幼稚園の頃は、父親の勤務先にあった社宅に住んでいた。
その社宅は岐阜市内の繁華街近く(岐阜市真砂町の辺り)にあり、小学校に上がる寸前まで暮らしていた。
もう40年以上も前のこと故、その頃の記憶は可成り薄れて来ているけど、ぼんやりと覚えてる事もある。
社宅前で幼稚園バスを待っていたら虹が出て綺麗だった事、近所にあった地方百貨店の地下にあったラーメン屋が旨かった事、暑い中窓を開け放して扇風機を全開にし焼き肉をした事、等々。
銭湯の記憶もその一つ。
社宅には確か共同風呂があったと記憶するが、近所にあった銭湯にも行っていた。
(子供の目から見れば)大きな浴槽、浴室内の照明が浴槽のお湯にきらきらと反射し綺麗だった事を妙に覚えている。
それ以来、このトシになるまで銭湯に行った事はそう多くはなくて、次に示す程度だ。
その社宅は岐阜市内の繁華街近く(岐阜市真砂町の辺り)にあり、小学校に上がる寸前まで暮らしていた。
もう40年以上も前のこと故、その頃の記憶は可成り薄れて来ているけど、ぼんやりと覚えてる事もある。
社宅前で幼稚園バスを待っていたら虹が出て綺麗だった事、近所にあった地方百貨店の地下にあったラーメン屋が旨かった事、暑い中窓を開け放して扇風機を全開にし焼き肉をした事、等々。
銭湯の記憶もその一つ。
社宅には確か共同風呂があったと記憶するが、近所にあった銭湯にも行っていた。
(子供の目から見れば)大きな浴槽、浴室内の照明が浴槽のお湯にきらきらと反射し綺麗だった事を妙に覚えている。
それ以来、このトシになるまで銭湯に行った事はそう多くはなくて、次に示す程度だ。
名称 | 住所等 | 営業状況 | 情報感想等 |
---|---|---|---|
名前失念 | S運輸旧岐阜支店(つまり我々親子が住んでた社宅)のあった岐阜市真砂町から幼稚園児が歩いて行ける範囲のどこか | 不明 | 幼い頃の記憶では、湯船からお湯がじゃんじゃんOFしていたので、当時は循環なんてさせてなかったのかねえ? |
名前失念 | 阪急今津線小林駅から徒歩10分くらい東の方にいったあたり | 不明 | 立派な建物で料金は篦棒に安かった筈 |
名前失念 | JR別府駅から至近の何処か | 不明 | 年期がはいった建物だった いうまでもなく温泉銭湯 |
蒲田温泉 | 東京都大田区蒲田本町2-23-2 ハイツ志摩1F 03-3732-1126 JR蒲田駅から徒歩10分 | 営業中 | 東京銭湯でよく見られる典型的な熱い黒湯で温泉銭湯 何かの時に京浜東北線で蒲田駅を通過中に南の方を見たら偶然温泉櫓が目に入り、辛抱たまらず現場に行ったという経緯です |
焼津黒潮温泉元湯 なかむら館 | 静岡県焼津市駅北1-14-7 054-628-4397 | 営業中 | 元旅館で今はお風呂だけの営業形態 温泉銭湯 |
名前失念 | 名鉄柴田駅から徒歩範囲の何処か | 不明 | 大学時代に一度いった銭湯が柴田駅近くにある 人生で初めて893さんの芸術的な背中を間近にみた場所として記憶している |
上から2番目の阪急今津線小林駅から徒歩10分のところにある銭湯には、単身赴任時代一度きりしか行った事はないのだけれど、それがきっかけになったのかその後急激に温泉に開眼、傾斜するようになり、比較的至近距離にあった武田尾温泉元湯(兵庫県西宮市塩瀬町名塩4205-1:0797-61-0234)に通い始めたのだが、こちらの銭湯に通い詰める事は何故かなかった。
そんな中、昨日みよし湯(静岡県浜松市中区曳馬6-5-30:053-471-3844)という銭湯に行ってきた。
いつぞや、土曜日だかのカイシャ帰りに、東名高速浜松北バスストップから高速バスに乗ろうと思い、そのため遠州鉄道曳馬駅から電車に乗ろうと歩いていたら偶然見つけた銭湯だ。
それ以来いつか行ってみたいと思っていたのだが、中々機会を得られなかった。
今回は、みよし湯の筋金入りの常連客Kさん(みよし湯評論家)に導かれ、念願の来訪・入湯が叶った。
Kさんの車に乗せてもらい、夕方5時過ぎに到着したのだがその時点で台く5〜6台くらい停められそうな駐車場は略いっぱい。
車を何とか空きスペースにねじ込み、青色をベースにした鮮やかな暖簾をくぐり板場へ。
うーん!懐かしい。
そこいらにあるスーパー銭湯とは、ヤッパリ格が違うなあ。
時間の経過によって生まれた重厚感が空間を支配している。
古色蒼然という言葉があるが、ここは正に「古色燦然」という感じ。
そして「銭湯」と言われて皆がイメージするエレメントは漏れなく揃っている。
番台・番台に積まれた販売用の石鹸やタオル・20円で動く肩揉み機、10円で使えるドライヤー・天井でぐるぐる回ってる扇風機・男女の板場を区切る低い壁(馬場さんだったらむこうを見渡せるかも)、古い木製のロッカー、等々、等々…。
番台で300円払い、常連さんに黙礼して裸になり、硝子戸を開けて早速浴室に入る。
入り口近く右側に整然と積み上げられた黄色いケロリン桶(小型=関西サイズ[1])を手にとり、ざばざば掛け湯をし、浴槽に入る。
私にとってやや熱めに感じるお湯には、子供の頃の記憶通り光がきらきらと反射し綺麗だ。
ベスト入浴人数が6人程度の浴槽は少し独特の形で、深くなった中央部分の両脇に電気湯と気泡湯が配置されており、また腰掛ける部分も高低が付けられているため、便利だ(たぶん書いている意味が全然解らんと思うが、実際に行って体験すれば解るよ)。
板場と同じく、男女浴室を区切る壁は低く、夫婦で行った場合、秘技「オーイ出るぞぉ!」が使えそうだし、女湯を覗こうとする不埒なオヤジがいた場合、むしろ女性軍がケロリン桶や石鹸で撃退しやすい高さとも言える。
で、低温のお湯が好みの私は、10分も入っていると流汗淋漓、頭がだんだんふらふらしてきたので、一旦浴槽から出て、お水で手首と首筋を冷やし、血液が冷えたら入浴し、という事を数回。
頭のてっぺんからつま先まですっきりした所で体を拭いて板場に戻り、扇風機と団扇で火照った体をさまして、みよし湯を後にしたのであった。
ちなみに入浴中、わたくしはふらふらになった時間帯を含めてずっとにやにやしていたけど、その表情はお気に入りのお風呂に入った時に必ず出る癖である。
その後、みよし湯の近所にあるこれまたKさん行きつけの焼き鳥屋(大将は明るくてエロで、つまりいい方だ)で乾杯。
風呂上がりの麦酒と焼き鳥が美味しいおいしい。
ちなみにKさんは酒が一滴も飲めない体質とのことなのだが、何故かそこにはKさんの名前でキープされた焼酎のボトルが…。
Kさんってちょっと摩訶不思議な人物である。
とにもかくにも全く楽しい、上々な一日であった事よ。
摩訶不思議なKさん、有り難うございました。
[1]
ケロリン桶には関西型と関東型の2タイプがあり、前者は小さめ、後者は大きめ。
関西では関東より多めに掛け湯をする風習があるらしいため、桶が大きいと重いし、お湯も勿体ない為、関西では小さめの桶になったとの事。
関西型は大阪や京都等の限られたエリアでしか見られないとの情報もあるのだが、中部に立地するここみよし湯では何故か関西型。
詳しくはここやここをご参照の程を。
ちなみにケロリン桶はネットでは販売していない。
しかしLoftで手に入るので、欲しい人は銭湯から盗むんじゃなくてちゃんと買ってね。
筆者もそうして関東型を入手し、入浴グッズ入れとして活用している。
ロフトで買ったケロリン桶
それだけでも様になるが、可愛い石鹸箱や温泉地で購入した
タオル等を組み合わせて銭湯や温泉に行けば
もうそれだけであなたは注目のヒト(なわけない)
(C)ill-health 2011
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。