富士市は街のあちこちに小さな川が流れています。
それらは主に北から南に向かって流れてるようです。
これらの川について、地元民的存在価値というのはおそらく「ドブ川」というようなことになるんでしょうが、一般的なドブ川とは全く違い澄んだ水が結構しっかりと流れてて、これはおそらく富士山の伏流水なんでしょうね。
アパートの横を流れている小川を見ていたら、小さな魚が泳いでいるのが見えてこれには相当驚きました。
私は綺麗な水が流れている街、例えば三島とか大分の竹田とか郡上八幡とか、そんな街が好きなので、それだけで富士市が気に入ってしまいそうな予感がします。
そんな川を見つけながら東の方向に歩いていたんですが、喉の渇きを感じたため、お茶か何かを買って飲もうかなとちょうど通りがかったお酒屋さんに入りました。
ちょっとウッディな感じの建屋に植田酒店(静岡県富士市宮島508:0545-61-0027:月~土曜日8:30~20:00:日曜日8:30~18:00:無休:公式ウェブサイトなし)と大書してあります。
幸い営業しているようで、引き戸を開けるとチャイムが鳴って奥からご主人と思われる人が出て来ました。
飲み物を購入してふと店の奥を見ると大きな棚が壁じゅうに設置されていて、そこにはぎっしりと酒瓶な並んでます。
「おを!」
と思って棚のほうに行ってみると、あるわあるわ。
プレミアム焼酎を含む数多くの種類の焼酎がところ狭しと並んでます。
「うわー!」もうものすごい種類の焼酎で、ゆっくり見てるだけで楽しい気分になります。
流石に私の大好きな三岳こそないものの、そんじょそこらの酒屋やスーパーでは絶対にお目にかかれない珍しい銘柄が嫌になるくらい売られている。
「すげ~」と思い、また別の壁際を見ると今度はでかい冷蔵庫がありました。
再び「おを!」っと心の中で声を上げました。
酒屋でのでかい冷蔵庫と言えばもう日本酒しかありません。
案の定、静岡県の銘酒を中心に、これまた充実した品揃えの日本酒が温度管理された冷蔵庫の中に並んでます。
ご主人の方を見て、
「ここ、すごい店ですね」と声をかけると、
「ありがとうございます」と一言。
とても腰が低い感じのご主人です。
こんな田舎の街に(失礼)、こんな凄い酒屋があるとは驚きです。
「いやあ、いい店ですね。今はちょっと買って帰れないので明日また改めて買いに来ますね」
と云って取り敢えずは店を出ました。
新しいところに引っ越した時は、やっぱり歩いたり自転車でじっくりその街を回らないとダメだと思いました。
車だと早すぎて、発見がない。
実はこの酒屋の前は車で何回も通りがかってるんだけど、単なるフツーの酒屋にしか見えなくて、行こうとも行かないとも何も思いませんでした。
よし、近いうちに無理してチャリを買おう[1]。
乗り回してみたら、もっと違う発見があるに違いないからね。
とにかく、いい店を見つけたヽ(`▽´)/
[1]
でも当面は、新富士駅構内の観光案内所で無料で貸し出されているレンタサイクルを使うというセコい作戦を取りたいと思っているのであった、ははは。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。