2014年8月27日水曜日

温泉に行かない日(284) 爆発してくれ

特にそんなに好きでもな無いのに、今の車はもうすぐ10万キロに達しようかという位に乗っているんです。
小排気量の割に、私に対して無礼な態度で煽ってくる下手クソメルセデスを一旦抜かせて暫く煽り返し、再度抜き返して○○○○○○○○カマせる程度には走るし、そんなに愛着がないことが逆に幸いして、かなりシビアな山道をボディに傷が付くのも気にせず走れるのは便利だし、燃費もいいとは云わないけど大抵は13㎞/L位は出るし。
愛着はないけど嫌いでもない。
そんな感じです。

今日の事。
仕事が終わり、今夜は涼しいので今日こそ歩いたり走ったり出来るなあと勇んで家路についたんですが、何て事だ途中で雨が降ってきた。
まったくここ暫くは怒りを覚えるほどの天気だ。
今週に入りそんな天気が続いてて歩くこともままならぬ日々が続いています。
仕方ねえ、今夜は腰回りプニ肉撃退体操を普段の倍やることでケリをつけようかと考えながら車のメーターを見た途端、エンジン警告灯がいきなり点灯。
荒っぽい走り方をしている割に、あとスズ菌車の割には長年何の故障もなく走ってたんですが、流石にここ一年くらいですかね、2速加速時に右フロントのホイール付近ががなんだかわんわん振動するし、先週くらいから朝イチの走り出し時にファンベルトがキーキー鳴り出すし。
少し前に飛び石で入ったウィンドシールドの罅も、もうこれ以上長くなる気配はないので勿論放置してます。
そして今日はエンジン警告灯が点灯だ。
この勢いで行けば近いうちにエンジンが爆発するかもだけど、いっその事そうなって貰った方が清々するなあ。
スイフト、さあ景気良く派手に爆発しておくれ。
もう10万キロだし。
そうなったら思い切って車はやめて高めのロードバイク買ってそれ一本槍にするかなぁ。
しかしそれだと遠くの温泉に行けないしなぁ。
ロードバイクは雨に弱いから梅雨時とかの通勤に困るしなぁ。
かと言って車を買い換えるカネも無く、ほんに困ったものだなぁ。
ちなみに車検は来月なんだがなぁ。

なあ、みんなならどうします?

こんな感じで逝けるのなら
おまえとて悔いはなかろう
なあ、スイフト

2014年8月24日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(7) 自転車を見るために海岸線を歩く

昨日は午前中仕事だったんですが、終わったら早く帰って掃除洗濯を済ませ、少し休んでから少し長めのウォーキングをしようと考えてました。
ところが家事が粗方片付いた辺りからなんだか雲行きがおかしくなってきて、遂には結構な雨が降りだしてしまいました。
雨どころか雷さえやってきてしまいました。
ああつまらん、これでウォーキングはおじゃん。
わたくしの富士山カンパイプロジェクト仲間が夕方から三四軒屋の龍王神社ってとこでお祭りしてるって云ってたけど、これじゃあっちも大変だろうねと思いつつ、仕方がないんで酒飲みながら飯食って風呂入って寝るか、と思ったら雨やんだ。
時間はまだ、ちょっとしたウォーキングだったら十分できる感じだし、5㎞少々の距離を歩いてきました。

今朝5時過ぎに起きると、快晴ではないものの雨は降ってない。
お、こりゃ行かなきゃなんめえ。
軽めの朝ごはんを済ませ、しまむらで入手した格安運動服(ジョギング、或いはウォーキングウェアというレベルでは全く無いため運動服と呼称)に手早く着替えて早速家を出ました。
今日は、駿河湾沿いの堤防を少し長めに歩いてやろうという計画です。
このコースにした理由は、少し前に短い距離ではありますが、この海沿いの道を一度歩いた時ものすごく気持ちよかった為です。
が、それ以外にも理由があります。
この堤防は基本あまり車やバイクが通りません。
正確に云うと、通れる区間と通れない区間がまだらな感じで混在しており、車にとって使いづらいので、全体として車が通る頻度が非常に少ないようです。
そのため車を気にすること無く安全に気持ちよく走ったり歩いたり出来るルートになっていて、明らかにフルマラソン出場クラスで結構まじめにランしてる人から、浜辺に住んでいる地元のジジババの軽い散歩まで、実に幅広いカテゴリの人が使っているようです。
ということは、マジチャリダーも必然的に多いと云うわけです。

前回ポストでも書いたように、私最近何かちゃんとした自転車が欲しくなったんだけど、主には経済的理由で、副には自分が飽きずにいつまでも自転車に乗り続けられるか今の時点ではわからない、という理由で今んとこは自転車の購入は見送ってます。
だけど、実際に走ってるマジチャリを間近で眺めてどんなもんか目で理解するくらいはしてもいいだろう、と思ったのが2つ目の理由です。

アパートを出て南に向かい国1バイパスの地下道を抜け、時間にして20分ちょい、距離にして2㎞ちょいくらいで駿河湾沿いに走る堤防に到達します。
堤防に上がろうとして上を見ると、たったか歩いたりハアハア云いながら走ったりする人に混じって、予想通り自転車で気持ち良さ気に走る人の姿もちらほら認められます。
階段を登り、堰堤に出ると先ずは東の方、つまり田子の浦港の方向に向かいました。
朝の空気の中、波の音を聴きながら海辺を歩くってホントに気持ちがいいですよね。
雲の切れ間からのぞき始めたお陽様もいい感じだし。
アパートを出て約50分、途中富士山とかの写真をたくさん撮りながらたかたか歩き、みなと公園の一番東側の端っこ、小さな灯台がある辺りにつきました。
もうそこは田子の浦港で、富士に引っ越しした頃はこんな遠くまで歩くことがあるなんて全く想像さえもしてなかった。
ウォーキングだから体にそんなに負荷はかかってないし、しんどいという気持ちは全くなく、爽やかという感覚。

で、その間そうだねえ、20台以上の自転車とすれ違いました。
おんぼろ自転車に乗ってだらだらふらふら走ってる地元の爺さんもいたし、なんだかおかしなスタイルの非効率そうな手作り三輪車を死に物狂いで漕いでる爺さんもいたし、オレが今乗っているような安物折りたたみの人もいたけど、やっぱ圧倒的に多かったのは、細いタイヤで泥除けとかの装備が全然ない、いかにも早そうなやつに乗った人です。
その多くの人が穴だらけで変な形のヘルメット被ってて、体にぴったりしたデザインのデーハーな服を着て、しゃ〜っ!て感じで走り抜けていきます。
でも中には、しゃ〜!って走れそうな自転車なんだけど普通のカジュアルな服を着てゆ〜っくりの〜んびり走ってる人もいる。
同じ「タイヤが細くて泥除けがついてない」といっても、オレが欲しいやつみたいなハンドルが一文字の自転車、「クロスバイク」っていうんですかね、そういうのに乗ってる人もいたし、でもくねっとしたドロップハンドルの人のほうが断然多かった。
何㎞/hくらいの速度が出てるんだろう。
改めて見ると結構な速度が出てるのでなかなかじっくり観察するとまでは行かないんだけど、兎に角あっちの世界の人も何か気持ちよさそうに走ってるんだな、ってことは何となく感じた。
ボディ(フレームが正しいのかな?)に書かれている車名(社名?)を見ると、一番多かったのが「Giant」でしたが、阪神ファンとしては許せん名前だなあとフンガイしました。
例え何時かイイ自転車に乗ることがあるとしても、阪神ファンとしてはこれだけは避けるべきだろうと決心しました。
で、あとはさっぱり読めなかった。
なんだか凄く長い名前のやつばかりで、瞬時には読むことが出来ません。
ただカッコ良かったのはCで始まる名前が書いてある赤い自転車でした。

ああ、いつかオレもああいう感じの自転車に、変な格好のヘルメット被って乗ってみたいもんだと思いつつ、でも今は兎に角歩いて体力つけてジョギングが出来るようにまで成長して、腰回りのプニ肉に無慈悲な鉄槌若しくは怒りの鉄拳を食らわせるのが先決だと思い極め、家に帰りました。

ちなみに本日の総距離は13.32㎞、時間にして2時間08分のウォーキングでした。
ウォーキングを始めて以来の最長距離。
楽しく歩けたし、満足満足。
次は15㎞越え、時速は平均7㎞/hを狙って行きたいですね。
時速7㎞/h。
つまり、基本はウォーキングなんだけど、一部区間にジョギングを入れるということです。
出来るかなあ?
富士山
今朝の富士山
ウォーキング開始前に撮影
まるで金団雲ですな
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2014年8月23日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(6) 何故か自転車が欲しいと思う

ウォーキングを始める前だか始めた後だかちょっと忘れましたが(短期記憶力の低下にはみなさん注意しましょう笑)、ちゃんと走れる自転車が欲しいなあと思いました。
確かAmazonかどっかの通販サイトを見ていたら、Raychell+っていうブランドのR+708 HybridStyleという自転車が偶然目に入ったのがきっかけだったように思います。
その自転車は詳しくはわかんないんだけど「クロスバイク」というカテゴリに属するものらしく、何かおしゃれな感じで、左半分がブルー、右半分がホワイトで塗り分けられていて、だからHybridStyleと云う名前なんだろうと思います。
© 2013 OTOMO Corporation.
青と白というクールな色を使っているのにも関わらず「派手」という印象で、富士の街中を走るとちょっと目立ちすぎるかもしれないんだけど、普段使いにもちょっと遠出に使うにもいいんじゃないかと思いました。
車重も11.9㎏と軽いし、前後にLEDライトやワイヤ錠まで標準でついて3万円。
もし通勤に使えれば、ガソリン代が高騰している昨今、節約にもなるし健康的かなと思ったわけです。

実は今も折りたたみ自転車を持っていて、近所の買い物なんかでたまに使ったりしてます。
法律違反を承知で告白すると、自転車で5分くらいの所にある行きつけの飲み屋に行くのにも使います。
リアにデカいカゴもついてるんで色んなモノ沢山積んで移動できるので便利です。
なんですけど、専門用語を知らないので説明しづらいんですが、車で云えば6速に相当する一番重いギアを使ってもなんて云うかママチャリくらいな感じで速度が稼げないし、ちっこい割には重いし(多分16〜7㎏くらいはあると思う)、折りたたんでも意外にデカイし、意外なことに歩くよりも結構疲れるし、もうちっとすーっと走れる自転車があればいいなあとは思ってたんです。
でもまあそういうことはたまに思うだけで真剣に欲しいとは感じなかったし、スピード出ないと云っても歩くよりは全然早いし、別に充分じゃん。
そんな時にこの自転車をみて、何か俄然欲しくなっちゃったんですね。
これに乗って少し遠くに行ったり、街中を走って通勤したり、その通勤姿を若いおねいちゃんが見て「まああのおじさま、おしゃれでかっこいいわ」などと思ってうっとりする、なんていう想像していると(馬鹿かオレは笑)、う〜ん、なかなかええじゃないかこの自転車、欲しいぞ。
っていう気持ちが断ち切れなくなってしまったのであった。
しかし、オレはオレの事を良く知っている。

熱しやすく冷めやすい。
飽きっぽい。
長続きしない。
そういう奴なのです。

ここは一発、衝動買いはやめておこう。
生活は決して楽ではない、という現実もあるしな。
いや、「楽ではない」という比喩は正しくない。
「極めて苦しい」が正しい。
それは、私が単身赴任しているためだが、理由はそれだけではない。
上のガキは中部の大学に行っている。
公立とはいえ美大であり、下宿もしている。
下のガキは西日本の(ド高い)私大に通っておりこれまた下宿生活。
つまり家族4人がそれぞれ全く別の場所で生活しているという極めて非効率な状態で、頑張って稼いだナケナシのカネは羽根が生えたように消失していき、それに住宅ローンが拍車をかけるという酷薄な経済状況なのだ(T_T)

どうだ、おまいら参ったか。
オレは案外貧乏なのだ。
3万円の出費さえも致命傷なのだ。
だ、か、ら。
衝動買いはやめといて今は我慢しよう。
何時かチャンスを見計らって、家族の目を上手く欺き買える時が来るやも知れぬ。
かてて加えて自分の飽きっぽい性格もある。
数ヶ月も経てばこの熱も冷め切ってしまい、高いカネ叩いて買った自転車がすぐに野ざらし、何て事になっちゃってるかも知れないし。
その辺の見極めがつくまでは、購入はグッと我慢し、既存の折りたたみ自転車を使い倒して、毎日しっかり歩いて慎ましやか路線を突っ走るのだ。

くそお。
浜田省吾の「Money」を思い出した。
ポリプラ
今夜見た工場夜景
自転車もいいけど、歩いてこういう風景眺めるのもなかなかいい
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2014年8月18日月曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(5) ウォーキングのログを取る

ウォーキング中に身につけてるものについて。

ウォーキングを始めて暫くは、iPhoneでもって音楽を聴きながら歩いてました。
歩くなんてとても単調な運動だし、音楽でも聴きながらやらないと飽きちゃうと思ったのと、Appleの白いイヤフォンつけて歩いたり走ったりするのって何かニューヨーカーっぽくてカッコいいじゃんという感じがしたんですわ、笑。
でもちょっと考えてみりゃ、実際歩いてるのはニューヨークじゃなくて日本の片田舎だし(富士市民すまん)、そもそも歩いてる本人はちびでぶはげのカッコ悪いおっさんだし、こりゃ矛盾してる。
まあこれは冗談だとしても本音のところは、音楽じゃなくて自然の音を聴きながら歩いてるほうが気持ちよいと気づいたからであります。
蝉や蛙の鳴き声とか、雨上がりで轟々と流れる川の音とか、空飛んでる鳥の声とか、そっちの方が聴いてて気持ちいい。
あと実務面(って言葉はおかしいんだけど)で云うと、普通の道端歩いてる時音楽聴いてると、無灯火のまま後ろから迫ってくるアホチャリダーに気づかないという弊害もあるような気がします。
そんでもって最近は音楽聴きながら歩くのはすっかりやめてしまったんですが、じゃあiPhoneを持ちださなくなってしまったかというとそうではなく、やっぱり欠かさず持ち歩いてます。
それはなぜかというと前にも書いたけど、主には歩いた軌跡をログするためで、ロガーとしては最初の頃はSimple Logger[1]という主には登山用と思われるアプリを使ってましたが、先日からはRuntasticのアプリを使ってます。
iPhoneは手に持ったまま歩いてましたがそれだといろいろ面倒ですし、汗でケースが傷んじゃいそうな気もするので、事務所の人から要らなくなったウエストポーチを貰い受け、それにいれてました。
でもそれだとやっぱり腰回りが変な感じで歩きにくいし、iPhoneがポーチの中で暴れて心配。
同じ事務所のランナー(こいつはセミプロレベルでサブ3)も「自分もジョグの時は手に持ったまんまですよ」なんて云ってたんで、結局最近は再び手にしたまま歩いてます。
先日それについて調べてたら、世の中にはアームバンドなるものが存在していて、つまり二の腕でスマホをホールドできるらしい。
これはいい。
スマホの他、鍵や小銭が入るものも多いようです。
わたし、こんなことも知らなかったド素人なんですけど、アームバンドには様々な製品があり、それぞれに一長一短があるようなので、じっくり選んで使ってみようと思います。

あと、今欲しいのはメガネ。
今かけてるのは数年前に、ある安売りメガネ屋で買ったチープなものです。
運動するときにかけることなんて想定していないので、少し汗をかくとすぐにずり落ちて大村崑状態になってしまう。
最近老眼が進んできて見づらくなってきていることもあるので、運動に対応したフレームで作りなおそうかと考えてます。

しかしなんだなあ、自分が運動するためにいろいろ考えたりものを買うなんて今までなかった。
今まで欲しかったのは、ギターとかサイレントドラムとかで、勿論今も欲しいけど、より欲しいのはウォーキング(近い将来のジョギングやラン)の為のグッズばかり。
人間変われば変わるもんですなあ。

[1]
Appleのサイト等からダウンロードは可能ですが、そのページの中にある「Simple Loggerへのサポート」というリンクは切れているのでメーカーではディスコンティニュー扱いにしているのかもしれません。

2014年8月17日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(4) スポーツ散歩・高速散歩

今週はなんか変な天気が続きウォーキング出来ない日が多かったんですが、雨降りの空模様を眺めながら「歩きてえなぁ」と思ってました。
「歩きてえなぁ」だって?
先月中旬まではそんな事1㎜も思ったことなかったのに変なの。

ところでウォーキングって言葉について。
ウォーキング、か。
ウォーキングってのは「歩く」の英語で確かにそれはその通りで、だけど英語にすると日本語の「歩く」よりも何て云うのか「運動臭」が強くなって、それが自分の意識の中ではちょっと何か違うんですよね。
英語にすると、脇目も振らず雑念も無くただ兎に角歩き倒す、みたいな感じしません?

自分がやってるウォーキングを無理やり何かにカテゴライズしようとすると、それは「運動」と云うよりは「散歩」に近い。
確かに痩せたいし、腰回りのプニ肉を落としたいという目的でウォーキングを始めたし、勿論それは今もありつつなんだけど、それとは別に愉しいと云うか、ついこの間までは歩いて何てとても行けないと思い込んでいたちょっとばかり遠くの場所に行って風景を愉しんだり、野良猫を発見したり、車では入れない細道にずんずん入り込んだりする事が愉しいという感じが強くなってきました。
しかし当初の目的のために真剣に、最大スピートでたったか歩くことは基本忘れない。
忘れはしないけど、狸そっくりの野良猫が居たり、カエルが田圃を泳いでたりしたら立ち止まって頭をなでなでしたり、空を見上げて青空や雲が綺麗だったらやっぱり立ち止まって写真を撮る。
真剣に歩くけど、立ち止まることを恐れないという感覚。
従いまして、自分がやっているのは「スポーツ散歩」であると結論しました。
まあ、めんどくさいので今後もウォーキングと表記はしますけどね。

2014年8月16日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(3) 危険はいつも目の前にある

暗くなってから運動することって、少し前までは「アホか、逆に不健康じゃ」なんて思っていたんですけど、その辺はどんなもんなのかな?
暗い中をスポーツするって、何か身体的というかバイオリズム的というか寧ろおかしなことになるようなイメージが有るんですよね。
そりゃ時間が許せば明るいうちに歩いたり走ったりしたほうが健康的なんだろうけど、リタイヤしたおっさんじゃあるまいし、平日の真っ昼間からサラリーマンが道走ってたらそれはそれでおかしいしね。
ですので暗くなってから走る運動的なデメリットはもしかしたらあるのかもしれないけど、自分の中では基本ないと信じて歩いてます。
お日様の元での、或いはお日様が昇る頃の運動は休みの日にやって、ウィークデイは夜運動しよう。
夜運動するデメリットが仮に有るとしても、できるだけ毎日続けることの方のメリットが大きいと(勝手にだけど)思うんでね。

実走して解ったんですが、夜ウォーキングすることに関してのちょっとした危険は意外な所にあります。
車や無灯火のチャリなんかは確かにヤバいけど、それはちょっとした留意や装備とかで何とかなる。
でもここ富士ではもっと切迫した危険があることが実走してわかりました。
それは、水路です。
さすがに三島とかに比べればそうでもないかもなんですけど、富士にも富士山源流と思われる水が流れる水路が結構縦横無尽に走ってます。
で、富士の辺りの道路って、水路が縁石とかペイントで区画されていない事が多いんですね。
地元の人だと結構慣れていると思われるんですが、オレみたいなヨソモノが初めての歩道を夜、気持ちよく歩いたりしていると、出し抜けにその歩道が途絶え、それまで歩道下を流れていた水路がぬわっと出現してしたりして誠に危ない。
車対策のために手には必ずチャリ用のLEDライトを持ってるんですが、地面を照らすには充分とは云えない性能なので、誠に注意が必要であります。
夜ウォーキングするのは、車は多いかもしれないけどむしろ都会の方が安全かもしれませんね。

まあせいぜい気をつけましょうと思いつつ、今夜も駿河湾脇を通る9キロの道を、ゆっくりと1時間40分かけて歩いてきました。
歩くとホント、気持ちいいわ。
走るには体力的にまだまだですが、気持ちは早く走りたい感じになってきてます。
ポリプラ
駿河湾、三四軒屋近くに建つ工場の夜景
夜のウォーキングは少し遠出をすれば
こういうインダストリーな風景を楽しめるのが富士のいいところ
© ill-health(ruephas) 2014

2014年8月15日金曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(2) ダメダメウォーカー

そんなこんなで慎重な感じでウォーキングを始めました。
一番最初は近所を数ブロック、距離的にはそうだなあ、1㎞くらいかなあ。
ログを何も取ってなかったんで不正確だけど。
でもそん時のオレにとっては、1㎞歩くなんてとんでも無いことだから大変でしたね。
こんな短距離をゆっくり歩くだけでもうダメでしたね。
終われば何と肩で息する状態…。
痩せるなんて先のまだ先。
前途多難だと思い知りました。

上の一文はしまむらに行く前のこと。
実はしまむらに行く前に少し歩き始めてたんですね。
靴だけは前から持っていたジョギングシューズ履きましたけど、なりといえば普通の半ズボンに普通のTシャツ。
歩く分にはこの程度でも大丈夫だろうと思ったからなんですが、元々私は基礎代謝がいいようで、だからぬるい温泉に入るだけでも流汗淋漓で、不摂生な生活の中で特に何もしなくても太らなかったのはそのせいだと思われますが、Tシャツは云うに及ばずパンツ(下着のパンツだ)もズボンも、僅か1㎞程度のウォーキングで汗でびちゃびちゃ。
普通の服だと、汗に濡れたら動けなくなると実感しました。
こりゃ都合が悪いと思い、最低限のなりが必要だとしまむらに行ったわけです。
できるだけカネを掛けずにやりたかったもんで、しまむら。

でも安物でも、普通の服に比べれば可成り動きやすくなり、それだけでもウォーキングしやすくなりました。

そのうち以前iPhoneに入れていたSimple Loggerというアプリを使えば、GPS信号を拾って歩いたルートが記録できると思いつきやり始めると何か歩くことが少し楽しくなってきました。
短距離とはいえ、自分が歩いた記録が写真付きで後から見れるのは何か楽しいわけです。
そうして近所数ブロックを息あげずに歩けるようになってきたので、距離と時間を少しづつ伸ばしていくことにしました。
一足飛びは厳禁だと肝に命じてますんであくまで少しずつ、事前にGoogle Mapでルートを作り、夕刻から夜にかけても比較的安全に歩けそうなことと、距離と時間を確認してムリがなかろうと思ったらそのルートを歩くようにし始めました。
で、8月上旬には5㎞前後ならば疲れ果てることなく歩けるようになってきました。

5㎞を疲れ果てる事なく歩く。

一般的に見れば「なんて低レヴェルな!」という感じでしょうが、オレにとっては全然そんなことなく、まさに蝸牛のような進捗ですが兎に角着実に前へ進んでいるという実感が持てて結構満足なんですね。
もう中年、いや老年に近いんだから、このぐらいの進捗スピードでほんとに充分。
ただ毎日欠かさず、特段の理由がない限り例え15分位でもやんなきゃな、とは思っています。

でも当然、この程度じゃ全然痩せれません。
この時点で腰回りのプニ肉はまったくもって健在であります。
富士川河川敷ウォーキング中に
デカイ態度で寝てた野良ネコ
狸ではない
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2014年8月14日木曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(1) 太ってきたため歩いてみようと思う

富士に来て、仕事も気に入っているし生活もしやすく、あまり束縛のない暮らしが続いています。
たまに行く飲み屋以外では外食はあまりせず、自分で作るうちご飯が多いんですが、作ったり食ったりするのが意外に好きで、かつ当然のことながら酒とともに食すことが日常で、昨年の秋から冬に掛けては夕食としてほぼ毎日鶏鍋かモツ鍋+αを食い続けてました。
昼飯は事務所の近所にある安い食堂で天麩羅饂飩の大盛り+お稲荷さん2つか、少し歩いたとこにある食堂でラーメンの大盛り+小ライスを連発。
健康すぎるからか、以前はなかったのにここ1年朝飯を食べる習慣までついてしまい(本来はいいことなんだろうけど)、あれよあれよという間に体重は多分すくすくと増え(「多分」ってのは、現実を直視するのが余りにも恐ろしいため最近体重計に乗って実測したことないから)、歩くたびに腰まわりのプニ肉が振動し、胸部は醜く膨れ上がり(云うまでもないが当然筋肉ではない)今や危険水域と申してもよろしいレヴェルに達しております。

いかんこれは。
やばい。
もうこのレヴェルで抑えておかなければ、そのうち俺は単なるチビ禿デブ短足なおっさんに成り下がってしまう。
いや、もう既にそうなっていると云える。
しかし、飯の量は出来れば減らしたくない。
それ即ち「運動しなさい」って事だよね。

オレはそういう作為的な運動(気取ったやつらはワークアウトとか抜かしているが、日本語使えよと今の段階では思う)が大嫌いだし、今までそんな運動しなくても痩せてたから運動何てどうでも良かったんだよね。
でも、我が肉体はそんな事云ってはいられないステージに差し掛かっており、飯の量を減らさずに何とかしようと思えば運動するしかない。

ということで7月下旬。
私は近所のしまむらにいたわけです。
ウォーキングウェアを買うために。
なぜスポーツ用品店に行かないかだって?
この野郎。
オレの財布の中身を見てからそういう台詞を抜かしなさいってんだ笑。
もともと安いウェアが、型落ちかなにかで更に40%引きになってたんで迷わずそれを何着か購入。
靴は以前買ったニューバランスのダッサいデザインのやつがあったのでそれをそのまま使えばよい。

要するに今オレが始められるのはジョギングではない。
ジョギング出来る体力は皆無だ。
これが現実。
だからとにかく歩くことだけです。
とにかく歩いて、歩いて歩いて基礎体力をつけ、歩く距離をだんだん伸ばして体力が戻ってきたらジョギングに移行しよう。
そこまで行けばきっと眼に見えてやせて来ると信じたい。
ジョギングに移行できるまでにはたぶん1ヶ月はかかるだろうけど、それまではがんばって歩きに歩こうと思います。
富士川
ウォーキングしてる途中に撮った写真
ウォーキング中には結構沢山写真を撮っていて

もっと明るい雰囲気の写真が多いんだけど
陰影が深いこの写真が結構お気に入り
© ill-health(ruephas) 2014

2014年8月13日水曜日

平山温泉龍泉荘(6)

8月10日の日曜日は颱風11号の影響で四国・西日本は大変な荒天だったようですが、私の住んでいるあたりはそうでもなく、でも雨はしっかり降ってたので洗濯掃除のやる気もでず、どっかに行こうと考えました。
で、意味もなく「嵐の時の薩埵峠を訪れるものオツかな」と思い、富士から旧道を走って出向きました。

由比から薩埵峠への道は結構狭く、薩埵山を上り始める道に差し掛かるとその道は激狭凶悪道路となり、離合はほぼ不可能ですが、車幅+1㌢の道幅があれば通過できる自信のある(自信はあるが技量はちょっとわからないな笑)私は、道端に転がる夏みかんをタイヤで踏み潰しながらかまわずぐいぐい突き進み、程なく峠の駐車場に到着。
ちょっと苦労し、かつオツかなと期待して行った割には現実はぱっとせず、雨ゆえ当然富士山も見えず、雨の日なんてまあこんなもんです。
シケの影響で色が複雑に分かれた海を眺めてからふと横をみやると、駐車場の脇にこんな石碑が立ってました。
薩埵峠山之神遺跡
大山くん関連施設だった可能性あり
© ill-health(ruephas) 2014
「薩埵峠山之神遺跡」

ん、なに、山之神!?
そういやあ峠に至る道の途中に神社仏閣が幾つか集まってる場所があったがその関係かな。
山神社評論家としてはヒジョーに気になりますがお天気がお天気故、こちらの探索はいずれ後日ということに決め、きた道よりもシビア度が格段に低い興津側に抜ける道を下山。
目的地は、平山温泉龍泉荘です。

龍泉荘を選択したのは、
  • 薩埵峠から約40分と近いこと
  • 颱風下の環境にあっても行き帰りの道が崩落などにより通行止めになる可能性がほぼないこと
  • その割には山の中にある秘湯の雰囲気を味わえること
等によります。

現地につくと、颱風にもかかわらず道端の駐車場はいっぱい。
結構激しい風雨の中、少し入れにくい下の駐車場に停めて建物に近づくともう既に演歌を歌い上げるジジババたちの声。
これがまさしく龍泉荘のデフォだなあ。

玄関脇にある料金徴収所兼調理場みたいなところに座っているじいさまに料金を払い浴室へ行くと、こんな天気なのに先客が5人も居てこんなことは珍しい。
ただそのうちの若い4人は程なく浴室を退出しました。
そういやあ駐車場には他県ナンバーの車が停まってましたが、出て行ったのは彼らに相違ない。
温泉ファンなんでしょう。
残りは常連と思われる小太りのじいさまと私。
私は一番狭くて一番ぬるい浴槽でゆっくり手足を伸ばし、硫黄の香りを楽しみながら窓の外で風に煽られて大きく揺れる樹木を眺めていました。
平山温泉龍泉荘
写真ではわかりにくいけど、樹木は結構揺れてました
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一番熱い浴槽に入ってるもう一人のじいさまもお湯をゆっくり味わっているようで、やはりこれがいつもの龍泉荘です。

1時間程入ってましたがそのほとんどの時間をうたた寝をして過ごし、時折強い風が浴室内に入ってきた時に起こるごーっ、という音で目が醒め、落ち着いたらまた再び瞑目するという事を繰り返してました。
ここのお湯は泉質がいいし、いつ来てもほとんどの客は騒がず静かに浴槽に浸かるのが好きそうな人ばかりだし、それに私にとっては適温なので、こんな贅沢な楽しみ方が可能なのです。

ところで男湯と女湯を隔てる壁にはこの温泉の効能や、温泉にはお馴染みの「入浴時のご注意」みたいな掲示がされてます。
その一番最後の一文。
平山温泉龍泉荘
理由を後に持って行ってこういう終わり方すると
同じ注意でも柔らかい感じになっていいね
この感じ、オレも見習おう
© ill-health(ruephas) 2014
一、子供連での場合は(親が)必ず一緒に入ってください。危険ですし泳いだり他人に迷惑をかけることがありますから。
そう。
ある意味アタリマエの心がけなんだけど、最近はこういう配慮が出来る親が本当に少なくなりましたよね。

2014年8月7日木曜日

温泉に行かない日(283) 「無銭 入浴 ホテル」等と云うとんでもない検索ワードでこのブログに来た者に告ぐ

昨年、富士に赴任する寸前の時に、温泉に行かない日(224) どさくさに紛れてホテルの風呂に入ることは果たして可能かなるポストをしました。
「今度の赴任先には温泉がない。ただ、富士駅前にあるスーパーホテルにはローリー温泉があるらしい。しかし残念ながら、のみ不可のようだ。泊まるのももったいないし、ドサクサに紛れて無銭入浴出来んかのう」
というような趣旨で、文中の「泊まらない限り、ローリーだろうがなんだろうがとにかくここの温泉に触れることはかなわないわけだ」の部分を読んでもらえればわかる通り、当然のことながら実行に移す積り(というか度胸)はさらさらありません。
で、昨日ブログの統計情報を見ていたら、無銭 入浴 ホテルという神をも恐れぬ凶悪な検索ワードでさっき書いたポストに辿り着いた者が少なくとも一人は存在することが判明。
しかも、その検索ワードではそのポストがトップヒットする事も判明(2014年8月6日現在)。

辿り着きし者よ。
今こそ私は汝に告ぐ。

もし汝が無銭入浴可能な場所を探すため、或いは今後の参考とするため無銭入浴に関する情報を集めているのならば、やめておきなさい。
神は汝を見ている。
天網恢恢疎にして漏らさず、と云うではないか。
私は繰り返し云う。
やめておきなさい。
大将軍様が
じっと君を見ている
その上で無銭入浴を強行しようとするならば、汝には偉大なる大将軍様からの無慈悲な鉄槌がくらわせられるであろう。

まあ実際の所、ホテルの風呂に無銭入浴しようなんて奴は愉快犯や切羽詰まった状況にあるやつ以外には居ないとは思うけど、物理的・体制的・運営的に十分可能なホテルが多いのも事実ですなあ。
事実ではあるけれど、可能であるからといって実行に移すのは愚の骨頂。
入浴料はPrice to payであります。

2014年8月3日日曜日

元湯 蓬莱館(1)

日曜日の朝。
ここ半年ほどで何回か訪れている早川町の温泉で、未湯のままであった温泉宿に行ってみようと出かけました。