2018年2月4日日曜日

大草荘(1)

浜名湖かんざんじ荘の廃業という事実に若干打ちひしがれつつ、それでも何とか気を取り直し、か細い電波を頼りに月初でまだパケ残量が万全なiPhoneを使って転進先を検討しました。
近隣でちょっといってみっかと思うところがあるにはあって、そこはホテルリステル浜名湖(静岡県浜松市北区三ヶ日町下尾奈2251−38:053-525-1222:¥1000:12:00~22:00:火曜日のみ16:00~22:00:原則毎日営業)で、日帰りもOK。
料金は1000円ですが、何故か同ホテルのモバイルサイトにのみ割引券が表示されます。
URLは、
http://www.listel-hamanako.jp/mobile/coupon/html
ちなみにこのリンクをPCからクリックしても、同ホテルのPCサイトトップページに飛ばされるだけで絶対にたどり着くことができません。
モバイルのみ表示可能です。
スマホに表示された割引券を提示すると300円ディスカウントされて700円というまあまあ妥当なコストで入れます。
それ使って風呂入ろうかと思ったんですが、いや待て。
そういや相当前、同じ大草山にある旅館でも日帰りやっているというような話を小耳に挟んだことがあり、多分それはかんざんじ荘より少し下にある大草荘のことであろう。
依然として大草山頂上のau電波状態は悪く、なかなか展開しない検索画面を辛抱強く待った結果、どうやら日帰りやってるらしいため今日はそちらに行くことにしました。
よく考えりゃ、現在地から数百メートルのところにあるんだから直接行って確認すればいいだけの話であった。
デジタルの無駄遣い。
で、山道を下って数分、大草荘(公式サイトなし:静岡県浜松市西区呉松町1511:053-487-2111:¥800:営業時間等は電話でご確認ください)につきました。
駐車場に停めつつ宿の建屋を見ると、エアコン室外機の上にぬこがおる。
その横に置かれた発泡スチロール箱の中にもぬこが2匹おる。
ぬこはこっちを見ておる。
ぬう、ここはぬこ天国であったのか。



ちなみに2番めの白黒ぬこは靴の紐が大好きであり、帰りしなにはワシの靴の紐にじゃれつき、食いつき、靴紐を仮想敵として戦い、引っ張って解こうとし、さんざ弄ばれたわ。
全く可愛いのう、こやつらめ。

入口で女将さんと思われる女性に料金を払い、地上階である5階から2階(斜面に建っている建物ではよくあるレベル設定ですね)にエレベータで降りるとお風呂があります。
あ、ここはかんざんじ荘と同じく水道局源泉で温泉ではないです。
露天風呂もあるにはあるらしいですが今日はやってないとのことで内湯のみ。
浴槽はかっちりしたスクエア形状で、やや深め。
バブルなどのギミック無しの静止湯。
ベスト4人最大10人といった大きさ。
水道局源泉なので当然ながら加熱循環させてます。
結構熱めに沸かしてあって、当日外気温はそんなに寒くなかったのですが、それでも最初は肌にじんじん感じる程度の温度。
湖側は大きなFix窓になっていて明るい感じなのですが、残念ながら植栽に阻まれて眺望はいいとは言えない感じです。
外から誰も見るわけはないので、取っ払って浜名湖の景色をもっと見せればいいのにとそこは残念でした。
暫く入っていると熱めに沸かしているため汗がじゃんじゃん出てきます。
一旦出て、少し開けた窓に近づいて体を冷まし、また入るを繰り返します。

設備的には古いし、眺望はいまいちだし、温泉でもないし、特徴ある構造でもない。
でも、誰もいない浴室を独り占めできる。
週末の午前中に独りで出かけて、宿泊客がチェックインする前の浴室を独占できるのはなかなかよいと思いますけどね。
多分今後も泊まることはないだろうけど、お風呂だけであればまた来たいと思える場所でありました。

そして、ぬこ好きにはたまらん。
女将さんによれば、
「以前は誰にでもにゃあにゃあ懐いていたんですけど、少し前に子供に追い回されてから警戒するようになっちゃって…」
とのこと。

こらガキども。
みだりにぬこをイジメてはいかん!
かわいそうなことはやめなされと声を大にしてワシは訴えるものである。

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貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。