2020年8月7日金曜日

やぎさんが好き!(31) 本日における佐倉の状況

ワシの勤め先の建物に設置されとるエレベータには小さなディスプレイのようなものが付いとって、地震が来たら止まるだ暴れるなだという告知警告等の他、四文字熟語クイズなるものが流れる。
本日のクイズは「大◯小◯」じゃった。
ワシはこれを見て正解たる「大同小異」を思いつく前に「大便小便」という4文字を思い浮かべてしまった。

そんなアホなワシじゃが、やぎさんに関しては全国津々浦々に渡って秘密の監視網を引いておる。
特に正確な情報を素早く入手する必要がある場合は、そのやぎさんポイントに集中的に人員を配置し、直ぐに情報を上げられる体制を短時間のうちに組みあげることを常としとる。
さて今最もホットなやぎさんポイントと云えば矢張り「佐倉のポニョ」にとどめを刺す。
千葉県八千代市の東には佐倉市というところがあるが、そこで除草要員として配備されたこやぎさんが約1mの柵を軽々と飛び出して逃走し、京成本線の線路と某民間病院の間にある斜面地に住み始めてもうかれこれ2ヶ月以上にもなるというアレじゃ。
某民間病院と書いたが下の地図を見ればちょんバレじゃな。



この状況については一般的には各メディアがこぞって報道合戦が繰り広げており、ポニョというこやぎさんにとっては当にメディアスクラムとも云うべき状況になっとる。
本当はY!が付くニュースサイトの方がいいのじゃが、垢BANを食らうのが怖いからGoogle推奨サイトのリンクを貼っておくのでご参照いただきたいが、兎に角このような状況に鳴っとる。
この件に興味を覚えとるものは「あの手この手でこやぎさんを捕獲し、なんとか連れ戻そうとしとるが上手くいっとらん」程度の情報しか掴んでおらんじゃろう
ちっちっち。
古い古い。
ワシはこれらの報道に頼ることなく、秘密の監視網を用いて最新情報を入手済みじゃ。
それ即ち、
「オスのやぎさんを上手いこと使ってメスさんであるこやぎさんをおびき寄せる」
という作戦を決行中という極秘情報じゃ。
昨深夜、ポニョ監視専門エージェントから入った情報じゃ。
以下に掲げる写真は、そのエージェントが当に死を賭した暗躍を持って撮影した非常に貴重なものじゃ。
心して見よ。

© Uchy 2020
なんじゃいこりゃ、家庭菜園か何かかい?と思われたあんたは認識が篦棒に低い。
「何か」のほうじゃ。

© Uchy 2020
を。
出たぞおすやぎさん。
これがおびき寄せ要員じゃ。

さらにこれじゃ。

© Uchy 2020
見えるじゃろうか、おすやぎさん。
明日のおびき寄せ作業に備えて休養を取るおすやぎさんじゃ。

どうじゃ、凄いじゃろう。
ワシからの報告は以上じゃ。
もしかして続報があるかもしれんし、無いかもしれん。
ということで、またな。

2020年8月6日木曜日

温泉に行かない日(453) 今日は8月6日だね

君たち、ねえ。
今朝の出社前の8時少し過ぎ、何してた?
電車に乗ってた?
クルマに乗ってた?
コーヒー飲んでた?
電話してた?
ねえ、何してた?

俺は8時少し前には通勤先の駐車場に着いてタバコを吸って、8時過ぎにはクルマから降りてサイレンの音がなるのを待ち、鳴ったら西を向いてお祈りしました。

毎年この日は、必ずザ・タイマーズのLONG TIME AGOを聴くことにしてます。

君たち、ねえ。
今日って昔、何があった日か知ってた?
知ってるべきだよね。
そうだよね。

2020年8月5日水曜日

温泉に行かない日(452) 定食屋「楓」の謎

これまで何回か書いとる通り、ワシは地図が好きじゃ。
最近は武漢ウイルスの関係で食い物屋が再び営業自粛しとるし、そもそも食い物屋に行くのが怖いんで、事務所での昼飯は安い弁当とカップラーメンを机で食うことが殆どじゃ。
他のやつはYが付くニュースサイトを眺めながら飯を食っとるが、ワシはこのブログのコメントを確認したり返事を書いたりした後は、大抵Google Mapを目的もなく眺めるのが好きじゃし実際楽しい。
今日も勿論同じようにディスプレイに映し出された地図を無目的にあちこち眺めておった。

山王峡温泉しらかば荘(静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方2299-9:¥400:053-987-0938:11:00-15:00:日帰りは土日のみ:現在は日帰り温泉休止中)の辺りを色々眺めておったら、下の地図のような場所を偶然見つけた。
水窪湖の北東、山の中じゃ。
因みに水窪湖の西側にある電源神社の辺りでは、おさるさんやしかさんを普通に目にすることが出来る。
そういうようなエリアじゃ。



「楓」とある。
ワシは強い興味を覚えポイントをクリックしてみると、このような表示がされた。

© Google 2020
定食屋と書いてある。
カジュアルであるとも書いてある。
カジュアルな定食屋が当にここにあるとGoogle先生は申しておる。
成程、どこにどんな定食屋があっても問題はない。
基本的な問題はない。
基本的な問題はないが、本質的問題は残る。
それ即ち「どうやって行くか」。
ワシは地図を仔細に検討してみたが、どこを探してもここ定食屋「楓」に通じる道はどうしても見つけることが出来なんだ。
いやいや、こういった地域には得てして地図には表現されておらん道があるものじゃ。
実物に近い絵面であらばもしかしてその兆候を捉えることが出来るかもしれんと思った。
そこで、地図を航空写真モードに切り替えてキャプチャしてみたのがこれじゃ。

著作権表示はキャプチャ内にあります
写真を見ても道の雰囲気あるいは痕跡は全く感じられん。
寧ろ、地図よりも疑惑が深まった感さえある。
つまり、道はない。
これは「方策がない」の比喩的表現ではない。
文字通り「道はない」じゃ。
そのような場所にあるカジュアルな定食屋。
その名も「楓」。
ワシはこの夏、ぜひ行ってみたい。
行って、焼鯖定食をビール飲みながら食いたい。
ここならば三密じゃ会食だダメだと言うような誹りを受けることなく飯を楽しめるじゃろう。
そのためにはまず登山用品店でそこそこのレベルの装備を整える必要があるじゃろう。
RPGの初期装備若しくは無課金勢程度の装備では、焼鯖定食&ビールは愚か、たどり着くことさえむつかしいこと必定じゃ。
どうだいみんな、ワシと一緒に目指さんかい?

因みに同類の場所として次を掲げておこう。



駿河湾の中に赤いマークが見えるじゃろう。
これは和歌山にある筈のサロン咲里香という温泉じゃが、残念ながら現在は休業しとる。
ここにも行ってみたかったが、行けず仕舞いで残念至極じゃ。
本日は異常じゃ。

2021年8月15日 追記)
やはり誰かが修正若しくは削除の申請をしたようで、本日現在「楓」は表示されておりません。
残念。
放っといてほしかったなあ。
こういうのは面白いと思うんですが。

2020年8月1日土曜日

温泉に行かない日(451) 世話になった方のお墓参りと角山新富士店

本日は富士市に単身赴任していた際に大変お世話になった方の命日じゃったので、クルマでお墓参りに行った。
お墓は岩淵という所の大変見晴らしの良い場所にあって、条件が良ければ富士山が真正面に見える。
今日は残念ながら富士山のてっぺんに雲がかかっていて裾野の辺りしか見えなんだが、それでも素晴らしい風景を目にすることが出来た。

© ill-health(ruephas) 2020
持参したお線香を墓前にお供えして無事お墓参りを終えたワシは、本当はどっかの温泉か山神社に寄ろうかとも考えたんじゃが、最近の武漢ウイルスのこともあるのでどこにもよらずにそのまま帰ろうと一旦は考えた。
ワシが今住んどるエリアも、富士市内にも武漢ウイルスのクラスタが発生しており、出来るだけ余計なことはしないほうがいい。
しかし気になる場所が1ヶ所だけあったのを思い出し、そこにだけは寄って今どうなっているか見てから帰ることにした。

その場所とは、角山 新富士店(静岡県富士市水戸島164-1:0545-63-5172:定休第5週を除く毎週月曜:営業時間要確認だが基本11:00〜21:30)が嘗てあった場所じゃ。
残念ながら、今年初めに倒産してしまい今は営業していない。
ワシは富士市に単身赴任して何年か住んでおって、勤務先以外にも多くの友だちができたし、いくつかのお店が馴染みになったんじゃが、角山新富士店はそのうちの一つじゃった。
酒好きなワシは昼から呑める店を探しておったんじゃが、ある休みの日の昼過ぎ、アパートの近くである水戸島の辺りを散歩しておったら、定食屋と云うか飲み屋と云うかそんな店があって、表から窓越しに中を伺うと、小上がりでは家族連れが定食を食べておる。
カウンター席もあって、おっさん爺さんの何人かが既に美味そうに呑んでおる。
これが角山 新富士店じゃったわけじゃ。

嘗ての角山 新富士店の全景
2017年3月撮影
Google ストリートビューより引用
© 2020 Google
2019年7月ごろの店先の様子
© ill-health(ruephas) 2019 / 2020
ワシは中に入ってカウンターの席に座り、ビールを注文した。
メニューを見ると美味そうな刺し身を大変安く提供しとることがわかったので早速注文し堪能した。
その後、この店は富士での一番の馴染みとなった。
アパートからなんとか歩いて行ける距離にあったので、帰りを気にしなくても安心して呑めるし、なんと云っても安くて美味い。
店長のSさんや従業員さんもみんないい人で、多いときだと週に2回3回通っておったくらい。
地元に近い富士宮や藤枝辺りで醸造しておる美味い日本酒も出してくれる。
単身赴任を終え富士を去る時に何が残念じゃったかと云えば、仕事もそうじゃけどなんと云っても、ここ角山 新富士店に気軽にはいけなくなってしまうということじゃった。
帰任する前には当然店に行って、仲良くなった店の皆さんと記念写真を撮った。
帰任してからも、角山 新富士店で呑むことだけを目的に何回か富士に行ったりしておった。

今年の4月のこと、富士時代の友人から電話があった。
その中で彼が、
「あ、そうだ◯◯さん。◯◯さんよく行ってた角山って店ですけど、潰れちゃってもうやってないみたいなんですけど、ご存知でした」
「ええっ?潰れた?」
「はい。そうみたいなんですよ」
相当驚いた。
角山は富士市内に確か4店舗くらいあって、何れも大変に繁盛しておった筈。
ワシは新富士店しか行ったことはないが、休日の夜などは本当に満席で1度だけじゃが入れずに帰ったこともあるくらいのもんで、そんな会社が潰れるとは俄には信じられんかったが、ネットで調べてみると確かに倒産に関するいくつかの情報があった。
情報は本当じゃった。

岩淵のお寺を後にして角山 新富士店に向かった。
道はよく知っとるからカーナビを使う必要はない。
程なくして水戸島に入り、角山の跡地に到着した。

壁面だけが残った角山新富士店の建屋
ひと目見て悲しい気分になった
© ill-health(ruephas) 2020
建設会社の名前が入った車止が道際にたくさん置かれており、人やクルマの侵入を防いでおる。
建屋の周囲はきれいに舗装し直されておる。
建屋は所謂スケルトンというのか、壁面以外のすべてがきれいに撤去されてしまっておる。
見て思ったのが、この店ってこんな四角だったんだなあということじゃった。
この店のイメージは暖かなまろやかなもので、このようなスクエアなイメージではなかったからじゃ。
店の左手にあった水産物の加工場のような建物は消失しており、徒にガランとした空間に変わってしまっておった。
ワシはこの写真を撮り、大きく開いた部分から中を覗き、賑やかな店の様子を思い出し、溜息を一つ吐いてクルマに乗り込み、角山 新富士店を後にした。

帰宅して財布を探してみたら、やはりこれがあった。

© ill-health(ruephas) 2020

使うことがなく財布に残ってしまっていた謝恩金券が2枚。
これは捨てずに大事に持っていようと思う。

2014年10月16日
© ill-health(ruephas) 2014 / 2020

2019年7月20日
© ill-health(ruephas) 2019 / 2020

2017年4月30日
© ill-health(ruephas) 2017 / 2020

2016年1月2日
© ill-health(ruephas) 2016 / 2020

2016年11月18日
© ill-health(ruephas) 2016 / 2020


2020年7月26日日曜日

やぎさんが好き!(30) ㈱樹

やぎさん好きであり、それだけでなく「やぎさんに関してはセミプロ三歩手前」と自他共に認めておる[要出典]ワシとしては、温泉銭湯同様「新しいスタイルでのやぎさんとの交流」を追窮すべきであろうと持って任じとる。
即ち、3密を避けつつやぎさんと遊ぶ方法はどうあるべきかということじゃ。
実はそんなこたあ簡単な話であって、追窮じゃもって任ずるじゃと構える必要はなにもない。
人が行かないやぎさんポイントに行けば良い。
但し、人が行かないやぎさんポイントの多くは個人宅若しくはそれに近い個人経営の店舗などである故、そういった個人の方々と直接間接問わずある程度の関係性が必要なことと、やぎさんが柵の中に住んどることが多くて直接の触れ合いが少しむつかしいという難点はある。
しかしいろいろやりようがある筈じゃ。

そのようなやぎさんポイントは探せば容易に発見することが出来るが、その一つとして㈱樹(いつき:静岡県磐田市新貝1401:0538-84-9993:やぎさんはアトリエいつきのほうに住んどるよ:アトリエいつきの横に数台と少し離れた庭の展示場に数台)が挙げられるじゃろう。
この会社のことは昨年の11月に既にご紹介済じゃが、主な事業内容は造園・ガーデニング関連グッズ販売などで、本業の他にその時期時期に相応しいちょっとした文化的イベントなども開催しとる。
また、アンティークグッズなども販売しとる。
ワシの大好きなCafe de Clarkにも、ここで買ったアンティークグッズを店内に飾っておられる(想像じゃ)。
樹さんのInstagramを見ると、アンティークだけでなく陶器や小物、盆栽なども売っておられるらしいことがわかったので、やぎさんを見るついでにいいものがあったら買って帰ろうと思って早速行ってみた。
むう、前段のテキストは改めて読み直すと変じゃ。
普通の人ならば「いいものを見つけに行って、ついでにやぎさんと触れ合おう」になるんじゃろうなあ、多分。
到着してまず見るのは、だからやぎさんじゃ。

© ill-health(ruephas) 2020
この写真には2匹のやぎさんしか写っとらんが、実際には3匹おらっしゃる。
ワシの写真の腕は篦棒に低級なのに加え、動物の写真を好んで撮影するものであらばわかってくれるじゃろうが、写真を取ろうとするやいなや小奴らときたら必ずワシが向いて欲しい向きの逆を向く。
その結果、なんとかかんとか3匹同時に撮れた写真はこれじゃ。

「真逆」の意味を端的に説明できる得難い資料写真
© ill-health(ruephas) 2020
この写真でそれぞれのお名前を説明するならば、
一番左の茶色っぽいやつ:ざくろ
一番手前の白いやつ:まんさく
奥の角が上むいたやつ:そてつ
それぞれ植物の名前を頂いとるようじゃ。

は?何だって?写真がわかりにくい?
よしわかった。
クソ悔しい限りじゃが仕方ない。
誰にでも絶対にわかる写真を、あなたに授けよう。

Copyright ©  株式会社 樹
これは当然ワシの撮影ではなく、同社の公式ポートレイトじゃ。
やぎさんたちの住処の柵に掲示されておった。
さてやぎさんたち、到着時には結構な雨が降っておったこともあって全員大人しく小綺麗な小屋の中にこもっておった。
「へいへい、やぎさんほれ草を食べんかい」
と路傍の草を引きちぎって差し出すと、ざくろさんがぐいと進み出て小首を振りながら口にする。
ワシとしては皆平等に付き合いたいので残りのまんさくさんとそてつさんにも草をあげたいんじゃが、遠慮がちなのかワシが手にしとる草がたまたま嫌いなのか、若しくは既に満腹なのかわからんがなかなか寄ってきてくれん。
仕方がないので主にざくろさん相手に草をあげとると、草だけでなく草を掴んだワシの指先をも、はむはむし始めた。
やぎさんによる指のはむはむを体験したことがない人は大変不幸じゃ。
ぜひはむはむしてもらうが宜しい。
大抵のやぎさんはワシの指のことを食べ物ではないとわかっておるのか、がぶりとは来ない。
唇の部分だけではむはむする。
いやあ、気持ちがいいんじゃよ、はむはむ。
但し、ゆめゆめ油断なされんように。
やぎさん本人がはむはむの範囲だと思っておっても、ワシら人間にとってはむはむの限界を超えておって、がぶりの領域まで達してしまうくらいにやられる事がたまさかにある。
やや警戒しつつはむはむされることを強く推奨したい。
すこしでもがぶりの雰囲気が感じられたら、名誉ある撤退を迷わず判断なさるが宜しかろう。
そのうち雨が小やみになり、やぎさんはみなさん小屋の外に出てうろつき始めた。
そうなるとざくろさん以外のそてつさんやまんさくさんも、ワシが手にした草を食べてくれる。
もしかしてお二人さんはざくろさんに遠慮しとったのかもしれん。
しかしざくろさんの名誉のために書くが、ざくろさんは威張り散らしておるわけでは決してない。
皆さん仲良く暮らしておるようじゃから、ご安心召されい。

ところで「やぎさんに貴賎なし」なる名言があるわけじゃが[要出典]、それでもやはり個人的にはコイツが好きじゃという感情は存在する。
ここ樹のやぎさんはもちろん皆大好きじゃけれども、どうしても一番好きなのを選びなさいと云われたら、ワシはまんさくさんが好きじゃ。
いつも実に柔和な表情をしとって、きっと優しい性格をしとる。
落ち着いた感じじゃし、ワシはまんさくさんが好きじゃな。
これで軽く頭突きさえしてくれれば云うことはないんじゃが、大人しいもんじゃから他人と喧嘩するのは好まぬものと思われる。

優しい表情で周囲を和ませるまんさくさん
© ill-health(ruephas) 2020
この流れの中で、事務所でワシが使っとる業務基幹システムのログイン後の顔写真は、実のところこのまんさくさんのやつを使っとる。
ついでに書くと、OS(くそったれWindows10じゃ)のプロフィール写真は、Cafe de Clarkのマサオじゃよ。

さて、ひとしきりまんさくさんそてつさんざくろさんと(平仮名ばかりで読みにくいのう。スマンな謝るワイ)遊んで満足したワシは、アトリエの方に入ってみた。
アトリエは古民家風の建物(「風」ではなく、ほんとに古民家若しくは蔵を改修しとるのかもしれん)にあり、事前情報通り古い道具や各種陶磁器が置いてあり、その一部は実際に販売されとるようじゃ。
ワシはいろいろ見てみたが、審美眼が無いため何がいいのか悪いのかが今ひとつわからん。
わからん中でも、ワシが欲しいなあと思ったのはこれじゃ。

作者や窯元などを確認し忘れました
© ill-health(ruephas) 2020
写真ではサイズ感が掴みづらいと思うが、高さは10cmほどで、多分信楽焼じゃと思う。
ワシは磁器より土っぽい陶器が好きで、アトリエ内でこれを見つけた時はこれで酒を呑みたいなあと感じた。
これで呑めば美味そうじゃなあと思えたわけじゃ。
しかし来訪しとったその時は、アトリエの方が見当たらんかったので本日は見送り、次回早めに再訪して、もしまだ展示されておったらぜひ買おうと思っとる。

2020年7月25日土曜日

倉真赤石温泉(18) 完全予約制・武漢ウイルス防御対策ほぼ完璧

前回は「我慢じゃ我慢」などと書いたが、その舌の根も乾かぬうちに本日は倉真赤石温泉(くらみあかいしおんせん:静岡県掛川市倉真赤石5986:0537-28-1126:電話番号いいふろじゃヨ:¥1100:完全予約制:11:00くらい〜17:00くらい:途中の道及び駐車場がややシビア)に参った。
前回、前々回同様の理由によるセレクトで、ここであらば、
  • 施設も小さいしそれに伴い浴室も狭い
  • だから基本は実質貸し切り
  • アクセスがちょいとシビアじゃから客はどっとは来ない
故、武漢ウイルス感染リスクは他の温泉銭湯よりはそもそも低い。
その上、今年3月くらいから完全予約制に移行しておるため、見知らぬ人と浴室内で居合わせることがほぼ完全になくなったはずじゃ。
ところで予約は前日までにせねばならんが、ワシはしておらんかった。
正午前くらいにダメ元で電話してみると、ここ数年鈴木会長(しつこいがこれはワシが勝手につけたあだ名で本当の氏名は別にある)と共に温泉を守っておる娘さんが電話に出た。
ワシが名乗る前に開口一番「あらあ、久しぶりじゃない」。
電話にワシを登録すると云っておったから、着信と同時に液晶画面でワシからの電話とわかったんじゃろう。
「今日ってやってます?」
「やってるけど、12時からと2時に予約が入っているの」
「やあ、厳しいなあ。今御前崎にいるんですけどね」
実は宮内うどん(みやうちうどん:静岡県御前崎市宮内377-3:080-5823-8070:水〜金10:30〜14:00:土日8:00〜14:00:定休月火:駐車場は店の横に6台程度)に行って、美味い釜揚げうどんを食べて、その後やぎさんのつくしちゃんとなずなちゃんと遊んでおったのじゃった。
「ふうん、じゃあ1時に予約入れるから。あと食事はやってないからね」
これも武漢ウイルス対策の一環と想像した。
「いや。今しがたうまいうどんを食べたところだから大丈夫」
「自分だけずるいなあ」
何がどうずるいのかわからんがまあ受け流し、ワシは御前崎を出て40分くらいで温泉に着いたわけじゃ。
クルマを降りると、玄関先はこのようになっておる。

簡易テーブルを活用した受付
密にならないよう屋外で受付するため
© ill-health(ruephas) 2020
以前は写真奥に見える入り口に入り、左手にあるカウンターで料金を支払っておったが、表で受付と料金収受を行う方式に変わっとる。
如何にも急拵えな受付テーブルを見ると、このようなことになっとる。

やるべきことは全部やっとる
ほぼ完璧じゃろう
© ill-health(ruephas) 2020
物々しい「受付」の札と最近流行りの鉄砲型電子体温計その他が置かれておる。
お姉さんはワシの(いつの間にか知らないうちに広くなった)おでこに鉄砲型電子体温計の照準をピタリと合わせ検温し「うん、36度5分。合格ね」と厳かに入場の許可を与えたのじゃった。
その後ノートに連絡先を記入し、最後にアルコール消毒剤をワシの掌に吹きかけてようやく準備は完了した。
これらの対策に加え、客が出るたびに入口の引き戸、玄関内カウンターの周辺、脱衣室の引き戸・照明スイッチ・椅子・浴室入り口引き戸等を消毒してから次の客を入れるという努力をなさっとるそうじゃ。
会長はおられるものの、実質的にはお姉さん一人だけで切り回しておると云うのに、大変なことじゃと感心した。
そうこうしておると建屋の奥からはその鈴木会長がなんと、フェイスシールドを装着して登場したのには流石に驚いた。
はっきり書くが、ゴメンね鈴木会長、大分に笑える図じゃった。
「しかしアレだね。随分マジメじゃん」
「そうしないと、掛川市の公式のステッカーがもらえないのよ」
ははあ、成程。
そういやあ丁度昨夜のニュースで、掛川駅前にあるこだわりっぱという土産屋に市の職員が立ち入り、武漢ウイルス対策が万全と確認した上で認証ステッカーのようなものを店先に貼っておった。
アレのことじゃろう。
まあ何れにせよそのようなステッカーがあろうがなかろうが、ここ倉真赤石温泉はきちんと対策しておられるので、電話予約した上で安心して訪れるが宜しかろうと思う。

ところで本日は雨こそ来なんだが大変に蒸し暑い日じゃった。
倉真赤石温泉の内湯は大変温度が低い(燃料代をケチっておるわけではない。泉質を落とさないギリギリの温度にしておる)ため、こんな日でもワシのような暑がりであっても入浴後に流汗淋漓となることは無いんじゃが、それでももう少しさっぱりしたい。
それで思うのはやはり屋上の完全源泉非加熱露天風呂じゃ。
これは今を去ること8年前、2012年6月に鈴木会長が渾身の力を込めて作り上げた傑作で、内湯では正直パワーが落ちてしまっておる炭酸感がより強く味わえるのが特徴じゃ。
夏に入れば最高なんじゃが、中にはガッツ石松のように真冬に味わって「最高です」との感想を漏らす剛の者も存在する。
ただ残念ながら暫く前から今は休止中じゃ。
鈴木会長に「ねえ屋上早く復活させましょうよ」とお願いしてみたが、何でも今年の正月に転んで少し膝腰を痛めてしまわれたようで、普段の生活はほぼ大丈夫じゃけども、階段の上り下りとかは少し大変じゃから暫くはちと無理じゃ、とのことであった。
お早い回復を祈るとともに、立ってるものは親でも使えではないんじゃが、治癒なさって更に余力があらば是非露天を復活させてもらえると嬉しいとワシは心から願う。
何ならワシ、手伝いますけど。
は?いらん?
まあそうじゃな、ワシなどが手伝ってもじゃまになるだけというのは間違いはなかろうから。

追記1)
昨日(2020年7月24日)から、静岡県西部方面で武漢ウイルス感染者が急激に増加しており、追跡不可能感染者やクラスターも発生しとる。
その影響で「来週からまた営業自粛しようかしら」とのことじゃったので、事前確認・予約は必ず行うべしじゃよ。

追記2)
このポストで、丁度1000ポスト目と相成りました。
2011年に始めて9年ちょいとなりますが、よくもまあこんなに大量の駄文を書き飛ばしたものじゃと我ながら呆れ果てておるところじゃ。
ただし、1000ポストのうち37本は諸事情により公開していなかったり、書けずに放置しておったりしておるので、読めるのは963本でございます。
目標は10000ポストじゃな。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
4.5
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
1100
温泉コスパ
0.7