2016年3月22日火曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(19) 恐る恐るショップに電話した

清水の舞台から飛び降りたのは自分なクセして、
「よし。こうなったらウジウジしてても仕方ねえ」
等と決意し、お世話になるショップに恐る恐る電話しました。
そのショップは、浜松では一番の老舗で、飲み屋しかないと思われがちな有楽街の南側にあるミソノイサイクル有楽街店(静岡県浜松市中区鍛冶町320-27:053-454-7108:定休水曜)というところです。
私が有楽街に繰り出す場合、ほぼ100%呑んだくれるのが目的なんですが、この店、ショーウィンドウにはいつも何だか変わった形やカッコいい形の自転車が飾ってあり、中にはロードバイクやいろんな自転車がおいてあって、酔客としてではありますが、前を通る度に気になっていました。
実は以前浜松の街中近くで仕事していて、たまに自宅から30分ほど掛けて自転車(ホームセンターで1万円コースで売ってる重い折りたたみ:折りたたんで運んだことは結局1回だけだった)で通ってたんですが、いつぞやそれにつけていたLEDライトをなくしてしまったため、帰りの夜道が怖かったのでこの店で買ったことがあるのを思い出しました。

ところで電話するのに何で「恐る恐る」かというと、このような専門店は私のような素人にはなかなか敷居が高く感じられ、中の人はきっと海原雄山みたいな感じで「自転車道」(この場合の「道」はRoadのことではなくて「茶道」「弓道」「柔道」に使う「道」のことです)を深く哲学的に探求していて、従って私のような素人の一見さんには、
「あんた。ロードバイクってのはなぁ、あんたみたいなぽっと出の根性無しじゃあダメなんだ。悪いことは言わねえ帰んな(発音は「けえんな」が最適)」
なんて言われそうで電話するのが怖かったんですよね。
長野とかにある有名蕎麦屋の頑固亭主、みたいなイメージ。
でも、お世話になる以上は仮に怖くてもまずは電話ででもご挨拶はすべきでしょう。
ロードバイクというある意味専門的で難しいものに乗るなら、乗り方のレクチャーやメンテナンスなどのことも含めてきちんとしたショップに頼るべきだ、特に素人はという話もよく聞きますし。
ロードバイクという趣味を長く続けられるかどうかは付き合うショップ次第らしいですし。
今回のことをきっかけに、きっとこのショップが私のメインのショップになるのは間違いなく、今後長くお付き合いをさせて頂く事になりますので、礼は失しないようにしないと。
で、恐る恐る電話してみました。
わたくし今度Oさんにフレームを譲っていただき、そちらでお世話になるものですが。
今回は本当にお世話になります。
Oさんからお聞き及びかもですけど、私ほんとに素人でして、いろいろわからないことばっかりなんですが、よろしくお願いします。
いろいろとご教授頂きたく、お力添えお願いします。
来月の上旬には出来上がる筈だとOさんから伺ってますが、とりあえずどうすればよいでしょう?
と伝えると、電話の向こうの男性(店長さん?社長さん?)は海原雄山的雰囲気は全く無く、柔らかく丁寧な対応と言葉遣いで、
はいはい、Oさんから伺っております。
費用についてはOさんから言わた範囲内で仕上げますのでご心配なく。
防犯登録とかのこともありますし、他に色々確認させていただきたいこともありますので、一度こちらに来ていただけるといいんですが。
とのことでした。
海原雄山じゃなくてホントに良かった。
で、今週末の27日の日曜日に浜松で所用があるため、その際にショップに伺うことにしました。
ううむ、素人なのにOさんとかにこんなに良くしてもらって、ロードバイクもショップも、こんな本格的な環境から始めて大丈夫なのだろうか?
すべてが今の俺にとってオーバースペックであることに間違いはなく、身の程知らず感がだんだん強まってきたぞ。
何か自信がないなあ。
ロードバイクってのは一旦ハマればどんどん深みにはまっていくとは聞いていますが、何しろ自分は飽きっぽいと自分で知っているので「ボク、大丈夫?」っていう不安でいっぱいであります。

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