2019年6月30日日曜日

やぎさんが好き!(15) Cafe de Clark

令和初の台風が足早に駆け去って行ったと思ったら、前線と南の海の湿った空気により雨がしとしと降っとる。
こんな時には寧ろ家におっても気が腐るだけじゃから、出かけようと思う。
昨日行った湯〜らんどパルとよねのことを忘れんうちに書いておきたいし、ゴロンと寝転んで未読である温泉の本(「温泉をよむ」日本温泉文化研究会)を読もうと思ったし、昨日会えなかったやぎさんにも会いたい。
となれば行き先はもうCafe de Clark(静岡県浜松市天竜区谷山45:090-1754-1874:土日営業:11:00〜16:00:土日でもたまに休みのことがあるんでInstagramで確認するのが吉)しかないじゃろう。
何時もはお店の下を走っとるR152沿いにある駐車場にクルマを停めるんじゃけども、今日は雨じゃからちいと無理して1回では曲がりきれない超ヘアピンカーブのある狭くて急な坂道を真っ黄っ黄のスイフト君でぐいぐい登って行った。
登りきったところにはマサオと諭吉の家があって、クルマに乗ったまま家の中を覗いてみると今日は流石に2人ともその家の中で大人しく過ごしておった。
やぎさんの癖に立派なベッドが充てがわれておって、マサオも諭吉も自慢そうにその上で寝転んどる。
マサオは年長者らしく落ち着き払った態度でゆったり時を過ごしておるが、諭吉の方は表で遊べんのがつまらんらしく、しきりにべへへいべへへい〜〜〜と啼いとる。
まだ子供じゃから遊びたい盛りじゃからなあ。
クルマから降りてマサオたちの家の方に歩いていくと、ワシに気づいて入り口から顔をのぞかせてくれた。
しかし雨のせいじゃろうかいずれもちょっと元気が無いようで、家の中に手を入れてマサオの頭をなでなでしてみたが、何時ものような後じさり⇨尻尾振り⇨頭突きという感じは一切なく、ただなでなでされるがままというマサオじゃった。
まあ立派な家と雖も(細かいギャグじゃよ)、決して広くはないのでそもそも躍り上がりは無理といえば無理じゃろう。

家の中から2匹揃ってニヤリとワシを見る
マサオと諭吉
「はあい、こんにちは〜」
© ill-health(ruephas) 2019
躍り上がってワシと遊ぶマサオも、このような雨の日らしく大人しくしとるマサオも、つまらなさそうにべへいと啼く諭吉もそれぞれに可愛いなあと思う。
雨はずっと降っとるわけではなく時々小雨になったりやんだりしたんじゃが、その際には広場に出て、生い茂り放題になっとる草を食べて満足そうにニヤリとしとる。

新鮮な草を口からぶら下げて
満足気にニヤリとするマサオ
© ill-health(ruephas) 2019

脱走防止のための紐を目一杯伸ばして
一心に草をはむはむする諭吉
© ill-health(ruephas) 2019
お、雨が強くなって来たようじゃ。
マサオも諭吉も草っ原からおうちに戻って大人しくしとる事じゃろう。

かわいいイラストがシャレオツなマサオの家
諭吉も同居しとるよ
© ill-health(ruephas) 2019
因みに今回のポストと前回のポストは、Cafe de Clarkで書いた。
Wi-Fiが使えんからMac Bookを持ち込むことはせんかったが、iPhoneとAnkerの青歯ポータブルキーボードを使って時間を掛けてテキストを書いた。
帰宅後そのテキストをBloggerにコピーして写真と地図を貼り付けて完成させたという段取りじゃ。
コーヒー代500円を払い、出されたその美味しいコーヒーを飲みながら(コーヒー好きのワシが云うが、ここのコーヒーは美味いことを保証するよ)本を読んだり文章を書いたりするのは大変素晴らしいことじゃ。
安いコーヒー代で長々場所を独占しとることになる故、Cafe de Clarkには申し訳ない限りじゃが、気軽に落ち着いてちょっとした書斎としても使えるいい店じゃ。
皆さん最低1回は来るように。

© ill-health(ruephas) 2019


2019年6月29日土曜日

湯〜らんどパルとよね(2)

前回のポストに自ら刺激されたわけでもないんじゃろうが、久し振りに湯〜らんどパルとよね(愛知県北設楽郡豊根村上黒川長野田20:0536-85-1180:¥600:10:00〜21:00)に発作的に行ってきた。
ここについては何故か今まで1回も書いておらんが(と云うか、1回書き掛けて上手く書けずにお蔵入りになっとるやつが1本実はあるのはあるんじゃが…。このポストの枝番が2になっとるのもそれが理由)実際には何回も行っとって、前回のポストでの「やぎさんが3匹もおる」と云うのは実際に見たことを書いておる訳じゃ。
自宅からはだいぶんに遠い所にあるんじゃけども、何時もガランガランな三遠南信自動車道(今んとこまだ無料じゃよ)が開通して、いなさ北から名号まで一気に走れるようになり時間的には随分近くなったのは良い事じゃ。
マンセー無料。
最近は結構プレーンな感じな泉質の温泉に行くことが多かったんで偶にはちょっと特徴のあるお湯に入りたかったのと、矢張りやぎさんたちに会いたいと云うのも大きな目的じゃ。

雨の中真っ黄っ黄のスイフトくんで現地に着き、前回やぎさんがおった所を見ると何と、やぎさんを囲っとった柵は撤去されており、肝心要のやぎさんが見当たらん。

奥のスロープと平面駐車場の間の
草が生えとる辺りがかつてのやぎさんの
スペースじゃった
© ill-health(ruephas) 2019
別の所に移されとるかと思って敷地のぐるりを探してみたけどもおらん。
うむこれはいかんと思い、館内に入り職員と思しき人に、
「こないだまで駐車場の端っこにおったやぎさんたちはどうなったんですか」
と訊ねてみると、
「ああ、茶臼山に引っ越しました」
「茶臼山?茶臼山高原ですか?」
「そうです。茶臼山高原」
ううむ…そうかあ…
しかしまああれじゃ。
茶臼山高原には行った事はないんじゃが名前の通りきっと広々したところじゃろう。
やぎさんたちにしてみれば、駐車場の脇の狭い柵の中に閉じ込められとるよりはずっといい生活環境じゃろう。
それならばそれがよしとせねばなるまいと考えを改めた。

2017年5月当時の写真
86のリアスポイラーに溜まった水を飲もうと
身を乗り出す3匹
かわいい
© ill-health(ruephas) 2019/2017
さて、館内の券売機で切符を買って久し振りに浴室に入った。
ここの泉質はヌルツル美人の湯系で、浴室入口すぐにある掛け湯にもそれを使っとる。
従いましてその時点からヌルツルの感触を味わえるのは誠に素晴らしい。
ヌルツル度は流石に、旧赤石温泉白樺荘には負けるんじゃがそれでも充分にヌルツル。
1回掛け湯をしただけで尻っぺた辺りを触ればヌルツル感満載じゃ。
浴室は大変明るく内湯は広くて最大何人ベスト何人とか書く必要は全くない。
お湯の温度も普通の人にとってもワシの如き熱がりの人でもカバーできる絶妙なバランスじゃ。
個人的な好みを書けば、バイブラとかジェットの機能は要らんとは思うが、まあ気にしなければ良いだけじゃ。

露天もまたヨシ。
露天はやや狭くて最大7人ベスト3人と言う感じじゃけども、贅沢にも湯口が2つもあって、完全な源泉掛け流しではないけれども半分くらいは掛け流れておる感じじゃ。
更には東屋のようなものもあってベンチが設えられており、そこに座って火照った体を外気で冷ますことも意のまま。
その他にドライサウナと水風呂、それとほれあれは何という名前じゃか、壁の高い所からお湯が流れてくる、うむ思い出した打たせ湯じゃ、打たせ湯もあって万人が愉しめる。
かと言って騒々しい雰囲気は(客筋の影響かも知れんが)殆どない。
静かにお湯を愉しみたいと思えば露天にいけば宜しい。
このように温泉とスーパー銭湯の良いどころ取りしたような施設じゃから、皆さんが行っても半日一日おっても飽きんと思う。
良い温泉じゃと思う。

泉質ポイント
3.5
風情ポイント
2.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
600
温泉コスパ
1.0

「や。藪から棒に変な小さな表が出たな」と訝る人も居るかも知れんし、そも誰も読んどらんからそんな事思う人はおらんとも云えるかもしれん。
どちらにしてもこの小さな表に関しての詳細はこちらをご覧あれ。
極めて客観的学術的なエビデンスに満ちた「温泉コスパ」に関する論文を堪能できるじゃろう。

2019年6月26日水曜日

温泉に行かない日(386) 五十肩の行く末が見えない

昨日もリハビリ病院に行ってきた。
先月受診してから昨日まで病状の改善は全く見られず、というか寧ろ若干ながら悪くなっとるような気もする。
寝る前に痛い時にパチモノロキソニンを服用する程度しかやってこなかったから当たり前と言えば当たり前じゃけど。
「腕、前方向に上がりますか」
「上がりません」
「横はどうでしょう」
「上がりません」
「痛いですか」
「痛いです」
「はいわかりました」
「はい」
「ロキソニンとモーラス出しときますね~」 
うむ。
「今はまだ痛みが抜け始める前の状態なんで、もう少し様子を見て安定してきたらリハビリに移行しますよ」
「はい」
「注射は効かないみたいですので今回は見送りましょう」
「それは大変うれしい判断です」
「はい」
この状態で安定されても困るなあと思ったんじゃが、医者に反抗するわけにもいくまいて。
まあ来月まで待つとしよう。
以上じゃ。

2019年6月23日日曜日

温泉に行かない日(385) 温泉のコストパフォーマンス測定法(但し我流)

本日は久し振りにマサオと諭吉に会いに行ってきた。
少し蒸し暑いからかマサオはややヘタレ気味であったがしかしちゃんと元気な躍り上がりを見せてくれたし、諭吉は諭吉で暫く見んうちにだいぶんにデカくなり、驚くべきことに弱々しくはあるもののワシの差し出した手に頭突きをカマせてくるという大変な発達を見せてくれて嬉しい限りじゃった。

頭突きの真髄を諭吉に教えるマサオ
そのうち躍り上がりの極意も頼む
© ill-health(ruephas) 2019
その後やすらぎの湯に行って200円の入湯料を払って汗を流して来たんじゃけれども、ダラダラ汗を汗を流しながら、意味もなく表題に書いたことをぼんやり考えてみた。
ああいい温泉だなあ、入って幸せになった、なんじゃいこのクソ温泉は二度とくるか、これはお得だ…
等々、人間はワシも含めて温泉銭湯に入って色々な感想を思い描くものじゃ。
安ければいいもんでもないし、すごくいい温泉でも高くてはそもそも入れんし、なんかこう客観的に温泉銭湯のコストパフォーマンスを出来るだけ客観的に測定する方法はないものじゃろうか…

ワシはあまりオツムは良くないもんじゃから中々思いつかんかったが、暑くて頭がぼうとし始めたのが寧ろ良かったのか、次のような数式を思いついた。
即ち、
(風情ポイント+泉質ポイント)÷入浴料金
じゃ。
つまり、入浴料金1円当たりの満足度でコストパフォーマンスを図ってやろうという算段。
風情ポイント及び泉質ポイントは5段階評価とし、勿論点数が多いほうが高評価じゃ。
評価は入浴者の主観に基づくものとする。
前段で「出来るだけ客観的に」と云った舌の根も乾かぬうちにいきなり「主観に基づく」なるワードが出てきて驚いた方もおられるかも知れんが、ワシなんてそんなもんじゃい気にするな。
風情ポイントは主観的じゃから、同じ温泉銭湯でも日により状況により常に変化しそれがまた面白そうじゃ。
さてこの計算式を早速本日入ったやすらぎの湯に当てはめてみよう。

先ず風情ポイントじゃ。
ここの施設には露天はなく、窓はあるものの開かないんじゃがその窓が極めて大きく、天龍川を挟んで向かいの山々が一望できる。
そこそこの開放感が味わえる訳じゃ。
あと桜の季節ならば堤防に咲いとる桜を眺めながら入浴できる。
客は殆ど地元の爺さんばっかりじゃから雰囲気は落ち着いておって、心安らかに入浴を楽しめる。
これらから導き出した風情ポイントは2.0。

次に泉質ポイント。
以前はトロン温泉及び白瀑湯のシステムを実装しておったんじゃが、今や単なる水道の沸かし湯。
清潔感はあるんじゃが泉質からは何の感動も得られないもんじゃからポイントは1.0じゃ。

最後に入浴料金。
これは200円。
(風情ポイント2.0+泉質ポイント1.0)÷200円=0.015
うん、大変わかりにくい。
因みにここは浜松市民以外は入浴料金820円じゃ。
これで計算してみると、
(風情ポイント2.0+泉質ポイント1.0)÷800円=0.00365853658…
うん、大変わかりにくい。
結果の数字がちっさいやつや。
母数となる風情ポイントと泉質ポイントに100を掛けてみたら見やすくなるじゃろうか?

前者は1.5で後者は0.365…。

このほうがまだわかりやすい気がする。
100を掛けることにしよう。
なおこの計算方式は他にも応用が利くと思われる。
例えばラーメン屋の評価、ホテルの評価等じゃ。
大変汎用性のある数式で、世にあるあらゆる事どもについての満足度指標を求めることが出来ると自負しておる。
今度学会に報告しようと思うとる。

しかしなんか面白くないなあ。
他に何か評価の対象にすべきものはないじゃろうか…

あ、そうじゃ。
大変重要な要素を忘れておった。
やぎさん、やぎさんじゃ!
温泉銭湯にやぎさんがおる場合は無条件に1匹につき5ポイントじゃ!
やぎさん以外の動物の場合は適当なポイントを加算することにしよう。
こうなると、やぎさんが3匹もおる湯〜らんどパルとよね(愛知県北設楽郡豊根村上黒川長野田20:0536-85-1180:\600:10:00~21:00:定休水曜)は可成り優位に立つことができる算段じゃ。
(風情ポイント3.0+泉質ポイント3.0+やぎさんポイント15.0)×100÷600円=3.5!
温泉銭湯そのものにおらん場合でも、近隣にやぎさんがおって戯れた場合は3ポイント。
となると、本日のやすらぎの湯の計算結果は、
(風情ポイント2.0+泉質ポイント1.0+やぎさんポイント3.0)×100÷200円=3.0!
よし、これに決めよう。
誰が何と云っても今後はこれにより各温泉銭湯のコストパフォーマンスを計算しブログに書いていこうと思う。
どうじゃろう?
大変客観的でわかりやすい測定方法じゃと思うんじゃが、どうじゃろうか?
わかりやすいよね?
ねっ?

2019年6月22日土曜日

浜名湖グランドホテルさざなみ館(1)

先週入手した「日帰り温泉半額」のチラシをば握りしめ、本日早速浜名湖グランドホテルさざなみ館(静岡県浜松市西区舘山寺町260-1:053-487-3373:番号さざなみじゃよ)に行ってきた。

前回書いた通り、ワシは2ヶ所ある無料の足湯以外まともに舘山寺温泉に入ったことはない。
理由は簡単。
単純に入浴料が高いからじゃ。
主なものを書き出してみようぞ(何れも税込み。日祭日の大人料金)。
華咲の湯:¥1650
山水館欣龍:¥1080
サゴーロイヤルホテル:¥1100
ニューいずみ館:¥1000
ホテル九重:(のみ不可:食事付き最安プランは¥2900)
開華亭:¥1080
鞠水亭:¥1080
さざなみ館:¥1000(通常料金)
ほれ、この通り何れも4桁オーバーじゃ。
華咲の湯に至っては、黄金週間などの「特定日」だと1940円(ワンドリンク付き)と日帰り専門施設とはとても思えぬ強気の料金設定じゃ。
平均的小市民たるワシ如きがこのような高価格の温泉なぞ入る気になれるわけはない。
勿論、倉真赤石温泉等の泉質及び風情が突き抜けておるところは別じゃが、申し訳ないが舘山寺温泉がそのような温泉ではないことは浜松市民ならば遍く知っとるところじゃろう。
但し。
但しじゃ。
これが500円とならば話は別。
小市民でも充分に入浴を狙える価格帯じゃ。
500円ならばお湯が多少ヘタれておったとしてもそれがなんの問題であろうか。
ならば行くしかないじゃろうと云うことじゃ。

舘山寺温泉は自転車では非常にしばしば通りかかるところではあるんじゃが、クルマで行くのは久しぶりじゃ。
11時過ぎに浜松市動物園のすぐ前にある温泉宿に着いて、広い駐車場に真っ黄っ黄のスイフトくんを停めてフロントに直行し、中に立っておられた受付の方にチラシを示して500円お支払いし(念の為皆さんに伝えるが、このような場合怖気づく必要はあるまい。堂々とチラシを指し示して堂々とお金を払うべきじゃろう)、チラシに書いてあるミニタオルを貰い受けた。
フロントの受付の人はワシに、
「今日はお客様が大変多くて大浴場のお手入れができていないかもしれません。確認できるまでロビーでお待ちいただけますでしょうか」
500円客に対する処遇としては破格のものじゃろう。
暫く待っとるとフロントの人がワシに、
「準備ができましたのでどうぞ3階の浴室に」
とお声掛けしていただいた。

広々とした脱衣室。
もう殆ど大広間。
先客は誰もおらずワシ貸し切り。
先ず露天。
真下にあるr320(舘山寺街道なんじゃろか?)を通る無粋な二輪車四輪車の無駄なレーシング(空ぶかし)の音が残念じゃったが、それがなければ舘山寺ロープウェイが通る浜名湖内浦を眺めながらのゆったりした空間を楽しめる。
あ、因みに外湯内湯ともに床材は砂岩系の滑らない材質じゃから、足元のおぼつかん年寄りも安心できると思うんじゃよ。
泉質はまあ事前の予想通り普通っぽいナトリウム泉で目立った特徴はなく、気になる人は気になる程度の塩素臭もあるんじゃけどもまあだいじょうぶじゃ。
1時間位入っとったが続く入浴客はいっかな入ってこず、ひろ〜い内湯と内浦を望む外湯はすべてワシだけのものじゃったざまあみなされ。

あ、あとここの温泉は五十肩に効くと書いてある。

年寄りがヒイヒイ泣いて喜ぶ効能がズラリ
© ill-health(ruephas) 2019
露天は少し深めで最初は「寛げんなあ」と感じとったんじゃけれどもこれならばその理由は納得できる。
少し深めでないと肩まで浸かれん。
肩まで浸かれんと、五十肩には効能なしじゃろう。
じゃから暑がり熱がりのワシなんじゃけれども、汗をだらだら流しながら肩まで浸かって五十肩の修復に努めた次第じゃった。
ワシのような爺様だけでなく「虚弱児童」にも効用があるようじゃから、弱っちいガキどもはここに来て虚弱状態から脱するよう強く推奨する次第じゃ。

更に。
ここは当然おおもとは温泉宿じゃから、浴室及びその関連施設のアメニティは素晴らしい。
ワシ自身は500円客じゃから基本は冷水機及び濃厚発毛剤以外は手をださんかったが(出してもいいんじゃよ)その点でも満足度は高いと思われる。
ミニタオルを頂けるから、本当に「手ぶら」で来ても楽しんで帰れる。
さらには、これはなんと呼称すれば良いんじゃろう。
脚を置いてぶるぶるさせるやつも無料で、これは有り難く利用させてもらった。

いろんな効能があるが無料じゃあ
© ill-health(ruephas) 2019
脚をぶるぶるさせたら温泉効果も相まって今週の疲れも吹っ飛んだような気がしたじゃあ。
もしあなたにお金に余裕があるのであれば館内の鰻屋さんで少しリッチ目な昼食を頂くのもヨシじゃよ。

いきなりじゃが今回は以上これまでじゃ。
来週も行くかも知れん。

2019年6月16日日曜日

温泉に行かない日(384) 急告!浜名湖グランドホテルさざなみ館が今安い!

昨日、やぎさんを求めてまきばの直売所(立岩牧場:静岡県浜松市北区引佐町井伊谷3712-18:053-542-1011)に行ってみた。
残念なことにそこにはうしさんしかおらず目的であったやぎさんはおらんかったが、この牧場はうまい事で誉れあるいなさ牛乳に出荷しとる有力な牧場らしく、買い求めたソフトクリームは本当にうまくてコクが有り、気のせいかも知れんがチーズのような感じもした。
そこでソフトクリームを食いながら、パンフレットスタンドにあった各種案内をいろいろ見とるとこのような非常に魅惑的なチラシを発見した。

ワシは「半額」に大変弱いんじゃ
© ill-health(ruephas) 2019
浜名湖グランドホテルさざなみ館(静岡県浜松市西区舘山寺町260-1:053-487-3373:番号さざなみじゃよ)の日帰り温泉割引案内チラシじゃ。

即ち、
今年も!!
日帰り温泉半額!!
大人:1000円⇨500円
お子様小学生:500円⇨250円
当チラシをご持参の方限定
2019年12月30日(月)まで
じゃ(いずれも税込)。
更には「ミニタオル付」とも書かれておる。

この温泉は舘山寺温泉にあるんじゃけども、実はワシは水神の松という無料の足湯でしか舘山寺温泉を体験したことはない。
全身浴をしたことはない。
対外的には「けっ!あんな観光地の温泉なんか死んでも入るもんかい!」なる立場を表明しとる訳じゃが、告白するならば実はやはり入りたい。
貧乏で高い温泉には行けんだけじゃい、すまんな強がっててよ。
ということでじゃ、次週はこのチラシおば活用して半額引きの500円にて舘山寺温泉を楽しもうと思うとる。

でこれは面白いと思うんじゃが、今日日この手のキャンペーンはネットとリンクして企画されることが殆どじゃ。
つまりホテルの公式サイトに表示された「半額キャンペーン」ページを見せると割引が適用される的な感じじゃ。
しかしこのホテルのサイトを探したがその手のページは一切なく、このキャンペーンはアナログなチラシ一点張りでの勝負のようじゃ。
つまり恐らく地域に点在する観光施設でのコラボレーションや連携を重視しとるというか、ワシのように地元の小さな観光施設を訪れ、そこで用意されとる紙媒体による別の観光ポイント情報を得ることで更にそこに脚を実際に伸ばさせるというか、そんな狙いがあるように思え、それは地道じゃけどもネットよりも確実なつながりのような気もする。

兎にも角にもじゃ、来週は人生初舘山寺と洒落込んでみようと思っとるよ。
皆さんも浜松のどこかでこのチラシを見つけて、舘山寺の日帰り温泉を半額で愉しんでみたらいかがじゃろうか。
ミニタオル付じゃヨ♪

2019年6月15日土曜日

プロジェクト "山神社"(37) 三嶋神社

去年2月にポストしたプロジェクト "山神社"(17) 三嶋神社に先日いきなりコメントが付いて驚いた。
コメ主さんは恐らくここの神社の関係者、即ち神主さん・氏子さん・近隣にお住まいの方じゃろうと思う。
上のリンクからも読めるんじゃが、一応引用する。
令和改元記念 三嶋神社御朱印のご案内 鎮座地 静岡県浜松市北区細江町中川347
御神木 公孫樹の木の銀杏の葉を印にしてあります。3月~8月若菜色・9月~2月菜種色、当神社に参拝された証しとして御朱印を授かりましょう。御朱印授与所は拝殿前で無人です。初穂料300円をお賽銭箱にお納めください。
文中にある「公孫樹」とあるのは文字通り「こうそんじゅ」と読む場合はあるが、要するに「銀杏」「いちょう」の事じゃ。
確か神社の裏手に立派な御神木があったが、個人的には大山くんに興味はあれど御神木にはあまり興味がないもんじゃからそれが何の木じゃったかは全く記憶しとらん。
もし銀杏の木じゃったら、御朱印のデザインにそれが採用されるのは至極当然じゃろうと思う。

大山くん物件への参拝行動をすべて記録しとるわけではないが、多分ここ三嶋神社には今年3月以降には参拝しとらんかったはずじゃので、このようなありがたい御朱印があるとは知らんかった。
本日は日本上空に君臨する低気圧のせいで生憎の天気じゃったが参拝しに行ってみた。

雨じゃから自転車は使えん故、真っ黄っ黄なスイフトくんを駆って三嶋神社に到着。
神社駐車場にはこの雨なのに先客が1台既に停まっとった。
驚くべきことに、他府県ナンバーじゃ。
もしかしてワシのこのブログを見て来てくれたのなら嬉しい事じゃのうと密かにニヤリとしたが、多分違うじゃろう。

駐車場から神社正面に回って先ずは参拝じゃ。
賽銭箱を見るとプラケースが置いてあって、これがウワサの御朱印じゃろう。

性善説の極みな設置状況
© ill-health(ruephas) 2019
誠に「持ってけドロボー」状態じゃけども、賽銭泥棒としてはプラケースの中身にはあまり興味はなかろうからこれで別に構わんのじゃろう。

三嶋神社責任役員、か…
実に魅惑的な役員じゃ
会社の役員にはなりたくない(なれない)が
この役員には是非なりたい
© ill-health(ruephas) 2019
先ずはお参りして賽銭箱に310円(御朱印代300円+いつものお賽銭10円)をば投入せしめ、プラケースの蓋を開けてみた。
すると中にはコメントに記されていたとおり、若菜色(緑系の色じゃ)の紙が10枚位収納されとった。
手書きで「奉拝 三嶋神社 令和 年 月 日」と書かれた御朱印じゃ。
この御朱印は無人で交付されとるから年月日のところはまあ空白にせざるを得まい。

ハンドメイド感たっぷりな御朱印
© ill-health(ruephas) 2019
ほう、これが「若菜色」か。
きれいで清々しい緑色じゃし、銀杏のデザインも中々イカしとると思う。
これはありがたくていいものを手に入れた。
100円ショップに行ってちょうどいい大きさのフレームを手に入れて早速部屋に飾ろうと思う。

さて、次は御神木の確認じゃ。
神社の裏手に回って注連縄が回されとる巨樹を見やればこれは確かに立派な銀杏の木じゃ。


いつも思うが写真ではスケール感を
上手に表現できない
大きくて立派な銀杏であります
© ill-health(ruephas) 2019
ほぼすべての神社には御神木があり、御神木があらば必ず県神社庁による「御神木指定証」がある。
当然ここ三嶋神社の御神木にも御神木指定証がある。
これじゃ。

2枚見えるうち下のほうが御神木指定証
平成元年3月1日に指定されとる
案外最近指定されとるんじゃなあ
© ill-health(ruephas) 2019
なあるほどと思い近づいてよく見てみると、同じようなものがもう1枚掲げてある。
なんじゃろかと見てみるとこれまた「御神木指定証」、いや違う「御神木指定書」か。
御日様の映り込みを避けるために左側から撮った写真じゃ、見にくくてすまぬ。

なかよしいちょう
へえ、なんかすごいぞ
© ill-health(ruephas) 2019
こっちには「指定証」には書かれておらん事が書いてあって、というか寧ろそのことが目的なような書類じゃ。
即ち「神木名 なかよしいちょう」と書かれておる。
なんじゃろうか、あだ名というか通称というか呼び名というか、すごくお友達感があっていいネーミングじゃと思った。
しかし何故に「なかよしいちょう」なんじゃろうか。
御神木のぐるりを観察して見るならばその理由はすぐさまわかった。

見えるかなぁ…
見えねえだろうなぁ…
よく見ればわかるよ
© ill-health(ruephas) 2019
遠目から見ると太い幹が1本あるだけなんじゃが、近くでよおーく眺めると実は中ぶりな太さの幹3本により構成されとる。
これはちいとばかり珍しいと思わんか?
3本の幹が仲良く寄り添っておるから「なかよしいちょう」。
ここ三嶋神社の神主さんや氏子さんたちは日頃よりこの銀杏を「なかよしいちょう」と呼んどってそれが普通というか自然というか当たり前というかそれ以外ないというか、そんな感じで親しんどるんじゃろう。
御神木指定にあたっては、この慣れ親しんだ「なかよしいちょう」の名を正式に認めて欲しくてわざわざ神社庁にお願いをして「指定証」とは微妙に名を違えた「指定書」という公文書を出してもらったのではないじゃろうか。
無論これは誠に勝手なる想像に過ぎんが、もしそうだったら中々いい話なのではあるまいかと思う。
因みに写真では分かりづらいかも知れんが「指定書」「指定証」の筆跡は略同じで同一人物が書いておるのは間違いない。
またこれまた分かりづらいかも知れんが「指定書」の方には「指定証」と同じ静岡県神社庁のハンコが押してあるよ。

さあ皆様、細江の三嶋神社に行って有り難い御朱印を貰い受け、ちいとばかり珍しい「なかよしいちょう」を眺めてほっこりされてはいかがじゃろうか。

2019年6月8日土曜日

温泉に行かない日(383) 年寄りの自動車事故について

ワシゃ、クルマが好きじゃ。
というか、運転が好きと云うべきかも知れん。
普通自動車の免許を取ったのは比較的遅めじゃったが、クルマを操る面白さ、自分の思い通りにクルマを動かせたときのちょっとした嬉しさはなんとも云えん。
因みにワシゃ若いときから初老の今に至るまで貧乏じゃから免許は、
原動機付自転車 ⇨ 中型自動二輪 ⇨ 普通自動車
という感じで、乗り物を手に入れた順に取っていった。
原付は非常に単純でその運転に関して面白いとか面白くないとかは全く感じんかったが、自動二輪以降は俄然運転が面白いと感じるようになった。
友人にHONDAのMVX250Fという迷作バイク(2ストの3気筒バイクじゃったが常時1気筒死んでおり実質2気筒)を安く譲って貰ってからは毎日飽きずに乗っておって、思ったとおりのラインをきれいに抜けたときとか、急な勾配での坂道発進が絹のようにスムーズにこなせたときとかは密かな喜びを感じたもんじゃ。
オヤジのお古のクルマ(スプリンター:4MT:鋼鉄のクラッチ)に乗り始めてからは、バイクとは全然異なるすごく複雑で時に唐突な挙動に戸惑い、またバイクではあまり気にする必要がなかったクリアランスの感覚に慣れるまでは少しく(いや、だいぶんに)大変じゃった。
しかしそれらを克服し、ある程度思うがままにクルマをコントロールできるようになるとバイクと同じような、いや、それ以上の喜びや嬉しさを感じたもんじゃし、それは今もそうじゃ。
今はジジイのくせに真っ黄っ黄のスイフトスポーツ6MTに乗っとって、休日などは走るためだけに走りに行くこともしばしばじゃ(今日日はガソリン高いんでなるべく自制しとるが)。
それでこれはもうはっきり正直に書くんじゃが、若い時は「コントロール」のうちの重要な要素に「速度」なるものがあり、高速道路でオービスの有無や覆面がいないかを慎重に確認しては、
「このクルマのスピードの上限はどんぐらいなんじゃろうか」
とそれを試しておったりしとった。
今ではその速度という要素は殆ど消え去り、純粋に単純に、操作とその結果が周囲の状況に合わさった形でイメージ通りに行ったときは満足を覚えるという感じじゃけど、書きたいことわかってくれるじゃろうか。
つまりワシは今も昔も形内容は違えども、本当にクルマの運転が好きで、もしかして運転ジャンキー、運転依存症かも知れん。

一方ワシは酒も好きじゃ大好きじゃ。
相当好きで略毎晩飲んどるし、場合によっては昼間から酒を嗜むこともある。
地酒のカップ酒を2〜3本カバンに忍ばせて近くの広い公園まで散歩がてら歩いていって、木漏れ日の下のベンチに腰掛けて楽しむこともある。
アルコール依存症かも知れん。
で、これもはっきりと書くが若い頃世間的には、飲酒運転なんてあたり前田のクラッカーでワシも例外ではなかった。
しかし今はそんなことは厳しくご法度であり、もう何十年も飲酒運転なんてバカなことはしとらん。
今や当たり前の話じゃ。
温泉に行ったり、美味しいもんを食べに行ったりするとやはり酒が欲しくなる。
電車で来ればよかったと悔しく感じることも多い。
しかしアシがクルマである場合は言うまでもなく我慢する。
クルマを運転するためには酒を我慢できる訳じゃ。

つまり、ワシは相当酒が好きじゃけども、過去は過去として少なくとも今はクルマのためなら我慢できると云うか、言い方代えりゃあ中毒度の強さでは酒よりクルマの運転のほうが強力なのかも知れんと思ったんじゃ。

前置きが篦棒に長くなったんじゃが何が書きたいかと云うと、つまりこうじゃ。
ここ数年年寄りが運転するクルマの事故により、お子さんや若い人を含めて多くの人(「多く」と表現して全く差支えなかろうと思う)が犠牲になっとるという報道に触れる機会が本当に多くなっとる。
誠に痛々しいことじゃ。
意識が高い年寄りによる免許の返納の動き(杉良太郎さんは本当に素晴らしいと思う)もあるがそれは極く一部の年寄りに過ぎず、公共交通機関が充実しとる都市部に住まう年寄りも含めて殆どの人は免許返納なんて1mmも考えとらん様子に見える。
こういった年寄りたちはもしかしてワシと同じような「運転ジャンキー」じゃなかろうかと最近訝っとる。
金があってタクシーを雇うに経済的問題のない年寄りがプリウスをミサイル化させる。
金持ちでは決して無いがワシらが貰うよりはるかに充実した年金を貰っとる年寄りが、低料金の電車バスが極めて頻回に走しくり回っとる大都会でプリウスをミサイル化させる。
脚が不自由でアクセルブレーキを正確に操作できない年寄りがプリウスをミサイル化させる。
免許返納を考えたほうが良いかも知れんと周囲に漏らしておった年寄りが助手席に嫁を乗せた状態でエスティマをミサイル化させ周囲を巻き添えにして自爆する。
これらはすべて「運転ジャンキー」の為せる技なのではないか。
中毒じゃからやめられん。
従ってじゃ、今行政などが取り組んでおる免許返納運動とか、僻地に住まう年寄りがクルマなしで生活できるようにオンデマンドタクシーを充実させたらどうじゃとか、ネットスーパーをもっと広げたらどうじゃとか、そのような取り組みは正鵠を射ておらんような気がする。
要するにそういった年寄りたちは「病」なのではないか。
治療が必要な病人なのではないか。
依存症に対する治療が必要なのではないか。
もしそうならこれは重篤な社会的病理であり、根本解決はかなり難しそうな気がする。
どうなるんじゃろうか…。

最後に、今回のテキストはそっくりそのまま20年後の自分に返してやろうと思う。

2019年6月5日水曜日

温泉に行かない日(382) PowerPointでテキストボックスが編集できないとお嘆きのあなたへ

前回に引き続き大した内容ではないよ。
午前中、いつも通り嫌々ながら仕事をしとると、向かいに座っとる同僚が切なそうな顔をしてうんうん唸っとる。
少しく苦しそうじゃ。
ちなみにその同僚は今年の3月に太陽光発電所に住まうやぎさん情報をもたらしてくれた人じゃ。
ワシは彼の唸り声を聞いて、もしや便秘で苦しいんじゃろかと訝ったがそうではなかった。
「去年作ったPowerPoint(Windows用)を下敷きにして今年度用の資料に作り替えようとしているんですけど、テキストボックスの編集はおろか移動や削除さえも出来ないんです」
ふうむ。
これはいけません。
一応念の為ワシもやってみたが確かに出来ん。
「編集できないとイチから作んなきゃなので間に合わないんです」
と泣きそうな顔になっとる。
同僚が作ろうと思っとる資料は、今週末に開かれるお偉いさん方の会議で使用する模様じゃ。
一般的には失敗は許されん(のじゃろうが、お偉い方々は大抵バカなので資料なんてどうでもいいとも思うがまあ)正念場じゃ(ろうけどね、脳足りんにかける時間があれば早めに帰ってうどん食って寝たほうが良いとは思う。ふふ)。
まあ落ち着こう。
この手のトラブルは大抵ネットを探せば解決策が見つかるんじゃが、適切な内容のものがなぜか見つからん。
「パワポ テキストボックス 編集できない」
とかじゃね。
Webの世界で回答を得ることを諦め、万策尽きて仕方なく情報部門に教えを乞うたところ(わかると思うんじゃが、会社員のジジイがPCアプリケーション操作関係で情報部門に電話をするのは個人的には恥だと思っとる)、
「原因はよくわかんないんですけど、前のファイルで挿入したテキストボックスがテキストボックスじゃなくてじゃなくてオブジェクトになっちゃって、もうどうしようもないみたいです」
なる残酷な答えが返ってきた。
よくわからんのじゃが、もしかしてヴァージョン違い、つまり古いPowerPointで昨年作ったファイルが、今会社のPCで使っとる最新ヴァージョンとの親和性に問題があるのやも知れぬ。
他の原因があるやも知れぬ。
全然よくわからん。
しかしわからんなりにワシらは諦め悪く暫くの間いろいろ試してみたんじゃけども矢張り埒が明かん。
やけくそ気味になったワシらはもう破れかぶれで、
「ほれ、ワシらはAppleユーザじゃ。Appleのプレゼンテーションソフトと言えばKey Note。このファイルをそれで開いてみるならばなんとかなるやもしれん」
と考えた。
確かKeyNoteはPowerPointと互換性があったはずじゃ。
今は当然ワシらは会社におるから手元にMac Bookは当然ないので、会社PCのブラウザ(当然これもWindowsのChrome最新版)を開いてiCloudにあるKey Noteにアップロードするとちゃんと開くことはできた。
レイアウトに若干の崩れは見受けられるが、とにかく開いた。
その状態で問題となっておったテキストボックスをいじってみると、なんと、ちゃんと編集できる。
移動も削除もできる。
お、これはうまくいくかもしれんと思い、そのままローカルディスクに保存し、改めてWindowsのPowerPointで開きなおしてみると、目論見通り編集可能な状態になっておった。

というわけで、PowerPointでテキストボックスが編集できないとお嘆きのあなた。
上記の通りファイルを一旦AppleのKey Noteを通してみるならば問題は解決できると思う。
ご参考になさってくだされ。

2019年6月4日火曜日

温泉に行かない日(381) 決意表明/本日以降酒のツマミは

野菜サラダのみとしようと思う。
但し、それにフレンチ・ドレッシングを振りかけるのは云うまでもない。
以上。

2019年6月2日日曜日

やぎさんが好き!(14) 静岡県磐南浄化センターでやぎさんを発見できず…

ワシはGoogleのニュースサイトやYがつくニュースサイトに「やぎ」「静岡」をキーワードとして設定しておって、その関係のニュースが発生するとそれをもれなく捕捉し、通知が飛び込むようにしておる。
先日それが機能し、次のようなニュースがワシのiPhoneに通知された。
同じような内容じゃけども、配信元に寄って結構内容に濃淡があっておもろいので、見つけたものすべてを引用しよう。
ニュース配信各社様、悪意のある引用ではないので許してくれい。
静岡新聞:ヤギ3頭に“除草業務” 磐南浄化センター(2019年5月28日 08:10) 磐田市小中瀬の磐南浄化センターで27日、3頭のヤギによる除草が始まった。12月中旬まで、敷地内の空き地で“業務”に当たる。
 いずれも3歳の雄。約3500平方メートルのスペースで放し飼いする。ヤギの導入は昨年に続き2回目で、二酸化炭素(CO2)の発生量削減や見学者への癒やしなど、機械を使った除草にはない効果を期待する。
 同日、同センターを維持管理する日本下水道事業団東海総合事務所の棚橋博行所長が、手製の職員証などを3頭に交付した。
 8月3日に同センターで開く子ども向けイベントで、名前を決める投票も実施する予定。同事務所磐田分室の浅川隆分室長は「除草に加え、センターのイメージアップにもつながれば」と話した。
(Copyright The Shizuoka Shimbun and Shizuoka Broadcasting System., All rights reserved.)
中日新聞:ヤギさん除草 磐田の下水処理施設(2019年5月28日) ヤギ三頭を放して雑草を食べてもらい、施設内の環境を保全する取り組みが二十七日、磐田市小中瀬の下水処理施設「磐南浄化センター」で始まった。機械や除草剤よりコストも安く、環境にも優しい。施設の特別職員に任命し、名前を決める投票イベントや、夏の下水道イベントを通じて、施設のPRに一役買ってもらう。
 ヤギは三頭で、いずれも三歳の雄。十二月中旬まで柵で囲んだ敷地内の雑草地(約三千五百平方メートル)の草を食べてもらう。
 健康維持のため直射日光を避ける小屋を設けたり、水分や塩分を与えたりするが、手はほとんどかからないという。
 昨年も三頭を放し、雑草が伸びる夏の時期も草の背丈を低く保てた。機械を使う除草作業が軽減された。ヤギは性格がおとなしく、愛嬌(あいきょう)もあり、社会見学などで施設を訪れる小学生らに親しまれると期待する。
 施設を管理する日本下水道事業団東海総合事務所の棚橋博行所長は「ヤギの放牧を通じて、地域住民に環境について考えてもらい、より親しまれる施設を目指したい」と話す。
(Copyright © The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved.)
日刊建設工業新聞:JS/浄化センターの除草にヤギ活用/静岡県磐田市で、CO2と騒音削減へ(2018年7月3日1面) 日本下水道事業団(JS)は静岡県磐田市にある下水処理場「磐南浄化センター」で、ヤギによる除草を試験的に始めた。環境に配慮しガソリンを燃料とする草刈り機が出す二酸化炭素(CO2)と騒音を削減するのが目的。除草隊を組むヤギは3頭。実施期間は12月中旬までを予定している。
 ヤギが除草するのは同センター内にあり、反応タンクや最終沈殿池などを整備する予定の「第4系列予定地」。敷地面積は約3500m2。
 ヤギたちは8月4日に開催される同センターの見学イベントにも参加。見学者たちと交流する。JSは環境について考えてもらう機会になればとしている。
 今回の取り組みは、同センターの運転管理業務をJSが委託しているウォーターエージェンシー(東京都新宿区、榊原秀明社長)と協力して行う。JSの担当者は「一定の効果が確認できれば、ヤギ除草を同センターの別の敷地にも広げていきたい」と述べ、ヤギたちの活躍に期待している。
(Copyright(C)The Nikkan Kensetsu Kogyo Shinbun.All rights reserved or republication without written permission)
最後のだけは過去の報道じゃが、可成り詳しく書いており今回も同様の取り組みと思われるもんじゃから敢えて引用した。
それを含めて各紙の報道を集約すると磐南浄化センターでは、
  • 2019年5月27日からやぎさんによる除草を始めた
  • 除草にあたるやぎさんは3頭のオスやぎさんである
  • オスやぎさんには所長から「職員証」が正式に交付されている
  • 除草によるco2の発生や騒音を防止する効果が期待されている
  • それだけでなくやぎさんは除草だけでなく見学者に癒やしを与えるようになるであろう
  • やぎさんには愛嬌がある
  • 8月3日のイベントではふれあいの機会が設けられる予定
ということのようじゃ。
これは良い取り組みじゃと思う。
社会的にも素晴らしい。
しかし、しかしじゃ、ワシははっきり云ってそのような社会的な意義はどうでもいいのじゃった。
単に、本当にただ単にやぎさんが好きなだけじゃ。
やぎさんたちにあって眺めたり、可能であればなでなでしたり、更には頭突きを喰らいたいだけなんじゃ。
とても8月までは待てん。
ウズウズが止まらなくなったので、早速磐田市に行ってきた。

で、結果から申し上げますと、発見することは出来んかった。
しかしですね、実はそれは事前に予想しとった。
  • 除草しとる場所が県の施設であること
  • 本日が日曜日であること
  • 水関係の施設は公私を問わずどこも厳重なセキュリティが施されていること
により、施設内に入ることは出来んじゃろうとは思うとった。
実際そのとおりじゃった。
残念じゃが仕方がない。
代休とかで平日休みのときに正面突破で見学させてもらうか、ダメじゃったらあと2ヶ月ほど待ってふれあいイベントに参加しようと思っとる。
磐南浄化センター、秘湯ならぬ秘やぎじゃ。
侮れん。