2013年6月16日日曜日

温泉に行かない日(214) 私が結構読んでるブログ

ご覧のとおり、このブログは内容がないからHit数は極貧だし、かと言って内容の質を向上してHit数を増やそうとかいう考えもないし、要するにこの世にあってもなくても、毒にも薬にもならぬ、まあ言えば吹けば飛ぶよな存在です。
まあそれはそれでいいんですが、それでもまあ、なんていうのか他の人達はどんなことを書いたりしているのだろう、何か参考に成るかもしれないと考えて、他の人のブログを読んだりすることは結構あります
巷には一日何万Hitもある有名なブログも結構ありますが、天邪鬼なあたしはその手のブログに行きことはなく、偶然見つけたこじんまりした、でもそれなりに主張や内容があるなあと思えるブログ、或いは個人的に面白いと思うブログを時間があるとき読むことが多いです。
それだってそんなに数多くあるわけじゃないのですが、その数少ないブログを紹介してみようかなと思います。

王さまの耳はロバの耳 
このブログをやっているakagiという人は、システムエンジニアでありながらも片手間で税務会計の仕事もしてるというとんでもないタレント性を持つ人らしいです。
私の場合、新卒で就職した会社での職種はシステムエンジニアでしたが(意外だろう、みんな。RPGⅢとかだったら多少は書けますぜ)、1年少し経たった頃に、会社側からSE失格の烙印を押され営業に回り、大阪近辺の大企業や中堅企業の担当になったんですが、これまた2年も経たぬうちに会社側から営業失格の烙印を押されたため已む無く営業管理業務に回り、その数年後、
「そもそもお前の存在自体が会社にとってとんでもなく邪魔だって事が今さっきわかったよ、ははは」[1]
という事に相成って人事部付(今で言う「追い出し部屋」に相当する)になり、最後はリストラされてお払い箱になったという経緯を持ってますんで、こういうタレント性の高い人を見ると、ちょっと嫉妬心がわきます^^;
ただこの人、システムエンジニアとか税務会計というロジカルな仕事をやっている割にはだいぶエモーショナルなコンテンツを書くことが多く、しかもそのエモーショナルなコンテンツは彼なりにロジカルに整理され、主張を持ってわかりやすく書かれているなあというのが私の感じ方です。
SEとか税金屋さんというのは、最近のことは知ってても昔のことや昔の本、哲学や宗教と言った方面にはからきし弱く、誤解を恐れず言えば「人間的に薄っぺらい」人が多いようなイメージがありますが、この人は全く逆で、寧ろそういった知性に優れている人が後からSEになり、税務会計の仕事をしたのではと思えてしまいます。
原子力発電所に対する姿勢が私と共通という点や、文章が非常に丁寧でわかりやすい事もお気に入りになっている理由の一つかもしれません。
更新は毎日ではありませんが、その分新しいポストがされるのが待ち遠しいという気分です。
この人確か以前は食べ物の関係のブログも書いていたんでないかと思うんだけど(「海の水が塩辛いわけ」というようなタイトルだったような気がしますが)、違うかもしれません。

中国爆発一覧 
これは上のブログとは異なり、中国国内で発生した爆発事件に関するニュースをただひたすら集めてるまとめサイト的なものです。
残念ながら2011年12月以降更新が途絶えています。
私、数年前に新聞の国際欄に載っていた中国での爆発事故の記事を読みながら、
「中国ってのはよくわからん国だけど、それはそれとしてそういやあよく爆発事故をやらかす国だなあ」
と思ったことがあります。
そん時はただそう思っただけで、それを深く掘り下げてみるとか状況を調べてみるというようなことにはならなかったんですが、ある日暇つぶしにUncyclopediaを眺めていたら、中華人民共和国の項に、
「国技:爆発」
とあるのを発見し、我が意を得たりと思わず膝を叩いた次第です。
中国は本当に何かにつけ色んな物を爆発させていることは薄々感じていましたが、やっぱみんなそう思ってたんだねえ。
で、このサイトを見ると想像を超える様々なマテリアルをためらうことなく片っ端から爆発させていることがよくわかり、もうすでにそれは「感動」の域に達してしまったほどです。
スイカとか、うんことか爆発させるんだから。
スイカの爆発なんて、直接的には爆薬を用いずに爆発に至らしめている訳で、さすが4000年の歴史を持つ国の国民は侮れませんし、うんこを爆発させるという発想は本当にすごいと思う。
この「中国爆発一覧」の後を継ぐように爆発記事を載せてくれているのが中国的爆発日記であり、現在に至るまで彼の国の人民はあらゆるものを情け容赦なく爆発させていることがよくわかり、参考になります。
だから何なんだ、と言われても困るけどね。

移植者だけど質問ある? 
移植なんていうのはニュースだけでしか触れる事のない、私個人には一切関係のない違う領域の出来事だと思っています。
そのためか、移植を受けた人というのは移植手術という大変な状況を乗り越えて生き延び、だけどそれだけでは安心できず、術後の死亡率を毎日気にしながら慎ましやかにひっそりと生活しているというストイックなイメージが有ります。
このブログはたまたま見つけたものなんですが、管理人は雨宮という金関係の仕事をしている年齢不詳の女性であり、自己紹介によれば、
一昔は腐女子だった
ヌルオタ
などと書いてあって、もしかしたら結構若いのかもしれない。
一方で、趣味や好きな映画や好きな音楽の欄を見ると、なんだか少し古手のものが好きなようで、まあよくわからん。
何が云いたいかというと、あったりまえのことだけど、この手の人も普通に生きてるんだということがブログを読んで良くわかったという事です。
勿論、私らのような人が気にすることもない体調の変化や、結構ヘヴィーな定期検査のこととかそれは勿論大変だけど、仕事で凹んだり、簿記の試験を受けてみたり、そして見事落ちて落ち込んだり^^;、ゲーセンに行ってはしゃいでみたり、ある種のヨーグルトを食ってホンマに大丈夫なんかと悩んでみたり、YMOのLiveに行ってみたりと、彼女なりに人生の時間を精一杯上手く、普通の人のように普通に使っていることがわかって、思わず応援したくなってしまいます。
まだ彼女に質問はしてないですが、何時かきっと1つだけ何か質問してみようと思います。
更新頻度は結構数少ないですが、止まる気配もありませんので、これもポスト待ち系のブログです。

他にもたまに読んでる個人系ブログはいくつかありますが、更新されるたびに必ず読んでいるのはこのくらいですかね。
個人系或いは日記系のブログは面白いと思う。
みんな何かに向かって、何かを感じながら、何かを心に隠しながら毎日何とか生きているんだな。

[1]
最近何気なく前の会社、まあはっきり書こうか、当時は「CSK」[2]という名前の会社だったんですか、その会社のサイトを見たら、2011年に住商情報システムに買われて商号も「SCSK」に変わってました。
存続会社は当然住商で、要するに私が働いていたCSKという成り上がり会社はこの世から消滅してたわけ。
まあいわば会社自身も、
「そもそもお前の存在自体が社会にとってとんでもなく邪魔だって事が今さっきわかったよ、ははは」
って言われたような状態かな。
これもまたはっきり書こうか。
ざまあ。

[2]
コンピュータサービス株式会社(Computer Service Kabushiki-Kaisha)の略。
このネーミング方法について同僚たちは「アフォやろ」と言ってましたが、私は意外にも「きっぱり感があっていいじゃん」と今でも思ってます。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。