2018年2月12日月曜日

つま恋温泉 森林の湯(1)

ワシらの年代だとつま恋といえばポプコンとなるわけで、つま恋が開設された1974年からポプコンが終わる1986年まで本選会はこのつま恋で開催されてきたわけです。
ワシは大学時代にプロを目指して5人でバンドを組みドラムをやってて、そういった奴らの例に漏れずポプコンに出場してました。
愛知県の地方大会を突破し、名古屋の星ヶ丘にあるヤマハのスタジオでヤマハのプロデューサーが正式に付いてリハーサルとレコーディングをし、あと1回勝ち抜けば本選出場というとこまで行きましたがそこで敗退し、まあ今は普通にサラリーマンをしてます。
それだけに「つま恋」という固有名詞には思い入れがあるんですが、温泉施設としては全く思い入れはありませんでした。
それはつま恋と温泉施設が頭の中で結びついていなかったということ、言い方変えれば以前まで温泉があるとは知らなかったということと、もう一つは1990年台後半くらいに温泉でレジオネラ菌騒ぎがあり、入浴してた爺さん数人がお☆様になったという事件が大きく影響してます。
なので、車で1時間程度で行ける距離なのに一度も行ったことはありませんでした。

時間は流れ、歴史あるつま恋リゾートは一昨年末に営業を中止、ホテルマネジメントインターナショナルという会社に「つま恋」という商標ごと全部売却され、昨年の4月につま恋リゾート 彩の郷として再開されました。
で先日、まあこれはいいきっかけだと思い、生まれて初めてつま恋温泉 森林の湯(静岡県掛川市満水2000:0537-24-1111:¥1080:タオル代他は別途:6:30~8:00:12:00~23:00:温泉利用者は駐車場2時間無料)に行きました。
営業時間等の情報を事前にろくに調べていかなかったのですが、現地に着いたのが11時過ぎくらいだったかな。
北ゲート駐車場に入ろうとすると、きちんとした制服を着た駐車場係が「ご用向きはなんですか」と訊ねてきたので「温泉です」と答えたら「申し訳ありません。温泉は現在休止時間で、午後2時に開きます」。
へえ、こんなゴールデンタイムに営業しないなんて勿体無い。
しかし開くまで3時間弱も待ってるのは馬鹿らしいのでその日は諦め、後日時間を合わせて再度訪れ直しました。
ちなみに2018年1月25日以降は上記の通り12時からの開始に変更されています。

チェックインカウンターで料金を支払い(ちょっと高いですなあ)中に入ると、清掃が行き届いた清潔な建物。
休憩スペースも広々としていてリゾートっぽい感じは充分に感じられます。
2階に上がり脱衣室で服を脱いで浴室へ。

いやあ、広いですね。
内湯は1ヶ所で、あとの浴槽は全部露天風呂。
もうほんとにたくさんの種類の浴槽があって、いくつくらいあるんだろう。
7〜8種類はあったように思います。
一番上の方にある高温湯(熱いには熱かったですけど、ワシでも何とか入れる温度でした)から一番下にある眺望の湯まで一通り体験しましたけど、ワシ的に一番良かったのは眺望の湯。
何のギミックもない静止湯で目の前が湖になっていて、それを眺めながらぼーっとしているのが一番良かったな。
お客さんは結構多かったですが施設規模が大きいため余り混雑は感じなかった上、他の客は何故かワシのいる眺望の湯には来なかったため、深〜くぼ〜っと出来ました。
ワシは余りギミックっぽい浴槽(バイブラとかジャグジーとかですな)は好きではないのであれですが、普通の方であればいろんな浴槽に入って休んで、一日楽しめるかもしれません。
そういう意味で結果的には1080円という値決めはそんなに無茶ではないような気もする。
ちなみに泉質は塩化物泉ということでしたが、特徴は余り感じらないMTMM。
泉質よりは浴槽のバラエティー感とか、リゾートっぽい雰囲気を味わいたい方には最適の場所だと思います。
あとちょっとさすがだと思ったのは、洗い場のシャンプーなどのアメニティが高級品だったことですね。
あれなら女性客でもマイシャンプー・トリートメントを持っていかなくても安心ですね。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。