石巻と云うとワシにとっては大好きなMauiの行き帰りに通るとか、あとはこの辺りには幾つか山神社があるんで参拝しに来るとか、その程度の関わりしかない。
まあ特に観光的要素もないし豊橋や浜松のベッドタウンという立ち位置でもない。
なにもない。
こんな石巻にまさか(多分)穴場っぽいのみ可旅館があるとは、どういうことじゃろうと不思議に思っとった。
実際に行けば何かわかるかもしれん。
自宅からは至近距離と云って良く、時間にして40分程度じゃ。
本坂トンネルを抜け、例の難読地名である嵩山(すせ)を通り過ぎるとすぐに石巻じゃ。
カーナビの御神託に従い指定された交差点を山の方に向かって曲がり登っていく。
暫く進むと石巻山頂上近くにある公共駐車場に到着し、そのすぐ横がナツメ別館じゃった。
玄関を開けて中に入ると、ワシと同じ位と思われる年齢の男子がカウンターの中に立っており、その人に「風呂に入りに来た」旨を伝えると、頗る元気がよくデカい声で、
「はあい。どうぞお入りください」
と返事をしてくれた。
ワシは先週その声を電話で聞いて勝手に爺様じゃと思いこんでいた。
ほれ、畑とか田圃とかで野良仕事しとる爺様は声が大きいじゃろう。
そんなイメージでの勝手な思い込みじゃった。
しかして実際には中年のおっさんでありました。
暫く進むと石巻山頂上近くにある公共駐車場に到着し、そのすぐ横がナツメ別館じゃった。
玄関を開けて中に入ると、ワシと同じ位と思われる年齢の男子がカウンターの中に立っており、その人に「風呂に入りに来た」旨を伝えると、頗る元気がよくデカい声で、
「はあい。どうぞお入りください」
と返事をしてくれた。
ワシは先週その声を電話で聞いて勝手に爺様じゃと思いこんでいた。
ほれ、畑とか田圃とかで野良仕事しとる爺様は声が大きいじゃろう。
そんなイメージでの勝手な思い込みじゃった。
しかして実際には中年のおっさんでありました。
お詫びして訂正いたします。
お金を払うと、
「そこにタオルがあるんで持っていって使ってください。使い終わったら脱衣室にあるカゴに返してくださいね」
と云われた。
ハンドタオルも無料で貸してくれるようじゃ。
云われたとおりにタオルを借り受け、云われたとおりに階下に降りると浴室があった。
そこにはこのような掲示がある。
因みにこのブログでは通常温泉銭湯の写真は載せんが、今回は何枚か写真を掲載する。
カレンダーの裏側に「石巻山の湧水を大切に利用して下さい」と書いてある。
公式WebSiteには、
探してみたが温泉分析表の類の掲示はなかったので、ここは多分温泉ではない。
しかし、温泉(鉱泉)でなくともワシは別に構わん。
そりゃ温泉のほうが嬉しいが、それは気に入る気に入らんを決める決定的な要因ではない。
寧ろ、多分山の湧水を沸かした風呂に入るのは初めてじゃから期待は高まる感じじゃ。
脱衣室に入ると、外湯の方でしきりに声がする。
見ると子供1人と大人4人が仲良く風呂に入っとる。
爺様1人と比較的若い3人とお子さんじゃ。
じゃからワシはまず、誰も入っとらん内湯に入った。
細長い長方形の浴槽で結構深い。
浴槽の底までお尻を下ろすと、お湯が口まで達する程度の深さじゃ。
浴槽は大理石で設えてある。
浴槽の窓は可成り大きくFixではなく開け放つことが出来るので、ワシは他に客がいないことを幸い、全部開け放った。
この宿は石巻山の山上に建っとるので、窓を開けると誠に気持ちいい空気が流れ込んでくる。
中々良い風情じゃと思う。
湯温はワシにとっていい具合に低めであり、いつまでも入っておられる感じじゃ。
浴室壁面の一部は岩になっておりよく見ると上の方に蛇口のようなものがあった。
恐らく嘗てはその蛇口からお湯若しくはお水が流れ出て雰囲気を醸し出しておったものと思われる。
お湯は何だろ、所謂「きしきし感」が全く無くてまろやかであり、これは恐らく山の湧水の為せる技じゃろうと思う。
いい気分で暫く内湯に入っとると、外湯に入っとった先客が出ていったためワシは早速外湯に移動した。
内湯も素晴らしい湯加減であり、内湯同様にやや深めの木で出来た浴槽じゃった。
ワシにとってやや残念じゃったのはバイブラが装備されていたことじゃ。
ブクブクという音が折角の自然の静寂を壊してしまっておる。
これさえなければ最高じゃと一旦は思った。
とは云っても石巻山の自然を眺めながら入る外湯は非常に気持ちがよいものじゃ。
ウトウトしながら結構長い時間お湯に浸かっとったら、新たな客人が入ってきてそれも爺様ではなくて中年のおっさんであった。
ワシの経験的にはこの手のお風呂には爺様が好んでやってくる事が多いのじゃけど、ここはそうではないようじゃ。
何でかなあと考えとったがこれは恐らくこの石巻山が低山登山の場所になっとるからじゃと思いついた。
石巻山でググると登山ハイキング関係のサイトが大量にヒットする。
恐らく、そのような登山ハイキング客がこのナツメ別館日帰り入浴客となっておるのじゃろう。
となると、外湯のバイブラもまあ理由のあることとなる。
山歩きで疲れた足腰をバイブラでマッサージすればこれは気持ちのいいものじゃろうと思うから。
お金を払うと、
「そこにタオルがあるんで持っていって使ってください。使い終わったら脱衣室にあるカゴに返してくださいね」
と云われた。
ハンドタオルも無料で貸してくれるようじゃ。
云われたとおりにタオルを借り受け、云われたとおりに階下に降りると浴室があった。
そこにはこのような掲示がある。
因みにこのブログでは通常温泉銭湯の写真は載せんが、今回は何枚か写真を掲載する。
© ill-health(ruephas) 2019 |
公式WebSiteには、
山から湧き出る天然水を使用した味わい 深い料理と、滑らかな鉱泉の露天風呂を御満喫下さい。とあるが、実際には鉱泉ではなく山の湧水であるようじゃ。
探してみたが温泉分析表の類の掲示はなかったので、ここは多分温泉ではない。
しかし、温泉(鉱泉)でなくともワシは別に構わん。
そりゃ温泉のほうが嬉しいが、それは気に入る気に入らんを決める決定的な要因ではない。
寧ろ、多分山の湧水を沸かした風呂に入るのは初めてじゃから期待は高まる感じじゃ。
脱衣室に入ると、外湯の方でしきりに声がする。
見ると子供1人と大人4人が仲良く風呂に入っとる。
爺様1人と比較的若い3人とお子さんじゃ。
じゃからワシはまず、誰も入っとらん内湯に入った。
細長い長方形の浴槽で結構深い。
浴槽の底までお尻を下ろすと、お湯が口まで達する程度の深さじゃ。
浴槽は大理石で設えてある。
浴槽の窓は可成り大きくFixではなく開け放つことが出来るので、ワシは他に客がいないことを幸い、全部開け放った。
この宿は石巻山の山上に建っとるので、窓を開けると誠に気持ちいい空気が流れ込んでくる。
中々良い風情じゃと思う。
湯温はワシにとっていい具合に低めであり、いつまでも入っておられる感じじゃ。
浴室壁面の一部は岩になっておりよく見ると上の方に蛇口のようなものがあった。
恐らく嘗てはその蛇口からお湯若しくはお水が流れ出て雰囲気を醸し出しておったものと思われる。
お湯は何だろ、所謂「きしきし感」が全く無くてまろやかであり、これは恐らく山の湧水の為せる技じゃろうと思う。
いい気分で暫く内湯に入っとると、外湯に入っとった先客が出ていったためワシは早速外湯に移動した。
内湯も素晴らしい湯加減であり、内湯同様にやや深めの木で出来た浴槽じゃった。
ワシにとってやや残念じゃったのはバイブラが装備されていたことじゃ。
ブクブクという音が折角の自然の静寂を壊してしまっておる。
これさえなければ最高じゃと一旦は思った。
とは云っても石巻山の自然を眺めながら入る外湯は非常に気持ちがよいものじゃ。
ウトウトしながら結構長い時間お湯に浸かっとったら、新たな客人が入ってきてそれも爺様ではなくて中年のおっさんであった。
ワシの経験的にはこの手のお風呂には爺様が好んでやってくる事が多いのじゃけど、ここはそうではないようじゃ。
何でかなあと考えとったがこれは恐らくこの石巻山が低山登山の場所になっとるからじゃと思いついた。
石巻山でググると登山ハイキング関係のサイトが大量にヒットする。
恐らく、そのような登山ハイキング客がこのナツメ別館日帰り入浴客となっておるのじゃろう。
となると、外湯のバイブラもまあ理由のあることとなる。
山歩きで疲れた足腰をバイブラでマッサージすればこれは気持ちのいいものじゃろうと思うから。
じゃからここに関してのみは、バイブラは許す次第じゃ。
兎にも角にも自宅から適当な距離にあるなかなかいい入浴場所を見つけた。
気軽に行けるし安いし雰囲気はいいし、今後しばしば使わせていただこうと思っとる。
兎にも角にも自宅から適当な距離にあるなかなかいい入浴場所を見つけた。
気軽に行けるし安いし雰囲気はいいし、今後しばしば使わせていただこうと思っとる。
玄関先にあるナツメ別館の営業案内 館内には「喫茶ロールストーン」がある そのネーミングセンスはブリジストン級じゃろう 五平餅は予約が必要らしい © ill-health(ruephas) 2019 |
温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント |
1.5
|
風情ポイント |
2.0
|
やぎさんポイント |
0.0
|
入浴料 |
500
|
温泉コスパ |
0.7
|
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。