2012年6月10日日曜日

翠明(1)

かつてのポストで「湯谷温泉の翠明という旅館に玉砕覚悟で日帰り湯をお願いしたら意外にもOKだった」というような事を書いたのですが、どうも記憶が薄れてきたため、比較的近い距離でもあるし、今日行ってみようと思い立った訳です。
前回行ったのは何年前かも思い出せないくらいの可成り前で、それだけ時間が経過すると状況も変わっているかもしれないと思いつつ車で湯谷温泉に出かけました。
日曜日の午前中、道は全く空いていて、1時間もかからず湯谷温泉に到着。
温泉街の一番西側、鳳来寺山パークウェイ側にある駐車場に車を停め、足湯を楽しんでから宇連川(板敷川)にかかる歩道専用の赤い橋を渡り対岸へ。
ほどなく現地に到着し、フロントで料金1500円を払って貸切露天風呂へ。
貸切露天は別棟にあり、一旦外に出る必要があります。
脱衣場で裸になり、露天になっている浴槽に早速入ります。
うんうん、前回訪問時はあまり温泉に興味がなかったからか、泉質に関する記憶が全くなかったのですが、改めて見るとうす濁りの誠に風情ある湯です。
加熱のみの源泉掛け流し。
すごいすごい。
浴槽は貸切風呂にしては可成り大きく、普通に3〜4人は入れそうな程。
お風呂は宇連川に突き出る様な形で作られていますが、山の中腹という感じであまり眺望はありません。
しかし木々の間からは宇連川と、対岸の湯谷温泉駅を発着する飯田線の列車を垣間みる事ができるし、何より川の音が素晴らしく、体を癒してくれる感じですねえ。
湯温は41〜42℃くらいで普通の人には適温かな。
私にとっては「やや熱」ですが、浴槽脇には木製のベンチがありますから、湯疲れしたらそこに腰掛けて休む事も可能です。
結構通っていた松風苑が結構MTMMな感じ[1]ですので、他の宿屋の泉質も同じ様な感じかなと思っていたのですが、少なくとも湯谷温泉7号泉は上記の通り非常に良い泉質である事が実感出来て満足でした。
まあ、入浴料が1500円という高価格のため、そんなに頻繁に訪れる事は難しいと思いますが、例えば冬のお休みの日、一寸贅沢な日帰り温泉を楽しみたい時とかにはいい場所じゃないでしょうか。
ちなみに、ここの浴槽からは川や対岸の様子が見て取れますが、逆に対岸からこの浴槽を発見する事は少し難しそうな事だと思われますので、女性の方も安心して温泉や風景を楽しめると思いますよ。
宇連川を挟んだ対岸
旧グランドホテル鳳陽跡地付近からとった
翠明の写真
この中に
翠明の露天風呂が写ってますけど
どこにあるかわかんないでしょ?
© ill-health(ruephas) 2012

[1]
かと言って、この松風苑が残念なお風呂かというとそんな事は全くなく、なかなか湯冷めしないいいお湯ですね。
念の為申し添えます。

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