2012年8月7日火曜日

塩田温泉 湯元 上山旅館(1)

いやあ、こんだけ暑い日が続くと、仕事も趣味もブログもなかなか前には進みませんなあ、わははは(等と言い訳なぞしおるわ、こやつめ)。

塩田温泉 湯元 上山旅館(兵庫県姫路市夢前町塩田287:079-336-0020:公式ウェブサイトに記載はないが、のみ可で¥1000)。
この温泉は、再訪、2回目です。
最初に訪れたときの時期が全く思い出せないんですけど。
こまめに日記をつけるタイプではなく、記憶力も悪いのが恨めしいのですが、10年近く前に一度訪れています。
行った時期は覚えてないけれども、ただ流石に温泉の事だけはぼんやりと記憶してます。
この旅館はやはり、大きな露天風呂とフリーで使える貸切風呂が有名で、私はその大きな露天風呂にしか入っていなかった様な気がします。

今回は露天風呂にも入ったけれども、内湯にも入りました。
で、思ったのが、
「なんで前回、内湯に足を運ばなかったのだろう」
ということ。

この温泉は江戸時代から続く大変由緒ある炭酸泉で、入って効く飲んで効く[1]という泉質を持っているそうです。
でも正直言って前回、泉質に関する記憶は殆ど無く、風情に関する記憶ばかりが立っているのです。

今回実際露天風呂に入ってみても、特に「炭酸炭酸」した感じは全くないし、やや薄濁りがあるような気はするけど基本的にはMTMMな感じでした。
露天風呂だけではお金がもったいないので、今回は内湯にも入ってみましたが、吃驚。
大きな浴槽の傍らに、人一人入れば一杯一杯の小さな浴槽があり、それは源泉風呂だったんです。
無加工非加熱の100%源泉。

泉温17℃の源泉は蛇口から出し放題。
泉質は一目見ただけで主要浴槽と違うのは歴然。
はっきりと赤銅色であり、蛇口からでる源泉を口に含めば、肌理の細かい炭酸が口に広がります。
浴槽の縁に置いた白いタオルは忽ちのうちに赤銅色に染まってしまいました。

わあ、これは本物。
浴槽内には私以外には誰もいないことを良いことに、源泉風呂を長時間独占し、体が冷え切ると主要浴槽に移って体を温めるを繰り返すこと1時間以上。

大変満足いたしました。

すみません
何故かモノクロになってしまってるけどこれが源泉浴槽
源泉の「不透明感」わかりますか?
© ill-health(ruephas) 2012


ごめん
これもモノクロ調になってしまってるけど、これが主要浴槽
透明感があり、上の写真と比べればお湯の違いは歴然ですね
© ill-health(ruephas) 2012
どう?
入りたくなっちゃうでしょ?
わずか1000円で味わえますよ〜
© ill-health(ruephas) 2012

[1]
旅館にあった大昔のパンフレットによれば、1日に付き一升以上の源泉を飲んで温泉に浸かれば、胃腸病はなおっちゃう、みたいなことが格調高い文語体で書かれてました。
1日かかりとは言え、一升もの源泉を飲むのは大変だろうとおもうんですけど、ここに来た湯治客はきっと頑張って飲んでたんだろうね。
今は、朝がゆや夕食の小鍋に、源泉を利用しているとのことでした。

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たぶん。