2021年6月6日日曜日

プロジェクト "山神社"(78) 祇園神社

次に行ったのは祇園神社(ぎおんじんじゃ:静岡県袋井市山崎5765)。
やぎさんがおるデンマーク牧場(静岡県袋井市山崎5871)の少し西にある。

© ill-health(ruephas) 2021

大山くんはこの神社の主祭神である素戔嗚命の配神として頑張っとる。
この配神という言葉はたまさか見るが正しい意味を知らんので、これを機にちいと調べてみたがよくわからんかった。
神社の中におる神様の中で主として祀られる神様が主祭神で、そうじゃない神様を配神と云うらしいが、それだと合祀とどう違うんじゃろうか。
何となく合祀より配神のほうが格上のような気もするが、まあ細かいことはどうでもいいじゃろう。
で、ここにもかなり詳しい由緒が書かれた板が本殿左手に取り付けられておる。


上の動画がそれじゃ。
その中に大山くんの誇らしい経歴も書かれておるので、これは書き写さんといかんじゃろう。
書き写しに当たっては、読みやすくするため漢字を適宜変更したり(例:當⇨当)、句読点や改行を加えたりしておる。
配祀の大山祇命は昔、山の神の谷に奉祀せるを元禄元年当社合祀すと伝う。
当神は小笠山系全域の総鎮守として霊験顕著、神罰峻厳、近郷一帯等しく畏敬し、初春入山前には必ず当社に詣でたる後入山するを例とす。
いやあ、凄えな大山くん。
なだらかながら広域に渡る小笠山の総元締めとは、こりゃあ凄い大役を任せられておる。
他人(というか他神か)のことながら、誇らしい気分になったよ。
偉いぞ、大山くん。

その後通例により神社周辺を見回ったんじゃが、この神社の構造はちょっと特異で、拝殿後方に本殿というか神殿がある事自体は普通によく見られる通りなんじゃが、2つの建物が完全に分離しておる。
本殿は拝殿裏手の山を少し登ったところに建っておって、拝殿と本殿の間が手すり付きの階段になっておる。

© ill-health(ruephas) 2021

かつ拝殿から階段の間は途切れとる。

© ill-health(ruephas) 2021

なにかの祭事の時には拝殿裏手の出入り口から渡し板のようなものを階段へ架けて行き来するんじゃろうと思うが、他では見たことがなかったのでご紹介したまでじゃ。


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