2012年6月3日日曜日

倉真赤石温泉(6)

早速屋上に登ってみると、前々回来た時より設備・装備が充実している感じ。
前々回はビニールハウスの中に家庭用ポリバスが2ケ放置されているだけだったのですが、今日はなんだかいろいろな物が設置されてます。
早速再び素っ裸になり、湯(というか、冷泉ですね)が満たされた木製浴槽に慎重に入ります。
いきなりドボンと入って、心臓マヒでも起こしたら大変だからね。

足を差し入れた先から、臑毛に(ごめんね汚くて)細かい泡が付き、それはどんどん成長して行きます。
それを観察しながらゆっくりと肩までつかり、手足を伸ばします。
浴槽の木の香りに混じって、はっきりとした硫黄の香りが感じられます。
そういやあ以前会長が、
「炭酸泉でかつ硫黄泉ってのは静岡じゃあ多分ここだけだよ」
って言っていた事を思い出しました。
暫く入っていると、肌にまとわりつくぬるつきも感じられました。

おい、これってひょっとしたら凄い温泉かな。

入ってたら足音がして、会長が下から上がってきました。
「どうだい、気持ちいいだろう」
「うん、もう最高ですね」
「そうだろ。これに入ったら、もうやめられんわ。わははははははは」
確かにその通り。
特に今日は正式開業前の特別入浴。
非加熱無加工源泉掛け流し。
完璧。

お手製のシステム、会長が自ら薪で沸かす、周囲に散乱する建築廃材。
これは何となく、かの星山温泉を彷彿とさせる状況です。
入浴料1050円は、これまで妥当な金額だと思っていましたが、これからはもう違う。
入浴料1050円は、これからは激安であります。

暑い夏の夕方、よお~く冷えたビールを片手にここに入ったら、きっと極楽だろうな。
沈んで行く夕日を眺めながら、その後広がる星空を見上げながらここに入ったら、もう何も言う事はないだろうな。
ああ、早く夏がこないかな。


屋上露天風呂の全景
前回なかったすのこ状のものや
木の浴槽らしきものが見える
© ill-health(ruephas) 2012

木製の手作り浴槽
奥にももう一つ、計2槽が実装されている
© ill-health(ruephas) 2012


浴槽ツインターボ状態
左に見えるのは会長のおみ足
奥にあるのは会長100%手作りの水車模型
使用目的不明
© ill-health(ruephas) 2012
泉源から汲み上げた源泉を
これで沸かす
熱源は薪で、つまりco2対策はばっちり
© ill-health(ruephas) 2012

沸かした温泉はここに一旦貯留し
左右2つの木製浴槽に分配するシステム
© ill-health(ruephas) 2012


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