2018年2月7日水曜日

チェックイン松山(1)

松山には法人の関連施設がいくつかあって、昔からたまにちょこちょこ行ってます。
就職直後(1994年の大渇水の時で水がなくて大変だったなぁ)には研修で1週間連続、その後も業務支援で1週間とか行ったし、最近では1泊2日とかの出張を数ヶ月に1回程度してます。
松山といえば道後温泉。
有名なとことしては「坊っちゃんの湯」との愛称で有名な例の道後温泉本館がありますが、松山には仕事で来ている故に入ったことなし。
道後温泉本館も含め、要するにその手の温泉施設には一切行ったことがなく、我ながら勿体無いとは思いますが飲み会が入ったり仕事が遅くなったり飛行機時間ギリギリまで仕事してたりと言う事情で入れていません。
ただ、道後温泉に一切触れていないかというとそうではないのであった。
松山で泊まる時はたいていチェックイン松山というホテルを使います。
昔は独立系でしたが、最近アパグループの傘下に入ったようです。
そこの最上階が道後温泉の引湯ということで、泊まれば必ず入浴するようにしています。
内湯と露天がちゃんとあって、まあ露天といってもビルの屋上なんで片田舎にある地上型の鄙びた露天というわけには行きませんが、火照った体を冷ますのにはいいし、切り取られた星空を見上げることも出来てそれはそれで雰囲気はあります。

内湯はかなり大きくて最大何人ベスト何人という表現は不要です。
露天はそうだな、最大6人ベスト2人という感じのこじんまりした大きさです。
掲示などには「道後温泉からの引湯」と明記されていますので実際そうなんでしょうけど、個人的な感覚で言うとかなりリーンでMTMM度は結構高いです。

まあホテルの大浴場ですのでひっきりなしに客が来て入れ替わるしうるさい客も居て、とても落ち着いて入れたものではありません。
ただ、そんな中でも露天風呂とかで客足が途切れて浴槽独り占めになる瞬間がたまにあって、そんなときには結構癒され感もあったりします。
星空を見上げ、遥か階下の大街道の喧騒を遠く聞きながら少し薄暗い露天風呂に入っているとなんだか旅情が湧き出てくるには不思議なもんです。

とはいっても、いざしょぼい部屋に戻ればその旅情も吹き飛んで行くというのが高いホテルに泊まれない貧乏ヒラリーマンの辛いとこですがね。

いやいや安くていいとこですよ、チェックイン松山。

あ、一応書いときますがここは「のみ不可」です。
入りたければ泊まるしかありませんが、悪い意味ではなく敢えてここに泊まらずとも、チンチン電車(可能な限り古い型式のやつ)に乗って大手町のダイヤモンドクロスを堪能し、道後温泉駅まで行って道後温泉本館に行くのが吉と思われ、それこそ地味に旅情というものであります。

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