2012年12月31日月曜日

平山温泉龍泉荘(5)

今年最後の温泉は、今月16日に行った倉真赤石温泉だと思ってたんですが、本日大晦日に予定されていた所用があっさりとキャンセルになり、それならば冬場に相応しく如何にも温泉らしい温泉に行っちゃおうという訳で、平山温泉龍泉荘に足を伸ばしました。
予定が無くなったとはいえ流石に今日は大晦日でありますので、どんな伏兵的所用が飛び出すやも知れず、時間を節約するため新東名高速道路を使うという大盤振る舞い。
ホントにあの道は危険で、ふと気付くとメーターは常態的に1**kmを指しており、緩く長い下り坂等だと瞬間的に1**kmをマーク。
それが私だけじゃなくて周りの車殆どがそうという有様。
快適なドライブを約*時間**分、現地に到着。
駐車場からの長い石段を下りつつ、
「最初にここに来た時は何ともなかったのに、今じゃこの石段に膝が笑いかける有様か」
とやや気落ちして、玄関の引き戸を開けておばちゃんに¥500を払い、男湯へ。
浴室へのドアを引き開けた途端に鼻をくすぐる硫黄のいい香りがして、浴室内は朦々たる湯気に満たされており、いつもの事ですけど「ああわざわざ遠くから来てよかったなぁ」とつくづく思います。
中には先客が数人。
私よりやや年寄りのおじさんとじいさんの中間、マニアっぽい若いヤツ、あと普通な感じの爺さんが数人。
これだけでも結構満杯感ありで、ここでこんなに入浴客がいるのは初めて見ました。
おじさんじいさん中間の人と普通な感じの爺さんたちは、入り口手前の最も暖かい浴槽で汗をかいており、マニアっぽい若いのは窓側右手のややぬるい浴槽に長く全身を伸ばして独り占め。
私の好きな窓寄り左側の一番狭い浴槽、云うまでもなくこの浴槽は最もぬるい訳ですが、そこはがら空き[1]
下半身を良く清め、早速そのお気に入りの浴槽に肩まで浸かり「はあぁー」っと息を吐きます。
お湯を見ると、結構そこそこの量の白い湯の花がゆらゆらしています。
今までその事には気付かなかったのですが、もしかしたら昨日一昨日と休みでしたので、それによるものかもしれません。
やはり良い温泉なんですね。
古い銭湯や温泉では良くある事ですが、隣の女湯からは盛んに喋り声が響いてくるのに、かたや我が方、男湯は誰一人として黙して語らず、窓の外を流れる風の音と、浴槽から溢れ出すお湯の音しか聴こえません。
そう、ここは完全なる源泉掛け流しであります。
で、そのまま暫く黙ってお湯に浸かってたんですが、その静寂を破ってマニアのヤツがいきなり驚くべき行動に出たので、そいつ以外の全員が目を丸くしてしまいました。

マニアはぬるめの浴槽から一番熱い浴槽にざんぶと移動し、何を思ったか浴槽に入ったまま洗面器を使って頭に湯をざばざばかけ始めたのです。
洗い場じゃないぞ、浴槽内だぞ。
そもそもここの温泉は温泉そのものを楽しむというコンセプトが強く、「浴室内」(浴槽内の間違いではないよ)での洗髪や、泉質に影響する為、石鹸の使用さえ控えてくださいということになってます(浴室内にキチンと掲示してあります)。
それを知って知らずか、いや、知っていたとしても浴槽内でお湯をかぶる等と言う事は温泉に限らず入浴時の常識以前の話でしょう。

わたしも爺さんたちもそこにいた全員、吃驚し過ぎて声も出なかったんですけど。
でも、こいつの為にならないし、いや違うな、こいつの事なんてどうなっても良いんだけど何より折角上質な温泉が汚れるし気分が悪いので、
「おい。あほかオマエ。もう出てけよ」
と流石に怒気を含んだ声をかけると、似非マニアはこっちを睨みつけて体も拭かずに脱衣場に出て行きました。
浴室を後にするときまで非常識なヤツだ、全く。
似非マニアの余りに非常識な行動に他のヒトたちは毒気を抜かれてしまったのか、暫くしたらみんなぽつりぽつりを浴室を後にして行きました。
きっとみんな、今年最後の日に良い時間を過ごそうと思ったんだろうにね。
私の方はまだ入り足りないので、一人浴槽に浸かってました。
暫くすると、またお客さんが入ってきました。
自動車整備工場主っぽい雰囲気の爺さん。
続いて、地方銀行支店次長っぽい感じのすだれハゲ。
続いて、パンチパーマの爺さん。
浴室内にはあともう一人、最近河童っぽい頭髪になってきている中年男。
即ち私。
この4人はもう兎に角圧倒的に寡黙であり、ただもう瞑目したままひたすら温泉に浸かっているだけ。
パンチパーマと河童(即ち私)に至っては暫くすると浴槽の縁を枕にして眠り込んでしまう始末。
いやあ、ホントに落ち着くんですよねー、ここ。
浴槽内で寝れる温泉は、大抵良い温泉ですがここも例外じゃないです。
変なヤツが一人いて、一寸気分を壊しかけたけど、あとは極めて上々。
今年最後の温泉とするのに相応しい場所でした。


[1]
ここの温泉の非常に秀逸な浴槽形状については、こちら©MITSU@KARIYA)のサイトにある解りやすい写真資料をご覧下さい。
手前の一番大きな部分が最も暖かい浴槽で最大4人程度、右手の浴槽が中間の温度で同2〜3人程度、一番向こう側で岩の陰に隠れている部分が最もぬるく、同1〜2人程度、夫々入浴可能です。 
浴槽中央岩の手前から一番大きな浴槽に先ず温泉が注がれ、それが右回りで満たされて行くという仕組みで異なった温度の浴槽を3つ作り出しています。
旧赤石温泉白樺荘の瓢箪型浴槽も同じ仕組みでした。 

温泉に行かない日(132) 静岡ローカルのテレヴィCM

は、ヘンなのが多くて凄い。
特に大村洋品店(静岡県静岡市葵区馬場町6:054-250-0037:公式サイトなし)のCMが限界を突き抜けてると思っていて、その事を書こうと思ったんだけど、何か最近温泉関係から外れたポストが増えてきてるし、大晦日に書く様な事でもないと思った為パス。
今から少しの時間「大晦日に訪れるべき温泉銭湯は何処か」を検討した後実行します。
やっぱ大晦日に書くべきのは、そっち方面の事でしょうからなあ。

2012年12月29日土曜日

温泉に行かない日(131) 温泉で眼鏡を装着する人は果たして本当に出歯亀か?

前回ポストの後、入浴時におけるコンタクトレンズの着用(装着?使用?まあ何でもいいや)の可否について本当に気になり始めた私です。
前回ポストを纏めると、
私はド近眼、且つ老眼だが、近眼用眼鏡しか付けていないので手元の文字が見えず、業務執行に多大な困難を強いられている。
従って、近眼用コンタクトレンズと老眼鏡を併用することでその状況を解決したいが、コンタクトレンズを常用する事で心配なのは、コンタクトレンズをしたままで果たして入浴可能か?
という感じですかね。
こんなに短く纏められるのなら、前回のポストも最初っからこういう感じにしておけば、限りあるデジタル資産を無駄遣いせずに済むのにと我ながら感じる訳ですが、それはさておきましょう。
なんでこんなに拘るのかというと、要するに私は大変なめんどくさがりやだからであります。
先日眼科に行っていろんな検査をしてもらい、コンタクト使用は問題なしと判断されました。
その後トライアル用のコンタクトレンズを5日分貰えたので早速昨日から使い始めてるんですが、その感想は、
大変快適な視界を得られたし、老眼鏡による手元視界もベリーグッド。
だが、装着したり外したりするのがめちゃめちゃ面倒で時間がかかる。
というものです。
まあ慣れればもっと早くなるかもですけど、面倒な事は変わりない。
万が一「コンタクトレンズ入れっぱで入浴はダメ、ゼッタイ」なんて事になれば、入浴前にコンタクトレンズを外して眼鏡へスイッチし、風呂上がりにまたコンタクトレンズをはめ直すとかいう感じで眼鏡とコンタクトレンズを状況により使い分けないといけない事になり、それ自体がめんどくさいです、おれにとっては。

で、私には既述の通り友達が極く少ないため周囲の人に訊く事も出来ず、ネットで一寸調べてみたのですが驚きました。
こんなアホな悩みを抱えているのは儂だけかと思っていたら、意外に多くのヒトビトが同じ悩みを抱えてるんだな。
「教えてなんとか」系のサイトで、もうやんなるくらいひっかかりますな。
またこれとは別に、コンタクトレンズメーカ各社のサイトから入浴に関する注意をコピペして纏めているサイトなんかもあって、結構楽しかった。
まあ全体を通してみれば、
コンタクトレンズを入れたまま入浴しても基本的には構わない
という感じだと思われます。
ただ、
洗顔時に瞼を強く擦ったりするのはやめてくれ
とか、
殺菌用塩素やシャンプー、石鹸なんかががコンタクトに吸着しちゃうかもだから気をつけた方がいい
とか、
泉質の強い温泉なんかもコンタクトレンズに何か影響を与えるかも
とか、
コンタクトレンズが流されないようにしてくれ
万が一流されてもメーカや販売店に泣きつくことはやめてくれ
等の意見も出されていました(小学校の学級会か)。
この辺に気をつければ、まあOKって事かな。

ところがですな、このような調べものをしている過程で、少し驚いた意見を目にしました。
それは、入浴中における眼鏡の使用に関する事です。
昨日カイシャの昼休みに入浴とコンタクト、或いは眼鏡についてネットで調べてたら、なんと、
入浴時には眼鏡着用でさえ罷り成らん!
とゆーよーな意見を発見したのであります。
今これを書いているのは自宅で、カイシャで見てたそのサイトをどうしても再発見出来ないのですが、確か要するに、
  • 入浴中に眼鏡をかけているヤツは間抜け野郎に見える
  • 同性好きで悪質な出歯亀じゃね? 
  • 浴室に眼鏡のままで入室し敢えてわざと眼鏡を曇らせ、周りをどっかんどっかん言わせようとして失敗してるだけのあざといヤツ
  • そもそも風呂屋で眼鏡かけたまま風呂に入ってるよーな基地外をオレは見た事ない
等々、等々…でした。
要するに故なき誹謗中傷の類いであり、あまりロジカルではない。
オレ、今まで第三者にこんな見方されてたのかと少し消沈。
ただ、中には、
  • 落とすとレンズ割れて危険でしょ。そうなると他人にメーワクかけるからやめとけ
  • 見えん不便さは解らんでもないが、浴室内の様子を友達とかに教えてもらえば、けつまづくことはないだろ
  • 眼鏡のコーティングが剥がれるから、悪い事を言わないやめとけ
等と言う至極御尤もな意見もあったんですけどね。
儂は入浴時、自宅以外の温泉銭湯等では通い慣れた場所であっても必ず眼鏡をしてます。
以前は確かに「眼鏡のコーティングが剥がれる」のが嫌だったし(実際に剥がれます。特にサウナなんかだと覿面です。剥がれると基本その眼鏡は使いもんにならん)、当時視力は何とか0.1くらいを確保してて(今は0.01未満)、浴室内が朧げでも見えてたから眼鏡を外して入浴してたんだけど、やはり数回はけつまづいてしまったし、一度は脚指の爪をはがしかけて流血してしまい、寧ろそっちの方で他人にメーワクをかけた、というか不快感を与えちゃった事があります。
友達に先導してもらいなさいというがあなた、私は一緒に風呂行く同性の友達もいないから、浴室内の様子は自力で探らねばなりません。
だから今は、眼鏡をして入浴してます。
そんな私は間抜けな出歯亀でしかもあざとく、要するに基地外だという事なんですな。

よおし、わかった。
それならそれで結構だ。
今後公衆浴場や温泉の入浴時、必ず眼鏡を付けたままにしていてやる。
眼鏡を外すのは金輪際やめてやる。
間抜けだ出歯亀だあざといだ基地外だ?
おお、上等じゃねえか、受けてやら。
云いたかぁねえがな、てめぇこちとら、この世に生を受けて40年余、ずーっと「間抜けだ出歯亀だあざといだ基地外だ」と云われ続けてる筋金入りのヘンタイだぜ。

ははは、全く意味のないポストになってしまった。
許せ。

2012年12月27日木曜日

温泉に行かない日(130) コンタクトしたままで温泉入浴は果たして可能か?

幼少の砌よりド近眼です。
加えて最近は老眼でもあります。
老眼と近眼が同居すると言うことが俄には信じがたかったため[1]、その辺に少し詳しい知人に聞くと、
「中年過ぎの近眼持ちは殆どそうなるよ」
と答えてくれました。
ふ~ん、そうなんだ。

現在やってる仕事はPCを多用する、というか寧ろ殆どPCのみを使っている状態なんですが、机に置いたペーパーベースの資料を見ながらPCで何かをするのが非常に辛くなってきました。
兎に角、手元の資料の文字がぼやけちゃって、全く見えないんだよね。
で、対応策として最近してるのが、
近眼用の眼鏡をかけたその上から、更に老眼鏡をかける
という技であります。
これが個人的に頗る都合がいい。
視線を移動させるだけでPCと手元の資料の両方を快適に見ることが出来るから。
ただその技には弱点もあり、端的に言って、
他人から見ると、単なるアフォにしか見えない
という点です。
実際、この間事務所内でその技を駆使して、極くマジメに仕事をしていたところ、通りがかったうちの会社の役員に、
「あほかお前は、ふざけてんのか」
と言われてしまいました。
そりゃそうだろう。
俺が彼の立場だったらそう言うよ。
また、事務所には外からのお客さんも沢山訪れるのですが、そういう人たちがそんな私を見れば確かに常軌を逸していると思うに違いないだろうしなあ。
そんな状況も続けられないので、大きな決心をしました。
すなわち、
50歳目前にして初めて近眼眼鏡を捨て、コンタクトレンズにスイッチする事にしたのです。
その上で老眼鏡をかければいいじゃないか。

話は若干変わるが、私は温泉銭湯が好きだ。
普通の人より回数的に多めに温泉銭湯に行ってると思います。
でね、普段温泉銭湯に入るときは、大抵眼鏡を付けっぱなしだ。
だって、眼鏡なしでは一歩も歩けない程のド近眼だから、多分脱衣場から浴室へのドアさえ見る事が出来ないし、上手く浴室に入り込めたとしても桶やなんやかんやに蹴つまずいて浴槽に入る事はほぼ不可能だと思うから。
決して誇張して言ってる訳ではなくて、温泉好きな「どきんちゃん」なら納得してもらえる筈。
そんな私が、眼鏡からコンタクトにスイッチした場合、とても心配な事があります。

果たしてコンタクトを填めたまま入浴は可能なんでしょうか?
例えばその状態で顔を洗ったら、コンタクトが外れたり、眼球の裏にコンタクトが回り込んでQQ車で眼科直行とか、そういう心配はないのでしょうか。

コンタクトにスイッチするのに当たり心配なのは、実にその点だけなんです。
眼科で貰ったコンタクトレンズのパンフにも記載がないし、誰か実際の所を教えてくれませんかねえ。

え?なんだって?
カイシャとかの友達に訊けって?

私の信条は「敵は多く、友達は少なく」です。
だから私には、カイシャでさえ友達が少ないから聞くヤツがいないんだよなあ。
ネットで調べるのも癪だしなあ。

[1]
トシを取ると老眼になるから、その分近眼が直るんじゃないかと思っていたのですが、両者はあくまで別物なんだそうです。
どうも私は、遠視=老眼、という勘違いをしていたようです。

2012年12月26日水曜日

2012年12月24日月曜日

温泉に行かない日(128) 兵庫伊丹の4銭湯一挙制覇は果たして可能か?

わたくしですが、中部地方某県某政令指定市に居住している中年です。
わたくしが住んでるこの街ですがね、まあ、普段の生活をする範囲では別に何の問題もないし温暖だし、可もなく不可もなくという感じですが、時々やはりほかの都市がうらやましくなるときがあります。
なんでかっていうと、ここには温泉とか銭湯が少ないんですよね、ほんとに少ない。
いわゆる「スーパー銭湯」はそこそこあるんだけど、昔ながらの銭湯や温泉は殆どないんですわ。
まあ、温泉とまでは言わないよ。
そこまでは言わない。
でも銭湯がない、というかどんどん潰れているというのはつまらない話だよねえ。
よその場所では、街中に銭湯が結構生き残ってたりしてるんだがなあ。

先日は名古屋大須の銭湯2ヶ所一気に撃破し、意味なく無駄な感じで銭湯的に勢いに乗る私でありますが、要するに他都市にある銭湯にちょっとした興味を覚え始めているということです。
興味を覚えるも何も、住んでるとこに銭湯が殆どなくて、かつどうしても銭湯に行きたいとなれば、ヨソの街に行くしかないもんね。
ということで、ずいぶん前に伊丹の銭湯「力湯」等にも訪れたりしているせいか、伊丹市内にどのくらい銭湯があるか改めて調べてみたくなりました。
別にわたくし、伊丹には縁もゆかりもまったくないんですがね。

地元以外での銭湯所在を調べる時、一般の人が書いたブログなどよりも私が信頼を置いているのはiタウンページであります。
それによると、伊丹市内には少なくとも以下に示す4銭湯が存在すると思われます[1]
  1. 橘温泉(兵庫県伊丹市桜ヶ丘1-3-8:072-782-2246)
  2. ぎょうぎ温泉(兵庫県伊丹市昆陽南3-8-21:072-784-6690)
  3. 昆陽温泉(兵庫県伊丹市昆陽東4-13-12:072-781-5396)
  4. 力湯(兵庫県伊丹市伊丹3-2-2:072-782-0481)
そのうち4.の力湯は入湯済みですので、あと3ヶ所をできれば何とか一気に制覇したい。
そのために何か作戦を考えたい。
で、ちょっと地図に落としてみました。



ううむ。
なんか結構至近範囲に集中しているなあ。
ちなみに、地図左方、伊丹美鈴郵便局西にあるのが「ぎょうぎ温泉」で、右方JR福知山線伊丹駅西にあるのが「力湯」。
両者を仮に徒歩で結ぶとすると、道程距離は約2.5㌔、時間にしてそうだな20~30分ってとこかな。
直径2㌔ちょっとの範囲内、30分圏内に銭湯が4ヶ所も存在する。
ほんとにうらやましいよなあ。

以前、鎌倉周辺の銭湯について書いたときにも感じたことですが、そこそこの規模の都市ってのは、今この時代であっても、街の中で銭湯が何とか生き延びることができる包容力があるんだなということを改めて感じます。
逆に、銭湯がバタバタ廃業するような都市ってのは、もう先がないのでは?とまで感じちゃいますね。

まあ、そんなことはどうでもいいんですけど、兎に角来年早々には、
「新春伊丹市内の銭湯徒歩総まくり大会」
と題して、4銭湯一挙制覇を狙っていきたいと思います[3]ので、どうぞよろしく。

このように4ヶ所が集中しているのであれば、一挙制覇は充分に可能だろう。
午後2時くらいから開始して4ヶ所めぐり、各所30分ずつ滞在したとしても、日帰りが可能だろうな。
ふふふ、いけるぞいけるぞ。

参加者は今んとこ私だけという極めてコンパクトな大会ですが、もし参加ご希望のかたがいらっしゃいましたらどうぞお申し出ください。

いるわけないか。

また今後、こういう感じで市域や町域単位で銭湯を一気制覇というお遊びをしていきたいと思っています。
時間はある。
大丈夫だろう。
しかし金がない。
求むスポンサー。

[1]
個人系サイト等によると、伊丹市内に存在する銭湯としてこの4ヶ所のほか、次の銭湯に関する記載があったりします。
  1. 河鹿温泉(兵庫県伊丹市大鹿2-20)
  2. 新旭湯(兵庫県伊丹市桑津2-2-7)
  3. 新温泉(兵庫県伊丹市伊丹4-11-14)
  4. 稲野湯(兵庫県伊丹市稲野3-21)
  5. 第一桜湯(兵庫県伊丹市伊丹1-8-21)

などですが、いずれもiタウンページやGoogleマップではヒットせず、おそらくすべて廃業しているものと思われます。
1.は理容店?、2.は不動産屋か集合住宅?、3.はもしかしたら新温泉の建屋がそのまま残ってる?、4.は住所自体が消滅してる、5.は不動産屋?
5.なんてのは本当に力湯の目と鼻の先なので、やはり至近すぎる距離での共存は無理だったのかなあとも感じます。
あとひょっとしたら第二桜湯[2]なんてのがあったのかもしれないねえ。

[2]
かつて東京・原宿と鎌倉に「第二桜湯」ってのがあったらしいとネットで確認しましたが、伊丹の第一桜湯との関連はどこにも書いてませんでした。
偶然の一致なんだろうな。

[3]
第1回新春伊丹市内の銭湯徒歩総まくり大会のタイムスケジュール例。
2013年1月1日開催の場合。

A)貧乏なのでJR在来線利用の場合で、4銭湯間の移動は全て徒歩(タクシー等は使用禁止)
自宅最寄りのバス停8:34⇒路線バス⇒9:10自宅最寄りのJR駅
 ☆電車発車までの時間を利用し駅構内で立喰蕎麦摂取&車内飲酒用アルコール類調達
自宅最寄りのJR駅9:48⇒JR在来線⇒11:46JR大垣駅
JR大垣駅12:12⇒JR在来線⇒12:47JR米原駅
JR米原駅12:50⇒JR在来線⇒14:20JR尼崎駅
JR尼崎駅14:27⇒JR在来線⇒14:33
JR伊丹駅14:33⇒徒歩⇒14:35AEON MALL伊丹(遅めの昼食)
AEON MALL伊丹15:25⇒徒歩⇒15:30力湯(入湯30分)
力湯16:10⇒徒歩⇒16:20橘温泉(入湯30分) 
橘温泉16:55⇒徒歩⇒17:05昆陽温泉(入湯30分)
昆陽温泉17:20⇒徒歩⇒17:30ぎょうぎ温泉(入湯30分)
ぎょうぎ温泉18:10⇒徒歩⇒18:40JR伊丹駅
 ☆電車発車までの時間を利用して近隣でアルコール・食料調達
JR伊丹駅19:12⇒JR在来線⇒19:28JR大阪駅
JR大阪駅19:30⇒JR在来線⇒20:55JR米原駅
JR米原駅21:02⇒JR在来線⇒21:34JR大垣駅
JR大垣駅21:39JR在来線⇒23:07JR豊橋駅
JR豊橋駅23:10JR在来線⇒23:43自宅最寄りのJR駅
自宅最寄りのJR駅23:43⇒バスがないため徒歩⇒25:15自宅
ううむ、こりゃどう考えても無理だ。
特に一番最後の1.5時間の行軍がしんどい。

B)くそ贅沢にも車で移動の場合(高速利用)
自宅12:00⇒東名・伊勢湾岸・東名阪・新名神・名神・中国・R171⇒15:30力湯(入湯30分)
力湯16:10⇒徒歩⇒16:20橘温泉(入湯30分) 
橘温泉16:55⇒徒歩⇒17:05昆陽温泉(入湯30分)
昆陽温泉17:20⇒徒歩⇒17:30ぎょうぎ温泉(入湯30分)
ぎょうぎ温泉18:10⇒R171・中国・名神・新名神・東名阪・伊勢湾岸・東名⇒21:10自宅
うーんこれは矢張り車利用だなあ。

2012年12月21日金曜日

温泉に行かない日(127) みよし湯の柚子湯、残念だなあ

本日は冬至で、確かに朝は寒かったねえ。
でもさっき、お昼ご飯を買いにコンビニに行ったときは何だか暖かかった。
変な感じの冬至ですが、冬至は冬至ですね。
冬至と言えば柚子湯で、きっと多くの銭湯で柚子湯をやってくれるんだろうな。
この間の日曜日、「準」行きつけ銭湯であるみよし湯に行って来たのですが、矢張りそこにも「12/21 柚子湯やります」という掲示が出ていたので、やあこれは楽しみだなあ、と思っていたのですが、本日は所用があり断念せざるを得ません。
考えて見れば、柚子湯も含めて街の銭湯で「変わり湯」に入った事がありません。
次の5月には、菖蒲湯にはいりたいもんですね。
必ず行きます。

2012年12月16日日曜日

みよし湯(8)

午前中には倉真赤石温泉に行って体をあっためてきたばかりなんですけど、流石今は冬。
今日は結構気温の高い日ではあったのだけど夕方にはだんだん体が冷えてきて、こりゃたまらん、銭湯だ銭湯だという気分になり、そんな時にはみよし湯に限ります。
車に飛び乗って(いや、実際には飛んで乗ったりはしないが)みよし湯のある東へ走りました。
車中、今朝国道1号線バイパスから非常にクリアに見えた富士山のてっぺんを思い出したりしながらほどなくして現地に到着すると、おおなんと駐車場が満車。
いや、よおく見ると西側の駐車場に何とか1台ねじ込めるスペース発見。
3回くらい切り返しを繰り返し、殆どフランスにおける超人的な路上縦列駐車の状態で駐車完了。
後ろの人、車出せたのかしら。

車は満杯だったんだけど中は程よい混み具合。
服を脱ぎながら浴室内を覗き見れば入浴客は5人。
長く伸ばした髪を後ろに束ね、全身を刺青で覆った大柄な人が、隣に坐ってるカタギらしき爺さんと大笑いしながら話してる。
ううむ、シュールだなあ。
で、私の方は、その髪束ね兄さんが浴槽から出て丁寧に体の雫を拭き取っている横をすり抜け浴室へ。
午前中既に倉真赤石温泉で体を綺麗に洗ってはいますが、他の入浴客の気分を害さぬ様、石鹸を使って、だけど形だけささっと体を清めて入浴。
うわ、流石に熱いねえ。
激熱ではないけど、熱いなあ。
でもまあ銭湯はやっぱこうなくっちゃ、と最近感じるようにはなってきました。
浴槽に入り、限界に達して一旦洗い場に出て体を冷まし…、という事を3回程繰り返し、非常に満足な気分になって浴槽を出ました。
いやあ、今日は結構幸せな一日だったな。
みよし湯を車で後にして10分程あと、自宅近くのスーパーで買い物をしようとしてたらみよし湯仲間からケータイにメールが。
「今からみよし湯いくよー」
うーん、残念。
まあこんなこともあるね。

倉真赤石温泉(8)

今年も遂に押し詰まって参りました。
押し詰まるという言葉の意味が小学生の頃からイマイチ解らなかった訳ですが、ジジイ手前になった今も解りません。
でも、実際マジでおしつまりんぐな状態である事を肌では感じる今日この頃です。
こんだけ押し詰まってる割には何か愚にもつかない選挙が行われているようで、選挙の結果ジンセイが押し詰まってしまう感じの候補者も沢山発生しそうですが、ここは公民たるワタクシ、選管より届いた選挙券(っていうのか、あれ)を握りしめ投票所に向かい、小選挙区の投票用紙には「市川房枝」、比例区の投票用紙には「大日本愛国党」、最高裁判所の裁判の人の欄には全員にバツ印を夫々記して[1]、爽やかな気分で投票所を後にした訳です。

その爽やかな気分のまま向かったのは倉真赤石温泉。
今年残された週末で自由になりそうなのは今日位であり、あとは全部予定が詰まっています。
従って、倉真赤石温泉が2012年私の地元で最後を飾る温泉となりますかね。
まあ、それに相応しい温泉である事は言を俟ちません。
実はこの温泉を選択したのは別の理由もあり、一つは例の可愛いミニカレンダーを入手する事[2]、もう一つは前回訪れた時、愛用のケロリン桶を現地に忘れていたのでそれを年内に回収したかったという事です。

押し詰まってるから道路も詰まってるかなと思いつつ国道1号線バイパスに乗ったのですが、磐田の辺りの2車線化工事がいつの間にか完了しており、車の流れは劇的に良くなってました。
一時間で温泉に到着。
私が本日一番目の客のようです。
わーい一番湯だ、うひひ嬉しい。
先ずはお目当てのミニカレンダーを1枚入手。
修会長に勧められて更にもう1枚入手。
これまたうひひ、嬉しい。
これでカイシャの事務所用とクルマ用が整った。
嬉しいぞ。
次はケロリン桶。
会長に、
「ねえ、黄色いケロリン桶の忘れ物あったでしょ?」
と訊ねると、
「うん、そういやああったな。確か女湯に置いてあったからそのままにしてある」
との事。
何故男子たるわたくしのケロリン桶が女湯にあるかというと、それは即ち前回私が女湯に入ったからである事は明白です。
この事実は別に私が「会長の静止を振り切って、実際に女性が入浴中の女湯に闖入した」等の犯罪行為を行った事を指し示すものではないのでご注意ください。
「今日もまだ男湯のほうが整ってないから、まず女湯でゆっくり暖まってよ」
と会長に言われたため、そのご指示通り二つ並んでる浴室の左側である女湯へ。
こんな感じで女湯に入れられる事が3、4回はあるな。
「女」と書かれた暖簾をくぐり脱衣棚を見るとちゃんとケロリン桶は健在で、黙ってご主人様を待っていた様子。
偉いぞ、ケロリン。
で、早速裸になって浴室へ、そして浴槽へ。

この温泉の湯加減は、私にとって本当にベストマッチ。
ややぬるめで長く入っていられる。
灰白色の湯の花が踊るお湯は、柔らかいというか、優しいというか、誠に柔和な性質で、30分も入っていればもう本当に完全に脱力状態。
しかしだからといって体が温まらないかというとそんな事は全然なく、湯船から上がっても中々湯冷めがしない強力な底力を持った温泉です。
一旦出て、休憩所で会長と暫く世間話をして、再度浴室へ。
今度はちゃんと男湯です。
私の後から来たお客さんとともに浴槽に浸かって、温泉とか道路の話をしてお湯を楽しみ、着衣して休憩所に戻ると何だかお客が一杯です。
森繁久彌主演の「社長シリーズ」の主人公が生やしてた様なチョビ髭を生やした爺さんとその奥さんが素早く宴席を開いており、チョビ髭社長は持ち込んだ料理[3]をあてにしながらアサヒスーパードライをチェイサーにいいちこのロックをぐびぐびやっている。
いいなあ。
俺も呑みたいね。
でも車なので我慢。
若い夫婦者と思われる別の2人組もいて、そちらは会長に何か鍋を作ってもらって旨そうに箸を入れている。
いいなあ。
俺も喰いたい。
まあこっちは問題ないけど、また今度にします。
その他にもおばさんと小さな女の子等もいて中々商売繁であります。

ここの入浴料金は¥1050と決して安くはないのだけど、これだけお客さんが訪れてくるという事実が、パッケージとしてのここの温泉の良さ、つまり、泉質の良さ、会長の良さ、全体の風情の良さ等々を示していると思います。

ちなみに本日は流石に、例の屋上にある源泉非加熱掛け流し風呂はやっていなかったようです。

[1]
この人選についてはブログ右上にある「自己開示」をご覧下さい。
確か前回も同様な感じで投票しました。
記憶では確か、あの小さな投票用紙に候補者全員の名前を書き出し、全部にバツ印をつけてやったかな。
私はこれを個人的に「積極的棄権」或いは「挑戦的無効投票」と呼んでおります。
選挙権は捨ててはなりませんが、働きそうなヤツがだ~れもいなかったら、その旨意思表示をする必要があると考える為です。

倉真明石温泉 ミニカレンダー
こざかしいデザインの変更一切なし!
只1点、2012が2013に変わったのみ!
へびのイラストがカワイイ!
実際にはイラストのような露天はなし!
© ame/ill-health(ruephas) 2012
[2]状況にもよるようですけど、Googleで「倉真赤石温泉」まで文字入力すると、自動推測で「ミニカレンダー」と出るケースがあるようです。
実用性が高いので今では私の愛用品となってます。
[3]
ここ倉真赤石温泉は、社長お手製の料理を出してくれるけど、持ち込みもOK。

2012年12月12日水曜日

温泉に行かない日(126) 今日は2012年12月12日なので

12時12分12秒ころにはこんな事をしていました。
いい年こいた社会人なのに、すみません。
昼飯も惜しんでこんな事してました。
シャシンに映っているPCの画面は日本標準時(JST)を表示しているサイトのものです。
殆ど正確な時刻を表示している、んですよね、多分(^^ゞ
ちなみに、この写真を撮った人物曰く、
「連写機能は使用してません」
とのこと。
一発勝負。
素晴らしい。
2012年12月12日12時12分12秒
© ame/ill-health 2012

2012年12月9日日曜日

源泉掛け流し 薬石汗蒸房 風と月(1)

浜松市浜北区にサンストリート浜北という西友系大型ショッピングモールが出来たのはいつの事かな。
調べると驚いた事にWikipediaにちゃんと記載があり、それによると2007年にオープンしているようです(こんな田舎の商業施設の事まで載ってるんだ。それだったら俺の事も書いてくれよ、わはは。冗談) 。
で、その当時、そんな大型ショッピングモール内に天然温泉が湧いているという話も耳に入ってはいたのですが、このブログで時々書いているように私は本当に人混みが大嫌いで、人間が無闇矢鱈に蝟集する大型ショッピングモールを毛嫌いしている人間のため暫く様子見の時期が続き、そこに初めて行ったのは開業2年後である2009年1月。
どうも私は行動力にだいぶ欠けているようですな。
その入浴施設は源泉掛け流し 薬石汗蒸房 風と月(静岡県浜松市浜北区平口2861 サンストリート浜北1階:053-584-6199:¥700が基本で各種メニューで異なり、早朝割引等も導入されている:9時−24時が基本で施設・曜日で異なる:年中無休)です。
ははあ、もう3年も前の話になるのか。

当時行く時は、沢山人が集まるの場所が嫌いということも手伝い、
「そんな場所にある温泉施設だから、まああんま良くねえ感じだろ」
と思い込んでいたのですが、いざ実際に入ってみると予想に反して、
うーん、まあまあじゃないか
という感じでした。
最近になり、勤めている会社の福利厚生施設に指定(正確に言うとカイシャが入っているベネフィットステーションの対象施設)になり、タオル付きで安く入れるようになったため、本日再訪。
車の車外温度計は何と0℃。
結構な強風の中、自宅から20分程度の短いドライブで現地へ。
現地着は8時過ぎでした。
営業開始は平日9時ですが、休日は1時間早く8時ですので、もう開店しています。
受付でベネフィットステーションのカードを見せて下駄箱の鍵を渡し、代わりにタオルとロッカー鍵付きリストバンドを受け取ります。
施設内での各種料金精算はそのリストバンドで全て可能という、最近スーパー銭湯でよく見られる方式ですな。

で、早速入浴。
ここは結構多くの種類の浴槽があって、内湯は主要浴(静止湯)と人工炭酸泉、外にはジェット機能付きの寝湯・源泉掛け流し岩風呂(露天風呂)・個人用壺湯・遠赤外線サウナ等があり、これらについては基本料金だけで全て利用可能。
安いなあ。
更には別途料金を支払えば、所謂岩盤浴(ここでは薬石汗蒸房と呼称しているようです)とか家族風呂も利用出来ます。
でも私はこれら殆どの浴槽やサービスには目もくれず、屋外一番端っこにある源泉掛け流し露天風呂にただひたすらシツコク入り続けていたのであります。
並みいる先客の爺たちをかき分けるようにして浴槽に入り込み、瞑目して入り続けていたのであります。

源泉掛け流し露天風呂の泉質は塩化物泉であり、浴槽横にある掲示によれば、その名称の通り、加温のみの「源泉掛け流し」だそうです。
別の場所に掲示されている温泉分析表には「加水」いう表現が用いられていますが、恐らく別の浴槽を指しているようです(が、私には解らないですけどね)。
2009年のときは、やや茶色がかっていた様な記憶があるのだけど、今日改めて見てみると比較的澄明な色。
記憶違いかな?
浴槽の所にあった掲示によれば、湧出時点での湯温は30℃前後であり、これはまあ当然最低限の加温は必要でしょう。
で、浴槽での温度は39℃。
ベストですよベスト。
温度的には私にドストライク。
しかし私にとってはベストでも、他の客にはぬるすぎるようで、常連と思われる爺どもが検温に来た店員に対して盛んに、
「おいぬるいじゃないか。もう少し温度を上げないと風邪引いちゃうぞ」
「店長呼べ店長」(真顔で。ホントにこういう事言うヤツが世の中にいるんだな、はは)
とか言っていましたが、解ってねえなあ爺ども。

ここの考え方として「少しぬるめのお湯を少し長めの時間楽しみましょう」というのがあるようで、文句言われてた店員もそう答えてました。
そりゃそうでしょ。
塩化物泉は湯冷めしにくい泉質です。
だから低めでいいんです。
ゆ〜っくり、じんわ〜り時間をかけてあったまってほかほかになって、幸せな気分になって出ればいいんです。
だいたい「ぬるくて風邪引きそう」なくらい辛いんだったら他の浴槽に移ればいいだけの話ですから。

というわけで、 爺どものお門違いなクレームを軽やかに聞き流しながら、約50分程も居座り続けたのでありました。
居座ると言ってもここの浴槽は結構深いため、実際にはず〜っと中腰の姿勢キープでしたけど。

まあ、あの様な場所にある温泉とは思えない、比較的よい温泉ですよね。
惜しむらくは、源泉掛け流し浴槽がやや狭いという言う事かな。
湧出量の兼ね合いもあるだろうからあれはあれで仕方ないのかも知れない。
しかしテレビはいらんだろ。
前回は付いてなかったテレビが露天に付いていて、あれは雰囲気ぶち壊しだ。
なにが哀しゅうてプリキュア見ながら温泉に入らにゃあならぬのだ。
邪魔だ邪魔。
直ぐに撤去して欲しいよ[1]

それ以外は、まあ合格。
内湯にある人工炭酸泉もグッド。
和合の湯のシステムより良いものである事は確実で、肌理の細かい炭酸が体にまとわりつきます。
ただ常時、砂糖水に蝟集する蟻の如く爺さんたちが群がって激混みであり、競争率が高いのが玉に瑕。
でもチャンスは充分にあるよ。

源泉掛け流し 薬石汗蒸房 風と月。
平日早朝が狙い目であります。
兎に角、ここの纏めは「意外にも結構いい感じの温泉」という事になりましょう。
場所柄だけで判断してはなりません、と自らに言い聞かせている所であります。
今後は先入観にとらわれず、いろんな場所に訪れてみようと思った次第です。

[1]
どうも私は、以前から「温泉にテレビは邪魔」という主義に傾いているようです。
でも、実際どう?
要らんでしょ、あんなの。
温泉ってのは心を静かに休める場所なのに、テレビ何かあったら寧ろ疲れちゃうよ。
尤も、私は日常生活においても殆どテレビを見ない人間ではあるけれど。

2012年12月6日木曜日

廃湯跡を歩く(1)

中年過ぎから温泉とか銭湯に目覚める人は私も含めて割合多かったりするんですかね。
その辺、よくわかんないねぇ。

私は基本熱がり(誤変換に非ず。まあ「暑がり」でもありますが。だから夏は好きではない)なので風呂は余り好きではないのにも関わらず、温泉とか銭湯に惹かれてしまったのは全く自分でも訳がわからないのです。
いやあ、風呂、嫌いなんですよねえ。
実際の所、以前も書きましたが自宅の風呂の浴槽に浸かるのは、そうだなあ、数ヶ月に1度かな。
まじですよ。
最近のように寒くなってきても殆どシャワーで事を済ませており、少なくとも自宅では「入浴」とは無縁なセイカツであり、それは子供の頃からの事です。
先日も実家に帰った際、風呂に入るのがめんどくさかったため、
「今日は(「も」かな)風呂はいいや」
と言って酒を飲み続けていたら、年老いた母親が、
「全くぅ。あんたはホントに子供の頃から風呂嫌いで困るわ」
と言っておりました、ははは。
でもホントに自分でも解んないんだよなあ。
風呂が嫌いなのに銭湯とか温泉が好きってのは、精神的に分裂してるよなあ。

風呂が嫌いなのに、熱がりなのに銭湯とか温泉が好きという二律背反な俺ですけど、事実としてその通りなのでしかたないよねえ。
家の風呂を使わずして銭湯に行く時は屢々なのですが、その瞬間「家では殆ど湯船につからないくせにして、銭湯に行く」ということに関して全く葛藤を感じないのですな。
変人だと思う。
しかし、好きなものは仕方ない。

好きなのはいいんだけど浜松近辺には温泉が少なく、銭湯も2つしか残ってません。
一回行って気に入って、もう一回行き、更に再度行ったらあっさり潰れてた銭湯がありましたし、行った事がないので一縷の望みを抱いて行ってみたら、哀しい事に案の定潰れてたという銭湯もあります。
それを体験すると、本当に残念な気になるんだよ。
時代が移ろうと、かつて当たり前だった事が当たり前じゃなくなって行くじゃない。
銭湯もその類いでさあ、今はまだ存在している銭湯ってのは残念ながら「当たり前」の存在じゃなくてさ、「頑張っている」とか「文化財的だ」とか「何とか支えよう」っていう評価になりつつあるじゃない。
もちろんお互い、その意気や良し!ですけど、なんか複雑な気分にもなりません?
銭湯とかってそんな力を入れなきゃ語れなかったり、体験(この「体験」という言葉が出てくるのがそもそもオカシイよね)出来ないような存在じゃなくて、普通な感じであるべきなのにね。
でも実際そうなっちゃってるんだな。

経済という野郎は北朝鮮よりも無慈悲であり、銭湯を経営する側もそこに通う客側もそれぞれ感じている「何とかこの銭湯を生きながらえさせたい」という願いを軽やかに無視して、どんどん銭湯を潰して行く。
斯くして銭湯建家は壊され、アパートになり、駐車場となり、或いは更地となり、物理的にも記憶からもこの世から消されてしまう。
「ああ、あの銭湯か。ありゃあ良かったよ。ガキの頃毎日通っててさあ、親父は風呂上がりにみかん水飲んでたけど、オレはずんぐりした瓶のヨーグルト喰うのが愉しみだったな」なんていう体験と記憶がある人はまだ幸せだよね。
私には、それがない。

じゃあせめて、その「親父はみかん水で、子供はヨーグルトに喜びを感じ、勿論二人とも浴槽を愉しんでた」銭湯の跡地に行ってみて、当時に思いを馳せてみてはどうかな、と最近思い始めました。
題して、

「廃湯跡を歩く」

私が敬愛する宮脇俊三氏が、晩年のライフワークの一つとして取り組んだ鉄道廃線跡を歩く(JTBパブリッシング:キャンブックス:¥1631:ISBN9784533023378:他シリーズ全10巻)、それを少しだけパクってるのは言うまでもないです。
すみません宮脇先生。
あんな格調高い文章は書ける訳がないけどね。
実を言うと既に、
  • 大栄湯
  • 松の湯(松之湯)
  • ミシマの泉
  • 葉山温泉(足湯)
  • グランドホテル鳳陽
等々、かつて営業していた温泉・銭湯の跡地を意図せず訪れています。
その事をもう少しちゃんと書ければなあと思うのです。
短い文章になるだろうけど。

今後、折りを見て書いてみたいと思います。

2012年12月3日月曜日

温泉に行かない日(124) 静岡新聞及び中日新聞の激しい報道姿勢に賛同する

© 静岡新聞社 2012
先日は「基地外の米兵単独行動禁止」に関しての、静岡新聞による勇気ある報道についてお伝えした所でありますが、更に本日、間髪おかず、正に自らへの援護射撃が如くの報道が同社からリリースされました。
「基地外の飲酒全面禁止」
まあ、基地外であるからこそ飲酒したいという事情があるやもしれませんがそこはそれ。
在沖縄米軍自ら「基地外の飲酒はまかり成らん」と宣言した以上、それを正確迅速に伝える義務がメディアにはあり、単にそれを忠実に実行した結果が左の記事であります。
「基地外における飲酒全面禁止」
とは敢えて書かず、様々な解釈が可能になる余地を残すため、
「基地外飲酒全面禁止」
と表現する。
誠に天晴れな報道姿勢であります。

果たしてこの「基地外」シリーズ、いつまで何処まで続くのやら。
Check it out!であります。

それに加え、強力なブロック紙である中日新聞も、
「基地外は飲酒禁止」
という誠にストレートな物言いで静岡新聞に追従しているのを昼飯時に発見。

阪神ファンたる私としては基本、中日新聞は嫌いなんですが、今回限りは「敵ながら誠に天晴」と称揚する次第であります。
© 中日新聞社 2012

温泉に行かない日(123)[1] iPhoneでマウスオーバーは果たして可能か?

マウスオーバーという技がありますね。
技なんていうと大仰だな。
機能と言った方が良いかも知れないです。
具体的にはこんな機能です。
このブログの右上の方に『「今後は関西!」宣言』ってのがあります(2012年12月29日現在。将来的には消しているかもしれません)が、そこに出ているくいだおれ太郎のシャシンにマウスを滑らせて見てください。
そうすると、くいだおれ太郎君がぴくっと動いて幾つかのベタな関西弁を喋ります(喋ると言っても実際には表示されるだけで音声は出ませんが)。
クリックする必要はありません。
ただあてるだけで喋りますが、これがマウスオーバーという機能で、いろんなウェブサイトで見る事が出来ます。

さて話変わって、私は古風な人間ですので巷間で流行ってるiPhoneやiPadは持ってません。嘘です、金がないから持てないだけだ。
私は意外にも生粋のAppleユーザで、相当前からMacを使い続けていて、部下たちもそれを知っているから、
「AさんもiPhoneにすればいいじゃん」
等と良く云われますが、 私は元々ケータイは殆ど使いませんし、出先でWeb閲覧をする必要性を余り感じないし、月々のコストも大変だし、そもそも多くの人が持っているアイテムを持つのが嫌いという天の邪鬼な性格によりどっちも持ってない訳です。嘘です。金がないから持てないだけだ。
ですが、カイシャの部下たちは全員iPhone持ってて、iPadを併用する若いおねえちゃんもいます。
一寸貸してもらったんですが、実際使ってみるとありゃあ随分便利なもんですなあ。
特にiphoneのretinaモデルはとても見やすくて、あんなに小さなディスプレイにいろんな情報を表示出来る。
ゼッタイ欲しいとは思わなかったけど、出先への同行者が持ってたら、それはそれで便利だろうとは感じたですね。嘘です。絶対欲しいと思っちゃった。
で、昼休みの時間に部下のiPhoneを拝借していろいろ試して使ってたんですが、どっかのサイトに行った時、冒頭に書いたマウスオーバーの機能がなければ見れないページがありました。
シャシンが載ってて、その下には「マウスオーバーで画像が変化します」と書いてある。
その変化を見れないと、内容が分からないという訳です。
で早速、そのシャシンの上に指をさーっと滑らせたんですが、画像は変化しない。
ふうむ、オカシイな。
 「おい。iPhoneでマウスオーバーっぽい感じの操作はどうやれば出来るんだ?」
と所有者に訊いてみると、
「え?マウスオーバーってなんですか。ああ、はいはいあれね。指滑らしゃ良いんじゃないですか」
「できねえよ。オマエやってみろ」
「……うーん、確かに出来ませんね」
こういうときはいろいろ試してみるに限る。
  • 画像を指で長押し 
  • 素早く何回かタッピング 
  • 本体を机の上に置き、左右の人差し指で同時にタッチ 
  • 一人が本体を自分の掌に載せ、その上で本体を水平にぐるぐる回転させながらもう一人がターゲットをうまいことタッチ
  • 照度が問題と看破し、非常用懐中電灯で本体周辺をより明るくしてから小指でタッチ
  • 寧ろ明るすぎる事が問題と反省し、狭くて真っ暗な倉庫の中で親指で長押し
  • 部下とともに、イエス・仏陀・アラー・毘沙門天・天皇陛下・ウチの社長等、八百万の神や重要人物に祈りを捧げてからじんわり長めにタッチ
しかし努力の甲斐なく、何れも撃沈。
特に一番最後は最も力を注いだメソッドでしたが、大変残念な結果に終わってしまいました。 
他にそれっぽいオペレーションを思いつきません。
大問題とは言いませんが、困った問題であります。
いろいろやってみましたが、どうしても出来ない。

マウスを使わないから、マウスオーバーも使えないというわけなのか。
それだったら「フィンガーオーバーという機能をつけてくれよ」などと無茶いこと思う素人な感じの私ですが、考えるまでもなくiOSってのは当然Mac OSやWindowsとは全然異なったプラットフォームなんだろうから、出来ないものは出来ないんでしょうね[2]
いや、違うか。
iOS用に特化してソースを書けば出来るんだろうけど、その場合はPCからブラウズしてるユーザはマウスオーバー出来ないからそっちが困るか。

まあいいか、どっちみち俺iPhoneもiPadも持ってねえし、関係ねえや。
でももし、iPhoneやiPadで普通にマウスオーバー出来るようになったら、私買いますよ[3]
正直な所、
「ざま見ろiPadやiPhoneのユーザーどもめ。貴様らはマウスオーバーできんけど、わしのMacBookだったら普通に出来るぜ」
という、精神医学で云う所謂「お前のかーちゃんでーべーそー」的感覚に陥ってしまいました。
ああ俺って本当に精神が貧困だなあ、と思った次第です。 

[1]
投稿番号が前後していますが、このポストを書く事を思いついて下書きしてる間に、他のポストが先行して公開された為です。

[2]
先日カイシャにいるSE上がりのスタッフに訊いた所、両者はやはり基本的な所でいろいろ仕様が異なっているようで、マウスオーバーもそうですが、PCでは当たり前に出来るいろんな操作・機能が、iOSでは出来ないらしいです。
例えば、ドラッグ&ドロップ・部分的スクロール・動画再生(フラッシュが使えないらしい)等が出来ない、或いは出来るけどオペレーションがとても難しいのだそうです。
このような基本的機能が使えないと、操作している時に苛つく事必定ですので、矢張り当面買う事はあるまい[3]な。

[3]
本当は金がないので買わないだけだが、悔しいので一応理屈をこねているだけです。
金があれば今すぐにでも欲しいぞ。
特にiPadは。
とほほ。

くいだおれ太郎 Copyright © cui-daore-taro.com. All Rights Reserved.

2012年12月2日日曜日

温泉に行かない日(122) ジャンキー大山ショウの台詞を今こそ全て起こしてみる

せんきゅー!
せんきゅー!
おぅ、れでぃーす & じぇんとるめん!
なさーん んばんはぁ!
うこそ らっしゃいましたぁ!
はははは。

あー、実は私は、
猛烈に、んたまがゆいのでぇす。
ふふふふふ。
あー、何故かというとぉ、
んきんにぃ、ったのですぅ。
あぁ、もう一つの理由はぁ、んなにぃー、じらみをうつされましてぇ、
はははは。
あー、どんな状態かというとぉ、
らさきいろにぃ、れているのです。
んたまがぁ、かくぅなってまして、
もうホントーに、ゆくてまるのです。
らさんも、かるでしょう?
ははははははははは。

んたまには、んそれーたむが効くと言われてますがぁー、
まあ、私の場合は、んかんをけてます。
あれはもうー、つにもちがいい!
ははははははははははは。

え、さてぇー、このぉ、んたまのなしですがねぇー、
女の人の場合はどうなるんでしょうねぇ?
んこがぶれることがあるのでしょうか?
まぁー、ボクが思うに女の人の場合ぃ、
かいんこに付ける薬はぁ、
富山のまんきんたまがいいのでしょうっはっはっはっはっは。
いやぁ、まあこりゃ冗談ですよぉ。
女の人はぁ男の人の場合と違いますからぁ、
あー、くれたんたまがありませんからぁ!
包帯が巻けません。
んたまがれちゃうもんねえ、ありゃあ。
ははははははは。
せんきゅーせんきゅうー。
えー、でぇ、女の人の場合はですねえー、
えー、くほんをんこに貼り付けて、
ろんぱすをんこに貼っても構いませんがぁ、
手で直にこう、掻けないようにする事ですねぇ。
かいんこやぁ、らさきんこはぁ、
こりゃもう、ぜんっぜん頂けませんからねぇ。
ははははは。
ではぁ、いしゅう!
ははははは。

せんきゅー!
せんきゅー!
せんきゅううううー!
はははは。

2012年12月1日土曜日

温泉に行かない日(121) 基地外の米兵について

基地外
© 静岡新聞社 2012
そりゃあそうだろうなあ。
これは全く妥当、アタリマエの判断でしょうね(^^ゞ
そんなキケンなヤツを一人で野放しにしたら、ネットカフェ店内で放尿とかする事必定だろうからなあ。
ろんたまを きしゅつして ほんちんから ちうにょう[1]
なぁんてことは、これはもう、ぜんっぜん頂けませんからねぇ、はははは、ははは、は(アンダーラインの部分は伊武雅刀の声で音読の事)。
怖いねぇ、基地外の米兵。
桑原桑原。
しかしあれか。
単独行動禁止という事はなんだ、集団行動ならOKってことっすかね?
基地外の集団行動。
単独より破壊力強くねえか?
おいおいダイジョウブか?正に狂気の沙汰だぜ、よお司令官。

[1]
原典はこちらおよびこちら
「ろ」と「き」を入れ替え。
「ほ」と「ち」を入れ替え。