2019年10月28日月曜日

プロジェクト "山神社"(45) 石巻神社(上社・里社)

ナツメ別館で柔らかな山水を沸かした風呂を堪能したワシは満足したのでそのまま帰ろうとしたんじゃけど、いや待て。
この石巻周辺には幾つか未参拝の大山くん物件が残されていた筈じゃと思い出して、取り敢えず通常のGoogle Mapを確認してみた。
すると、ワシがおるナツメ別館のすぐ近くに鳥居マークが表示されとった。



石巻神社の上社(愛知県豊橋市石巻町南山)じゃ。
しかしその石巻神社はワシのプロジェクト ”山神社”Mapには載っておらん。
載っておらんという事は大山くん関連物件ではないということじゃ。
しかしワシは行ってみた。
125段にも及ぶ石段を踏破してみた。
踏破した先には可成り立派な神社が建っとる。

大規模改築中
ご安全によろしくおねがいします杉浦建設
© ill-health(ruephas) 2019
正一位の神社であり、極めて立派である。
現在改築中で仮設足場に囲まれとる。
しかしワシが期待しとる神様リストは境内にはなく、大山くんがいるかどうかは判然としとらん。
調べるとここ石巻神社の祭神は大国主神で、ネットの世界を色々探してみたが合祀神とか境内社の情報は全く得られなかった。
ここには大山くんはおるかもしれんが、しかしおらんかもしれん。
現場にもサイバー空間にもこの神社には大山くんの痕跡は見つけられん。

参拝を終え、念の為ワシが勝手に作って喜んでおるプロジェクト ”山神社”Mapを開いてみたならば、石巻山を下った所にある三河國四之宮 石卷神社(里宮)(愛知県豊橋市石巻町金割)が載っとった。



すまぬ、実は載せた記憶が全くない。
しかし、豊橋近辺の大山くん物件に関しては当てずっぽうではなく、豊橋市立図書館で調べたエビデンスに基づいて載せておるのでいい加減なものではない筈。
これはまずは行ってみるべきじゃろう。
神社の道を挟んで反対側に何台か停められる駐車場があり、参拝者の他に石巻山登山客も利用しとる様子じゃ。
ワシもそこにクルマを停め、道を渡って神社境内に入った。
入り口には恐らく神社の由緒や祭神を記していると思われる立て札のようなものがあったが、長年の風雪で傾いでおり書いてある文字は全く判読不可能な状態じゃ。
要するにこの神社の御祭神・合祀神・摂末社を確認できる文字情報は一切見当たらん。
神社本庁も氏神様の他に崇敬神社を持ってよしと云っとるくらいじゃから、御祭神の情報は何とか表示してほしいものじゃ。
この辺なんとかしてほしいと思いつつ一礼して鳥居をくぐった。
ここ里社も上社に負けず劣らずと云うかもっと立派であり、拝殿の前には舞殿もあり、境内は非常に広大じゃ。

拝殿前にある立派な舞殿
© ill-health(ruephas) 2019
まずメインの大己貴命がおわす(この程度はネットでも情報が取れる)本殿前の拝殿に参拝。
その後恒例により境内を彷徨いておると本殿左側に長屋を発見。
長屋と云うよりは立派な建物じゃ。

風雨に対する備えは万全
© ill-health(ruephas) 2019
おっとこれはと思い建物の中に入ると、5社の境内社が並んでおる。
何れも神社名を記した木札がかかっており、左から2番めに目的の山神社がある。
よおし。

新築の香りがしておりました
© ill-health(ruephas) 2019
流石、三河國四之宮、そして延喜式内社。
これだけ社格が高いと境内摂末社に対する扱いがこうもきちんとしていただけるわけじゃ。
これならば大山くんも安心安全な居心地であろうし、その分いろんな仕事にも精が出せるというもの。
ありがたい話じゃ。
早速参拝を済ませた次第じゃ。

このポストの前に書いた通り、中々いい感じに日帰り入浴ができるナツメ別館には今後も屡々足を運ぶことは間違いないし、神社の近くにある自然処 ほっとい亭(愛知県豊橋市石巻町南山38-3)のとろろ汁も食いたいと思うし、今後何回も参拝できそうな気がする。

因みにこの石巻神社の正式な名称というか感じは「石卷神社」というものらしい。
こんな「卷」の字は見たことない。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。