありませんよ。
おい東大の医者、自分の命かけてしっかり仕事しろよ。
で、まあ、とにかく本日は国民の休日。
起床時間は10時。
こんな時間に起床だなんて、大変に好ましいですね。
毎日こんな感じだったらいいなあ(現実の生活では毎朝5時過ぎには起床して、23時前には就寝してますが、本来わたしは夜型人間なんです)。
実は本当は、焼津黒潮温泉元湯 なかむら館に行きたかったんですけど、いろいろな雑事をこなしているうちに時間は容赦なく過ぎ去り焼津まで行く時間が失われて、結局行ったのは比較的近くて、且つ良い温泉である倉真赤石温泉でした。
まあ、無理すれば焼津にも行けんことはない時刻だったんですけど、
あれの進捗状況が知りたかったんですよね。
渋滞激しい国1バイパスを掛川で降り、午後3時過ぎに山奥にある現地に到着…、したんですけど、建物の前の駐車スペースは既にいっぱい。
千客万来、初めての体験です。
更に車を進め、
道のドンつきにある駐車スペース(10噸車3台程度はOKなスペースで、どうも第二東名建築絡みのようですな)に勝手に車を停め、数分かけて施設に戻ります。
何時ものことですが、私が温泉施設に近づいて行くとその気配を感じた鈴木会長
[1]が、建物からわざわざ出てきて満面の笑みでもって出迎えてくれます。
正直に言いますけど、これってすっげえハイレベルの接遇ですよ。
出銭ランドのマニュアル感にまみれた接遇がナンボのモンじゃ、って感じです。
これを普通に自然に誰に対してもやってる会長は凄いと思います。
温泉に関してはもう書かなくても良いでしょう。
相も変わらず素晴らしいお湯。
素晴らしい浴室。
素晴らしい周辺環境。
やや小太りな(失礼)先客がいましたが、あちらの方から先に挨拶貰ったくらいだから推して知るべし。
良い温泉には良い客が集まるものなのです。
事件その弌
浴室に入り、ふと浴室内の時計を見たら12時過ぎをさしている。
8時間遅れているか4時間進んでいるかどちらかですので、みなさん気をつけましょう(笑)。
ちなみに女湯の方は(少なくとも今年の正月の時点では)略正確な時を刻んでいました。
なぜ男の私が女湯の時計事情を知っているかに関しては、まあ良いじゃないですか。
詮索しないでください。
事件その弐
気持ちよく浴室を出て、偽ビール(アルコールフリー系のやつね)でも呑もうかと思って屋外にある自販機に行ってカネを入れたんですね。
で、ボタンを押しても何の反応もない。
あれえヘンだなと思って良く見ると「釣り銭切れ」ランプが点灯してます。
だからだな、と思って投入金返却レバーを倒しても返金されない…
喰われた!
さらに数回、返金レバーを操作していると、何だか自然に自販機のドアがあいた。
明らかにヘンだよね、と思って会長にその状況を訴えたところ、
「やられた!」
とのこと。
ドロボーにやられたらしく、機内の現金が洗いざらい持って行かれてたみたい。
ちなみに私の投入した200円は返してもらえませんでした、とほほ。
何故かというと、会長が悪徳という訳ではなくて、ドロボーにやられて凄く動揺してたためだと思われます。
しかし、盗んで行ったヤツ、ドロボーの風上にも置けねえヤツだな。
事件その参
スズキ会長に、
「例のあの屋上温泉出来たんですか?」
ってお尋ねしたら、スズキ会長、実にキュートな笑みを浮かべて(且つ同時に明らかに動揺した表情になって)、
「ああああっっっっhはははあqswでfrgthyじゅ、まだできてない、出来てないんだよ、うん。あれはみんな待ってるんだよなあ、あははははは。がんばっとるんだけどな」
って。
1月中には出来るって高らかに宣言してたくせにぃ、もう。
確かにみんな待ってるし、会長一人の仕事だから時間がかかるのもよくわかる。
でも、「加温できない」というか「加温したらせっかくの炭酸成分が飛んでしまう」温泉ですから、要するに余り温かくない温泉ですから、夏に間に合えば良いんですよ。
今年の夏はこう過ごすんだって想像します。
8月のある休みの日…
酷暑の日中を何とかやり過ごし、夕方からは何か涼しくて爽やかな事をして過ごしたいなあと思っていたら、電話がかかってきた。
スズキ会長からだ。
「ははは、今やっと出来たよ、例のあれ。今から来るかい!?今日は完成祝いで終夜営業するよ」
「勿論です!行きますとも!」
現地に飛んで行って早速屋上の天上風呂に満たされた素晴らしい炭酸泉に浸かり、持ち込んだビールや冷やの純米酒を飲み、綺麗に焼けた夕空を眺める。
あああー最高!
体が冷え過ぎたら今度は内湯に入ってまたビール。
休憩所で会長の作ってくれたおつまみでいっぱいやりながら常連さんと話をして、話し疲れたら、今度は満天の星空を眺めながらの炭酸泉浴。
こんな事を朝まで…
どう?いいでしょ?
だから完成は夏でいいです。
無理して寒いうちに出来なくても良いです。
あと、俺も手伝うから。
事件その四
この温泉が相変わらず素晴らしいのに感動した私は、カイシャのデスクに飾ろうと思って鞄の中に忍ばせていたテルマエロマエ彫刻、
「サイダーの瓶に突っ込んだ小指が抜けなくなったバージョン」
フィギュアを感謝の念とともにスズキ会長に謹呈し、それはめでたく温泉玄関入って左側にあるレジの横に設置されています。
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© Natasha,Inc.
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私からその像を贈呈された会長は、当初私の意図が分からなかったのと、そのフィギュア自体の意味が分からなかったためか大変不気味に感じたらしく、しきりに辞退・返却しようとする素振りでしたが、私が言った、
「これって、縁起いいんですよ。玄関に飾れば特にいいらしいっすよ。これを飾った温泉施設では、客がわんさか詰めかけて来てちゃって、もう笑いが止まらなくなってるらしいっすよ」
などという途方もない嘘に騙された振りをしてくれたようで、最後は笑顔とともに素直に飾ってくれました。
うれしいぞ。
倉真赤石温泉、いいかんじでしょ。
ちぇきらですよ〜(古っ!) 。
[1]
温泉の主なんですが、スズキの会長に顔が似てるため、私は勝手にこういう呼び方をしてます。