2012年6月23日土曜日

温泉に行かない日(92) 毎週土日が休みだったら

このご時世、働きたいのにままならず苦悩の日々を送っている人が大勢いる事は重々承知してはいるのですが、私は運良く仕事にありつけ、安いながらも給料を得、糊口を凌ぐことが出来ています。
有り難いことです。
しかし、人間というのは欲望が人形(ひとがた)をして歩いているようなもので、人はみんなそれぞれのレベルでいろんな欲望を持っていると思います。
私の場合は表題の通り、「毎週土日が休みであったらなあ」というものです。
繰り返しになるけど、このご時世これって本当に贅沢な願望だと言う事はよく解ってるんですよ。
でも、思うくらいはいいでしょ。
言うまでも無くそれは、土日と2連休であったら一寸無理して遠方にある温泉に行けるのに、という願いの現れです。
流石に土曜は「半ドン」[1]なのですが、何だかんだで午後遅くまで自由になれないことが殆どで、実質的には休みは日曜日だけなんですよ。

別に大名旅行をしたいというわけではなく、全身傷だらけのスイフトに乗って土曜の朝早く出発し、ちょっと遠くへ出かけ、安い日帰り温泉に浸かってそのまま車中泊し、翌日帰宅するという程度の願いです。
事実、今の職場(現場系)の前の職場(本社系)の時は、殆どの土日は休みを取れたため(今考えると「本社系」の仕事は甘かったなあ…)、例えば星山温泉遠征とかはそんな環境の中で計画したり実施したりしてましたし、山梨県にある奈良田温泉及びその周辺への遠征も同じ感覚で計画してました。
しかしまあ、とは言っても、私は何処から何処まで行っても一介の勤め人から脱出することは出来ないし、そんな中で甘えることも出来ませんので、与えられた条件を最大に活かして温泉行きを計画するしかないですね。
で、遠出をした翌週の土曜日の午前中は惰眠を貪って午後から銭湯に行き、夜風に吹かれながら居酒屋でビール。
いいなあ。
夢みたいですねえ。

で、今日は土曜日。
で、矢張り仕事。
今帰宅して既に午後3時。
いまからどうしようかな?
明日はどうしようかな?
結局、ごろ寝になっちゃうんだろうな、しくしく。

[1]
土曜の午後休みの事を昔は「半ドン」と言いました(死語かな?)。
生半可知識なんですけど、博多どんたくの「どんたく」ってのはポルトガル語かなんかで「休日」を意味するらしいんですけど、その半分って事ですかね。

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貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。