2013年6月2日日曜日

みよし湯(12)

この6月下旬以降、ご当地の銭湯にも中々行けなくなる環境に変わるため、今月は住居地周辺の銭湯・温泉・スー銭等、行けるところには出来るだけ行っておこうと思います。
先ず本日はみよし湯の日です。
しかしここは相変わらず、馴染客に愛されていますなあ。

(言っとくけど「馴染客」だぜ。どっかの会社の吹けば飛ぶような自称マーケティングリサーリ担当の薄っぺらい男みたいに「リピーター」なんて言葉を使ったら、みよし湯のお客に張り倒されるぜ)

私といえば、幾つか所用を粉した後、開店時間である15時ジャストに到着したのですが、もう既に結構な人数のお客さんが入ってて、その上驚くべき事に板場でパンツを脱いでいると早くも浴室から引き上げてくる爺さんもいたりして。
開店同時に浴槽に飛び込み、ひとっ風呂楽しんでからさっと出てコーヒー牛乳飲み干して帰宅する。
何とも粋ですよねえ。





ところで私は銭湯が好きなんですが、同時に結構な暑がり(熱がり)ですので、実を申せば夏場の銭湯は苦手な部分があります。
よくあるスー銭や一般的な温泉なんかだと露天風呂が整備されている事が多いんで、お湯に浸かって火照っている体を外気に晒してクールダウンしたり、サウナがあるお風呂だと大抵水風呂がありますので、それと温浴を交互に浸かれば大丈夫なんですけど、昔ながらの銭湯は当然ながら外湯なんてものはなく、水風呂もないので、浴室を後にしてから体を冷ますのが結構大変なんですね。
今日も蒸し暑い日で、浴室内で体の水分を良く拭きとってから板場に出るんですが、後から後から汗が吹き出てきて大変困りました。
いつも置いてある団扇をしきりに激しく使って体を冷ますのですが、汗はしつこく出続けるといった具合なんですね。

そんな事をしていると、だいぶ顔なじみになった銭湯のおばちゃんが私にレモンをくれました。
結構ゴツゴツしてるけどスーパーで売ってる
普通のレモンより香りは柔らかです
© ill-health(ruephas) 2013
レモンと言われたからレモンなんでしょうが、それは頗る大きなもので、片手の掌で持つのが大変なほど。
可成り大きめのサイズの夏蜜柑に匹敵するデカさで、おばちゃんの自宅の庭になってるそうです。
「やんなるくらい」
とまでは云ってませんでしたけど、いっぱい出来てぼとぼと地面に落ちるんで、気にせず持って行ってと云ってくれました。
おばちゃん曰く、搾ってレモンジュースとして楽しめるのは勿論のこと、表面の皮を少し削ってお風呂に入れたら良い香りが立ち、湯上り感も爽快だとのことです。
ふうんそうかあ。
じゃあ早速今週にでも自宅の風呂でやってみっかな。
暑がりの私でも、さっぱりした気持ちで湯上りの時間を楽しめるかも知れないな。


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